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2025年02月13日
金の高騰続く
東京金は過去最高値更新が続いている。トランプ米政権は、各国に対する関税措置を発動する計画を発表しており、世界は混乱状態に陥っている。トランプ大統領が何を目指しているのかが見えてこず、大統領の発言に世界が振り回されている。極端な株価急落といった動きは見られないが、投資リスクの高さから安全資産によるヘッジニーズが高まっている。アジア現物筋は急激な値上がりを嫌って、買いを見送っている。しかし、トランプ大統領の動きが落ち着きを見せるまでは、急伸地合が続く可能性を想定しておく必要がある。1万4000円台定着が進む中、1万5000円突破は時間の問題とみて良いだろう。
【大起証券営業部チーフアドバイザー・平戸隆司】
金相場に関するお問い合わせは06・6300・5757まで。 |
2025年02月11日
イラン制裁警戒の原油
原油相場は80ドル水準までの急伸後、再び70ドル台前半での取引に回帰している。寒波による需給引き締まりの消化が一巡し、急伸前の価格水準に回帰している。米中通商環境の悪化が警戒されるも、中国政府の冷静な対応が目立ち、資源価格は大きなダメージを受けていない。銅相場は3ヵ月ぶりの高値を更新している。足元の需給にひっ迫感は乏しいが、トランプ米大統領が対イラン制裁に動き始めていることに注意が必要。イラン産原油をゼロにするための取り組みが指示されており、既に対イラン制裁は輸送面から開始されている。トランプ大統領の発言によって急伸するリスクがあり、安値を買い拾いたい。
【大起証券営業部チーフパートナー・眞田幸弘】
原油相場に関するお問い合わせは082・221・5500まで。 |
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