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2026年05月21日
上昇リスク残す原油

原油相場は100ドル前後で高止まりしている。イランの戦闘状態は休止されているが、米国とイランの和平合意が成立する見通しは立たず、過去最大規模の供給ショックが発生し続けている。このままホルムズ海峡の封鎖が続けば、世界各国の石油在庫は大きく取り崩され、原油相場は改めて急伸する可能性が残されている。ホルムズ海峡の開放がいつになるのかは予想困難な状態とあって、原油相場もどこまでの上昇リスクを残しているのか予想困難な状態にある。ホルムズ海峡開放の見通しが立つまでは、改めて急伸するリスクを警戒したい。110ドル台では上げ一服感が目立つが、まだ上値切り上げのリスクが残る。

【大起証券営業部チーフアドバイザー・眞田幸弘】
原油相場に関するお問い合わせは075・241・7711まで。

2026年05月20日
銀の押し目買い

銀相場は60〜90ドル水準で売買が交錯中。イラン情勢の先行き不透明感から、積極的な売買は見送られている。しばらくは乱高下が続く可能性を想定しておく必要がある。一方、銀の国際需給は供給不足の見通しに変化はみられない。太陽光発電向け需要には一服感があるものの、AIデータセンターやEVなどの戦略分野で銀の需要は着実に増え続けている。構造的な需給ひっ迫傾向が、銀相場を押し上げる展開は維持されよう。イラン情勢の緊張状態の間は上下双方に不規則な値動きが続きやすいが、原油価格の鎮静化が始まれば、改めて銀需給のひっ迫見通しが銀相場を100ドルに向けて押し上げる可能性が高い。

【大起証券営業企画室・猪又敦】
貴金属相場に関するお問い合わせは03・3543・9111まで。