|
2026年03月20日
銀の押し目買い
銀相場はボックス相場を続けている。イラン情勢の緊迫化は安全資産である貴金属に対してポジティブだが、同時にインフレ懸念が米金利上昇・ドル高を促しているため、大きく上値を切り上げる動きは見送られている。逆に調整売りを進める動きの方が目立つ。このため、イラン戦争が継続中の銀相場は不安定な地合が続く可能性が高い。一方で、今回の戦争は地政学リスクやインフレ、さらにスタグフレーションのリスクまで高める。戦争の終結で米金利上昇・ドル高圧力が一服すれば、改めて貴金属相場全体の上昇が始まる見通しだ。銀需給のひっ迫見通し、在庫の大幅な取り崩しなど、構造的な強気環境に変化はない。
【大起証券営業企画室・猪又敦】
貴金属相場に関するお問い合わせは03・3543・9111まで。 |
2026年03月19日
メキシコペソの買い
メキシコ中央銀行の政策金利は、7.00%水準を維持する可能性が高い。有事対応の高金利政策を修正する展開が続いていたが、改めてインフレリスクが高まり始めているため、今後の金利引き下げ余地は限定的とみられる。2月のメキシコ消費者物価指数は前年同月比4.02%上昇となり、前月の3.79%上昇から伸びが加速した。中央銀行のインフレ目標のレンジ(2〜4%)上限を上回っており、少なくとも当面の追加利下げは見送られよう。中東情勢緊迫化で原油高が進行する中、インフレ懸念が強化されると逆に利上げの可能性も浮上する。高金利狙いのペソ投資の魅力は、イランの戦争勃発で強化されている。
【大起証券営業部チーフパートナー・篠田和彦】
為替相場に関するお問い合わせは03・3543・9111まで。 |
|