|
2026年03月27日
銀の押し目買い
銀相場は1月の121ドル台をピークに、70ドル水準まで軟化している。イラン戦争で金融市場が不安定化する中、貴金属市場は流動性の供給源として機能している。流動性が高く、多くの投資家が含み益を抱えていたことで、貴金属市場は持高調整の対象になっている。一方、地政学リスクが高まり、インフレやスタグフレーションへの警戒が求められる投資環境は、貴金属にはポジティブである。流動性環境さえ改善すれば、貴金属相場全体の上昇が再開される見通しであり、特に需給が引き締まっている銀相場の先高観は強い。イラン戦争による金融市場の混乱が終息に向かうと、100ドル回復が狙える見通し。
【大起証券営業部チーフパートナー・佐藤規子】
貴金属相場に関するお問い合わせは03・3543・9111まで。 |
2026年03月26日
白金の押し目買い
白金相場は2000ドルを挟んで上値の重い展開が続いている。イラン戦争が開戦したが、貴金属相場は全体的に上値の重さが目立つ。原油高でインフレ懸念が高まる中、FRBの利下げ見送り観測が米金利上昇・ドル高を通じて、金相場と同様に白金相場の上値も圧迫している。ただし、その影響で昨年12月中旬の価格水準に回帰しており、白金相場の過熱感は急速に薄れている。上昇再開には原油価格の高騰が一服することが求められるが、イラン戦争終結後の反発を狙う妙味は大きいとみる。白金需給は引き続きタイトであり、リースレートも徐々に10%に近づく上昇傾向にある。原油高一服後の反発を狙いたい。
【大起証券営業部チーフアドバイザー・越智貴哉】
貴金属相場に関するお問い合わせは075・241・7711まで。 |
|