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2026年03月24日
オイルショック警戒

原油相場は100ドル台へのレンジ切り上げを打診する見通し。イラン戦争は戦闘開始から3週間が経過したが、先行き不透明感は強い。戦闘終結の見通しが立たず、ホルムズ海峡の封鎖も続いている。イランは周辺国のエネルギー施設への攻撃を続けており、原油やLNGの供給不安は強い。国際エネルギー機関(IEA)は過去最大規模の石油備蓄放出を決定したが、原油相場の鎮静化には失敗している。既に経済活動にも影響が生じ始めているが、このままホルムズ海峡の封鎖が続くとオイルショックに発展する可能性も警戒されよう。戦闘状態が数ヵ月単位で続くと、特に欧州とアジア地区の需給に混乱が生じやすい。

【大起証券営業部チーフアドバイザー・眞田幸弘】
原油相場に関するお問い合わせは075・241・7711まで。

2026年03月20日
銀の押し目買い

銀相場はボックス相場を続けている。イラン情勢の緊迫化は安全資産である貴金属に対してポジティブだが、同時にインフレ懸念が米金利上昇・ドル高を促しているため、大きく上値を切り上げる動きは見送られている。逆に調整売りを進める動きの方が目立つ。このため、イラン戦争が継続中の銀相場は不安定な地合が続く可能性が高い。一方で、今回の戦争は地政学リスクやインフレ、さらにスタグフレーションのリスクまで高める。戦争の終結で米金利上昇・ドル高圧力が一服すれば、改めて貴金属相場全体の上昇が始まる見通しだ。銀需給のひっ迫見通し、在庫の大幅な取り崩しなど、構造的な強気環境に変化はない。

【大起証券営業企画室・猪又敦】
貴金属相場に関するお問い合わせは03・3543・9111まで。