コモディティ・金融情報専門サイト
asumiru.com

ゴム相場コラム


27日(水)のRSS3号は、反発のあと下値を試したが引けにかけて戻した。上海ゴムは反落。
2024/03/27
 26日(水)のゴムRSS3号夜間取引は、小口の買いが強まり堅調に終えた。
 当限の4月限は333.6円を付けたが、328.8円へ反落して前日比0.8円高で終えた。5月限は値が付かなかった。6月限は324.0円のあと、327.3円へ反発して、同0.2円安になった。
 7月限は329.1円を付けて328.4円、同5.1円高で終えた。8月限は320.5円のあと327.2円へ上伸して326.0円、同5.0円高で終えた。9月限は318.8円を付けたあと325.0円へ上伸して324.0円、同4.7円高で終えた。10月限〜3月限は値が付かなかった。出来高は115枚と薄かった。

 26日(27日分)の上海ゴム5月限の夜間取引は、売り優勢となってジリ安になった。
 日中取引の決済値は14,570元だったが、夜間取引は決済値比20元高の14,590元で始まった。しかし、直ぐに売り優勢になって、前日比マイナス圏へ下げた。その後も売り優勢が続いて、ズルズルと下げ続ける相場になり、取引終了前に14,430元まで下げた。流石に買い戻しが入る展開となり戻したが、前日比75元安の14,495元で終える相場になった。
 日中取引は、久しぶりの反発で終えていたが、夜間取引では早くも下げる展開を強いられた。まだ、『下げ止まった』とする見方は出来ないようだ。月末を控えて、整理色が強まる可能性が強い。

 27日のRSS3号は、マチマチで始まったあと軟調になったが、午後に入って買い優勢となり下げ幅を縮めた。
 きょうは5月限と8月限、9月限、10月限の四限月が、寄り付きに値が付いた。
 5月限は夜間比4.5円高の326.2円で寄り付き、8月限が同3.4円安の322.6円で寄り付いた。続いて9月限が同2.9円安の321.1円で寄り付き、10月限が317.8円(夜間取引は出来ず、気配値は320.9円)で寄り付いた。
 9時19分に7月限が、3.3円安の325.1円で始まった。暫らく新たに値がつく限月がなく、11時12分に6月限が同変わらずの327.3円で始まった。
 当限の4月限は引け前になって、夜間比0.7円高の329.5円で始まり、引けにかけて買いが入り330.3円、前日比2.3円高で終えた。出来高は2枚と薄かった。

 きょうの上海ゴム5月限は、軟調に始まり10時過ぎに14,500元へ戻したが、買い戻しが出つくすのが早く10時半を廻ってから、まとまった整理売りが出てきてドスンと下げる相場になった。11時前に14,245元まで下げる相場になり、午前の取引を前日比300元安の14,270元で終えた。
 午後になると流石に突っ込み警戒人会が強まって、買い戻しが先行する相場になり反発基調を強めた。しかし、買い優勢となったものの14,330元への戻りで一杯になり、引け前に14,260元へ売り直される相場になり結局、前日比290元安の14,280元で終える相場になった。
 出来高は25万8,240枚と多くなかったが、取組高が12万4,434枚になり、前日より2万2,758枚減少した。22日には15万8,592枚と高水準だったが、今週に入り三日間で 3万4,458枚減少した。かなりの建玉整理が進展したとみられる。納会まで未だ日があるが、大きく下げてきただけに、大幅な整理が必要と思う。

 その後のRSS3号は、4月限は330.3円へ戻して、前日比2.3円高で終えた。5月限は328.8円へ戻して328.7円、同7.0円高になった。6月限は322.0円へ下げたあと328.9円へ反発して328.0円、同0.5円高で終えた。
 7月限は320.5円のあと327.8円へ急反発して、326,2円へ反落したが、前日比2.9円高で終えた。8月限は318.2円へ下げたあと325.6円へ反発して、323.6円へ反落したが、同2.6円高になった。9月限は午前に付けた323.0円が高値になって、午後に316.0円まで下げて321.2円、同1.9円高で終えた。10月限は317.8円のあと320.7円へ反発して、同0.2円安で終えた。

 きょうの出来高は1,167枚と薄くなった。日中取引は1,052枚だった。取組高は8,110枚となり、前日比115枚増加した。うち8月限は4,444枚で、同57枚増加した。9月限は1,048枚になって、同69枚増加した。
 中心限月の9月限は319.8円が始まりで、高値が325.0円、安値が316.0円で、引けが321.2円。
 日足チャートは、上下に短いヒゲを引いた1円超幅の陽線。『十字線』のように見えるが、「320円を超えれば売り、320円を割り込めば買い」を示唆したチャートになった。下げ道中で出現したので、目先的な突っ込み警戒シグナルと見たいが、利食い買いが入ったための動きとみられる。
 5日、10日の移動平均線が『デッドクロス・売り転換』しているので、安易な値ごろ感での強気は避けることだ。
【オスマン】

26日(火)のRSS3号は、買い戻しで反発のあと続伸したが、買い一巡で伸び悩んで終えた。
2024/03/26
 25日(26日分)のゴムRSS3号夜間取引は、暴落を受けた買い戻しに反発して終えた。
 当限に出世した4月限は、323.5円、前日比3.2円安。5月限は321.7円、同2.2円高で終えた。6月限は出来ず。7月限は322.2円で、同3.7円高になった。
 8月限は315.8円で始まって319.9円へ上伸したが319.3円で終えて、同3.8円高になった。中心限月に出世した9月限は313.2円で始まって318.0円まで上伸したが、317.0円で終えて同3.3円高になった。
10月限〜3月限は、値が付かなかった。出来高は290枚と薄かった。

 25日(26日分)の上海ゴム5月限夜間取引は、買い優勢となって久し振りに反発して終えた。
 日中取引の決済値は14,485元だったが、夜間取引は決済値比10元高の14,495元で始まり、直後も買い優勢が続き一気に14,630元まで上伸した。流石に戻り抵抗を受ける相場になって小幅反落、同値圏のもち合いで推移したが、押し目買いの動きが強く堅調に推移した。
 引けにかけても買い優勢が続き結局、前日比165元高の14,650元で終える相場となった。夜間取引としては、五日振りに前日比プラスで終えた。

 26日のRSS3号は、堅調に始まったあと続伸したが、午後になって上海ゴムの反落を受けた売りに軟調になった。
 きょうは7月限と8月限、9月限が寄り付きに値が付いた。7月限が夜間比2.3円高の324.5円で寄り付き、8月限が同0.1円安の319.2円で寄り付いた。中心限月になった9月限が同変わらずの317.0円で寄り付いた。
 このあと9時12分に4月限が夜間比9.5円高の333.0円で始まり、9時13分に6月限が332.3円(夜間取引が出来ずのため比較なし、夜間気配値は320.3円)で始まった。9時17分に10月限が324.6円で始まった。5月限は日中を通じて値が付かなかった。

 きょうの上海ゴム5月限は、夜間取引の反発を受けた戻り売りが出て、日中を通じて軟調に推移した。
 夜間取引比25元高の14,675元で始まったが、すぐに売り優勢になりズルズルと夜間取引の上げ幅を削る展開になった。10時前に14,515元まで突っ込み、その後、14,565元へ戻したが、戻り売りを浴びて、また下げる展開になった。午前の取引を前日比変わらずの14,485元で終えた。夜間取引の上げ幅を削ってしまった。

 午後は、始まった直後に14,440元まで突っ込んだ。しかし、このあとは買い優勢の取引になって反発したが14,545元への戻りで一杯して、再び前日決済値を割り込む14,480元まで反落した。引けにかけて買い直されたが、前日比50元高の14,535元で終える相場になった。
 18日の夜間取引で15,780元高値を付けて、きょうの14,405元まで1.300元ほど急落したが、きょうの反発が小幅に留まり、自律戻しの感じに見える。戻しても売り直され易いとみておきたい。

 RSS3号は、始まったあと上伸する相場になったが、上海ゴムの軟調を受けて売り優勢になった。
 4月限は333.0円へ急反発して始まったが、328.0円へ反落して前日比1.3円高で終えた。5月限は出来ず。
 6月限は336.5円まで反発したが、327.5円へ反落した。それでも前日比は7.2円高と急反発した。7月限は334.1円へ急反発したが、午後に322.9円へ反落して323.3円、前日比4.8円高で終えた。
 8月限は331.6円まで急反発したが、引け前に319.1円へ急落して321.0円で終えた。それでも前日比5.5円高。9月限は330.2円へ急反発したが、319.3円へ反落して終えた。それでも5.6円高の反発になった。10月限は320.9円で終えて、同3.7円高になった。 

 きょうの出来高は1,628枚と薄かった。日中取引は1,338枚。取組高は7,995枚となって、前日より176枚増加した。9月限は979枚で、同173枚増加した。
 中心限月の9月限は313.2円が始まりで、330.2円が高値、313.2円が安値で、319.3円が引け。11円弱幅の上ヒゲを引いた、6円弱幅の陽線が立ったが、『利食い買いが入って反発したが、買いが出つくすと値下がりした』という線で、強く感じない。
 突っ込みに対する警戒が必要だが、『天井を打った相場』に間違いがないので、自律戻し場面は売りで対処するのが良いと思う。買い玉は持たないようにしていこうと思っている。
【オスマン】

25日(月)のゴムRSS3号は、安寄りしたあとも戻す場面がなく、引けにかけて大幅安になる。
2024/03/25
 前週末22日(25日分)のゴムRSS3号夜間取引は、買い戻しが入り小幅反発で終えた。
 当限の3月限は、値が付かなかった。4月限は342.0円、前日比2.5円高で終えて、5月限は341.1円、同0.3円高で終えた。
6月限は337.0円、同2.7円高で終えて、7月限は335.3円、同3.4円高になった。
8月限は333.0円へ反発して331.6円、同3.8円高で終えた。9月限は330.0円を付けて327.0円、同2.0円高になった。出来高は565枚。

 同日22日(25日分)の上海ゴム5月限の夜間取引は、手仕舞い売りが優勢となって続落。
 日中取引の決済値は14,690元で、夜間取引は決済値比125元安の14,565元で始まり、直後から売り優勢となってズルズルと値を消す相場になり、引け前に14,405元まで下げて、前日比215元安の14,475元で終えた。依然として、下げ止まるところが見えてこない相場が続いた。

 週明け25日のRSS3号は、大幅安で始まったあとも下げ続けて、引けにかけて一段安で終えた。
 7月限が夜間比2.6円安の332.7円で寄り付き、8月限が同1.7円安の329.9円で寄り付いた。続いて9月限が同変わらずの327.0円で寄り付いた。
 9時02分に4月限が同5.7円安の336.3円で始まり、9時03分に5月限が同4.9円安の336.2円で始まった。

 きょう納会を迎えた3月限は、午前中に値が付かず12時45分に1枚の出来高で330.0円を付けて、これが納会値となった。受渡枚数は115枚。タイ・ゴムの減産期に入っている時期だけに、現物を確保しておこうとする動きが強かった納会事情だった。

 きょうの上海ゴム5月限は、夜間取引比25元安の14,450元と小幅安で始まったが、すぐに買い戻しが入る展開になって反発に転じた。10時半過ぎに14,570元まで戻す相場になったが、買い戻しが出つくすと再び売り優勢になり、ズルズルと下げて、10時30分過ぎに14,470元を付けた。
 その後、買い戻しが入り反発に転じたが、14,530元への戻りで一杯になり、ジリ安を強いられた。午前の取引は前日比190元安の14,500元で終えた。

 午後はガタンと下げて始まり、14時過ぎに14,410元まで突っ込んだが、突っ込み警戒人気が強まって売りが控えられるなか、買い戻しが入って反発に転じた。引け前に14,470元まで戻したが、また売り直されて前日比250元安の14,440元で終える相場となった。
 14,500元割れ場面で突っ込み警戒人気が強まったが、下げ始めてから四日間と日が短く、十分な下げになっていないとみる。突っ込み警戒で反発する場面もあるだろうが、そのような場面が入っても自律戻しとみておきたい。

 その後のRSS3号は、小口の整理売りにズルズルと下げ続けて、引け安に繋がった。
 4月限は夜間取引に付けた342.0円から、325.4円へ16.6円幅の下げになって326.7円、前日比12.8円安になった。
 5月限は夜間取引の341.1円から、319.5円へ21.6円幅下げて、前日比では21.3円安になった。
 6月限は夜間取引の337.0円から320.3円へ16.7円幅下げて、前日比では14.0円安になった。
 7月限は夜間取引の335.3円から318.0円へ17.3円幅下げて318.5円、前日比では13.4円安になった。
 8月限は夜間取引の333.0円から315.5円へ17.5円幅下げて、前日比では12.3円安になった。
 9月限は同330.0円から313.7円へ、16.3円幅の下げになって、前日比では11.3円安になった。
 
 出来高は2,549枚で、取組高は7,934枚、前日比144枚減少した。
 中心限月の8月限は326.5円が始まりで、333.0円が高値、315.5円の安値引けになった。長い上ヒゲを引いた7円幅の陰線。
 日足チャートが、5日移動平均線を前日に割り込んだが、きょうは10日移動平均線も割り込んだ。
突っ込み警戒が強まりそうだが、戻しても『アヤ戻し』に留まろう。
 300円台まで下げれば、値ごろ抵抗が出てきそうだが、『天井を打った相場は、底打つまで下げる』と言われる。値ごろ感を持たないようにしたい。
【オスマン】

22日(金)のゴムRSS3号は、上海ゴムの大幅安を受けた売りに20円幅前後の暴落になった。
2024/03/22
 21日(22日分)のゴムRSS3号夜間取引は、手仕舞い売りが優勢となって急落。
 当限の3月限は値が付かなかった。4月限が41枚の出来高で、347.8円へ下げたあと349.5円へ反発して348.4円、前日比3.6円安で終えた。5月限は17枚の出来高で、349.7円を付けたあと348.1円、同5.3円安になった。6月限は11枚の出来高で、347.4円のあと344.6円へ下げて345.2円、同6.8円安で終えた。
 7月限は38枚の出来高で、348.0円のあと343.4円へ下げて345.1円、前日比5.1円安。8月限は315枚の出来高で、345.0円のあと340.1円へ下げて342.0円、同7.3円安で終えた。9月限は29枚の出来高で342.8円のあと338.5円へ下げて338.7円、同7.8円安で終えた。
 突然の反落になったが、この動きが週末の相場に、どのような影響を与えるか注目された。

 21日(22日分)の上海ゴム5月限の夜間取引は、15,000元台割れになる続落で終えた。
 日中取引で14,940元と、15,000元台を割り込んでいたが、夜間取引では一時、15,015元へ反発する展開になったが、引けにかけて売り直されて14,910元まで下げて、前日比275元安の14,930元で終える相場になった。18日に15,500元高値を付けていたので、この日の安値14,910元は590元下げたことになる。崩れてしまったのか…。22日の相場にかかっている。

 週末22日のRSS3号は、突っ込み警戒人気が台頭したが、上海ゴムが暴落したのを受けた売りに安値引けになった。
 きょうは見送り人気が強まり、9時の寄り付きに値が付いたのは8月限と9月限の二限月に留まった。8月限は夜間比0.6円高の342.6円で寄り付いた。9月限は同1.0円高の339.7円で寄り付いた。
 9時01分に7月限が同1.3円高の346.4円で始まった。このあと暫らく、この三限月の取引になったが、目立った売買がなく、週末事情を受けた建玉の整理売買が多かったようだ。
 10時32分に6月限が夜間比0.3円高の345.5円で始まり、10時35分に5月限が同0.6円安の347.5円で始まった。10時39分に4月限が同1.3円安の347.1円で始まった。この辺りから、値が付いている限月は、売り優勢に転じたようだ。
 
 きょうの上海ゴム5月限は、まとまった売買となったが売り優勢が続き、午後の初めに14,350元まで下げた。
 朝の取引が始まった直後に14,940元へ戻したが、すぐに売り優勢となってズルズルと下げた。午前の取引を14,940元で終えたが、午後の初めにまとまった売買となり14,350元まで一気に突っ込む相場になった。
 その後、買い戻しが入り反発したが、14,530元を超えることが出来ず、前日比695元安の14,510元で終える相場になった。
 夜間取引で一気に崩れ、日中取引で800元幅を超える暴落になったが、『決定的な天井を打った相場』になった。
 もはや、どこまで下げるか分からなくなった。14,000元台割れが避けられないだろうし、13,000元台の下方水準まで、下げる可能性が強いと見ておいた方が良さそうだ。

 その後のRSS3号は、午後になって売り人気が一段と強まり暴落した。
 4月限が午前の高値347.3円から339.3円まで8.0円幅下げて、前日比では12.5円安になった。出来高は46枚と薄かった。5月限は同347.5円から338.3円まで下げて340.8円、同12.6円安になった。出来高は72枚。6月限は同345.6円から334.3円へ下げて、同17.7円安になった。出来高は94枚。
 7月限は346.5円から330.0円まで16.5円下げて331.9円、同18.3円安で終えた。出来高は107枚。8月限は344.0円から326.1円へ17.9円下げて327.8円、同21.5円安で終えた。出来高は1,686枚。9月限は340.5円から324.0円へ116.0円下げて325.0円、同21.5円安になった。出来高は241枚。

 今週月曜日(18日)の高値からみると、4月限は370.2→339.5円へ30.7円の下げになり、5月限は371.9円→338.3円へ33.6円の下げ。6月限は370.6円→334.3円へ36.3円下げになった。
 7月限は367.9円→330.0円へ37.9円の下げになり、8月限は364.0円→326.1円へ37.9円下げになり、9月限は360.0円→324.0円へ36.0円下げになった。高値から30円を超える下げになったので、どのようにみても『天井を打った』との見方が妥当だ。

 天井打った相場となれば、どこまで下げるかだが、とりあえず『節目の300円どころ』が予想されるが、一気に下げるか、戻しては下げ、戻しては下げる―のパターンになるかどうかだ…。
 まさしく『彼岸天井』になった。
 タイ・ゴムの減産期がまだ続いているので、この方面から下値を支える材料が出てくれば、一気に崩れないだろう。
 いすれにしても、値動きに雷同した売りは避けるようにしたいが、中心限月ベースの340円円以上への反発場面があれば、軽く売っておく作戦が良いと思っている。
 間違っても、買い玉は持たないようにしていきたい。
【オスマン】

21日(木)のゴムRSS3号は、安寄りのあと続落したが、買い戻されて引けた。上海ゴムは暴落
2024/03/21
 19日(21日分)のゴムRSS3号夜間取引は高、安マチマチで終えた。
 当限の3月限は値が付かなかった。4月限は84枚の出来高になって、355.0円かのあと352.8円へ下げて353.5円、前日比1.0円安で終えた。5月限は157枚の出来高になって、353.4円のあと354.2円へ上伸して353.1円、同0.3円安で終えた。
 6月限は98枚の出来高になって、351.0円から353.0円へ上伸したが352.2円へ反落して、同1.0円高で終えた。7月限は353枚の出来高になって、350.5円のあと351.1円へ上げたが、349.4円へ下げて350.3円、前日比0.1円高で終えた。
 8月限は1,026枚出来高になって、346.9円から347.6円を付けて、346.0円へ下げて346.8円、同0.3円高で終えた。9月限は31枚の出来高で、343.0円のあと344.1円へ上伸して前日比0.1円高。

 20日(21日分)の上海ゴム5月限夜間取引は、高値警戒の売りが優勢となって続落した。
 日中取引の決済値は15,425元だったが、夜間取引は決済値比115元安の15,310元で始まった。その後も売り優勢の展開が続いてジリ安となり、引け前にまとまった売りが出て前日比300元安の15,125元で終える相場になった。出来高は24万4,031枚。引け前にまとまった売買が入った。

 休日明け21日のRSS3号は、安寄りのあと下値を試したが、午後から引けにかけて買い戻された。
 4月限が夜間比0.6円安の352.9円で寄り付き、6月限が同2.4円安の349.8円で寄り付いた。続いて7月限が同2.3円安の348.0円で寄り付き、9月限が同2.5円安の341.6円で寄り付いた。
 9時10分に5月限が同6.5円安の346.6円で始まった。3月限は日中を通じて値が付かなかった。

 値が付いたあとも売りが出続けて9月限が336.7円へ急落、6月限が343.6円へ下げた。7月限が341.6円へ下げて、8月限が339.0円と340円台割れへ下げた。4月限が348.7円へ下げた。
  しかし、売りが出つくすのが早く、売り一巡後は買いが入り反発に転じた。

 きょうの上海ゴム5月限は、午前はもみ合いで推移したが、午後になると売り優勢となり引け直前に大きく崩れた。
 夜間取引比小幅高で始まり、15,200元を挟んだもみ合いで推移して、午前の取引を15,205元で終えた。
 午後は、もみ合いで始まって一時、15,265元へ反発する相場になったが、買いが出つくすとジリ安になり、この動きを嫌った筋が売りを出してきてガタンと崩れた。そうなると整理売りが誘われる相場になり崩れた。
15,000元台割れ場面で下値抵抗を見せたが結局、前日比485元安の14,940元と、15,000元台を割り込む相場になった。
 この15,000元台割れ場面は、『初割れ、買うべし』となって買い拾われるか、それとも『高値を出し切った』と受け止められるか…。週末の相場を見極めて決めたい。

 その後のRSS3号は、強気の買いが入って急反発に転じた。
 4月限が348.7円から352.0円へ戻して、この値が引けとなり前日比2.5円安で終えた。出来高は16枚と薄かった。5月限は346.6円から354.7円へ反発して353.4円、前日比変わらずで終えた。出来高は62枚。
 6月限は343.6円から352.5円へ反発に転じて、352.0円で終えて同0.8円高。出来高は90枚。7月限は341.6円から352.4円へ反発して350.2円、同変わらず。出来高は180枚。
 8月限は339.0円から349.7円へ反発して349.3円、同2.8円高で引けた。出来高は1,478枚になった。9月限は336.7円から347.0円へ反発して346.5円、同2.5円高で終えた。出来高は142枚。

 きょうの出来高は3,721枚。うち日中は1,972枚。
 取組高は8,418枚になり、前日比146枚増加した。中心限月の8月限は4,859枚で、同163枚増加した。
 8月限の始まりは347.1円、高値が357.6円、安値が339.0円、引けが349.3円。日足チャートは長い上ヒゲ、長い下ヒゲを引いた2円超幅の陽線。「上値も、下値も見届けた」相場に見えるが、10円幅の波乱展開を入れたことになり、「高値圏での波乱は、天井構成に繋がる」ケースが多いので、この場面は強気するのは警戒が必要と思う。
 『彼岸天井』を打った相場のように感じるが…。
【オスマン】

19日(火)のゴムRSS3号は、急落したが引けにかけて買い戻された。それでも10円前後安。
2024/03/19
 18日(19日分)のゴムRSS3号夜間取引は、薄い売買のなか買い優勢となって小幅高。
 当限の3月限は値が付かなかった。4月限は362.1円、前日比0.1円高で終えた。5月限は363.1円へ突っ込んだあと366.7円へ反発したが、365.1円で終えて前日比2.1円高。
 6月限は362.5円から364.3円へ上伸したが、363.8円で終えて前日比2.2円高。7月限は357.0円のあと361.5円へ上伸して361.0円、前日比4.0円高になった。
 8月限は353.2円のあと357.9円へ上伸して357.2円、前日比3.0円高になった。9月限は351.2円のあと354.2円へ上伸して353.9円、同2.9円高。10月限〜2月限は出来ず。出来高は125枚と薄かった。

 18日(19日分)の上海ゴム5月限の夜間取引は、15,700元台後半へ暴騰した。
 18日の日中取引の決済値は15,170元だったが、15,600元台へ暴騰して始まり、その後、いったん手仕舞い売りが出て緩む相場になったが、引けにかけて買い直されて15,780元と、15,800元に接近する高値を付けて、そのあと手仕舞い売りに反落して、前日比305元高の15,475元で終える相場になった。
 出来高が47万1,103枚に膨らんだ。暴騰に次ぐ暴騰で、16,000元相場を付けようかの勢いが感じられた。

 19日のRSS3号は、ダラダラ下げ続けたあと、買い戻しが入ったが大幅安で終えた。
 きょうは7月限と8月限が、9時の寄り付きに値が付いた。7月限が夜間比0.3円高の361.3円で寄り付き、8月限が同0.8円高の358.0円で寄り付いた。
 このあと暫らく新たな限月に値が付かず、9時40分になって6月限が夜間比5.0円安の358.8円で始まり、9時42分に9月限が同8.0円安の345.9円で始まった。9時46分に5月限が同2.7円安の362.4円で始まり、さらに遅くの10時25分に4月限が同1.1円安の361.0円で始まった。
 このあと6月限が360.0円、9月限が350.0円を付けたが、すぐに売り優勢の展開になった。

 とくに11時近くになると、各限月が売り優勢の取引になった。
 4月限が351.5円まで、高値から10.6円幅の下げになり、5月限が351.6円まで、同15.1円幅の暴落になった。6月限も348.8円まで、同15.5円幅の暴落になった。
 7月限は347.4円まで、同14.1円幅の下げになり、8月限は343.6円まで、同14.4円幅の下げになった。9月限は343.0円まで、同11.2円幅の下げになった。

 このあと、暴落を受けた買い戻しと、強気の買いが入り、引けにかけて戻した。
 4月限は354.5円で終えて、前日比7.5円安になった。5月限は353.4円で終えて、同9.6円安になった。6月限は351.2円、同10.4円安の大幅安になった。
 7月限は350.2円、同6.8円安で終えて、8月限は346.5円、同7.7円安になった。9月限は344.0円、同7.0円安で終えた。
 11日振りに、前日比マイナス(安)で終えたが、リズムが変わった相場になったのか…。

 中心限月の8月限は354.9円が始まりで、高値が358.0円、安値が343.6円、引けが346.5円。日足チャートは、少し長い上ヒゲ、下ヒゲを引いた8円超幅の陰線。昨日は長い上ヒゲを引いた小幅の陽線でったので、この二日間の線からして『目先天井を打った』とみられる。
 きょうの出来高は2,078枚。うち日中は1,953枚。取組高は8,272枚となって、前日より19枚増加した。うち8月限は4,696枚で、同123枚減少した。
 急反発、急落といった波乱相場が入るかもしれないが、波乱して『天井』を構成することになるとみている。

 上海ゴム5月限は夜間取引で15,780元まで暴騰していたが、日中取引では15,530元を付けるに留まり、ようやく上値に対する抵抗が強まってきた感じを受けた。19日は前日比225元高の15,395元で終えている。
 きょうの売買高は80万8,897枚と、大出来高を記録した。取組高は15万5,355枚になり、前日より1万0017枚減少した。『噴き上げた』感じが強まったので、それなりの反落が入りそうだ。
【オスマン】

18日(月)のゴムRSS3号は、続騰したあと急落して小幅高。上海ゴムは15,500元へ暴騰。
2024/03/18
 前週末15日(18日分)のゴムRSS3号夜間取引は、買い戻しが入って各限が続騰した。
 3月限は357.0円の一本値で、前日比変わらず。4月限は368.0円まで上伸して367.9円、前日比5.9円高。5月限は370.0円まで上伸して367.7円、前日比5.7円高で終えた。
 6月限は367.0円へ上伸して、前日比6.2円高で終えた。7月限は363.0円へ上伸して360.2円、同5.6円高。8月限360.3円へ上伸して357.0円、同5.0円高で終えた。9月限は348.3円へ下げたが357.0円へ上伸して351.8円、同2.8円高で終えた。10月限〜2月限は出来ず。出来高は671枚。

 15日(18日分)の上海ゴム5月限の夜間取引は、14,960元で終えて前日比335元高と暴騰した。
 出来高は24万2,222枚の大出来高で、取組高は15万5,420枚となり、前日より1,329枚減少した。取引半ばに手仕舞い売りが出る場面があったが、手仕舞い売りが出つくしたあとは強気の買いが優勢となって、大幅に上した。

 週明け18日のRSS3号は、安寄りのあと急騰したが、午後になって売り優勢となり急落。小幅高で終えた。
 6月限が夜間比3.9円安の363.1円で寄り付き、7月限が同2.8円安の357.4円で寄り付いた。8月限が同2.4円安の354.6円で寄り付き、9月限が同0.7円安の351.1円で寄り付いた。
 9時02分に4月限が同3.7円安の364.2円で始まり、5月限が同2.9円安の364.8円で始まった。
 夜間取引の大幅続伸を受けた、買い玉の手仕舞い売りが先行した格好。

 このあとは、一転して買い優勢の取引になり、各限が急反騰する相場になった。
 4月限が370.2円へ、始まり値から6.0円高になり、9月限が360.0円へ、同8.9円高になった。5月限が371.9円へ、同7.1円高になり、6月限が370.6円へ、同7.5円高になった。8月限が364.0円へ、同9.4円高になった。7月限は367.7円へ、同10.5円高になった。
 なお4月限〜9月限の各限は、前週末に続き一代の高値更新になった。留まるところが見えてこない相場が続く。

 もっとも、買いが出つくすのが早く、10時近くには一転して売り優勢の取引に変わり、下げる展開になった。
 午後に入ると輪をかけたように売り一色になり、ガタガタと音を立てて下げる相場に転じた。
 この下げ過程に3月限が362.9円を付けて、これが引け値になり前日比5.9円高で終えた。出来高は10枚。
 4月限が362.0円まで下げて、きょうの高値から8.2円安となったが、前日比は変わらず。出来高は112枚。5月限は362.5円へ、高値から9.4円安となり363.0円、前日比1.0円高で終えた。出来高は90枚。

 6月限は359.0円へ、同10.6円安になり361.6円で終えて、同0.8円高。出来高は145枚。7月限は355.0円へ、同12.9円下げて357.0円、前日比2.4円高で終えた。出来高は570枚になった。
 8月限は350.5円へ同13.5円下げて354.2円、同2.2円高で終えた。出来高は1,801枚の大出来高になった。9月限は349.7円へ、同10.3円下げて351.0円、同2.0円高で終えた。出来高は121枚。

 いったん続騰したが、そのあと暴落する大波乱展開の相場になった。
 過去にも日中取引中に急伸、急落展開を入れるケースがあったが、きょうのように始まり値から7〜10円幅上げて、その値から10円幅下げるという相場になり、このような高値圏での大波乱は、何はともあれ『注意』する必要がある。
 なお中心限月の8月限は、352.0円が始まりで364.0円が高値、350.5円が安値で、354.2円が引けになった。日足線は10円幅近い上ヒゲを引き、1.5円幅の下ヒゲを引いた2円超の陽線。『塔婆』のような日足線を引いたが10日間連続して前日比プラス相場になって、出来高の急増とも相まって『過熱化』した相場のようだ。取組高も減少し始めたし、RSI(相体力指数)が90ポイント台に乗せて『上げ過ぎ』を示唆している。注意して見守りたい。

 なお上海ゴム5月限は、夜間取引で14,960元まで暴騰して、15,000元台が見えていたが、18日の日中取引で15,500元まで暴騰して、前日比875元高で終えている。『パニック相場』になった。継続チャートでは、昨年10月9日の週の14,800元台高値を更新して青天井化した格好。
 タイ・ゴム産地のウインタリング(乾期による減産期)を、上海ゴム暴騰の材料―と伝えられる。だが中国市場では『ゴム在庫は豊富にある』とする見方が有力だし、日本でも「ゴム在庫が徐々に増えつつある」と言われる。
 『思惑』が過剰に評価されて、飛び乗ってしまった―というような状況でないのか…?いつ反動が起きても不思議ない。
 『天井を打たない相場はない』というが、どこで天井を打つのか分からない。
【オスマン】

15日(金)のゴムRSS3号は、午後から引けにかけて舞い上がった。上海ゴムも連騰で終える。
2024/03/15
 ゴムRSS3号、上海ゴムに、何が起こっているのか…?
14日(15日分)のゴムRSS3号夜間取引は、日中取引の大幅高を継続する相場になった。 
 3月限は値が付かなかったが、4月限は348.0円、前日比5.0円の続騰。5月限は347.7円、同3.9円高で終えた。6月限は344.9円を付けて343.9円、同3.9円高で終えた。
7月限は341.4円を付けて341.0円、同6.2円高の暴騰。8月限は338.7円を付けて338.4円、同5.4高。9月限は336.4円を付けて、同4.2円高で終えた。
 6月限の344.9円、7月限の341.4円、8月限の338.7円、9月限の336.4円は、一代高値になった。

 14日(15日分)の上海ゴム相場も、大幅に吹っ飛んだ。
 14日の日中取引の決済値は14,355元だったが、決済値比265元高の14,620元の新高値を付けて、前日比230元高となる14,585元で終える続騰相場になった。
 売買高(出来高)が23万0861枚になり、近々では例を見ない盛況な出来高を記録した。

 週末15日のRSS3号は、続伸して始まったあと手仕舞い売りに緩んだが、上海ゴムが午後高になったのを受けた買いに暴騰相場に発展した。
 5月限が夜間比0.4円高の348.1円で寄り付き、6月限が同1.1円高の345.0円で寄り付いた。続いて7月限が同0.3円高の341.3円で寄り付き、8月限が同0.8円高の339.2円で寄り付いた。
 4月限が9時02分に夜間比1.9円高の349.9円で始まり、9時03分に9月限が同変わらずの336.4円で始まった。3月限は午前中に値が付かず、12時29分になって350.1円の値を付けた。
 
 それぞれに値が付いたあとは、高値を受けた買い玉の手仕舞い売りが先行して反落した。
 4月限が348.8円へ、始まり値から1.1円反落した。5月限が348.0円へ、同0.1円の小幅反落。6月限が347.7円へ、同0.3円反落した。7月限が339.2円へ、同2.1円反落。8月限が334.6円へ、同4.6円幅反落した。9月限が332.4円へ、同4.0円幅反落した。

 しかし売りが出つくすと、今度は買いが入る展開に変わった。
 とくに午後になって上海ゴムが14,700元台に乗せる棒上げになったのを受けて、買い戻しと強気買いがまとまって出て暴騰相場に発展した。
 3月限は午後に350.1円で始まったが、357.0円へ続騰して前日比8.9円高で終えた。4月限が362.0円へ暴騰して、前日比19.0円高。5月限が362.4円へ暴騰して362.0円、同18.2円高で終えた。6月限が360.8円へ暴騰して、同20.8円高の暴騰で終えた
 7月限が355.5円へ暴騰して354.6円、同19.8円高で終えた。8月限が352.2円へ暴騰して352.0円、同19.0円高で終えた。9月限が349.0円へ暴騰して、同16.8円高で終えた。

 長いあいだ、ゴム相場を見てきたが、きょうのように20円幅前後の暴騰相場になったのは記憶に薄い。
 今週の初めには320円台へ棒上げしてビックリしたが、火曜日には330円台へ、水曜日には340円台へ、そしてきょうは350円台に乗せる連騰相場を実演した。4月限と5月限は360円台へ暴騰した。
 
 きょうの上海ゴム5月限は14,600元台で始まり、すぐに14,700元台へ続騰した。このあと手仕舞い売りが優勢となって反落したが、午前の取引終了に向けて再び上げて14,700元台で午前の取引を終えた。
 午後も買い優勢の展開が続き、引け前に14,870元の高値を付けて、前日比435元高の14,790元で終える暴騰相場になった。
 売買高(出来高)が55万6,251枚となった。14日は45万枚近い出来高だったので、二日間で100万枚の売買を記録したことになる。このケースも、これまで見たことがない。

 RSS3号、上海ゴムともに『狂乱相場』になった。売り方は否応なしに踏まされた。買い方は大利食いして資金を大きく増やしたことだろう。
 くしくも今週は『春のお彼岸』を迎える。近代になって『彼岸天井』や「彼岸底」といった言葉が聞かれなくなっているが、相場の世界では『死語』でないと思う。この週に、『変化』が入るかもしれない…。
【オスマン】

14日(木)のRSS3号は、高値更新のあと利食い売りに反落したが引けにかけ買い直される。
2024/03/14
 13日(14日分)のゴムRSS3号夜間取引は、小口買いが優勢となって堅調に終えた。
 3月限は値が付かず。4月限は341.3円から344.5円、前日比0.5円高になった。5月限は344.7円から344.5円へ小安くなったが、345.4円へ反発して345.0円、前日比3.0円高。6月限は337.6円から338.7円へ上げたが、336.7円へ反落して337.4円、前日比0.9円高で終えた。
 7月限は329.4円から330.8円へ上伸して330.7円、同1.3円高で終えた。8月限は327.9円から327.5円へ下げたが、その後、330.8円へ反発して329.5円、同1.1円高で終えた。9月限は328.6円高値を付けて328.5円、前日比1.6円高で終えた。
 買い戻しが先行して、続伸した格好。天井を打つ気配は感じられなかった。

 13日(14日分)の上海ゴム5月限夜間取引は、高寄りのあと上伸したが、売りが出て上げ幅を縮めた。
 日中取引の決算値(前日比)は14,180元だったが、夜間取引は決算値比70元高の14,250元で始まった。その後も買い優勢が続き14,500元高値を付けた。早くも14,400元を突破したため、買い方の手じまい売りが誘い出される相場になった。時間の経過とともに上げ幅を削る展開を強いられて、取引が終了する前に14,260元まで急反落して、前日比80元高の14,260元で終える相場になった。
 14,400元を超える高値を付けたので、あしたも買い優勢の相場が続く可能性が強そうだ。

 14日のゴムRSS3号は、大幅高のあとも続騰したが、午後に売りが出たが、引けに買い直された。
 9時に値が付いたのは8月限で、夜間比3.5円高の333.0円で寄り付いた。
 9時01分に4月限が夜間比4.5円高の349.0円で始まり、6月限が同3.5円高の340.9円で始まった。7月限が同3.6円高の334.3円で始まった。
 9時05分に5月限が夜間比3.7円高の348.7円で始まり、9時09分に9月限が同4.8円高の333.3円で始まった。3月限は9時45分に348.1円(夜間取引は出来ず、夜間気配値は345.0円)で始まった。

 各限に値が付いたあとも買い優勢が続き、7月限が337.1円へ、8月限が335.6円へ、6月限が342.5円へ続伸する展開になったが、買いが出つくすのが早く、このあと上げが止まってしまった。3月限と4月限、5月限と9月限は、始まり値が高値になった。

 きょうの上海ゴム5月限は堅調に推移したが、14,400元に抵抗があるような動きを見せた。
 夜間終値比50元高の14,310元で始まったが、小口の買いが継続して、ジリジリと水準を切り上げる展開になった。10時前に14,400元まで上伸したが、ここで抵抗を受けて、その後は小口売り優勢となってジリ安となり、14,300元まで反落して、前日比120元高で午前の取引を終えた。
 午後は14,300元で始まった直後に14,295元へ小安くなったが、すぐに買い優勢となって上伸した。売買高が薄かったが、売り物薄にも助けられて反発が続き、引け前に14,390元を付けたが、引けに反落して前日比200元高の14,380元で終える相場になった。
 夜間取引で14,500元を付けたが、一過性の高値に留まった。その後、大きく崩れていないので、再挑戦の可能性を残しているが、あしたは週末のため来週に持ち越される可能性がある。

 その後のRSS3号だが、高値警戒が強まって手仕舞い売りが出て反落したが、引けに買い直されて続騰。
 3月限は348.1円の一本値で、前日比3.1円高。4月限は343.0円で、同1.0円安になった。5月限は343.8円で、同1.8円高で終えた。
 6月限は338.5円へ反落して340.0円、同3.5円高で終えた。7月限は332.0円へ反落したが334.8円で終えて、同5.4円高。
 8月限は330.5円へ反落したが333.0円へ戻して、前日比4.6円高で終えた。9月限は329.0円へ反落したが332.2円へ戻して、同5.3円高で終えた。

 きょうも4月限の349.0円、5月限の348.7円、6月限の342.5円、7月限の337.1円、8月限の335.6円、9月限の333.3円と、一代高値を更新した。
 きょうの出来高は1,380枚。取組高は9,646枚で、前日比397枚減少した。
 中心限月の8月限は327.9円が始まりで、335.6円が高値、327.5円が安値で、333.0円が引け。長い上ヒゲを引き、短い下ヒゲを引いた5円超幅の陽線。昨日の「十字線」で天井も…と見ていたが、『もうは、未だなり…』で、まだ天井を打ちそうにない。
 5日移動平均線、10日移動平均線を乖離した上げになっているし、RSI(相体力指数)が80ポイントを超えているので注意しなければいけない。『天井を打たない相場はない』のだが…。
【オスマン】

13日(水)のゴムRSS3号は、始まったあと下値を試したが、午後に高値更新するも引けに緩む
2024/03/13
12日(13日分)の上海ゴム5月限の夜間取引は、強気買いが入って急反発。
 12日の決済値は14,115元だった。夜間取引は決済値比15元高の14,130元で始まった。14,145元まで続伸したが、売り優勢となって14,110元へ反落した。その後、再び買いが入って急反発、14,210元へ上伸した。
 このあと売り買いが交錯する取引になってもみ合ったが、前日比65元高の14,180元で終えた。出来高は10万1,824枚と高水準になり、取組高は16万2,351枚で、前日比939枚増加した。取組高を増やしての急反発は、この先の上伸相場を示唆するものとみたい。


 12日(13日分)のゴムRSS3号夜間取引は、売り買い玉の出合い次第になって、高安マチマチで終えた。
 3月限は売買が成立せず、値が付かなかった。4月限は19枚の出来高になって、343.0円から345.5円へ上げて345.0円、前日比0.1円高になった。5月限は79枚の出来高になって343.1円のあと339.2円へ反落したが、買いが入り344.5円へ反発して344.4円、前日比2.2円高で終えた。
 6月限は28枚の出来高で、334.9円で始まり330.3円へ下げて331.7円、同3.3円安。7月限は35枚の出来高で、329.1円で始まり326.6円へ下げたが327.1円、前日比0.6円安で終えた。
 8月限は89枚の出来高で、329.2円で始まり329.5円を付けたが、324.8円へ反落して327.0円、前日比変わらずで終えた。9月限は3枚の出来高で、327.0円から325.0円へ下げて325.4円、同0.7円安。小口の買い戻しと、手仕舞い売りが交錯する相場になった。

 13日のRSS3号は、手仕舞い売りに下値を試したが、午後に買い直されて高値更新したが、引けに緩んだ。
 きょうは6月限と7月限、8月限、9月限の四眼月が9時に寄り付いた。6月限は夜間比2.4円高の334.1円で寄り付いた。7月限が同2.5円高の329.6円で寄り付き、8月限が同変わらずの327.0円で寄り付き、9月限が同1.4円高の326.8円で寄り付いた。 
 9時27分に5月限が同0.7円安の343.7円で始まり、10時02分に3月限が345.0円(夜間取引が出来ず、夜間気配値は345.0円)で始まった。4月限は10時23分に夜間比0.4円高の345.4円で始まった。

 7月限が326.6円へ反落したし、8月限が325.1円へ反落した。9月限も325.0円へ反落したが、売りが一巡するのが早く、下げ止まって、徐々に反発する展開になった。

 きょうの上海ゴム5月限は、午前の早い時間帯はもち合いで推移したが、午前の終わりに急伸した。
 始まりは夜間比15元高の14,195元だったが、すぐに売り優勢となってジリ安展開になり10時過ぎに14,150元まで下げた。しかし、ここで売りが一巡して、小口の買いが入る展開となり反発に転じ、11時過ぎに14,200元台に乗せて、前日比120元高の14,235元で午前の取引を終えた。
 午後も14,245元へ上伸したが、買いが出つくして売り優勢の相場になりズルズルと後退する動きになり、14時半過ぎに14,160元まで下げた。引けにかけて買い戻しが入り、前日比85元高の14,200元で終えた。
 14,200元台で終えたが、もう一段高になり14,400元を超える相場になるかどうかを見極めたい。

 RSS3号は、午後に向け買い優勢となり一段高になったが、引けにかけて手仕舞い売りが出て小緩んで終えた。
 3月限は348.0円を付けたが345.0円、前日比変わらず。出来高は20枚。4月限は348.6円まで上げたが344.0円、同0.9円安になった。出来高は36枚。5月限は345.9円を付けて342.0円、同0.2円安終えた。出来高は59枚。

 6月限は341.0円を付けて336.5円、同1.5円高で終えた。出来高は388枚。7月限は333.6円を付けて329.4円、同1.7円高で終えた。出来高は310枚。8月限は331.8円を付けて328.4円、同1.4円高で終えた。出来高は751枚。9月限は330.0円を付けて326.9円、同0.8円高。出来高は74枚。
 4月限の348.6円、5月限の345.9円、6月限の341.0円、7月限の333.6円、8月限の331.8円、9月限の330.0円は、連日の一代高値更新になった。

 中心限月の8月限は329.2円が始まりで、331.8円が高値、324.8円が安値、328.4円が引け。短い上ヒゲ、長い下ヒゲを引いた小幅の『十字線』にも見えるので『高値を出し切った』と見られなくもないが、今週末にかけての動きを見極めたい。いつ、天井を打ってもおかしくない…と思っているが、もう少し状況を見ていくことにしたい。
【オスマン】

12日(火)のRSS3号は、午前中は上海ゴム安を受けて軟調だったが、午後にまた吹っ飛んだ
2024/03/12
 11日(12日分)のゴムRSS3号は、期近限月が買い戻しに続伸。期中限月はもみ合いで終えた。
 3月限は3枚の出来高で333.0円、前日比6.5円高で終えた。4月限は24枚の出来高になって329.0円、同3.4円高で終えた。5月限は29枚の出来高で328.9円、同4.7円高で終えた。
 6月限は87枚の出来高で323.0円、同2.6円高で終えた。7月限は41枚の出来高で320.0円、同0.5円高で終えた。8月限は104枚の出来高で319.6円、同0.5円高で終えた。9月限は38枚の出来高で318.0円を付けて317.7円、0.3円安で終えた。10月限〜2月限は出来ず。合計出来高は326枚。

 11日(12日分)の上海ゴム5月限(中心限月)夜間取引は、手仕舞い売り優勢が続き反落。
 日中取引の決済値は14,180元だったが、夜間取引は決済値比85元安の14,095元で始まった。その後も売り優勢が続き14,050元へ続落した。買い戻しが入り14,075元へ戻したが、買いが出つくすと、また下げ出して今度は14,000元台割れ寸前の14,010元まで下げた。その後に買い戻しが入ったが、前日比155元安の14,025元で終える相場になった。出来高は6万8,162枚。

 12日のRSS3号日中取引は、午後になって買い戻しに期近が暴騰、期中は強気買いに大幅高。
 この日は7月限と8月限、9月限が9時に寄り付いた。7月限は夜間比0.9円安の319.1円で寄り付き、8月限が同1.2円安の318.4円で寄り付いた。9月限が同変わらずの317.7円で寄り付いた。
 このあと9時16分に5月限が夜間比2.8円安の326.1円で始まり、17分に6月限が同0.2円安の322.8円で始まった。9時35分に3月限が同2.8円高の335.8円、39分に4月限が同1.5円高の330.5円で始まった。
 値が付いたあと7月限が318.0円へ、8月限が317.9円へ続落したが、すぐに反発に転じた。

 上海ゴム5月限は、安寄りしたあと反発に転じた。午後の始まりでプラスに浮上したが、引けにかけて売られた。
 始まりは夜間比15元高の14,040元だったが、このあとも買い優勢が続き、10時過ぎには14,130元台まで戻した。その後、堅調に推移して、午前の取引を前日比10元安の14,170元で終えた。
 午後の始まりは前日の決済値(前日比)を上回って14,255元まで上伸した。しかし、買いが出つくすと小口の手仕舞い売りが優勢となって反落して14,095元まで落ち込んだ。引けにかけて買い戻されたが、夜間取引の下げ幅を縮めて前日比45元安の14,135元で終えた。
 出来高は26万2,215枚で、昨日より8万7,461枚減少した。取組高は16万1,412枚になって同124枚減少した。新規売買と手仕舞い売買が交錯した相場だった。昨日は陰線チャートで、きょうは小幅の陽線チャート。高値圏の波乱相場になっているが、目先の『フシ』は14,400元とみておきたい。

 その後のRSS3号は、上海ゴムの午後の反発を受けた買いが入り、また吹っ飛んだ。
 3月限は348.5円へ吹っ飛んで345.0円、前日比18.5円の暴騰になった。出来高は41枚。取組高は194枚になって、前日比26枚減少した。踏み上げ相場の様相。
 4月限は345.0円を付けて344.9円、同19.3円高。出来高は60枚。取組高は434枚になって、同78枚減少した。踏み上げ相場だった。
 5月限は344.0円を付けて342.2円、同18.0円高。出来高は73枚。取組高は898枚で、同30枚減少。

 6月限は337.1円を付けて335.0円、同14.6円高。出来高は274枚。取組高は1,225枚で、同81枚減少。
 7月限は331.2円を付けて327.7円、同8.2円高。出来高は603枚。取組高は1,811枚で、同426枚減少した。
 8月限は329.9円を付けて327.0円、同7.9円高。出来高は1,322枚。取組高は4,821枚で、同339枚増加した。乗り換え売買が多かったようだ。
 9月限は328.9円を付けて326.1円、同8.1円高。出来高は209枚。取組高は493枚で、同179枚増加した。

 まさか、きょうも吹っ飛ぶとは思っていなかったので、ビックリしている。第四段上げの展開になり、その上げ幅は三日間で29.9円幅に達した。まさに『青天井』化してしまった。
 『天井を打たない相場はない』と言われるが、どこまで上げるのか分からない。
 『逆ザヤ、売るべからず』の逆ザヤになっているが、『踏んだら仕舞い』の言葉もあるので注意したい。
強弱感を持たないわけにはいかないが、今の高値波乱相場は、付いていくのも難しい。
【オスマン】

11日(月)のゴムRSS3号は、利食い売りに反落したが、その後に大幅続騰して高値で引ける。
2024/03/11
 8日(11日分)の上海ゴム5月限の夜間取引は、14,000元台に乗せる一段高のあと、上げ幅を縮めて終えた。
 8日の日中取引の基準値は13,985元だったが、夜間取引は295元高の14,285元で始まった。高寄りを受けた売りが出て14,255元まで反落したが、直後に14,300元へ再上伸した。しかし、このあとは売り優勢が続いてジリ安になり、引けにかけて上げ幅を削り、前日比115元高の14,100元で終えた。
 14,300元まで続騰したが、1月2日の14,515元以来の高値を付けたことで、手仕舞い売りがドッと出る相場になり急反落、上げ幅を縮めて終えた。『引け味の悪さ』が来週明けの相場に、どのように影響するか注目された。

 8日(11日分)のゴムRSS3号夜間取引は、日中取引の暴騰を継続して続騰した。
 当限の3月限は売買が成立せず、値が付かなかった。4月限は23枚の出来高で、315.9円で始まり315.0円へ下げたが、その後に322.0円へ急伸して、前日比8.2円高で終えた。5月限は24枚の出来高で、314.7円で始まったが、その後に買い優勢となって325.5円へ急伸して323.9円、前日比9.7円高で終えた。
 6月限は121枚の出来高で、316.2円で始まり312.8円へ下げたが、その後に買い優勢となって323.7棒上げして322.3円、前日比8.3円高で終えた。7月限は336枚の出来高で、315.8円で始まり313.0円へ下げたが、その後に買い優勢となって321.2円へ急騰して320.4円、同6.8円高で終えた。
 8月限は894枚の出来高で、314.9円で始まり312.3円へ反落したが、その後に買い優勢となって321.0円へ急騰して320.5円、前日比7.5円高で終えた。9月限は43枚の出来高で、312.2円で始まり311.3円へ下げたが、その後に321.1円へ急騰して、前日比8.6円高で終えた。

 11日のRSS3号は、手仕舞い売りが出て反落したが、再び買いが集まり続騰して終えた。
 7月限が夜間比3.6円安の316.8円で寄り付き、313,7円まで反落した。しかし、午後にかけて活発な買いが入って320.0円へ続騰する展開になって319.5円、前日比5.9円高で終えた。出来高は261枚。
 8月限は夜間比4.1円安の316.4円で寄り付き313.3円まで下げた。売りが一巡出つくしたあと活発な買いが入り320.0円まで棒上げして319.1円、前日比6.1円高で終えた。出来高は1.073枚の盛況だった。

 9時03分に9月限が夜間比6.0円安の315.1円で始まり、314.4円へ下げた。その後、319.5円へ上伸して318.0円、前日比5.5円高で終えた。出来高は144枚。9時09分に6月限が夜間比3.2円安の319.1円で始まり315.1円まで下げた。その後、321.1円へ急伸して320.4円、同6.4円高で終えた。出来高は160枚。
 9時10分に3月限が322.9円(夜間取引が出来ずのため比較なし、気配値は313.0円)で始まって、326.5円で終えて、前日比13.5円高と続騰した。出来高は28枚。9時23分に5月限が夜間比4.9円安の319.0円で始まり318.9円へ小安くなった。売りが出つくすと買いが優勢となり324.4円まで上伸して324.2円、前日比10.0円高で終えた。出来高は57枚。
 4月限が夜間比5.0円安の317.0円で始まり、この値が安値になって325.6円へ急騰して、前日比11.8円高で終えた。出来高は53枚。

 安く始まったあと続落して、その後、一転して買い優勢となり連日の高値更新へ続騰する相場になったが、『チョット異常な連騰相場』と感じるところ。前週末の出来高は2,305枚だったが、きょうは3,226枚と更に増加した。少し「過熱化」の臭いがする。
 取組高は前日比664枚増の10,032枚となって、ついに10,000枚に乗せた。内訳をみると3月限が220枚で、前日比3枚増加。4月限が512枚で同24枚増加。5月限が928枚で同21枚増加。6月限は1,306枚で同149枚減少した。7月限も2,237枚で同96枚減少した。
 しかし8月限は4,482枚となって、同738枚増加した。9月限は314枚となって、同117枚増加した。
 このことからすると、きょうの相場は強気の買いに支援されて連騰した―ことになる。目先、どこまで吹っ飛ぶのか分からない。調子に乗って高値を追うのは避けたい。

 きょうの上海ゴム5月限は、14,080〜14,170元間のもみ合いで推移して、午後になって高値を受けた手仕舞い売りが優勢となり、上げ幅を削って終える相場になった。終値は14,080元で、前日比95元の小幅高になった。高値は14,170元、安値は14,055元。
出来高は34万9,676枚と急増した。取組高は16万1,536枚となり、前日比7,367枚減少した。
 二日間で600元ほど上げたので、チョット、一気に走りすぎた感がする。とくに、きょうの相場は200元幅の陰線になったので、あしたの相場が下げるなら『目先天井打ち』の可能性もあるので注意したい。
【オスマン】

8日(金)のゴムRSS3号は、整理売買で軟調だったが、午後に上海ゴム高を受けて吹っ飛んだ
2024/03/08
 上海ゴム中心限月5月限の夜間取引(7日)は、整理売りが優勢となって軟調に推移した。
 日中取引の帳入値は13,805元だったが、夜間取引は帳入値比60元安の13,745元で始まった。その後は小口買いが継続して13,800元まで戻した。しかし、買いが出つくすと軟調になり13,730元へ小安くなって、前日比70元安の13,735元で終える相場になった。
出来高は6万0587枚と薄かった。

 週末8日の上海ゴム5月限日中取引は、堅調に始まり13,7600元を中心としたもみ合い相場が続いた。10時半過ぎに13,805元と帳入値(前日比)を回復する相場になったが、その後、売りが出て小安くなり13,740元まで反落して、午前の取引を13,775元で終えた。
 ところが、午後の取引になって、まとまった売り買いを背景にした反発相場になり、14時ごろに14,000元台を回復する急伸相場になった。その後も活発な売買が続いて、続伸展開になった。14,200元台に乗せて、引け前に14,295元と14,300元に迫る高値を付けた。引けは小反落したが14,250元、前日比445元高の暴騰相場になった。

 何が起きたのか…と探ってみたが、これといった話がなかった。
 強いて予想すれば、タイ・ゴム産地が本格的なウインタリング(乾期による減産期)に入り、生産が滞っている―との話が伝わったか…、
それとも外国筋(中国系)の投機家が思惑買いを誘う手口に出てきた―のかもしれない。
 きょうの出来高は37万4,002枚に急増した。取組高は16万8,903枚になり、前日比15,763枚増加した。このことからすると、踏み(買い戻し)が出た一方で、新規の買いが活発に入った―とみられるところだ。
 もっとも、過去にも、このような暴騰相場になったケースがあったが、そのまま暴騰を続けた例がなく、反動安を経て暴騰前の水準へ逆戻りするケースが多かった。きょうの暴騰相場も一過性に終わる可能性があるかも知れない…

 さてゴムRSS3号だが、午前中は軟調に推移したが、午後の遅くになって、売買高が急増して暴騰して終えた。
 中心限月の8月限は299.8円(夜間取引)で始まり、きょうの午前中は軟調に推移して298.4円まで下げていた。ところが午後遅くになって活発な売り、買いを背景に313.6円(15時09分)へ暴騰して、313.0円、前日比13.0円高で終えた。出来高は1,131枚となったが、ほとんどが午後の遅くに集中していた。もちろん一代高値になるが、中心限月としては2021年2月初めの293.6円を上抜いて、2017年2月上旬以来の高値を付けたことになる。

 他の限をみると、3月限が313.0円で終えて、前日比9.5円高。出来高は5枚と薄かった。取組高は217枚になって、前日比11枚減少した。
 4月限は313.8円の高値引けになって、前日比10.8円高で終えた。出来高は35枚になった。取組高は488枚になって、同50枚減少した。
 5月限は314.2円の高値引けになって、同11.7円高で終えた。出来高は67枚で、取組高は907枚、同35枚減少した。

 6月限は314.0円の高値引けになって、前日比13.4円高。出来高は174枚と膨らんだ。取組高は1,455枚で、前日比137枚減少した。
 7月限は313.6円の高値引けになって、同13.7円高。出来高は249枚と膨らんだ。取組高は2,333枚になって、同498枚減少した。
 8月限は313.6円を付けて313.0円、同13.0円高になった。出来高は1,131枚と膨らんだ。取組高は3,744枚となって、同399枚増加した。
 9月限は313.4円高値を付けて312.5円、同12.8円高になった。出来高は15枚と薄かった。取組高は197枚、同66枚増加した。
 午前中の安値から5〜15円ほど吹っ飛んだ相場になったが、『一過性の暴騰相場』になってほしくないが…。

 300円台に乗せて、2週間ほどもみ合ったが、そのゾーンから上放れた。『放れた方に付いていくべき』としていたが、10数円も吹っ飛んだ相場のため、慎重に対処したい。
 日足チャートは、昨年12月20日の232.5円から『三段上げ』のパターンになっていたが、きょうの上放れは『四段上げ』の格好になる。『五波動上げ』を達成してきたため、きょうの放れ相場には付いていきにくい。慎重に見極めてから対応を考えたい。
【オスマン】

7日(木)のRSS3号は、始まったあと上伸したが、引けにかけて売りが出て上げ幅を削った。
2024/03/07
 6日(7日分)のゴムRSS3号夜間取引は、小口買いが優勢になって小高く終えた。
 当限3月限は、値が付かなかった。4月限は2枚の出来高で301.0円のあと302.0円へ上伸して、前日比2.0円高。5月限は9枚の出来高で、302.0円で始まり303.4円、同2.6円高で終えた。
 6月限は2枚の出来高で、301.7円から301.5円へ下げたが、前日比0.8円高。7月限は63枚の出来高で300.3円から299.1円へ反落したが、301.3円へ反発して301.0円、同1.3円高。8月限は83枚の出来高になって、300.5円で始まり298.1円へ反落したが、302.0円を付けて301.4円、同1.5円高で終えた。9月限〜2月限は出来ず。出来高は159枚。

 6日(7日分)の上海ゴム5月限の夜間取引は、薄い売買ながら買い優勢の相場になって上伸した。
 日中取引の帳入値は13,760元だったが、夜間取引は帳入値比75元高の13,835元で始まった。直後に、まとまった買いが入り13,875元まで上伸したが、売りが出て13,830元へ反落した。その後は見送り人気が強まり、小口の売り買いに13,850元を中心としたもみ合いになった。引け直前に13,835元へ反落したが、前日比100元高の13,860元で終えた。
 今度こそ、14,000元台に乗せる展開意になるか、どうかに注目したい。

 きょうのRSS3号は、高く始まったあと小幅続伸したが、午後になると売り優勢となり引け安相場になった。
 9時に値を付けたのは8月限だけ。8月限は夜間比0.3円高の301.7円で寄り付いた。9時05分に6月限が夜間比1.2円高の302.7円で始まり、07分に中心限月の8月限が夜間比0.3円高の301.7円で始まり、9時27分に9月限が303.5円(夜間取引が出来ずのため比較なし、夜間気配値は299.3円)で始まった。
 このあと10時46分に3月限が303.1円(同、299.0円)で始まった。4月限は12時前に夜間比2.8円高の304.8円で始まり、同時刻に5月限が同2.0円高の305.4円で始まった。

 きょうの上海ゴム5月限は、始まった直後から売り優勢になり、夜間の上げ幅を削る展開から引けにかけて急落した。
 夜間終値と同時の13,860元で始まったが、売買が薄いなか小口売りが優勢となってズルズルと下げる展開になった。10時前に13,800元まで下げて、10時半過ぎに13,830元へ戻したが、また売り優勢となって続落する相場になり、前日比15元高の13,775元で午前の取引を終えた。夜間取引の上げ幅を削った相場になった。
 午後になると小口の売り買いが交錯して反発、反落展開を繰り返したが、14時半ごろに13,820元まで戻した。しかし、そのあと手仕舞い売りが出て帳入値(前日比)を割り込むと、整理売りがドッと出て一気に13,710元まで下げた。買い戻しが入ったが、前日比35元安の13,725元で終えた。
 出来高は16万9,314枚。取組高は15万3,140枚になって前日より2,833枚減少した。軟調相場に嫌気した整理売りが出たとみられる。14,000元が、また遠くなった。

 その後のRSS3号は、いったん上伸の動きになったが、買いが途絶えると小口売りに下げて、引け安相場になった。
 3月限は301.9円へ下げたが、303.5円へ反発して、前日比4.5円高。出来高は15枚。4月限は305.1円を付けたあと302.3円へ下げて303.0円、前日比3.0円高。出来高は33枚。
 5月限は306.0円を付けたあと302.5円へ反落して、前日比1.7円高。出来高は64枚。6月限は304.2円を付けたあと300.6円へ下げて、同0.1円安になった。出来高は31枚。
 7月限は303.8円を付けたあと299.7円へ下げて299.9円、前日比0.2円高。出来高は90枚。中心限月の8月限は304.0円を付けたあと299.3円へ下げて300.0円、同0.1円高。出来高は358枚。9月限は303.6円のあと299.4円へ下げて299.7円、同変わらずで終えた。出来高は30枚だった。
 
 きょうの出来高は780枚で、うち日中は621枚と薄かった。取組高は9,632枚になって、前日比207枚減少した。うち7月限が2,831枚で、同212枚減少。8月限が3,345枚になって、同133枚増えた。
 中心限月の8月限は300.5円が始まりで、304.0円が高値、298.1円が安値、引けが300.0円。皮脂チャートは長い上ヒゲを引き、少し長いい下ヒゲを引いた小幅の陽線.『十字線』に近く、戻りの重さ、下げの鈍さを感じさせている。依然、300円を挟んだもみ合い圏の動きになっている。上放れそうになったが、上伸を維持できなかった。
 ただ、きょうの各限は、今週の高値を付けたので、動きとしては堅い。来週に期待して、少し買ってみようと思う。
【オスマン】

6日(水)のゴムRSS3号は、見送り人気が強まって小動き。上海ゴムは朝安のあと午後に反発
2024/03/06
 5日のゴムRSS3号夜間取引は、売買が控えられて満足に値が付かなかった。
 当限の3月限と5月限、6月限と9〜12月限、2月限の八限月に、値が付かなかった。
 4月限が2枚の出来高で300.0円、前日比変わらず。7月限が17枚の出来高になり298.2円で始まり299.5円へ上伸したが299.3円、前日比0.5円高で終えた。8月限は15枚の出来高で、299.0円で始まり、299.7円へ上伸して299.6円、同0.2円高で終えた。1月限が1枚の出来高で300.4円を付けた。合計出来高は35枚と、これまでに例を見ない少量に留まった。

 5日(6日分)の上海ゴム5月限の夜間取引は、軟調に始まったあと反発に転じたが、引けにかけて売り直されて続落した。
 5日の日中取引帳入値は13,770元だったが、夜間取引は帳入値比5元高の13,775元で始まった。直ぐに売り優勢となって13,745元まで反落した。しばらく前日比マイナス圏で推移したが、突然に買いが入り13,805元まで急反発した。このあと13,795元を中心としたもみ合が続いたが、引け前に再び売り優勢となって帳入値を割り込む相場になり13,730元まで急落して、前日比35元安の13,735元で終えた。

 きょうのRSS3号は、見送り人気が強まって低調な売買のなか、小動き相場になった。
 6月限が298.8円(夜間取引が出来ずのため比較なし、夜間気配値は299.7円)で寄り付き、7月限が夜間比0.7円安の298.6円で寄り付いた。8月限が同0.9円安の298.7円で寄り付いた。
 9時02分に4月限が夜間比変わらずの300.0円で始まり、9時44分に5月限が300.0円(同、300.0円)で始まった。3月限は午前に値が付かず、引け前の15時05分に299.8円の値を付けた。
 10時までに3月限を除く4月限〜8月限の値が付いたが、1枚、2枚の少量の売買で値が付く状態が続いた。

 きょうの上海ゴム5月限は、午前中は軟調に推移して、下値を試す動きを強いられたが、午後になって買い戻しが入り、反発に転じて小幅高で終えた。
 始まりは夜間比5元安の13,730元だったが、直後に13,740元へ反発した。しかし買いが続かず、少しまとまった売りが出る展開になって急落、13,690元と13,700元台を割り込んだ。この場面で突っ込み警戒人気が台頭して買い戻しが入り反発した。だが大幅に戻せず13,720元を中心としたもみ合いになった。
 10時半を廻ると買い優勢の展開になり、ジリジリと水準を切り上げた。午前の取引が終了する前に13,780元と前日比プラスへ反発して、前日比5元安の13,765元で午前の取引を終えた。

 午後始まりは軟調だったが、直ぐに買い優勢の展開になりプラス圏へ浮上し、買い戻しを誘って反発基調を続けた。引け前に13,825元まで上伸したが、その後に反落して前日比35元高の13,805元で終えた。
 売買高は16万5,580枚になったが、多い水準ではない。取組高が15万5,973枚になって、前日比2,169枚増加した。13,700元割れ場面で出来高が増えたが、値ごろ感から新規買いが入ったようだ。
 13,700元前後の水準は、2月下旬以降の反発相場に対する、半値押しの水準になるので買いが入ったとみられる。  
 押し目完了した―との見方が有力になれば、再び反発基調を辿ることになろうが…。

 RSS3号は、見送られて小動きで終始した。
 3月限は299.0円、前日比0.5円高で終えたが、出来高は3枚に留まった。4月限は300.0円の一本値で終えて、前日比変わらず。出来高は1枚。5月限は300,0円へ下げたが300.8円へ戻して、同0.8円安。出来高は11枚だった。
 6月限は298.5円へ下げたが300.7円へ戻して、前日比1.0円高。出来高は11枚。7月限は297.0円へ下げたが、299.7円へ戻して同0.9円高。出来高は101枚だった。8月限は297.1円へ下げたが299.9円へ戻して、同0.5円高。出来高は202枚だった。
 
 きょうの出来高合計は364枚と、直近の最低を記録した。日中は329枚だった。
 取組高は9,839枚になって、前日比180枚増加した。当限の3月限が318枚になって、同68枚増加した。7月限が3,043枚になって、同45枚減少した。8月限が3,212枚になって、同165枚増加した。
 中心限月の8月限は299.0円が始まりで300.3円が高値、297.1円が安値で299.9円が引け。日足チャートはやや長い下ヒゲを引き、短い上ヒゲを引いた0.9円幅の陽線。押し目買いが強まったようだ。
 ただ、日足チャートは高値が右肩下がり、安値が尻上がりの型になっている。三角もち合いのようで、近々に放れそうな格好。放れたほうに付いていくのが懸命と思われる。
【オスマン】

5日(火)のRSS3号は、薄い売買のなか上海ゴム軟調を受けた売りに上げ幅を縮めて終える。
2024/03/05
 4日のゴムRSS3号夜間取引は、見送られて小動きも堅調に終えた。
 3月限は売買が成立せず、値が付かなかった。4月限が2枚の出来高に302.0円から300.2円へ下げて、前日比0.9円安で終えた。5月限が1枚の出来高になり301.9円、前日比1.1円高で終えた。
 6月限は2枚の出来高になり301.5円から301.3円へ下げたが、同2.8円高で終えた。7月限は27枚の出来高になり、302.0円へ上げたが300.8円へ下げて、同2.5円高で終えた。8月限は25枚の出来高になって、298.6円で始まり302.0円へ上げたが300.8円へ反落して、同2.5円高で終えた。他の限月は値が付かなかった。

 4日の上海ゴム5月限の夜間取引は、売り優勢となって小安く推移した。
 日中取引の帳入値は13,850元だったが、夜間取引は帳入値比5元安の13,845元で始まり13,855元へ反発したが、直ぐに売りが出て急落した。13,800元台を割り込み、引け前には13,795元へ下げた。その後13,810元へ戻したが、再び売り優勢になって13,770元まで下げた。しばらくもみ合いが続いたが引けにかけて買い戻しが入り、前日比60元安の13,790元で終える相場になった。

 5日のRSS3号は、反発の動きを強めたが、時間の経過とともに軟調になり、上げ幅を削って終えた。
 きょうは4月限と5月限、7月限、8月限が9時の寄り付きに値を付けた。4月限は夜間比1.2円高の301.4円で寄り付き、5月限が同1.0円高の302.9円で寄り付いた。7月限が同0.5円高の301.3円で寄り付き、8月限が同1.2円高の302.0円で寄り付いた。
 9時15分に9月限が301.1円(夜間取引が出来ずのため比較なし、夜間気配値は299.3円)で始まり、9時17分に6月限が前日比1.6円安の299.7円で始まった。9時22分に3月限が299.8円(同、299.6円)で始まった。

 きょうの上海ゴム5月限は、日中を通じて軟調に推移した。
 夜間比5元安の13,785元で始まり13,800元へ戻したが、買いが出つくすと売り優勢になり、13,700元台の前半まで下げた。10時40分過ぎには13,705元まで下げて、ようやく売りが出つくして下げ止まり、買い戻しが入り13,740元、前日比110元で午前の取引を終えた。
 午後は堅調に始まり、小口の買い戻し優勢が続き13,795元まで戻して、引けに反落したが13,780元、前日比70元安で終える相場になった。
 2月28日に14,000元台を回復したが、瞬間的な反発相場で終わってしまい、現在に至っている。ここでモタモタしていると、戻り相場が一杯になってしまうので、注視して見守っていきたい。

 その後のRSS3号は、見送り人気が強いなか朝方の上げ幅を削って終える相場になった。
 3月限は299.9円を付けたが、298.1円へ下げて298.5円、前日比1.1円安。4月限は301.5円を付けたが、300.0円へ下げて前日比1.1円安と、ともに前日比マイナスで終えた。
 5月限は299.5円へ下げたが301.6円で終えて、前日比0.8円高。6月限は302.8円を付けたあと、299.4円へ下げて299.7円、同1.2円高で終えた。
 7月限は301.4円へ上げたが、298.0円へ下げて298.8円、前日比0.5円高。8月限は302.5円へ上げたが、297.9円へ下げて299.4円、同1.1円高で終えた。9月限は298.3円、同変わらず。

 きょうも、午前の小幅高を維持することが出来ずに終えた。手掛かり材料が無く、出来高が薄く、方向感が見えにくい相場が続いているため、買い方も、売り方も様子見気分が強い。
 きょうの出来高は945枚と1,000枚台を割り込んだ。日中は888枚だった。取
 組高は9,659枚になって、前日比254枚減少した。10,000枚台を回復するかの水準まで増加てきたが、減少した。投機人気の鈍さが気になる。
 中心限月の8月限は298.6円が始まりで、302.5円が高値、297.9円が安値、299.4円が引け。短い下ヒゲを引き、長い上ヒゲを引いた小幅の陽線。『塔婆』のような線が立った。300円台を割り込んだが、踏み留まっている。引け足は小幅の反発になったが、勢いが感じられない。
 300円を挟んだもみ合いが続きそうだ。売りを軸にした逆張りで対処するのがよさそうだ。
【オスマン】

4日(月)のRSS3号は、反発で始まったが売りを浴びて反落で終える。再び300円台割れに。
2024/03/04
 前週末1日(4日分)のゴムRSS3号夜間取引は、薄い売買のなか小動き。
 3月限は3枚の出来高になって、300.0円のあと299.8円へ反落して299.9円、前日比0.1円安で終えた。4月限は5枚の出来高になって、300.0円で始まり301.9円を付けたが301.5円、同0.1円高で終えた。
 5月限は2枚の出来高になって、302.0円のあと301.8円、同1.8円高で終えた。6月限は13枚の出来高になって、302.4円で始まり301.3円へ反落したが301.6円で終えて、同0.5円高。
 7月限は30枚の出来高になって、301.6円で始まり299.9円へ下げたが300.2円へ戻して、同0.4円安。8月限は31枚の出来高になって、301.4円で始まり300.0円へ下げたが300.4円へ戻して、同0.4円安。9月限〜2月限は売買が成立せず、値が付かなかった。

 1日(4日分)の上海ゴム5月限夜間取引は、小高く始まったが、引け前に帳入値を割り込み、小幅安で終えた。
 1日の日中取引の帳入値は13,895元だったが、夜間取引は帳入値比50元高の13,945元で始まった。直後に13,905元へ反落したが、売りが出つくすと反発に転じて13,945元へ戻した。しかし、このあとは売り優勢が続いて、取引半ばに帳入値を割り込み、引け前に13,855元まで急落した。その後、買い戻されたが前日比20元安の13,875元で終える相場になった。13,900元台への戻りに抵抗があるところを見せ付けられた。

 週明け4日のRSS3号は、小小幅反発が入ったが午後になって、上海ゴム安を受けた売りに反落した。
 9時に値が付いたのは7月限と8月限で、7月限は夜間比0.9円高の301.1円で寄り付き、8月限は同1.0円高の301.4円で寄り付いた。
 9時06分に5月限が同1.8円安の300.0円で始まり、6月限が同1.6円安の300.0円で始まった。続いて9月限が299.1円(夜間取引が出来ずのため比較なし、夜間気配値は300.3円)で始まった。 
 このあと、暫く新たに値が付く限月がなく、4月限は10時42分に夜間比0.5円高の302.0円で始まり、当限3月限は11時24分に夜間比1.0円安の298.9円で始まる相場になった。

 上海ゴム5月限は軟調に始まり、13,700元台後半へ反落したが、午後になって買い戻されたが小幅安。
 夜間取引比10元高の13,885元で始まり、直後に13,900元へ反発したが、すぐに売りが出て13,855元まで下げた。その後、戻したが13,915元の戻りで一杯して、10時過ぎに13,840元へ下げた。このあと小戻しを入れたが、10時半を廻ると、まとまった売りが出る相場になり、午前の取引を前日比110元安の13,785元で終えた。
 午後の取引も売り優勢が続いて13,770元まで続落したが、14時を廻ると引けを見据えた買い戻しが入るようになり、下げ幅を縮める展開になった。引けにかけてジリ高で推移して、前日比45元安の13,850元で終えた。
 きょうの出来高は19万6,654枚で、取組高は15万2,381枚となって、前日比3,144枚減少した。このところの反発相場を受けて、買い方がポジション調整の売りに出てきたようだ。この場面でモタモタしていると14,000元の壁が厚くなるかも知れない。

 RSS3号は、午後に向けて売り優勢となり、引け直前に安値を付けて、小戻して引ける相場になった。
 3月限は299.8円を付けたが、引け前に298.2円へ下げて299.6円、前日比0.4円安。出来高は12枚。4月限は302.3円を付けたが、299.5円へ反落して301.1円、同0.3円安。出来高は22枚。5月限は303.0円を付けたが、298.6円へ反落して300.8円、同0.8円高。出来高は41枚。
 6月限は298.4円へ下げて298.5円、前日比2.6円安で終えた。出来高は36枚。7月限は302.3円を付けたが、297.0円へ下げて298.3円、同2.3円安。出来高は306枚。8月限は302.0円を付けたが、297.4円へ下げて298.3円、同2.5円安になった。出来高は618枚。9月限は299.6円を付けたが、298.4円へ下げて299.3円、同1.0円安で終えた。出来高は7枚と薄かった。

 この日の出来高は1,126枚。うち日中は1,042枚。取組高は9,913枚となって、前日比104枚増加した。うち7月限が3,479枚となって、同329枚減少した。8月限が2,860枚となって、同507枚増加した。
 中心限月の8月限は301.4円が始まりで、302.0円が高値、297.4円が安値で、298.3円が引け。小高く始まったが、値を維持することが出来ず、引け安になった。短いい下ヒゲを引いた小幅の陰線。整理売りによる下げとみられるが、297.0円を下回って引けると投げが出そうだ。
 タイ・ゴムがウインタリング(乾期による減産期)に入っているが、今のところタイからの生産動向に関する材料が伝わってこない。上海ゴムの戻りが重くなっているし、RSS3号も上値が重くなっているところからすると、タイ・ゴム生産状況は通常ペースということのようだ。
 強気しなければいけない時期だが、相場動向とチャートをみると強気になれない。
【オスマン】

1日(金)のRSS3号は、強気買いが優勢になって午後高になり300円台を回復して終える。
2024/03/01
 29日(3月1日分)の上海ゴム5月限夜間取引は、上伸したあと売りが出て急落した。
 日中取引の帳入値は13,900元だったが、夜間取引は帳入値比70元高の13,970元で始まったが、すぐに売り優勢になり13,930元まで下げた。そのあと買いが入り13,975元へ急反発したが、買いが出つくすと再び売り優勢となり、引け直前に帳入値の13,900元を割り込む相場になり、前日比70元安の13,830元で終えた。
 引けにかけての急落が、あしたの日中取引にどのような影響を与えるか注目したい。
 
 週末3月1日のゴムRSS3号は、上海ゴム夜間安を受けた売りが優勢となって安寄りした。売りが出つくしたあと反発に転じて、前日比プラス相場で終えて、全限が300円台を回復した。

 3月1日のゴムRSS3号は、見送り人気が強いなか7月限と8月限の二限月が9時の寄り付きに値が付いた。
 7月限は夜間取引比1.5円安の296.6円、8月限が同1.7円安の296.7円で寄り付いた。9時08分に6月限が同2.0円安の296.5円で始まり、9時21分に9月限が298.3円(夜間取引が出来ずのため比較なし、夜間気配値は296.4円)で始まった。3月相場のスタートだが、週末事情があってか、見送り人気が強まっていた。
 このあと10時40分に5月限が299.8円(同、夜間気配値は300.0円)で始まり、10時41分に4月限が299.6円(同、気配値299.5円)で始まった。3月限は11時55分になって、やっと298.5円(同、297.6円)で始まった。

 9時台に値が付いた6月限と7月限、8月限に売りが出て、小幅続落する場面があった。
 6月限が296.0円へ、始まり値比0.5円安に下げた。7月限が294.8円へ、同1.8円安に下げた。8月限も295.0円へ、同1.7円安に下げた。しかし、売りが出つくすのが早く終わり、その後は下げ止まり、買い戻しが入って戻る相場になった。

 きょうの上海ゴム5月限日中取引は、売り優勢で低調に始まり、午前中は前日比マイナス圏での推移になった。午後になって買い戻しが入りプラス圏へ反発したが、引け前に売り直された。引けに買い直されて小幅高で終えた。
 夜間取引比5元高の13,835元で始まり13,855元へ反発したが、売り直されて13,930元へ下げた。もみ合ったあと小口の買い戻しが優勢になって、ジリ高に転じる展開になった。反発、売り直しの展開が続いたが、それでも水準を切り上げて午前の取引を前日比15元安の13,885元で終えた。
 午後は一転して買い優勢となり、早い時間帯に帳入値を回復する相場になり、14時過ぎに13,935元まで戻した。だが引け前に売り優勢になり、帳入値を割り込む13,865元まで下げた。その後に買い戻しが入り13,925元まで戻して、前日比15元高の13,915元で終える相場になった。 
 13,900元台で引ける相場が続いているが、14,000元台に乗せるための『弾み』になるとみてよさそうだ。

 その後のRSS3号は、 薄い出来高のなか小口買いが優勢となって、全限が300円台を回復する相場になった。
 3月限は300.0円へ反発して、前日比2.4円高。出来高は7枚と薄い。4月限は301.4円で、同1.9円高になった。出来高は14枚だった。5月限は300.5円を付けて300.0円、同変わらす。出来高は14枚。
 6月限は302.0円を付けて301.1円、同2.4円高で終えた。出来高は24枚。7月限は301.7円へ上伸して300.6円、同3.8円高で終えた。出来高は359枚。8月限は301.6円へ上伸して300.8円、同3.8円高になった。出来高は506枚。9月限は301.0円を付けて300.3円、同3.9円高。出来高は57枚だった。

 3月限〜9月限の各限が300円台を回復して終えた。
 中心限月の8月限は297.6円が始まりで高値が301.6円、安値が295.0円で、引けが300.8円。日足チャートは短い上ヒゲを引き、少し長い下ヒゲを引いた3円超幅の陽線。301.6円を付けて、昨日の始まり値の301.2円を超えたが、引けが300.8円と301.2円より下値になっているので、『反発したが戻りが鈍い』と感じる。引け足も300円台へ反発したが、この場面では、利食い戻しの範囲に留まっている。
 買い展開になるには2月22日に付けた307.5円を上抜かねばならない。難しい場面を迎えたので、目先は様子を見たい。
【オスマン】

29日(木)のRSS3号は、上海ゴム午前の軟調を受けて下値試すも、引けに買い戻しが入る。
2024/02/29
 28日(29日分)のゴムRSS3号夜間取引は、見送り人気が強まり小口の売り買いで小浮動。
 3月限は6枚の出来高で、300.5円で始まり300.4円へ下げたが300.8円へ戻して、前日比0.5円安で終えた。4月限は2枚の出来高で、303.0円、前日比変わらずで終えた。5月限は値が付かなかった。
 6月限は27枚の出来高で、301.7円で始まり、302.8円へ上伸したが301.5円、前日比変わらずで終えた。7月限は66枚の出来高で、301.4円で始まり302.3円へ上伸したが、300.4円へ下げて、前日比0.1円安で終えた。 
 8月限は27枚の出来高で、301.2円で始まり302.0円へ上伸したが、300.3円へ反落して300.8円、前日比0.3円安で終えた。9月限〜2月限は値が付かなかった。月末事情から整理売買が多くなった。

 28日(29日分)の上海ゴム5月限夜間取引は、小口売りが優勢となって軟調。
 日中取引の帳入値は13,950元だったが、夜間取引は帳入値比変わらずの13,950元で始まったが、すぐに売り優勢となって帳入値を下回る相場になった。13,910元まで下げたあと、買い戻しが入り13,940元へ反発したが、前日比プラス圏への反発にならず、戻り売りを浴びて再び下げる相場になった。
 22時を廻った頃に13,850元まで突っ込んで、引け直前に13,920元へ戻したが、前日比45元安の13,905元で終える相場になった。
 出来高が6万6,462枚と薄く、『買い気が乏しかったため下げた』という相場になった。

 2月29日のRSS3号は、軟調に始まったあとガタンと下げたが、午後になると下げ渋り、引けにかけて期近限月は買い戻しが入り下げ幅を縮小した。しかし期中限月は、きょうの安値引けになる相場になった。

 9時に値が付いたのは5月限と7月限、8月限の三限月に留まった。5月限は301.6円(夜間取引が出来ずのため比較なし、夜間気配値は302.5円)寄り付いた。7月限が夜間比0.9円安の299.5円で寄り付き、8月限が同1.3円安の299.5円で寄り付いた。
 9時05分に6月限が夜間比3.5円安の298.0円で始まった。9時33分に3月限が夜間比3.7円安の297.1円で始まり、4月限が同3.8円安の299.2円で始まった。9時46分に9月限が297.7円(同、303.5円)で始まった。
 5月限を除く各限が、300円台を割り込んで始まる相場になった。

 きょうの上海ゴム5月限は、序盤に下値を試す展開になったが、徐々に下げ幅を縮めて、引けにかけて帳入値を回復する反発になった。
 夜間比10元安の13,895元で始まり、直後に13,900元へ小幅反発したが、売り直されて10時前に13,835元まで下げた。そこで、少しまとまった買い戻しが入り反発に転じ、午前の取引終了に向けて反発が続き13,915元まで戻した。そして前日比55元安の13,895元で午前の取引が終了した。
 午後は13,895元で始まり13,890元へ下げたが、すぐに買い優勢になって反発した。14時前に13,930元へ戻したが、また売り優勢になって13,905元へ反落した。しかし、直ぐに買いが入り反発して、帳入値を回復する相場になり、前日比10元高の13,960元で終えた。
 下値を見届けて、前日比プラスで引けた。『反発基調が強まった』と受け止めてよい。

 その後のRSS3号は、売買が見送られたが、やや売り優勢になって下値を試した。引けにかけて買い戻しが入り、上げ幅を縮めて終えた。
 3月限は297.1円を付けて297.6円、前日比3.7円安。出来高は5枚と薄かった。4月限は298.6円へ下げたが299.5円へ戻して、同3.5円安で終えた。出来高は8枚と薄かった。
 5月限は298.5円へ下げたが300.0円へ戻して、前日比2.5円安になった。出来高は8枚。6月限は297.1円へ下げたが298.7円へ戻して、前日比2.8円安。出来高は45枚。
 7月限は295.8円へ下げたが296.8円へ戻して、前日比3.7円安。出来高は279枚。8月限は295.6円へ下げたが297.0円へ戻して、同4.1円安で終えた。出来高は337網だった。9月限は296.4円で、同7.1円安。出来高は6枚と薄かった。

 きょうの出来高は816枚。うち日中は688枚と薄かった。
 取組高は9,331枚になり、前日比122枚増加した。7月限が3,835枚で、同399枚減少した。8月限が1,853枚になって、同544枚増加した。
 中心限月の8月限は301.2円が始まりで302.0円が高値、295.6円が安値になり297.0円が引け。短い上ヒゲを引き、やや長い下ヒゲを引いた4円超の陰線。5日移動平均線を下回り、15日移動平均線に接近した。ここで下げ止まらなければ、290円台割れを試す下げに繋がりそうだ。
 あしたは3月相場のスタートになるが、週末事情がどのように影響するか見守りたい。
 まさか…と思うが、引けベースで296.0円を割り込むと『天井構成』が確定してしまうので注目したい。
【オスマン】

28日(水)のゴムRSS3号は、小動きで始まり上伸したが、その後は売り優勢で軟調に引けた。
2024/02/28
 27日(28日分)のゴムRSS3号夜間取引は、売り優勢となって小幅反落した。
 3月限は10枚の出来高になって301.3円で始まり、300.0円へ反落して、前日比1.4円安。4月限は3枚の出来高になって、304.6円で始まり303.7円、同1.9円安。5月限は6枚の出来高になって304.7円で始まり304.0円、同1.8円安。6月限は値が付かなかった。
 7月限は82枚の出来高になって302.9円で始まり304.2円へ上げたあと、302.3円へ下げて302.5円、前日比0.1円安で終えた。中心限月の8月限は44枚の出来高になって302.9円で始まり304.8円へ上げたが、引けに302.9円へ反落したが同0.3円高になった。見送り人気が強まった夜間取引だった。

 27日(28日分)の上海ゴム5月限夜間取引は、見送り人気が強まって小動きになった。
 日中取引の帳入値が13,940元だったが、夜間取引は帳入値比30元高の13,970元で始まった。直後に13,990元へ続伸したが、その後は売り優勢となって反落、すぐに帳入値を割り込む13,920元安値を付けた。買い戻しが入り帳入値を回復したが上伸力が弱く、もみ合いで推移して前日比(帳入値比)15元高の13,955元で終えた。
 14,000元に接近したが、乗せることができなかった。よほど上値に対する抵抗が強い相場なのか…。

 28日のRSS3号は、小動きで始まったあと上伸したが、その後、午後も見送られて小動き。軟調に引けた。
 5月限、6月限、7月限と8月限の四限月が9時の寄り付きに値を付いた。5月限が夜間比変わらずの304.0円で寄り付き、6月限が303.0円(夜間取引が出来ずのため比較なし、夜間気配値は303.4円)で寄り付いた。7月限が夜間比変わらずの302.5円で寄り付き、8月限が同0.4円安の302.5円で寄り付いた。
 9時59分に9月限が303.5円(同、301.7円)で始まり、10時04分に3月限が夜間比0.5円安の299.5円で始まった。4月限は13時05分になって夜間比1.4円安の302.3円で始まった。

 値が付いたあと5月限が306.0円まで上伸して、6月限が303.9円へ、7月限が303.6円へ、8月限が304.2円へ上伸したが、買いが出つくすと次第に売り優勢の展開になった。
 10時過ぎに7月限が300.1円まで反落して、8月限が299.9円と300円台を割り込んだ。6月限が301.0円へ反落、4月限が301.9円へ、5月限が302.5円へ反落した。しかし売りが出つくすのも早く、その後は引けにかけて小口の売買のなか、小動きで推移した。

 きょうの上海ゴム5月限は、見送り姿勢が強まったなか買い優勢の場面もあったが、引けにかけて売り優勢になった。
 夜間比5元高の13,960元で始まり、直後に帳入値(13,940元)を割り込む13,925元まで下げた。売りが出つくすと買い優勢になり、反発に転じ13,990元で反発した。その後、小波乱して前日比40元高の13,980元で午前の取引を終えた。
 午後は13,985元で始まった直後に14,010元と、14,000元台相場になったが、すぐに反落して14時半に帳入値を割り込み13,915元まで下げた。引けに買い戻されて、前日比25元高の13,965元で終えた。
 14,000元台への足掛かりになるもみ合いか…。それとも上値が重いのか…。

 その後のRSS3号は、売買が盛り上がらず、小動きで推移して引けた。
 3月限は302.0円を付けたが301.3円へ反落して、前日比0.1円安。出来高は21枚。4月限は304.0円へ上伸したが303.0円へ反落して、同2.6円安になった。出来高は18枚と薄かった。
 5月限は302.5円で終えて、前日比3.3円安と急落した。出来高は6枚だった。6月限は301.5円で終えて、同1.9円安になった。出来高は14枚。7月限は300.5円で終えて、同2.1円安になった。出来高は266枚。8月限は301.1円で終えて、同1.5円安になった。出来高は148枚と薄かった。9月限は303.5円、同1.8円高になった。出来高は1枚。

 合計出来高は619枚と薄かった。日中取引は474枚だった。
 取組高は9,000枚となり、前日比40枚減少した。
 中心限月の8月限は302.9円で始まり、304.8円が高値、299.9円が安値、301.1円が引け。長い上ヒゲを引き、やや長い下ヒゲを引いた1円超幅の陰線が立った。300円の攻防になっているが、22日に付けた307.5円を上抜くまで買いにならない。逆に300円を割り込んで引けるようだと、売り転換する。
 今週中は、大きく動かないかもしれない。
【オスマン】

27日(火)のRSS3号は、上海ゴム高を受けて高寄りしたが、高値警戒が強まって伸び悩む。
2024/02/27
 26日(27日分)のゴムRSS3号夜間取引は、見送り人気が一段と強まって小動きになった。
 3月限は1枚の出来高で299.3円、前日比変わらず。4月限も1枚の出来高で302.1円、同0.6円安。5月限と6月限は値が付かなかった。
 7月限が15枚の出来高になったが、300.9円で始まり300.7円へ下げたあと301.4円へ上伸して、前日比1.9円高。8月限は8枚の出来高になり301.0円で始まり300.4円へ下げたが、301.1円へ戻して同1.7円高で終えた。9月限〜2月限は値が付かなかった。

 26日(27日分)の上海ゴム5月限夜間取引は、まとまった売買を背景に一段高。
 日中取引の帳入値は13,745元だったが、夜間取引は帳入値比35元高の13,780元で始まり、直後に活発な買いが入り13,900元台へ急伸した。その後は高値を受けた手仕舞い売りが出たが、売りを勝る買いが入って続伸する展開になり、取引半ばに14,000元を付ける場面があった。
 その後、引けにかけて手仕舞い売りが出て小安くなったが、前日比200元高の13,945元で終えた。
 反発基調ながら、戻り売りを浴びて伸び悩んでいたが、やっと14,000元相場が実現した。出直り基調が一段と強まったとみて良いか!

 27日のRSS3号は高値を付けたことで、手仕舞い売りが誘われる展開になって伸び悩んだ。
 きょうは4月限が夜間比3.3円高の305.4円で寄り付き、5月限が306.1円(夜間取引が出来ずのため比較なし、気配値は302.9円)で寄り付き、6月限が306.1円(同、気配値は300.2円)で寄り付いた。
 7月限が同4.9円高の306.3円で寄り付き、8月限が同4.8円高の305.9円で寄り付いた。しばらく五限月の取引が続き、11時42分に9月限が301.7円(同、気配値は300.0円)で始まった。12時前に3月限が同4.2円高の303.5円で始まった。
 寄りあと5月限が307.0円へ続伸したが、他の限月は寄り付き、始まりが、この日の高値になった。売り買い玉の出合いが薄く、出来高は増えなかった。

 きょうの上海ゴム5月限だが、見送られて小動きとなったが、夜間取引の上げ幅をキープして220元高で終えた。
 13,950元で始まった直後に13,915元へ小安くなったが、買い直されて午前の取引を前日比245元高の13,970元で終えた。
 午後も堅調に始まって14時過ぎに13,985元高値を付けた。その後は、手仕舞い売りが出る展開が続き伸び悩み、前日比220元高の13,965元で終える相場になった。
 14,000元台に乗せて終ええられなかったのが残念だが、簡単に14,000元台を回復したので、これでタイ・ゴムの減産期に向けて、さらに上値を試す展開に発展する可能性が強まったとみてよいか…。

 その後のRSS3号は、高値示現を受けた手仕舞い売りが優勢となった。
 3月限が301.4円へ上げ幅を縮めて、前日比2.1円高で終えた。出来高は10枚。4月限は305.7円を付けて305.6円、同2.9円高で終えた。出来高は3枚と薄かった。
 5月限は305.7円へ上げ幅を縮めて305.8円、前日比2.9円高。出来高は18枚。6月限は302.9円へ上げ幅を縮めて303.4円、同3.2円高。出来高は46枚だった。
 7月限は302.2円へ上げ幅を縮めて302.6円、同3.1円高。出来高は443枚だった。8月限は301.2円へ上げ幅を縮めて302.6円、同3.2円高になった。出来高は565枚。9月限は301.7円の一本値で同1.7円高。

 きょうの出来高は1,111枚で、日中は1,086枚。夜間は、なんと25枚だった。
 取組高は9,531枚になって、前日比281枚増加した。3月限〜7月限は一桁の減少で、7月限は4,253枚になって同48枚減少した。8月限が1,215枚になって同349枚増加した。乗り換え売買が進んでいる。
 中心限月の8月限は301.0円が始まりで、高値が305.9円、安値が300.4円、引けが302.6円。日足チャートは、長い上ヒゲを引いて、短い下ヒゲを引いた1円超幅の陽線。高値を出した線だが、まだ弱気になれない。 
 月末を控えて整理売買が増えそうだが、弱気になるのは控えたい。ただ、買い玉に利が乗っているはずだから、利食い売りを進めるのは良い。
【オスマン】

26日(月)のゴムRSS3号は、上海ゴム軟調を嫌気した売りに急落。中心限月が300円台割れ
2024/02/26
 22日(26日分)のゴムRSS3号夜間取引は、整理売りが出て急落した。
 当限に出世した3月限は、値が付かなかった。4月限は24枚の出来高になって、301.3円で始まって301.7円へ戻したが、前日比1.4円安で終えた。5月限も値が付かなかった。
 6月限が52枚の出来高になって、301.6円で始まって302.1円へ上伸したが、300.9円で終えて同3.3円安。7月限は599枚の出来高になって、301.3円で始まり303.2円へ上伸したが、299.9円へ反落して300.6円、前日比3.9円安。
 8月限は335枚の出来高になって、302.4円で始まって302.5円へ小幅高になったが、300.0円へ急落して301.0円、同2.6円安終えた。9月限〜2月限には値が付かなかった。

 22日(26日分)の上海ゴム5月限は、小口買いが優勢となって小幅高。
 日中取引の帳入値は13,765元だったが、夜間取引は13,790元で始まり13,770元へ反落したが、その後は売買が薄れて、小口の売り買いに小浮動する展開となった。一時13,805元高値を付けたが、次第に売り優勢の取引に変わり、引け直前に帳入値を下回る13,750元へ下げて、前日比10元安の13,755元で終えた。

 三連休明けとなった26日のゴムRSS3号は、上海ゴムの反落に足を引っ張られて引け安になった。
 きょうは7月限と8月限が、9時の寄り付き値を付けた。7月限は夜間比3.9円高の304.5円で寄り付き、8月限が同3.2円高の304.2円で寄り付いた。夜間取引が急落していたため、買い戻しが入ったようだ。
 9時26分に6月限が同2.3円高の303.2円で始まった。このあと暫らく値を付ける限月がなく、10時41分になって4月限が夜間比0.8円安の300.9円で始まった。10時59分に3月限が300.9円(夜間取引が出来ずのため比較なし)で始まった。11時15分に5月限が302.5円(同)で始まった。9月限は午前中に値が付かず、14時35分に302.0円(同)で始まった。

 きょうの上海ゴム5月限は、売り優勢が続いてズルズル値を下げた。午後の始まりに安値を付けたが、その後は、もみ合ったあと反発に転じた。
 始まりは前日比10元安の13,755元だったが、次第に値を下げる展開になり13,710元で午前の取引を終えた。
 午後も売り優勢で始まり13,690元まで突っ込んだ。このあと買いが入る展開になったが、小口の買い戻しに留まり13,725元への反発で止まってしまい、売り直されて13,695元まで下げた。このあと、引けにかけて買い戻しが入り13,765元と帳入値まで回復した。引けは前日比15元安の13,750元になったが、きょうの安値となった13,690元で底打ちしたかを確かめたい。
今週中に『底割れ』しなければ底打ちしたとみて良かろう。

 その後のRSS3号だが、7月限から8月限への乗り換え売買が増えたが、他の限月は売買玉の出合い次第のマチマチ展開になったが、引けにかけて総じて急落する相場余儀なくされた。
 3月限は引け前に299.3円と300円台を割り込み、これが終値となって前日比2.7円安。出来高は8枚。
4月限は引け前に買い戻しが入って302.7円へ反発して、前日比0.4円安で終えた。出来高は22枚。
 5月限は引け前に302.0円へ下げて、302.9円へ戻したが前日比1.2円安。出来高は7枚。
 6月限は午前中に付けた305.2円が高値になって、引け前に300.2円まで急落して、これが引け値となって前日比4.0円安。出来高は33枚。

 7月限は午前中に付けた305.9円が高値になって、引けにかけて下げて299.5円と300円台を割り込んで終えた。前日比5.0円安。出来高は544枚になった。
 中心限月の8月限は午前中に付けた305.3円が高値になって、その後は売り優勢が続き引け前に299.2円と300円台を割り込んで299.4円、前日比4.2円安。出来高は370枚。
 9月限は302.0円で始まって300.0円、前日比4.0円安。出来高は28枚だった。

 きょうの出来高は2,059枚。うち日中は1,049枚。
 取組高は9,250枚になって前日比421枚増加した。6月限が35枚減少して1,714枚になったが、7月限が154枚増加して4,301枚になり、8月限が866枚になって同290枚増加した。7月限、8月限が300円台を割り込んだが、弱気筋が慌てて売ってきて、強気が『初割れ買うべし』で買い向かったようだ。取組高が9,000枚台に乗せてきたので、先行きが楽しみになった。
 中心限月の8月限は304.2円が始まりで305.8円が高値、299.2円が安値で299.4円が引け。22日の長い陽線に包まれた陰線で、あくまで利食い押しの範囲だが、モタモタしていると天井を構成することになりそうだ。
【オスマン】

22日(木)のRSS3号は、上海ゴム高を受けた買い戻しと新規買いに急騰。全限300円台へ。
2024/02/22
 21日(22日分)のRSS3号夜間取引は、見送り人気が強まって小動き。
 当限の2月限と5月限、9月限〜1月限は値が付かなかった。
 3月限が2枚の出来高で、294.5円で始まり293.8円へ下げて、前日比2.1円安。4月限は1枚の出来高で294.4円、同1.0円安。
 6月限も1枚の出来高で296.6円、前日比変わらず。7月限は101枚の出来高で、296.0円で始まり296.3円を付けたが、295.3円へ反落して295.5円、前日比0.5円安になった。8月限は15枚の出来高になり、296.0円で始まり296.4円へ上げたが、296.0円へ反落して同0.5円安で終えた。合計出来高は120枚と薄かった。

 21日(22日分)の上海ゴム5月限の夜間取引は、小口買いが優勢になって小幅反発。
 20日の日中取引帳入値は13,535元だったが、夜間取引は13,555元で始まった。すぐ13,585元へ上伸したが、戻り売りが出て反落する相場になった。13,550元まで下げたところで再び買い優勢になったが、戻り売りを消化して、引け直前に13,635元を付けた。引けは緩んだが、前日比90元高の13,625元で終えた。
 出来高は6万9,601枚。久し振りに13,635元高値を付けた。この勢いで22日も続伸するかに注目。

 22日のゴムRSS3号は、高く始まったあと小口の買いが優勢となって続伸。上海ゴムが13,700元台へ続伸したのを受けて、RSS3号は売り玉の買い戻しと、新規買いが先行して300円台相場へ暴騰した。
 6月限が夜間比0.5円高の297.2円、7月限が同1.0円高の296.5円、8月限が同1.5円高の297.5円で寄り付いた。
 9時34分に5月限が299.0円(夜間取引が出来ずのため比較なし)で始まり、9時45分に3月限が同2.5円高の296.3円で始まった。10時29分に2月限が295.0円(同比較なし)で始まり、11時11分に4月限が同3.8円高の298.2円で始まった。活発な動きがなく、小浮動で推移した。

 きょうの上海ゴム5月限は、午前の取引に13,795元高値を付けたが、午後はもみ合って13,760元で終えた。
 夜間比15元高の13,640元で始まり、ジリ高で推移して10時過ぎに13,660元を付けた。その後、売り優勢に転じて13,625元へ反落したが、再び買い優勢になり、午前の取引が終了する直前に活発な売買を背景に、一気に水準を切り上げる相場になった。13,795元と13,800元に接近する直近の高値を付けた。その後、手仕舞い売りが出たが、前日比235元高となる13,750元で午前の取引を終えた。
 午後は13,780元と高く始まったが、買いが窄み小口の売りが優勢となって反落した。しかし、大幅に下げず、売り買いが交錯して、前日比225元高の13,760元で取引を終えた。
 まとまった売買になったのは、下値が堅く感じられたことと、強気筋の“陽動買い”が入ったのではないか。急伸し始めた動きをみて、売り方が買い戻しに出てきたことも原因したのではないか。一過性の動きに終わらねば良いのだが…。

 上海ゴム急伸を受けたRSS3号は、午後に急騰して一気の300円台乗せ相場になった。
 3月限は302.0円へ棒上げして、前日比6.1円高。出来高は14枚。4月限は304.5円を付けて303.1円へ反落したが、同7.7円高で終えた。出来高は21枚。
 5月限は305.7円を付けたが、304.1円へ反落して同7.1円高。出来高は35枚。6月限は306.9円を付けたが、304.2円へ反落して同7.6円高。出来高は128枚だった。
 7月限は307.5円を付けたが、304.5円へ反落して、同8.5円高。出来高は1,139枚。8月限は306.5円を付けたが、303.6円へ反落して同7.1円高。出来高は290枚。

 きょう納会を迎えた2月限は、11枚の出来高になって295.0円から305.5円へ暴騰して納まった。出来高は11枚と薄かった。納会受渡枚数は122枚となって、前日比1枚減少した。
 タイ・ゴムが減産期に入っているのを受けて、現物を手持ちしようとした動きが強まった納会だった。

 RSS3号は暴騰した割には、出来高が薄かったのが『気になる』。出来高が急増した7月限の暴騰に『煽られた相場』のように見える。全限が300円台に乗せたことでもあり、高値警戒人気が、さらに強まりそうだ。用心、用心。
【オスマン】

21日(水)のRSS3号は、午後に下値を試したが、その後に買い戻しが入って下げ幅を縮めた
2024/02/21
 20日(21日分)のゴムRSS3号夜間取引は、手仕舞い売りが優勢となって小幅続落。
 当限2月限は売買が成立せず、値が付かなった。3月限は2枚の出来高になって295.4円、前日比0.4円安。4月限は1枚の出来高で296.1円、同1.5円安。5月限は1枚の出来高で296.4円、同0.6円安で終えた。
 6月限は49枚の出来高になって、294.7円で始まり297.6円へ上伸したが、296.5円へ反落して前日比0.3円安。7月限は178枚の出来高で、293.8円で始まり293.7円へ下げたあと297.0円へ上伸したが、295.0円で終えて同1.1円安。8月限は36枚の出来高で、295.1円で始まり294.5円へ下げたが、296.5円へ戻して同0.3円安で終えた。合計出来高は267枚と薄かった。

 20日(21日分)の上海ゴム5月限は、安く始まったが小口の買い戻しに下げ渋り、引けにかけ下げ幅を縮めた。
 日中取引の帳入値は13,570元だったが、夜間取引は60元安の13,510元で始まった。直後に13,490元まで続落したが、売りが一巡して買い戻しが入る展開になり、13,500元台を回復した。しかし13,550元へ戻すのがやっとになり、引けにかけて軟調になって、前日比35元安の13,535元で終えた。
 下値抵抗が感じられるが、戻りに対する抵抗も見られる。13,400元台を固める動きになるか…。

 21日のゴムRSS3号は、安寄りのあと戻したが、午後に下値を試したあと買いが入り小幅安で終えた。
 9時の寄り付きに値が付いたのは、7月限の一限月に留まった。7月限は夜間比0.6円安の294.4円で寄り付いた。
 このあと9時01分に6月限が夜間比0.5円安の296.0円で始まり、04分に8月限が同0.5円安の296.0円で始まった。9時28分に5月限が同3.2円安の293.2円で始まった。
 10時を廻り26分に4月限が夜間比3.1円安の293.0円で始まり、41分に2月限が295.1円(夜間取引が出来ずのため比較なし)で始まった。3月限は午前中に値が付かず、13時39分に夜間比0.4円高の295.9円が付いた。

 きょうの上海ゴム5月限は、下値を試したあと反発したが、戻り売りを浴びて小安く終えた。
 夜間取引比10元安の13,525元で始まったが直後に13,485元まで急落した。しかし、その後は小口の買い戻しが入り、午前の取引が終了する直前に帳入値を上回る13,575元を付けた。その後、小幅反落して前日比10元安の13,560元で午前の取引を終えた。
 午後は買い優勢で始まり13,600元まで上伸したが、その後は戻り売りを浴びて帳入値を割り込んで、引け直前に13,495元まで突っ込んだ。その後、買い戻されたが、前日比20元安の13,550元で終えた。
 13,400元台を固める展開が続くか…。

 その後のRSS3号は、下値を試す動きが強まり急落したが、引けにかけて下げ幅を縮小して終えた。
 10時半近くに安値を付けた。4月限が292.0円へ突っ込んだが、午後になって295.5円へ急反発して295.4円、前日比2.2円安で終えた。出来高は7枚と薄かった。5月限が291.8円へ突っ込んだが、引け前に297.0円へ反発して、前日比変わらず。出来高は32枚と薄かった。
 6月限は291.0円へ突っ込んだが、午後に297.5円へ反発して296.6円、前日比0.2円安。出来高は181枚。7月限は290.2円と290円台割れが脅かされたが、引け前に296.9円へ反発して269.0円、同0.1円安で終えた。出来高は791枚だった。8月限は290.1円まで突っ込んだが、296.5円へ戻して同0.3円安で終えた。出来高は92枚だった。

 利食い売りが出て突っ込んだが、売りが出つくすと買い直された相場。
 出来高は1,380枚になり、日中は1,112枚だった。取組高は8,919枚になって、前日比13枚減少した。
 中心限月の7月限は293.8円が始まりで、高値が297.0円、安値が290.2円、296.0円が引け。短い上ヒゲを引き、長い下ヒゲを引いた3円超幅の陽線。290円台を割り込まなかったので、まずは安心という場面だが、あした、明後日の二日間に300円に乗せる相場になるかどうかを見守りたい。300円台に乗せることができなかった場合、290円台割れが予想される。急落の恐れがあるので注意しておきたい。
【オスマン】

20日(火)のRSS3号は、一代高値を更新したあと急落したが、引けにかけて下げ幅を縮小。
2024/02/20
 19日(20日分)のゴムRSS3号夜間取引は、買い戻しと強気買いが優勢となって続伸。
 当限の2月限が22枚の出来高になって300円、前日比1.0円高。二番限の3月限は11枚の出来高になって299.0円、同1.8円高。4月限は出来ず。5月限は4枚の出来高になって300.0円、同2.2円高で終えた。
 6月限は75枚の出来高になって、298.8円で始まり、301.4円へ続伸して301.1円、前日比2.8円高。中心限月の7月限は896、枚の出来高になって、298.2円で始まり297.8円へ反落したあと、302.2円へ急反発して302.0円、同3.5円高で終えた。8月限は57枚の出来高になって、298.6円で始まり298.1円へ反落したが、買い戻しが入って301.6円の高値引け。前日比3.6円高になった。

 19日(20日分)の上海ゴム5月限の夜間取引は、13,500元台へ続伸して終えた。
 日中取引の帳入値は13,525元だったが、夜間取引は15元安の13,510元で始まった。すぐに活発な買いが入って、帳入値を一気に上回って13,600元まで急伸した。その後は売買が薄くなるなか、もみ合いで推移したが、売りが薄くなったところに小口の買いが入り13,675元まで急伸した。その後は手仕舞い売り優勢となって反落したが、前日比65元高の13,590元で終える相場になった。出来高は6万8,442枚。

 20日のゴムRSS3号日中取引は、マチマチで始まったあと続伸した。直後に高値を受けた売りが出て急反落した。だが引けにかけて強気買いが入って、下げ幅を縮めて終える相場になった。
 きょうは7月限と8月限が、9時の寄り付きに値が付いた。7月限は夜間比1.8円高の303.8円で寄り付いた。8月限が同2.0円高の303.6円で寄り付いた。
 少し遅れた9時05分に6月限が夜間比2.2円高の303.3円で始まり、同15分に4月限が296.5円(夜間取引が出来ずのため比較なし)で始まった。同19分に5月限が夜間比3.6円高の303.6円で始まった。しばらく、この五限月の取引で推移した。
 10時15分に3月限が夜間比2.2円安の296.8円で始まり、2月限は10時31分に夜間比0.9円安の299.1円で始まった。 

 きょうの上海ゴム5月限は、13,500元台へ反発したのを受けて、手仕舞い売りが優勢になって伸び悩んだ。
 13,585元で始まり13.535元へ反落したが、買いが優勢になって13,575元へ反発した。その後、小口御売り買いが交錯する相場になってもみ合い、前日比45元高の13,570元で午前の取引を終えた。
 午後は13,590元まで反発する動きになったが、買いが途絶えるとジリ安になって13,545元まで反落した。引けに反発して前日比30元高の13,555元で終える相場になった。出来高は16万4,141枚だった。
 夜間取引で13,600元台を付ける反発になっていたが、日中取引が伸び悩んだ。春節明けの19日の相場からみて。『きょうも続騰か』と思われたが、戻りが閊えた様な相場になった。14,000元台を回復する展開になるには時期尚早のようだ。ただ、13,200元台で下値が堅くなっているので、下値に対する不安がないとみてよさそうだ。

 その後のRSS3号は、高値を受けた売りが嵩む展開になって急落した。引けにかけて買い戻された。
 2月限が305.0円で終えて、前日比6.0円高と続騰した。出来高は10枚。3月限は295.8円へ反落して、前日比1.4円安。出来高は10枚。4月限は295.6円へ反落して297.6円、同0.7円安。出来高は9枚。
 5月限は294.3円へ急落したが297.0円へ戻して、前日比0.8円安。出来高は33枚。6月限は293.2円へ急落して296.8円、同1.5円安になった。出来高は147枚。7月限は292.6円へ、高値から11.8円暴落して296.8円、同1.5円安で終えた。出来高は1,636枚の大出来高になった。8月限も高値から11.6円幅暴落して292.0円を付けたが、296.8円で終えて同1.2円安になった。出来高は72枚と薄かった。

 きょうの出来高は2,974枚。うち日中は1,918枚、夜間が1,066枚だった。
 取組高は8,969枚となり、前日より2枚の減少。6月限は1,810枚で、同52枚減少。7月限は4,268枚で、同4枚増えた。8月限は371枚で、同65枚増えた。
 中心限月の7月限は298.2円が始まりで304.4円が高値、292.6円が安値になって引けが296.1円。6円超幅の上ヒゲ、4円弱幅の下ヒゲを引いた2円幅の陰線。十字線にも見えるが、昨日の陽線の反対のような線が立った。高値圏(天井)を構成するときに出現する線のため、注意して見守りたい。
 『いつ、天井を打っても不思議ない場面を迎えている』と見るのが無難と思うが…。
【オスマン】

19日(月)のゴムRSS3号は、夜間で300円台に乗せたが、日中は急落したあと買い戻される。
2024/02/19
 前週末16日(19日分)のゴムRSS3号、夜間取引は買い戻しが入って、期中限月が300円台に乗せた。
 当限の2月限は11枚の出来高になって、300.1円を付けて300.0円、前日比0.1円安。3月限は9枚の出来高になって298.0円を付けたが、294.9円へ反落して同3.0円安。4月限は2枚の出来高になって298.0円を付けたが、297.7円へ反落して同0.3円安で終えた。5月限は30枚の出来高になって、300.9円で始まって、296.5円へ反落したが297.4円で終えて、前日比変わらず。
 
 6月限は97枚の出来高になって297.5円で始まり、302.5円を付けて296.2円へ反落して297.9円、同0.6円高で終えた。7月限は605枚の出来高になって、296.0円で始まり302.3円を付けて、295.5円へ下げたが297.9円で終えて前日比1.8円高。8月限は16枚の出来高になって、297.0円で始まり300.4円へ上伸したが、295.0円へ反落して297.5円、同2.1円高で終えた。9月限〜1月限は出来ず。合計出来高は770枚。2月限、5月限、6月限、7月限、8月限が300円台相場に乗せた。

 週明け19日のRSS3号は、高安マチマチで始まったが、売り優勢となって急落した。売りが一巡したあと買い直しが入り急反発した。
 9時の寄り付きに値が付いたのは、6月限と7月限の二限月に留まった。春節明けとなって、きょうから取引が再開される上海ゴムの動向を確かめてから、取引に参加しようとした動きが強まった。
 6月限は夜間比1.3円高の299.2円で寄り付いた。7月限は同0.4円高の298.3円で寄り付いた。しばらく6月限と7月限の二限月だけの取引が続いた。

 10時08分に8月限が夜間比0.7円安の296.8円で始まった。10時19分に5月限が同変わらずの297.4円で始まった。このあと11時58分に2月限が夜間比4.9円安の295.1円で始まり、3月限が同1.4円安の293.5円で始まった。4月限は午前中に値が付かず、13時36分に夜間比3.2円安の294.5円で始まった。

 『春節』で休場だった上海ゴムが、反発して始まった。
 休場前の9日の帳入値は13,220元だったが、350元高の13,570元で再開された。直後に売りが出て小反落したが13,515元への下げで止まり、その後に買い優勢となって13,605元を付ける上伸となった。
 その後は売り買いが交錯する相場になったが、午前の取引終了にかけて13,415元まで反落した。前日比230元高の13,450元で午前の取引を終えた。
 午後は堅調に始まったが、売り買いが交錯する展開になり、13,450元を挟んだ往来で推移して、前日比245元高の13,465元で終える相場になった。
 急反発した相場になったが、休場中にRSS3号が大幅に上伸していたので買いが入ったとみられる。しかし、追随して買い上がる動きが弱く、むしろ戻りを売ろうとする動きが見られた。この動きが、あした以降の相場に、どのように影響するか注目したい。

 その後のRSS3号は、手仕舞い売り、買い戻しが入り乱れて波乱展開になった。
 6月限は寄り付きの299.2円から、12時過ぎに284.9円へ14.3円幅暴落した。売りが出つくと、今度は買い戻しが入り298.3円へ急反発して、前日比1.0円高で終えた。出来高は302枚。
 7月限は寄り後に299.2円を付けたが、12時過ぎに283.7円へ15.5円幅の暴落になった。売りが出つくすと買いが優勢となって298.5円へ急反発、前日比2.4円高で終える相場になった。1,925枚の大出来高になった。

 8月限が12時過ぎに283.3円まで下げたが、引け前に298.0円へ急反発して前日比2.6円高で終えた。出来高は90枚。
 2月限は293.0円まで下げたが299.0円へ戻して、前日比1.1円安で終えた。出来高は28枚。3月限は298.2円へ戻して297.2円、同0.7円安で終えた。出来高は7枚と薄かった。
 4月限は298.3円で終えて、同0.3円高。出来高は15枚。5月限は293.3円へ下げたが297.8円へ戻して同0.4円高になった。出来高は23枚と薄かった。
 
 きょうは3,162枚の大出来高になった。うち日中取引は2,392枚。
 取組高は8,971枚となり、前日比212枚増加した。2月限が129枚で前日比28枚減。3月限は352枚で同4枚減。4月限は695枚で同5枚減。5月限は1,337枚で同22枚減。6月限は1,862枚で同37枚減。7月限は4,264枚で同301枚増。8月限は306枚で同7枚増となった。
 2月限〜6月限は踏みが出て取組高を減らした。7月限、8月限は踏み出たが、活発な新規売買で取組を増やした。 
 
 中心限月の7月限は296.0円が始まりで、302.3円が高値、283.7円が安値で、引けが298.5円。15円弱幅の下ヒゲを引き、4円弱幅の上ヒゲを引いた2.5円幅の陽線。下値を見届けたが、上値も重かったという線。
 出来高が増えて、取組高も増えた。この商状は問題なしだが、上下に大きく波乱したので、かなり疲労したとみられる相場になった。高値警戒しておきたい。
【オスマン】

16日(金)のRSS3号は、買い戻しと強気の買いが入り暴騰。全限が290円台の後半へ続騰。
2024/02/16
 15日(16日分)のゴムRSS3号夜間取引は、小口の売り買いに小幅高安マチマチになった。
 当限2月限は17枚の出来高になって、296.1円で始まって直後に291.1円へ急落したが、その後に297.2円へ急反発して295.0円、前日比1.2円高になった。3月限は1枚の出来高で、290.0円の一本値で終えて、前日比1.4円安。4月限は2枚の出来高になって、290.8円で始まり290.9円へ小幅高になり、同0.9円高。
 5月限は1枚の出来高で290.0円、前日比1.1円高。6月限は2枚の出来高になって、288.7円で始まり289.1円、前日比0.4円高。7月限は26枚の出来高になって、288.8円で始まり287.3円へ下げたが、289.3円円へ反発して288.3円、前日比0.5円安で終えた。
 薄い売買のなか、高安マチマチの動きになった。合計出来高は49枚と記録的低水準になった。

 週末16日のゴムRSS3号は、強気買いと買い戻しに続騰。一気に290円台後半へふっ飛んだ。
 週末事情もあってか9時の寄り付きに値が付いたのは7月限の一限月で、夜間取引比1.4円高の289.7円で寄り付いた。このあとも暫く、他の限月に値が付かず、9時20分になって、やっと4月限が夜間比0.6円高の291.5円で始まり、5月限が同0.6円高の290.6円で始まった。そのあと6月限が同0.6円高の289.7円で始まった。
 9時27分に8月限が290.0円(夜間取引が出来ずのため比較なし)で始まり、10時18分に2月限が同4.8円高の299.8円と暴騰して始まった。3月限は午前中に値が付かず、13時47分に夜間比7.6円高の297.6円で始まった。

 午前中は見送り人気が強く、小口の売り、買いに小動いきで推移したが、午後になると中心限月の7月限にまとまった買いが入り暴騰になり、その動きが他の限月に波及して、全限が大幅に値を上げる展開になった。

 買い優勢の展開が引けまで続いた。
 2月限は299.8円で始まったあと297.2円へ小安くなったが、午後になると買い戻しが入り300.1円と、ついに300円台相場に暴騰した。これが引け値になって前日比6.3円高。出来高は37枚。取組高は157枚となって、前日より38枚減少した。踏み上げ相場になった。
 3月限は午後に暴騰して始まったが、そのあとに298.0円まで続伸した。引けは小緩んで297.9円、前日比6.5円高になった。出来高は4枚と薄かった。取組高は356枚になって、前日比3枚減少した。

 4月限は始まり値が安値になって、引け前に298.0円を付けた。この値が引けになって、前日比8.0円高の暴騰になった。出来高は9枚と薄かった。取組高は700枚となり、前日比4枚減少した。
 5月限は始まり値が安値になって、14時47分に298.9円を付けた。引けにかけて手仕舞い売りが出て297.4円へ反落したが、前日比8.5円高になった。出来高は51枚。取組高は1,359枚になって前日比11枚減少した。

 6月限は始まり値が安値になって、14時47分に298.0円まで暴騰した。その後297.3円へ反落して、前日比8.6円高。出来高は224枚。取組高は1,899枚になって、同30枚減少した。
 7月限は寄りあと288.5円へ小幅安になったが、すぐに買い直される展開になり、14時47分に296.8円へ暴騰した。その後、手仕舞い売りが出て小安くなり、前日比7.3円高の96.1円で終えた。出来高は1,387枚と好調だった。取組高は3,963枚になり、前日比273枚増加した。
 8月限は290.0円のあと295.4円へ暴騰して、前日比6.3円高で終えた。出来高は182枚と増えた。取組高は299枚へ、前日比145枚増加した。

 暴騰して『もみ合い上放れ』となった。
 13日に272.3円の安値を試したあと283.4円へ暴騰した。14日も281.2円と下値を試したが289.2円へ暴騰した。15日は289.4円と直近高値を更新したが、285.7円へ反落して288.8円で終える相場になり、きょう16日の相場が伸び悩むことになれば「三尊天井」の可能性が心配されていた。
 しかし、一気にふっ飛んで300円相場が視野に入る水準まで上げたので、三尊天井の可能性がなくなった。どこまでふっ飛ぶのか、分からなくなった。流れ、勢いに逆らうのは危険。
 しかし、昨日も記したが『RSI』と『日足線』の逆行が気になる。
 春節明けの上海ゴムが、大幅に高騰しなければ、『RSS3号は買われすぎ』感が強まり、修正安が入る可能性もある。
【オスマン】

15日(木)のRSS3号は、マチマチで始まったあと下値を試したが午後高に転じ小高く引ける。
2024/02/15
 14日(15日分)のゴムRSS3号夜間取引は、小口の買いに小幅高で終えた。
 2月限は3枚の出来高になり、290.8円を付けて290.0円、前日比変わらず。3月限は1枚の出来高で289.9円、同0.5円高で終えた。4月限は売買が成立せず、値が付かなかった。
 5月限は4枚の出来高で、288.9円を付けたあと288.4円へ下げたが前日比1.2円高で終えた。6月限は43枚の出来高になり、286.9円へ下げたあと289.4円へ反発したが、288.5円で終えて前日比0.4円高。
7月限は174枚の出来高になって、287.7円へ下げたあと289.4円へ戻したが、289.0円で終えて同1.0円高。8月限は2枚の出来高で、289.0円のあと289.1円、前日比1.1円高になった。9〜1月限は出来ず。

 15日のゴムRSS3号は、マチマチで始まったあと反落したが、午後に買い優勢となって反発。引けにかけても堅調に推移して、前日比小幅高で終える相場になった。
 9時に値が付いたのは6月限と7月限の二限月。6月限は夜間比変わらずの288.5円で寄り付き、7月限が同0.6円安の288.4円で寄り付いた。しばらく、この二限月の取引が続いた。
 9時19分に3月限が夜間比0.4円安の289.5円で始まり、9時20分に2月限が同0.5円高の290.5円で始まった。9時23分に4月限が288.8円(夜間取引が出来ずのため比較なし)で始まり、9時54分に5月限が同0.2円安の288.2円で始まった。9月限〜1月限は値が付かなかった。

 その後は、やや戻り売りが出る展開になって、各限が10時半前に安値を付けた。
 2月限が288.7円へ始まり値から1.8円幅下げて、3月限が287.7円へ同1.8円幅下げた。4月限が286.9円へ同1.9円幅下げて、5月限が286.2円へ同2.0円幅下げた。6月限が285.8円へ同2.7円幅下げて、7月限が285.7円へ同2.7円幅下げた。
 しかし、何時までも下げ続ける展開にならなかった。買いが控えられたところへ、小口の手仕舞い売りが出て下げた―という相場になり、売りが出つくすと下げ止まり、もみ合いになった。

 ところが、午後になると小口の買いを集める相場になり、6月限、7月限中心に反発する動きをみせた。
 6月限が289.3円と290円に接近する水準へ反発して、7月限も289.4円と290円に接近した。5月限も289.8円と290円に接近して、4月限が290.0円と290円台相場を実現した。
 このあと高値を受けた手仕舞い売りが出て、小幅反落したが大幅には下げなかった。

 4月限が14時23分に290.0円を付けた。この値が引けになって前日比1.0円高で終えた。出来高は11枚と少なかった。
 5月限も14時23分に付けた289.8円が引け値になって、前日比1.7円高になった。出来高は11枚と薄かった。
 3月限が15時03分に付けた291.4円が引け値になって、前日比2.0円高。出来高は15枚だった。
 6月限は14時23分に289.3円を付けたが、288.7円へ小幅安になって、同0.6円高。出来高は71枚と薄かった。
 7月限は289.4円を付けたあと288.8円へ小幅反落して、前日比0.8円高で終えた。出来高は485枚。
 各限が、きょうの高値、若しくは高値圏で終えている。出来高が伴っていないのが不安になるが、中国の春節が明ければ(19日以降)一気に、投機人気が盛り上がる可能性が強いとみている。

 中心限月の7月限は、始まりが287.9円で、高値が289.4円、安値が285.7円で、引けが288.8円。短い上ヒゲを引き、やや長いい下ヒゲを引いた0.9円幅の陽線。『首吊り』線の感じだが…。
 昨日の高値289.2円を0.2円上回ったので、いよいよ290円台へ上伸が強まったとみる。しかし、あしたは週末のため、手仕舞い売り優先も予想される。
 一気に290円台に乗せて突っ走るか、目先的な利食い押しを入れるか…。
 なお、気を付けたいのは、日足線と相体力指数(RSI)が逆行して『売り指示』になっていることだ。
【オスマン】

14日(水)のゴムRSS3号は、高く始まったあと反落したが午後に買い直されて一段高で終える
2024/02/14
 13日(14日)のゴムRSS3号夜間取引は、珍しく多くの限月に値が付いた。 
 当限2月限は10枚の出来高になって、286.8円で始まり282.9円へ反落したが、286.5円へ反発して前日比0.3円安で終えた。3月限は5枚の出来高になって、286.0円で始まって286.1円を付けたが、284.5円へ反落して285.7円、同0.4円安で終えた。
 4月限は2枚の出来高になって。285.1円のあと284.1円へ反落して、前日比0.5円安。5月限は4枚の出来高になって,285.1円で始まって284.6円で終えて、同1.1円高になった。

 6月限は24枚の出来高になって、284.4円で始まり284.6円を付けたが、281.5円へ反落して282.5円、前日比0.4円安で終えた。7月限は200枚の出来高になって、283.2円で始まり285.2円へ上伸したが、その後に281.2円へ反落して282.7円、同0.5円安になった。
 8月限が285.5円から281.8円へ反落して、前日比2.0円安。出来高は12枚。9月限が288.4円、11月限が284.0円を付けた。

 きょう14日のゴムRSS3号は、小高く始まったあと反落したが、午後に買い直されて一段高で終えた。
 6月限が夜間比1.7円高の284.2円で寄り付き、7月限が同2.0円高の2874.7円で寄り付いた。8月限が同4.1円高の285.9円で寄り付いた。
 見送り人気が強いなか、この三限月の取引が続いた。やや売り優勢になって6月限が283.2円、7月限が282.1円へ反落、8月限も284.0円へ反落した。

 このあと11時21分に4月限が夜間比2.9円高の287.0円で始まり、11時29分に5月限が同1.6円高の286.2円で始まり、11時51分に2月限が同0.5円高の287.0円、57分に3月限が同1.3円高の287.0円で始まった。
 その後、2月限が12時前に286.9円へ反落して、3月限が11時57分に287.0円へ、12時17分に5月限が284.8円へ反落して、12時21分に4月限が287.0円へ反落した。

 しかし、手仕舞い売りが出つくすのが早く、その後は小口の買いが優勢となって、各限が反発基調を強めて、引け高相場に繋がった。
 2月限が290.0円へ上伸して、前日比3.2円高で終えた。出来高は18枚だった。3月限は13時前に付けた289.4円が引けになって、前日比3.3円高で終えた。出来高は19枚。
 4月限は14時過ぎに付けた289.0円が引け値になって、前日比4.4円高と大きく上げた。出来高は18枚だった。5月限は53枚の出来高になって288.7円を付けて287.2円、同3.7円高で終えた。
 6月限は252枚の出来高になって、289.1円を付けて288.1円、前日比5.2円高で終えた。7月限は756枚の出来高になって289.2円を付けて288.0円、前日比4.8円高で終えた。8月限は14枚の出来高になって、289.0円を付けたが288.0円で終えて、前日比4.2円高になった。

 午後になって各限が急上伸した。寄り付き後に反落する展開になったが、売り物が出つくすのが早く、下げ止まった展開を受けて、強気筋が新規買いを入れてきたことが、急反発の原因とみられる。
 きょうの相場が『伸び悩む」なら、単なる自律戻しに終わるとみていたのだが、続伸して引けているので290円台相場に挑戦する動きが強まったとみてよいか。

 中心限月の7月限は283.2円が始まりで289.2円が高値、281.2円が安値になって288.0円が引け。短い上ヒゲ、少し長い下ヒゲを引いた5円弱幅の陽線が立った。5日の高値の290.7円を上抜くは必至の情勢。引け足も再上伸して290円相場を目指している。
 ただ、1月25日の289.5円、2月5日の290.7円、14日の289.2円で「三尊天井」を構成することにはならないだろうと思っているが…。従って、あした、明後日の相場は、大きく上伸してほしい。
【オスマン】

13日(火)のゴムRSS3号は、新規買いが優勢となって大幅に上伸した。全限280円台を回復。
2024/02/13
 前週末9日のゴムRSS3号夜間取引は、見送り人気が強まって7月限と8月限だけに値が付いた。
 7月限が309枚の出来高になって、274.6円で始まって274.5円、前日比3.5円安になった。8月限は8枚の出来高になって、275.3円の一本値で終わり前日比2.5円安になった。他の限月に値が付かなかった。

 三連休明けとなった13日のゴムRSS3号は、午後から引けにかけて一段高になった。
 6月限が275.3円(夜間取引が出来ずのため比較なし)で寄り付いた。続いて7月限が夜間比1.0円高の275.5円で寄り付き、8月限が同0.3円安の275.0円で寄り付いた。
 9時28分に4月限が277.9円(夜間取引が出来ずのため比較なし)で始まり、9時58分に2月限が279.3円(同)で始まって、3月限が279.6円(同)で始まった。5月限は14時38分に276.7円(同)で始まった。
 9月眼〜11月限は値が付かなかった。

 上海ゴムが『春節による休場』となっているため、RSS3号は手掛かり要因を失ったうえに、中国筋の売買も控えられているため、閑散小動き相場になった。
 
 ただ、きょうの相場は、特別な買い材料が見当たらないなか、小口の買いが優勢となって後場高、大引け高になった。
 9時に寄り付いた6月限は、寄り付き値の275.3円が安値となって、ジリジリと値を切り上げて、14時57分に282.9円まで棒上げした。この値が引けとなり、前日比4.9円高になった。出来高は166枚になった。
 7月限は275.5円で寄り付いたあとジリジリと値を切り上げて、引け直前の15時09分に283.4円を付けた。引けは小幅反落したが283.2円で終えて、前日比5.2円高になった。出来高は570枚と多かった。
 8月限は275.0円で寄り付いたあと、見送り人気が強かったが午後にかけて上伸、引け前の14時43分に285.6円を付けた。引けは283.8円へ小幅反落したが、前日比6.0円高で終えた。出来高は28枚に留まった。

 当限の2月限は286.8円へ暴騰して、前日比6.9円高で終えた。出来高は17枚と薄かった。
 3月限は279.6円で始まったあと286.1円へ急伸して、前日比6.7円高で終えた。出来高は22枚になった。
 4月限は277.9円のあと水準を切り上げて、284.6円へ急伸して終えた。前日比5.6円高で終えて、出来高は15枚と薄かった。
 5月限は283.5円の一本値になって、前日比6.1円高で終えた。出来高16枚だった。
 なお2月限〜8月限の全限が、280円台を回復して終えた。

 きょうの合計出来高は1,154枚で、うち日中取引は837枚。
 取組高は8,195枚になって、前日より79枚増加した。2月限が232枚になって、前日比7枚減少した。8月限が133枚になって、同5枚減少した。
 3月限は379枚になって、前日比5枚増加した。4月限は717枚で、前日比変わらず。5月限は1,431枚になって、同8枚増加した。6月限は1,895枚になって、同25枚増加した。7月限3,384枚になって、同54枚増加した。
 中心限月の7月限は277.5円が始まりで283.4円が高値、272.3円が安値で283.2円が引けになった。日足チャートは5円幅を超える下ヒゲを引いて、6円弱幅の陽線がたった。昨日、一昨日の日足チャートを包み込む線がたったが、この一本の日足線だけでは先を読み取れない。明日も続伸するなら290円台を目指す展開になるだろが、大幅上伸しなければ、単なる戻りに終わってしまう。
 中国の春節が明けるまで、バタバタ慌てないで、2月後半を見通した作戦を考えるようにしていきたい。
【オスマン】

9日(金)のゴムRSS3号は、閑散な市場になって小口売りに軟調。上海ゴムは旧正月で休場。
2024/02/09
 8日(9日分)のゴムRSS3号夜間取引は、買い戻しが入って反発して終えた。
 当限の2月限は3枚の出来高になって283.4円、前日比変わらず。3月限は8枚の出来高になって283.5円を付けたが、280.5円へ反落して前日比3.1円安になった。
 4月限は9枚の出来高になって、283.5円を付けたが281.5円へ反落して前日比0.1円高。5月限は6枚の出来高になって282.2円を付けたが、281.8円へ反落して281.9円、同2.5円高で終えた。
 6月限は44枚の出来高になって、279.1円を付けたあと281.2円へ反発して、同4.1円高で終えた。7月限は170枚の出来高になって、277.8円のあと281.9円へ反発して281.4円、同3.8円高で終えた。8月限は5枚の出来高になって、280.9円のあと281.3円へ上伸して、同3.3円高で終えた。
 9月限〜1月限は出来ず。合計出来高は245枚と薄かった。

 週末9日のゴムRSS3号は、高、安マチマチで始まったあと反発したが、手仕舞い売りを浴びて反落した。
 きょうは上海ゴムが旧正月休場のため、手がかり材料が無く、ポジション調整の色合いが強い相場になった。

 それでも3月限、5月限、6月限、7月限の四限月が9時に寄り付いた。
 3月限は夜間比2.8円高の283.3円で寄り付き、5月限が同変わらずの281.9円で寄り付いた。続いて6月限が同0.2円安の281.0円で寄り付き、7月限が同0.6円安の280.8円で寄り付いた。
 9時01分に4月限が夜間比1.3円高の282.8円で始まった。しばらく、この五限月の取引が続いたが、10時43分になって2月限が同0.9円安の282.5円で始まり、11時14分に8月限が夜間比2.5円安の278.8円で始まった。
 9月限〜2月限の各限月は、売買が成立せず、値が付かなかった。
 なお寄り付き後に6月限が281.1円、7月限が281.7円と小幅上伸したが、すぐに息切れした。そして、時間の経過とともに、値を崩す動きを強いられた。

 3月限は283.3円の寄り値が高値になって、15時前に279.3円まで下げて279.4円、前日比4.2円安と大幅に下げた。出来高は13枚だった。4月限は13時過ぎに279.0円へ下げて、この値が終値となって前日比2.4円安になった。出来高は10枚と薄かった。
 5月限は13時半前に276.7円へ急落して、277.4円へ戻したが同2.0円安で終えた。出来高は29枚。6月限は14時過ぎに277.2円へ下げて278.0円、前日比0.9円高になった。出来高は179枚。7月限は14時過ぎに277.1円へ下げて278.0円、前日比0.4円高で終えた。出来高は420枚になったが、中心限月としては薄かった。当限の2月限は279.9円へ下げて、前日比3.5円安になった。出来高は13枚だった。

 こうして見てくると、きょうのゴムRSS3号は、上海ゴムが休場となり中国筋の売買が控えられたことや、週末事情を受けて見送り人気が強まったことで売買が控えられた。出来高は925枚と1,000枚を割り込んだ。日中は680枚だった。
こうしたなか取組高が8,116枚と12月1日の8,094枚を超えて8,000枚に乗せた。取組高の増加は歓迎材料だ。
タイ・ゴムの減産期を受けて、投機人気の回復が予想される。

 中心限月の7月限は277.8円が始まりで281.9円が高値、277.1円が安値になって278.0円が引け。短い下ヒゲを引き、長い上ヒゲを引いた小幅の陽線。下ヒゲがあるが『塔婆』のような線が立ったので、目先は下値波乱もありそうだ。
 上海ゴムは来週いっぱい(18日まで)旧正月休場になるので、この間のRSS3号相場は閑散とした市場となり、小口の売り買いに小浮動する可能性が強い。ちょうどよい『休養』になると思う。
【オスマン】

8日(木)のRSS3号は、売り優勢で始まって下値を試したが、引けにかけて下げ幅を縮める。
2024/02/08
 7日(8日)の上海ゴム5月限夜間取引は、整理売りに下値を試す動きになった。
 7日の日中取引帳入値は13,275元だった。夜間取引は30元安の13,245元で始まった。直後も売り優勢の展開になって続落、13,145元と直近安値を更新する水準まで下げた。ここで買い戻しが入り13,230元まで反発した。しかし買い戻しが出つくすと再び下げたが13,155元で止まり、その後はもみ合いで推移して、引けにかけて買い戻しが入り前日比85元安の13,190元終える相場になった。出来高が8万1,728枚と少し膨らんだ。 
 13,145元の直近安値を付けたが、流石に値ごろ抵抗が強まったようだ。8日の相場次第で、さらに下値抵抗が強まるかもしれない―との感じがしたが…。

 7日(8日分)のゴムRSS3号夜間取引は、見送られて小動きになった
 当限の2月限と4月限、5月限、8月限は出来ず。9月限〜1月限も値が付かなかった。
 3月限が1枚の出来高だが279.8円、前日比3.4円安と大幅に下げた。6月限は108枚の出来高に277.4円へ下げたが、278.7円へ反発して278.3円、同0.1円高になった。7月限が100枚の出来高になり、276.9円へ下げたあと278.5円へ反発して、前日比0.9円高になった。合計出来高は209枚だった。

 8日のゴムRSS3号は、軟調に始まったあと続落したが、引けにかけて買い戻されて下げ幅を縮小した。
 きょうは見送り人気が一段と強まって、9時に値が付いたのは6月限と7月限の二限月に留まった。6月限は夜間比0.3円高の278.6円で寄り付いたが、7月限は同0.7円安の277.8円で寄り付いた。このあと、値が付く限月がなく、9時54分に8月限が278.8円(夜間取引が出来ずのため比較なし)で始まった。
 そして10時40分になって4月限が281.0円(同)で始まり、5月限が279.7円(同)で始まった。そして12時05分に2月限が282.6円(同)で始まり、3月限が同1.6円高の281.4円で始まった。
 値が付いたあと6月限が278.7円、7月限が279.0円と小幅高になったが、すぐに息切れして反落した。

 きょうの上海ゴム5月限は、寄りあと反発したが、その後に売り直されて安園を更新した。引けにかけて反発した。
 夜間取引が13,190元で終えていたが、5元高の13,195元で始まった。直後に買いが入り13,255元まで急反発に転じた。しかし買いが出つくすと売り優勢に変わり、ズルズルと値を切り下げる展開になり10時過ぎに13,200元台を割り込む相場になった。11時前後に13,165元安値まで下げて、買い戻しが入って前日比80元安の13,195元で午前の取引を終えた。
 午後は13,195元で始まり13,190元へ下げたが、すぐに買い優勢に変わって反発に転じた。14時を廻った頃に帳入値(前日比)の13,275元を上回る水準へ急反発して、その後も反発力を強めて一段と値を切り上げた。結局、前日比90元高の13,365元で終える相場になった。

 13,165元安値から13,365元の引けまで200元の急反発になり、前日比プラス相場で終えたことで、ひとまずは『下値を見届けたか…』の感じがする。出来高が19万1,173枚に増えた。取組高は15万1,357枚になって、前日比9,197枚減少した。このことからすると、きょうの続落は『投げが出て、買い戻しが入った、というポジション整理による下げ』だったと見ることができる。
 日足チャートの型が悪いが、もしかすると『目先底入れ』したかもしれない。来週の相場が楽しみになった。

 その後のRSS3号だが、買い戻しが入っていたところへ、上海ゴムが午後高になったのを受けて反発に転じた。
 2月限は281.0円へ突っ込んだあと284.0円へ反発して283.4円、前日比0.1円高。出来高は26枚。3月限は279.5円へ下げたあと、引け前に283.6円へ反発した。この値が終値となって同0.4円高。出来高は82枚になった。4月限は279.1円へ下げたが、281.6円へ反発して281.4円、同0.3円高。出来高は8枚。5月限は278.0円へ下げたが279.4円へ戻して、前日比0.6円安。出来高は4枚。
 
 6月限は278.6円を付けたあと276.8円へ下げて277.1円、前日比1.1円安。出来高は145枚と薄かった。7月限は279.0円高値のあと276.5円へ下げたが277.6円へ戻して、前日比変わらずで終えた。出来高は491枚。8月限は276.1円へ下げたが278.0円へ戻して、同0.7円安。出来高は18枚。

 2月限の281.0円、3月限の279.5円、4月限の279.1円、5月限の278.0円、6月限の276.8円は直近安値になった。7月限は昨日に付けた276.2円、8月限も同276.1円が安値。
 直近安値を付けたことで、目先底を打っていないか…?一週間遅れの『節分底』にならないか…。それとも『旧正月底』にならないか…。少し注意してみたい場面である。
 中心限月の7月限は277.6円が始まりで279.0円が高値、276.5円が安値で277.6円が引け。上ヒゲ、下ヒゲを引いた寄り、引け同時の十字線。値ごろ抵抗が呼び込まれる線だ。弱気は注意の場面と思う。
【オスマン】

7日(水)のゴムRSS3号は、上海ゴム軟調を嫌気した売りに大幅続落。7月限が280円台割れ
2024/02/07
 6日(7日分)の上海ゴム5月限夜間取引は、薄い売買のなか買い控えられて続落。
 日中取引の帳入値は13,390元だった。夜間取引は帳入比50元安の13,340元で始まり、直後も売り優勢の展開になって崩れた。取引半ばには13,230元まで突っ込んだ。
 さすがに突っ込み警戒人気が強まって売り控えられ、小口の買い戻しが入って反発に転じた。しかし13,300元台への反発にならず、13,200元台後半でもみ合って、前日比115元安の13,275元で終えた。出来高は7万6,345枚と薄かった。買いが控えられたことが、大幅に下げる原因になったようだ。

 6日(7日分)のゴムRSS3号夜間取引は、日中取引の急落を受けた売りに続落した。
 2月限は8枚の出来高になって283.8円へ下げて284.5円、前日比2.5円安で終えた。3月限は6枚の出来高になって282.6円へ下げて283.3円、同3.7円安。4月限は8枚の出来高になって281.7円へ下げて282.2円、同3.0円安で終えた。
 5月限は4枚の出来高で、281.2円を付けて281.8円、同3.7円安。6月限は233枚の出来高になって、278.5円と280円台を割り込み281.2円へ戻したが、同2.7円安で終えた。7月限は372枚の出来高になって277.9円と280円台を割り込み280.6円へ戻したが、同3.4円安。8月限は8枚の出来高になって、279.1円と280円台を割り込んで281.0円、同4.3円安で終えた。出来高は合計で641枚。

 7日のゴムRSS3号は、一段安に突っ込んだあと戻したが、買いが途絶えたなか売り直されて続落。
 4月限が夜間比0.5円安の281.7円で寄り付き、5月限が同変わらずの281.8円で寄り付いた。続いて6月限が同1.1円安の280.1円で寄り付き、7月限が同0.4円安の280.2円で寄り付いた。
 9時19分に2月限が夜間比0.5円安の284.0円で始まり、3月限が同0.3円安の283.0円で始まった。8月限が10時03分に同1.2円安の279.8円と、280円台を割り込んで始まった。

 値が付いたあとは各限ともに売り優勢の展開になり、2月限が282.0円へ下げて、3月限が280.4円へ下げた。4月限が279.8円と280円台を割り込んだし、5月限も278.6円と280円台を割り込む水準へ下げた。
 6月限は277.5円へ下げて、7月限が276.2円まで下げて、8月限が275.7円まで下げた。ともに280円台を割り込む相場を余儀なくされた。

 きょうの上海ゴム5月限は、売買が薄くなったなか、小口の売りに軟調展開を強いられた。
 始まりは夜間取引の終値と同値の13,275元だったが、その後は小口の売買に、もみ合い展開が続いた。10時15分に13,325元へ反発したが、再び売り優勢の展開になって、ズルズルと値を切り下げて13,260元まで下げた。そして前日比110元安の13,280元で午前の取引を終えた。
 午後も軟調に始まり13,240元まで下げたが、ここで買い戻しが入り反発に転じた。しかし13,290元へ反発したところで一杯になり、引けにかけて売り直されて、前日比150元安の13,240元で終える相場になった。
 2日に13,205元安値を付けたが、この安値に挑戦するかのような相場になった。なんとか13,230元安値で踏み止まった。ひとまず『底割れは回避された』が、予断を許せない相場になってきた。

 その後のRSS3号は、買い戻しが入って反発したが、午後から引けにかけて売り直された。
 2月限が285.0円へ反発したが283.3円で終えて、前日比3.7円安。出来高は20枚。3月限は284.4円へ反発したが283.2円で終えて、同3.8円安。出来高は16枚。4月限は283.7円へ反発して281.1円、同4.1円安で終えた。出来高は19枚だった。
 5月限は282.7円へ反発したが、280.0円で終えて前日比5.5円安で終えた。出来高は19枚と薄かった。6月限は282.1円へ反発したが278.2円、同5.7円安で終えた。出来高は285枚。7月限は282.6円へ反発したが277.6円、同6.4円安。8月限は282.1円へ反発したが278.7円で終えて、同6.6円安。出来高は36枚と薄かった。

 きょうの出来高は2,193枚になった。うち日中は1,552枚。取組高は7,812枚になって前日比10枚増加した。
 中心限月の7月限は284.1円で始まり、この値が高値になった。276.2円安値を付けて277.6円で終えた。短い下ヒゲを引いた6円超幅の陰線。9日振りに280円台を割り込んだ。高値もち合い圏から下放れた日足チャートになったので、目先は下値を試す展開が続くとみたい。
270円台で下げ止まるか、どうかを確かめたい。
【オスマン】

6日(火)のゴムRSS3号は、上値を試す動きになったが、手仕舞い売りが出て急落して終えた
2024/02/06
 5日(6日分)のゴムRSS3号夜間取引は、見送り人気が強まって2月限と4月限、5月限と、11月限、12月限、1月限の値が付かなかった。
 3月限が1枚の出来高で286.9円、前日比1.7円高になった。6月限が18枚の出来高になって、288.8円高値を付けて287.33円へ急落したが287.6円、同0.6円安になった。7月限は91枚の出来高になって289.5円を付けて288.1円へ反落して288.5円、同0.6円安になった。8月限は20枚の出来高になって289.0円のあと287.8円へ下げて、前日比1.3円安で終えた。
 珍しく9月限と10月限に値が付いた。ともに2枚の出来高になって、ともに291.6円の一本値が付いた。

 同日(6日分)の上海ゴム5月限夜間取引は、小口買いを集めて反発に転じたが、引けにかけて軟調になった。
 日中取引の帳入値は13,370元だったが、夜間取引は5元高の13,375元で始まった。すぐに13,365元へ反落したが、買いが入り13,385元へ反発した。だが、また売りが出て反落、買いが入って反発する動きを繰り返したあと、一気に13,410元まで上伸した。
 しかし、この場面で買いが出つくして反落、引けにかけて軟調になり、前日比5元高の13,375元で終えた。出来高が4万2,376枚と薄かった。
 下振れしそうな展開になったが、下値抵抗も感じられた。13,300元台でもみ合えば、昨年末12月上旬との二番底を構成することになるかも知れない。しばらく様子を眺めたい。

 6日のゴムRSS3号は、高安マチマチで始まったあと小幅上伸したが、上げが止まってしまったあと売り優勢になって、引けにかけて急落して終えた。6月限が夜間比0.5円安の287.1円で寄り付き、7月限が同0.5円安の288.0円で寄り付いた。
 9時01分に3月限が夜間比1.0円高の287.9円で始まった。4月限が287.9円(夜間取引が出来ずのため比較なし)で始まり、5月限が288.1円(同)で始まった。このあと9時06分に2月限が287.9円(同)で始まった。8月限は10時33分に夜間比0.2円高の288.0円で始まった。
 この時点で2月限と3月限、4月限が287.9円で同値になり、5月限が288.1円、6月限が287.1円、7月限と8月限が288.0円で、各限が288円前後の『同ザヤ相場』になった。この先、『逆ザヤ相場』にでも向かうのだろうか…。

 値が付いたあとは、小口の買いが入って3月限が288.0円、4月限が288.1円、6月限が288.4円、7月限が288.4円、5月限が289.0円と小幅上伸したが、直ぐに上伸が止まってしまった。その後は売り優勢になった。

 きょうの上海ゴム5月限は、小高く推移したあと緩む場面があったが、午後寄りに急伸した。しかし、買いが出つくすと帳入値を割り込み、前日比マイナスになって終える相場になった。
 夜間比5元高の13,380元で始まり、ジリ高で推移して13,425元を付けた。しかし買いが出つくして、小口の手仕舞い売りに13,380元まで下げた。午前の取引を前日比20元高の13,390元で終えた。
 午後は、始まった直後にまとまった買いが入り13,445元まで急伸した。だが高値を付けたのは一瞬で、その後は売り優勢となって反落、引け前には帳入値を割り込む相場になり、前日比25元安の13,445元まで下げて、小戻しを入れたが結局、前日比15元安の13,355元で終えた。
 引けにかけての軟調展開が、あした以降の相場に影響する可能性がある。そうなれば13,320元の下値抵抗ラインを割り込む相場になり、さらには13,000元台割れを試す動きになるかも知れない。チョット心配な場面を迎えた。

 その後のRSS3号は、次第に売り優勢となってガタガタと崩れていった。
 2月限は284.5円まで下げて287.0円、前日比1.5円安で終えて、出来高は52枚になった。3月限は286.5円へ下げて287.0円、前日比1.8円高になった。出来高は10枚と薄かった。
 4月限は285.2円へ下げて、これが引けとなり前日比1.8円安。出来高は7枚と薄かった。5月限は285.5円の安値引けになって、同3.1円安で出来高は13枚と薄かった。
 6月限は283.9円の安値引けになって、同4.3円安と下げ幅が拡大した。出来高は332枚に達した。7月限も284.0円の安値引けになって、同5.1円安と大きく下げた。出来高は974枚に達した。8月限は284.8円へ下げて285.3円、同3.8円安になった。出来高は38枚と薄かった。
 引けにかけての一段安。リズムが悪いので、先行きの相場が懸念される。
 
 中心限月の7月限は288.5円が始まりで高値は289.5円、284.0円の安値引けになった。日足チャートは短い上ヒゲを引いた4円超幅の陰線。昨日の反発幅の三分の二を下げた。引け足も4円超の急落になり、2日の282.7円を下回れば売りに転換する。
 『三段上げ相場に繋がる足場を固めているのか』、『天井を構成しているのか』…。気になる動きになってきたので、しばらく相場を眺めていたい。
【オスマン】

5日(月)のゴムRSS3号は、一段高へ上伸したが引けにかけて緩む。7月限が290円台に乗る
2024/02/05
 前週末2日(5日分)のゴムRSS3号夜間取引は、小口買いが優勢となって小高く終えた。
 当限の2月限は出来ず。3月限は1枚の出来高で280.4円、前日比1.6円安。4月限は1枚の出来高で284.3円、同3.0円高。
5月限は12枚の出来高で284.5円を付けて284.4円、同1.1円高。6月限は75枚の出来高になって、283.2円で始まって284.3円を付けたが284.0円、同1.9円高。
7月限は156枚の出来高になって、282.5円のあと284.8円へ上伸したが284.5円、同1.8円高で終えた。8月限は10枚の出来高になって、284.0円のあと286.4円へ上伸したが284.0円へ反落して同1.2円高。9月限〜1月限は出来ず。合計出来高は255枚。

 2日(5日分)の上海ゴム5月限の夜間取引は、強気買いが優勢となって高く終えた。
 日中取引の帳入値は13,260元だったが、夜間取引は帳入値比60元高の13,320元で始まった。直後も買い優勢が続きジリジリと水準を切り上げた。13,385元の高値を付けて、前日比105元高の13,565元で終えた。出来高は7万5,545枚。反発基調を強めたが、5日の日中取取引に繋がるか見守りたい。

 5日のゴムRSS3号は、高寄りのあと続伸したが、その後に反落も、引けにかけて買い直されて大幅高で終えた。
 5月限は夜間比2.4円高の286.8円で寄り付き、6月限が同2.2円高の286.2円で寄り付いた。続いて7月限が同2.4円高の286.9円で寄り付いた。
 9時10分に8月限が夜間比4.5円高の288.5円で始まり、9時11分に3月限が同4.9円高の285.3円は始まり、4月限が同1.8円高の286.1円で始まった。最後に2月限が9時30分に286.0円(夜間取引が出来ずのため比較なし)で始まった。9月限〜1月限は日中を通じて値が付かなかった。

 きょうの上海ゴム5月限は、小口の売り買いが交錯して反発、反落を繰り返して引け前に高値を付けた。
 夜間比15元高の13,380元で始まり、直後に13,360元へ反落したが、買い直されて13,415元へ上伸した。しかし、ここで買いが出つくしたのか売り優勢となって、ジリジリと下げる展開になった。11時前に13,320元まで下げて、買い戻しが入り前日比115元高の13,375元で午前の取引を終えた。
 午後は買い優勢で始まり利13,400元台を回復した。その後も小口の買いが継続して14時過ぎに13,445元まで上伸した。その後、手仕舞い売りが出たのと、買いが控えられて反落、前日比125元高の13,385元で終えた。
 一時は軟調な展開を強いられたが、高値圏で終えているので、『弱い相場ではない』とみてよいか。

 寄り後のRSS3号は買い優勢となって上伸を強めた。
 5月限が9時02分に289.0円まで上伸した。9時31分に3月限が287.0円、6月限が289.4円、7月限が290.7円と290円台に乗せた。9時33分に4月限が288.5円まで上伸した。
 高値を付けたあとは手仕舞い売りが出る展開になり、11時過ぎに安値を付ける相場になった。

 2月限が285.0円へ反落して、引けにかけて買い戻されて288.5円、前日比6.0円高。出来高は23枚。3月限は11時過ぎに285.2円へ反落して、これが引け値となり前日比3.2円高。出来高は4枚と薄かった。
 4月限は11時半過ぎに286.0円を付けて、午後に287.0円へ反発して、前日比5.7円高で終えた。出来高は53枚だった。5月限は11時過ぎに284.9円へ反落して、288.6円へ戻して前日比5.3円高で終えた。出来高は111枚と多くなった。

 6月限は284.0円へ下げたが、288.2円で引けて前日比6.1円高で終えた。出来高は581枚に膨らんだ。7月限は11時過ぎに284.6円へ反落したが、引けにかけて買い直されて289.1円で終えて、前日比6.4円高で終えた。出来高は1,335枚と大幅に増えた。8月限は11時過ぎに287.0円へ下げたが、289.1円へ戻して前日比6.3円高で終えた。出来高は50枚だった。

 きょうの出来高は2,412枚になった。日中は2,157枚。取組高は7,719枚になり、前日比126枚増加した。うち2月限が317枚、前日比285枚減少した。6月限が2,135枚になり、7月限が2,605枚になり前日比457枚増加した。
 中心限月の7月限は282.5円が始まりで安値になり、290.7円が高値になって289.1円が引け。短い上ヒゲを引いた7円弱幅の陽線が立った。1月26日から2月2日まで高値もみ合が続いてきたが、このもみ合いを一気に上放れた。『付いていくべきか』、『利食いを進めるか』迷うところだが、ひとまず『買い玉利食い』を考えても良いか。
 中心限月7月限の290.7円は、21年2月の293.6円以来の高値を付けたことになる。昨年12月の232.5円安値から58.2円幅の上げになるので、チョット上げ過ぎに感じがするが…。
【オスマン】

2日(金)のRSS3号は、軟調に始まったあと買い優勢に転じて反発したが伸び悩んで終える。
2024/02/02
 1日(2日分)の上海ゴム5月限夜間取引は、次第に売り優勢となり、ズルズルと値を引き下げた。
 1日の日中取引の帳入値は13,405元だったが、夜間取引は13,400元で始まった。その後、いったん戻す場面があったが、直ぐに売り優勢となりガタンと下げた。時間の経過とともに下値を引き下げる展開を強いられて13,200元台を割り込みそうな相場になった。引け直前に13,205元安値を付けて、前日比180元安の13,225元で終えた。売買高(出来高)が15万1,330元に膨らんだ。13,400元台を割り込む相場になったので、整理売りが誘われたようだ。

 2日のゴムRSS3号は、上海ゴム夜間安を受けて軟調に始まった。
5月限が282.0円(夜間終わりの気配値282.9円、気配値のため比較なし)で寄り付き、6月限が夜間比2.5円安の280.3円で寄り付いた。7月限が同0.6円安の282.9円で寄り付いた。
 9時05分に2月限が281.0円(同282.5円、比較なし)で始まり、08分に4月限が280.5円(同281.5円、比較なし)で始まった。
 8月限が10時36分に夜間比0.2円安の283.5円で始まった。3月限は11時37分に夜間比変わらずの281.6円で始まった。
 2月限〜8月限に値が付いたが、売買が控えられて値付き状態が良くなかった。6月限と7月限が乗り換え売買などで値を付けたが、2〜5月限は時々、値を付けるといった閑散な相場を強いられた。


 きょうの上海ゴム5月限は、軟調に推移した。午前中は底堅く推移したが、午後になって整理売りが出て急落した。引けにかけて買い戻しが入り反発して終えたが、直近安値を更新して終える相場になった。
 日中取引の始まりは、夜間終値と同値の13,225元。すぐに小口買いが入り上伸したが13,265元への戻りで一杯となり、その後は小口の売りにジリ安で推移して、前日比180元安の13,225元で午前の取引を終えた。
 午後は売り優勢で始まり13,200元台を割り込む相場になり、14時過ぎに13,125元まで下げた。しかし、突っ込み警戒人気が強まって、買い戻しが入る展開になり反発に転じ、引け前には13,305元まで戻した。しかし、引けにかけて売られて結局、前日比115元安の13,290元で終える相場になった。
 昨年12月6日に13,135元安値を付けていたが、きょうの13,125元は『安値を更新した』ことになる。
 『底抜けに繋がっていく』可能性もあるが、安値を付けたあと100元以上の反発になって終えているので、下値抵抗が強まる可能性もある。来週の相場を見極めたい。

 その後のRSS3号だが、売買が控えられて小浮動で推移して、高安マチマチデ終えた。
 2月限は282.5円へ戻して、前日比変わらず。出来高は10枚。3月限は280.8絵へ下げたあと282.3円へ反発して282.0円、同0.4円安で終えた。出来高は4枚と薄かった。4月限は282.0円へ反発したが281.3円で終えて、前日比0.2円安になった。出来高は21枚。

 5月限は281.0円へ下げたが283.3円へ反発して、前日比0.4円高で終えた。出来高は16枚と薄かった。6月限は283.0円へ反発したが282.1円で終えて、前日比0.6円安になった。出来高は375枚。7月限は281.0円へ下げたが283.9円へ反発して282.7円、前日比0.9円安で終えた。出来高は487枚。8月限は282.8円へ下げて終えた。出来高は13枚と薄かった。

 週末事情もあってか、積極的な売買が控えられて、閑散小動き相場になった。
 各限の高値と安値の変動幅を振り返ると、2月限は高値282.5円〜安値281.0円で変動幅は1.5円。3月限は同282.3円〜同280.8円で同1.5円幅。4月限は同282.0円〜同280.5円で同1.5円幅。
 5月限は同283.3円〜同281.0円で同2.3円幅。6月限は同283.3円(夜間)〜同280.3円(日中)で同3.0円幅。7月限は同284.7円(夜間)〜同281.0円(日中)で同3.7円幅。8月限は同284.4円(夜間)〜同282.8円(日中)で同1.6円幅になっている。
 変動幅は7月限が3.7円幅になり、この幅なら売買妙味が出るが、1〜2円の変動幅では投機妙味が薄くなる。このため売買が控えられて、出来高が薄れたのだろう。

 中心限月の7月限は284.7円が始まりで、高値になった。安値は281.0円で、引けは282.7円。1円超の下ヒゲを引いた2円幅の陰線。
きょうも280円台が維持されたので『底堅い』とみられる場面だ。しかし、1月31日に陽線を立てたが、それ以外は陰線の日足線になっており、何時ドスンと下げるかも知れない懸念がある。
 ただ、下げても275円前後とみているので、それなら辛抱ができる。引き続き強気方針で対処していきたい。
【オスマン】

1日(木)のゴムRSS3号は、買い控えられて小幅安になったあと買い戻される。期近が小幅高
2024/02/01
 2月相場がスタートしたが、見送り人気が強まって、小口の売買に小浮動スタートになった。
 きょう9時に値が付いたのは、6月限と7月限の二限月。6月限は夜間比1.8円安の282.9円で寄り付き、7月限が同1.6円安の283.9円で寄り付いた。
 少し遅れた9時02分に2月限が279.9円(夜間取引が出来ずのため比較なし)で始まり、3月限が280.6円(同)で始まった。4月限が281.2円(同)で始まり、5月限が夜間比0.9円安の282.1円で始まった。
 売買の成立が乏しく、値が付いたあとも閑散とした取引状態が続いた。

 上海ゴムの2月相場のスタートは、直近安値を更新する下げになって、日中を通じて低調に推移する相場になった。
 前日(1月31日)の夜間取引の5月限は、安寄りのあと売りが嵩みドスンと下げた。下値抵抗ラインとみていた13,400元台を割り込み13,365元まで下げた。この場面で『失望売りが嵩むのではないか』と見られたが、反対に突っ込み警戒が強まり、買い戻しを呼び込む展開になった。
 小口の買い戻しが入りとジリジリと反発に転じ13,420元まで戻して、その後、引けにかけて軟調になって前日比135元安の13,390元で終えていた。

 きょうの上海ゴム5月限は、序盤は軟調に推移したが、次第に買い優勢の展開になって反発に転じた。しかし、午後になって売り直される相場になり、前日比140元安の13,385元で終えた。
 日中取引の始まりは夜間終値比10元安の13,380元だったが、直後に買いが入り13,400元へ反発した。しかし買いが出つくすのが早く、この反発で止まってしまい、売り直されて13,375元へ下げた。
 その後、もみ合いが続いたが10時を廻って突然、買いが優勢になって13,475元まで反発した。この調子で、反発基調で推移するかと思った途端に反転して、ジリ安になって前日比75元安の13,450元で午前の取引を終えた。

 午後は売り優勢で始まり、ズルズルと水準を切り下げる展開が続き、引け直前に13,380元へ突っ込んだ。引け前に小幅反発したが、また売り直されて結局、前日比140元安の13,385元と、13,400元台を割り音で終える低調な相場になった。
 まさか13,400元台を割り込むとは思っていなかったので、13,400元台割れにはショックを受けた。
 しかし、台割れ場面でまとまった売りが出なかったし、軟調に引けたとはいえ夜間取引の安値13,365元を維持している。改めて下値抵抗を見せたと感じる場面もあり、この場面では悲観的な見方をしないようと思う。

 その後のRSS3号だが、上海ゴムの軟調を受けた割には、底堅い展開を見せて終えている。
 2月限は279.9円から282.5円へ上げて、前日比3.2円高。出来高は14枚と薄かった。3月限は280.4円の安値から282.4円へ反発して、前日比1.8円高で終えた。出来高は14枚。4月限は280.4円へ下げたあと281.5円へ反発して、前日比0.2円高で終えた。出来高は12枚と薄かった。

 5月限は281.4円から282.9円へ反発したが、前日比2.0円安になった。出来高は23枚と薄かった。6月限は281.3円から284.0円へ反発のあと282.7円へ売り直されて、前日比1.4円安になった。出来高は485枚と多かった。7月限は282.0円から284.9円へ反発したが283.6円へ小安くなって、同1.4円安になった。出来高は714枚遠と多かった。6月限から7月限への『玉の乗り換え』が出たようだ。

 この日の出来高は1,367枚。うち日中は1,262枚。
取組高は7,725枚になり前日より25枚増加した。6月限が2,363枚で、前日比107枚減少した。7月限は2,030枚で、同154枚増加した。
 中心限月の7月限は285.4円が始まりで286.0円が高値、282.0円が安値で283.6円が引け。短い上ヒゲを引き、やや長い下ヒゲを引いた1.8円幅の陰線。1月25日に289.5円を付けたあと反落して5日間の調整相場になっているが、『280円は意外と底堅い』と感じられる。
 280円台を割り込めば270円近くまで下げそうだが、割り込まなければ、もみ合ったあと290円台へ急伸する展開になりそうだ。いずれにしても、強気の手を緩めることができない相場と思う。
【オスマン】

31日(水)のRSS3号は、上海ゴムともに引けにかけて反発。月末事情で買い戻しが先行する
2024/01/31
 30日(31日分)のゴムRSS3号夜間取引は、小口の買い戻しが入り小幅高で終えた。
 当限の2月限は20枚の出来高になり280.0円、前日比2.4円高。3月限は11枚の出来高になって281.0円、同2.2円高。4月限は4枚の出来高で281.0円、同0.8円高で終えた。 
 5月限は2枚の出来高で281.4円、同0.4円高。6月限は78枚の出来高になって282.4円を付けて281.2円、同0.3円高で終えた。中心限月の7月限は93枚の出来高になって282.5円を付けたが281.5円へ下げて、同0.2円高に留まった。8月限〜1月限は出来ず。合計出来高は208枚と薄かった。

 30日(31日分)の上海ゴム5月限の夜間取引は、下値を試したあと買い戻しが入り反発して終えた。
 日中取引の帳入値は13,565元だったが、夜間取引は帳入値比55元安の13,510元で始まり、小戻しを入れたあと再び売り優勢となって続落、13,470元まで突っ込んだ。このあと買い戻しが入る展開となって急反発に転じ、引け前に帳入値を回復して13,590元を付けた。このあと反落したが前日比15元高の13,580元で終えた。売買高(出来高)が7万1,518枚と薄かった。
 13,400元台へ突っ込んだが、回復して終えているので、13,400元台では下値抵抗が強まるとみてよいか?

 31日のゴムRSS3号は、朝方は軟調だったが、午後に買い戻しが入り反発。
 きょうは4月限と5月限、6月限、7月限が9時に値が付いた。4月限は夜間比0.3円高の281.3円で寄り付き、5月限が同0.5円高の281.9円で寄り付いた。6月限が同1.6円高の282.8円で寄り付き、7月限が同1.0円高の282.5円で寄り付いた。
 しばらく、この四限月の取引が続いたが、10時になって3月限が夜間比1.0円高の282.0円で始まった。8月限はさらに遅れた13時08分に283.2円(夜間取引が出来ずのため比較なし)で始まった。当限の2月限は15時08分に夜間比0.7円高の280.7円で始まった。月末事情を受けて整理色が強く感じる始まりだった。

 その後は売り、買い玉の出合い次第になって小浮動で推移したが、月末事情を受けた整理色の強い取引が続いた。
 3月限は13時過ぎに280.6円へ反落したが、15時過ぎに281.9円へ反発して280.6円、前日比1.8円高で終えた。出来高は5枚と薄かった。
 4月限は13時過ぎに281.1円へ下げたが、15時過ぎに283.0円へ反発して281.3円、同1.1円高で終えた。出来高は22枚と薄かった。
 5月限は11時過ぎに280.9円へ反落したが、15時過ぎに284.9円へ反発した。この値が終値となって前日比3.9円高になった。出来高は19枚と薄かった。

 6月限は11時過ぎに280.7円へ反落したが、15時過ぎに285.5円へ反発して284.1円、同3.2円高で終えた。出来高は486枚と増えたが、整理売買が多くを占めたようだ。
 7月限は11時過ぎに281.6円へ反落したが、15時過ぎに286.7円へ戻して285.0円、同3.7円高で終えた。出来高は540枚と膨らんだ。
 8月限は13時過ぎに284.1円へ反落したが、14時半に286.0円へ反発して終えた。前日比2.8円高になった。出来高は3枚だった。

 きょうの上海ゴム5月限は、午前中は下値を試す展開になったが、午後は買いが入り小戻して終えた。
 13,580元で始まり、直後に13,590元へ上伸した。しかし買いが出つくすのが早く、その後は売り優勢の展開が続いた。午前の取引終了前に13,485元安値を付けて、前日比70元安の13,495元で終える相場になった。
 午後は買い優勢で始まり13,540元へ戻したが、再び売りが出て13,495元へ反落した。しかし、ここで踏み留まって反発に転じ13,565元(帳入値)まで戻した。引けに反落して前日比40元安の13,525元で終えた。
 きょうも13,400元台の下値を試したが、13,470元安値を付けて踏み止まった。下値抵抗の強さを見せ付けた。

 明日から2月相場が始まる。昔から『ニッ(2)パチ(8)の閑散月』と言われるが、2月は天然ゴム最大の生産国タイでは乾期(ウインタリング)を迎えて、ゴム生産量が減少し始める時期に入る。この時期から初夏にかけてのゴム相場は、高値指向の展開が多くなるので、弱気出来ない。
今年も例にもれず『ゴム相場は、上値指向』になる可能性が強いとみて、強気姿勢を続けていこうと思っている。
【オスマン】

30日(火)のRSS3号は、見送り人気が強いなか買い戻しに反発したが売り直されて終える。
2024/01/30
 29日(30日分)のゴムRSS3号夜間取引は、小口の買いに反発する。
 2月限は出来ず。3月限は6枚の出来高に281.9円、前日比1.9円高に反発した。4月限は3枚の出来高だったが282.4円、同3.3円高で終えた。
 5月限も3枚の出来高になったが283.5円、同2.4円高で終えた。6月限は176枚の出来高になって284.0円へ反発して283.3円、同2.3円高で終えた。7月限は84枚の出来高になって284.2円へ反発して283.9円、同1.9円高で終えた。8月限は3枚の出来高で293.2円、同1.2円高で終えた。
 9月限〜1月限は出来ず。出来高は275枚と薄かった。

 29日(30日分)の上海ゴム5月限夜間取引は、薄い売買のなか、売り優勢のとなって小幅安。
 日中取引の帳入値は13,620元だった。夜間取引は帳入値比50元安の13,570元で始まったが、すぐに買い戻しが入り反発に転じた。しかし活発な買いが入る相場にならず、小口買いに留まり13,630元への戻りで一杯する展開になり、その後、再び売り優勢となって下げた。引けにかけて買い戻されたが前日比15元安の13,605元で終える低調な相場になった。出来高は4万0922枚と薄かった。

 30日のゴムRSS3号は、小幅の高、安マチマチで始まったあと反発したが、午後になって売り優勢となり急落した。
 きょうは3月限と6月限、7月限が9時に値を付けた。3月限は夜間比0.1円高の282.0円で寄り付き、6月限が同0.6円高の283.9円で寄り付いた。7月限が同0.5円高の284.4円で寄り付いた。
 このあと暫らく新たに値を付ける限月がなく、11時24分に2月限が279.7円(夜間取引が出来ずのため比較なし)で始まって、11時39分に4月限が同0.1円高に282.5円で始まった。5月限は11時48分に同1.0円安の282.5円で始まった。

 6月限が10時23分に285.1円へ上伸したし、7月限も286.8円へ上伸する動きになったが、2月限、3月限、4月限、5月限は始まった値が、きょうの高値になった。
 週末でもないのに、売買が一向に盛り上がらなかった。6月限と7月限には小口の売り買いが入ったが、2月限〜5月限には、まったく売り買いが入らない相場が続いた。

 きょうの上海ゴム5月限は、軟調に始まって、その後も売り優勢となって下値を試す動きを強いられた。
 夜間取引終値と同値の13,605元で始まり、直後に13,620元へ上げたが、買いが出つくしてしまい売り優勢の展開に転じた。ズルズルと値を下げて、午前の取引終了前に13,545元を付けて、小戻しを入れたあと再び下げて結局、前日比75元安の13,545元で午前の取引を終えた。
 午後は、いったん買い戻しが優勢となって13,595元まで戻したが、買いが出つくすと売り優勢になってガタガタと下げた。引け前に13,495元まで下げた。流石に突っ込み警戒人気が台頭して買い戻しが入り13,575元へ戻したが、また売り直されて前日比110元安の13,510元で終えた。
 再び13,400元台まで突っ込んだが、ひとまずは下げ止まった。だが下げ止まったとはいえ、買い戻しが入り自律作用の域から抜け出せない止まり方であるし、反発に転じる動きがハッキリ見えるまで安心はできない。

 その後のRSS3号は、見送り人気が強く、値付き状態が良くないなか、やや売り優勢となって引けにかけて下げた。
 2月限は277.6円の安値引けになったが、前日比1.2円高で終えた。出来高は9枚と薄かった。3月限は278.1円へ下げて278.8円、前日比1.2円安。出来高は22枚。4月限は280.2円の安値引けになったが、同1.1円高で終えた。出来高は5枚と薄かった。
 5月限は281.0円の安値引けになって、同0.1円安。出来高は3枚だった。6月限は280.9円の安値引けになって、同0.1円安。出来高は318枚。7月限は281.3円の安値引けになって、同0.7円安。出来高は270枚。8月限〜1月限は出来ず。

 きょうの出来高は、夜間が275枚で、日中が627枚で合計902枚。月末接近が影響したようだが…。
 取組高は7,495枚となって、前日比83枚増加した。うち5月限は1,495枚で、前日比1枚の増加。6月限は3,078枚となって、同57枚減少した。7月限は1,059枚となって、同142枚増加した。
 中心限月の7月限は282.4円で始まり286.8円が高値、281.3円の安値引けになり、4円超幅の上ヒゲを引き、短い下ヒゲを引いた1円超幅の陰線。自律戻しを入れたが、買い戻しが出つくして再び下げた―という線。ただ、280円台割れに対する下値抵抗が感じられるが…。
 275円前後へ押し目を入れても良いように見えるのだが、どうだろうか?
【オスマン】

29日(月)のゴムRSS3号は、軟調に始まったあとあと反発したが、引けにかけて売り直された
2024/01/29
 前週末26日(29日分)のゴムRSS3号夜間取引は、手仕舞い売りが急がれて急落した。
 当限2月限は2枚の出来高になり282.0円、前日比2.0円安。3月限は4枚の出来高になり280.0円を付けて280.4円、同0.8円安になった。4月限は3枚の出来高になり280.3円、同4.0円安になった。
 5月限は9枚の出来高になり279.8円と280円台を割り込み280.7円、同5.1円安に崩れた。6月限は143枚の出来高になり280.5円へ下げて280.6円、同5.9円安になった。中心限月の7月限は79枚の出来高になり281.1円、同5.6円安で終えた。8月限〜1月限は出来ず。合計出来高は240枚と薄かった。

 26日(29日分)の上海ゴム5月限の夜間取引は、薄い売買のなか帳入値を挟んだ小幅往来になった。
 26日の帳入値は13,700元だったが、夜間取引は帳入値比70元安の13,630元で始まった。直後から買いが優勢となって反発に転じ、帳入値を回復する相場になった。しかし13,715元で止まってしまい、再び帳入値を割り込む展開になったが、引け直前に買い直されて13,730元まで反発した。だが引けにかけて売り優勢となり結局、前日比5元安の13,695元で終えた。出来高は7万3,532枚と薄かった。

 週明け29日のゴムRSS3号は、軟調に始まったあと反発に転じたが、その後、売り直されて大幅安で終えた。
 5月限が夜間比0.3円安の280.4円で寄り付いた。6月限が同0.3円安の280.3円で寄り付いた。7月限が同0.5円安の280.6円で寄り付いた。
 少し遅れた9時01分に2月限が夜間比0.6円安の281.4円で始まった。3月限は同0.8円高の281.2円で始まった。4月限が同0.1円安の280.2円で始まった。8月限が12時39分に282.0円を付けた。
 各限月は、夜間比小幅安で始まったが、3月限を除き前日比で2〜6円弱安と大幅安になった。

 29日の上海ゴム5月限は、前日比小幅高で始まったが、すぐに売り優勢になって下値を試す展開になった。
 夜間比20元高の13,715元で始まったが、すぐに売り優勢の展開になり帳入値を割り込んだ。13,625元まで下げたあと13,675元まで反発したが、ここで止まってしまい、また売り直される相場になった。10時を廻ってから下げ足を速めて、午前の取引を前日比130元安の13,570元で終える相場になった。
 午後は買い戻しが入り下げ渋ったが、買いが出つくすと再び下げ出して、14時前後に13,505元まで下げた。その後、引けにかけて買い戻されたが戻りが鈍く、13,585元への戻りで一杯になり前日比140元安の13,560元で終える相場になった。
 前週は下値を試したあと反発に転じていたので、少し安心していたが、きょうの反落を受けて『やはり下値を見届けていないのか』と感じるところだ。

 その後のRSS3号は、売買玉の出合い次第のマチマチの動きになったが、引けにかけて売り優勢となった。
 2月限は始まったあと281.7円へ反発したが、276.1円へ売り直されて276.4円、前日比7.6円安の暴落になった。出来高は33枚。3月限は始まったあと281.5円へ上伸したが、午後に279.4円へ下げて280.0円、同1.2円安で終えた。出来高は26枚と薄かった。
 4月限は午後に282.5円へ反発したが、引けにかけて売り直されて279.1円、前日比5.2円安になった。出来高は17枚と薄かった。5月限は寄り後に280.0円へ続落したが、午後に284.6円へ反発して281.1円、同4.7円安で終えた。出来高は112枚。
 6月限は寄り値が安値になって、その後ジリジリと反発に転じて14時前に283.6円を付けた。引けにかけて売り直されて281.0円、同5.5円安で終えた。出来高は625枚と膨らんだ。7月限は寄り値が安値になって11時過ぎに283.8円へ反発した。その後はもみ合いで推移したが、引けにかけて小安くなり282.0円、前日比4.7円安で終えた。出来高は318枚。8月限は282.0円の一本値だった。

 きょうの出来高は1,372枚。うち日中は1,132枚。取組高は7,412枚になり、前日比174枚増加した。2月限が622枚になって同54枚増。5月限が1,494枚になって同159枚増。6月限が3,135枚になって同168枚減少した。7月限は917枚になって同150枚増加した。このペースで増えていってほしい。

 中心限月の7月限は286.4円が始まりで、この値が高値になった。安値は280.6円で、引けが282.0円。1.4円幅の下ヒゲを引いた4.4円幅の陰線。280円を維持しているが、280円台を割り込むと『失望売り』が誘われそうだ。引け足は、久しぶりに4円超の下げになった。まだ『売り転換した』とは見えないが、用心しておきたい。明日、明後日とポジション調整から反落調で推移するかもしれない。
【オスマン】

26日(金)のゴムRSS3号は、寄り後に上値を試したあと急反落したが、引けに買い戻される。
2024/01/26
 25日(26日分)のゴムRSS3号夜間取引は、手仕舞い売りが優勢となって小幅反落。
 当限に出世した2月限が287.5円、前日比3.5円高へ続伸。出来高は5枚。3月限は出来ず。4月限は2枚の出来高で285.0円、同1.0円安。5月限は12枚の出来高で284.6円を付けて284.7円、同1.7円安。
 6月限は164枚の出来高になって、288.2円高値を付けて、284.4円へ急落して284.8円、同2.9円安になった。中心限月の7月限は99枚の出来高になって、288.9円を付けたあと285.0円へ反落して286.0円、同2.4円安で終えた。8月限〜1月限は出来ず。合計出来高は282枚に留まった。

 25日(26日分)の上海ゴム5月限夜間取引は、小口の売り買いが交錯して小波乱で終えた。
 日中取引の帳入値は13,700元だったが、夜間取引は40元高の13,740元で始まり、直後に13,750元高値を付けた。しかし買いが出つくすのが早く、売り優勢となって反落、その後も売り優勢が続いて帳入値(前日比)を割り込んで13,675元まで下げた、この場面で売りが出つくして、今度は買いが入る展開になって反発したが13,720元で止まってしまい、その後、再び帳入値を割り込んだ。引けにかけて反発したが結局、前日比5元高の13,705元で終える相場になった。売買高(出来高)は6万0615枚と薄かった。

 週末26日のゴムRSS3号は上値を試したが、買いが出つくして急落。引けにかけて買い直されたが小幅安で終える。
 きょうは3月限と6月限、7月限の三限月が9時に値が付いた。3月限は284.7円(夜間取引が出来ずのため比較なし)で寄り付き、6月限が夜間比0.6円高の285.4円で寄り付いた。きょうから中心限月になった7月限が同0.1円高の286.1円で寄り付いた。
 このあと9時05分に5月限が夜間比0.3円高の285.0円で始まり、9時31分に8月限が284.4円(同)で始まったが、このあと、暫く新たに値が付く限月が出なかった。11時04分に2月限が夜間比4.8円安の282.7円で始まり、4月限は11時21分に夜間比11.5円安の283.5円で始まった。このほかの限月には、値が付かなかった。
 
 このあとの各限月は、見送り人気が付いなか売り、買い玉の出合い次第の相場になったが、6月限は寄り後に287.4円へ上伸、7月限も287.9円へ上伸した。しかし、買いが出つくすのが早く、買い一巡後は小口の手仕舞い売りにジリ安展開を強いられた。
 きのうは最近の大出来高になり大幅に上昇したが、きょうは買い戻しが入って上伸したが、買い一巡後は手仕舞い売りが優勢となって、反落する動きを強いられた。

 各限の動きを振り返ると、2月限は282.7円で始まったあと、なかなか値が付かず14時前に284.0円へ上伸して、これが終値となり前日比変わらずで終えた。出来高は7枚と薄かった。
 3月限は284.7円で始まったあと10時前に281.2円へ反落して、この値が終値になった。前日比3.5円安になり、出来高は4枚と薄かった。
 4月限は283.5円で始まったあと、なかなか値が付かず、13時半前に284.5円を付けて284.3円、前日比1.7円安で終えた。出来高は6枚と薄かった。

 5月限は11時前に281.5円安値を付けたが、引け前に286.2円を付けて285.8円、前日比0.6円安になった。出来高は38枚と薄かった。
 6月限は寄り後に287.4円を付けたが、11時前に282.0円へ反落した。その後もみ合が続いたが286.5円で終えて、前日比1.2円安になった。出来高は508枚と多かった。
 7月限は寄り後に付けた287.9円から、11時前に282.7円へ反落した。その後、もみ合いを経て286.7円、前日比1.7円安で終えた。出来高は256枚と薄かった。
 8月限は284.4円→284.2円の小動きで、前日比3.3円安。出来高は2枚だった。

 一昨日、昨日の続伸相場からして、きょうも売買を集めて『波乱展開か』とみていたが、見送り人気が強まって、拍子抜けの低調相場になった。11時前後に急落したので『天井打ち確定か』と思った途端に反発した。こうした動きからすると、目先は波乱相場の可能性が強い。
 中心限月の7月限は288.2円が始まりで288.9円が高値、282.7円が安値で286.7円が引け。短い上ヒゲを引き、長い詩がヒゲを引いた小幅の陰線。『首吊り線』にも見えるので、注視しなければいけない。引け足は小幅反落で、利食い線が入った。
 11日連続して上げてきて、来週は月末を迎えるので、整理色が強まりそうだ。10円前後の押し目構成をみておきたい。

 上海ゴム5月限は13,665元、前日比35元安で終えた。きょうの高値は日中取引で付けた13,760元で、安値は午前中に付けた13,655元。
 今週は14,000元台回復相場が期待されたが、上値の重さが感じさせられた。13,400〜13,900元間のもち合い相場で推移するとみるのが無難のようだ。
【オスマン】

25日(木)のゴムRSS3号は、上海高を受けた買い戻しと強気買いに暴騰。期近は290円台に
2024/01/25
 24日(25日)のゴムRSS3号夜間取引は、小口の買い戻しに小幅続伸。
 1月限は出来ず。2月限は277.7円、前日比1.3円高。3月限は276.7円を付けたが276.1円で、同変わらず。4月限は280.1円を付けて277.9円、同1.1円高で終えた。
 5月限は281.0円を付けて279.4円、同1.4円高で終えた。6月限は282.8円を付けて280.0円、同1.1円高で終えた。7月限は283.9円を付けて281.5円、同2.2円高で終えた。8月限〜12月限は出来ず。

 24日(25日分)の上海ゴム5月限夜間取引は、買い優勢が続いて小幅続伸。
 24日の日中取引帳入値が13,570元だったが、夜間取引は帳入値比95元高の13,665元で始まった。直後に13,645元へ反落したが、その後は再び買い優勢となって上伸、13,690元高値を付けた。その後、売り直されて13,655元へ下げたが、前日比90元高の13,660元で終えた。売買高(出来高)が薄く、売り物売りに助けられたようだ。

 25日のゴムRSS3号は、上海ゴム高を受けた買いに棒上げした。期近限月が290円台に乗せた。
 5月限が夜間比変わらずの279.4円で寄り付き、6月限が同0.1円高の280.1円で寄り付いた。続いて7月限が同0.6円安の280.9円で寄り付き、8月限が279.0円(夜間取引が出来ずのため比較なし)で寄り付いた。
 このあと9時03分に3月限が同3.9円高の280.0円と280円台に乗せて始まった。9時05分に2月限が同2.1円高の279.8円で始まり、4月限が同3.7円高の281.6円と280円台に乗せて始まった。

 きょうの上海ゴム5月限だが、序盤はやや軟調に推移したが、10時を廻ってから上昇ピッチが強まった。午後も続伸したあと、やや伸び悩んだが4日振りの高値で終えた。
 夜間比20元高の13,680元で始まり、直後に13,645元へ反落したが、すぐに買い優勢の展開になって上伸した。13,725元まで上伸して、午前の取引を前日比150元高の13,720元で終えた。
 午後も買い優勢で始まり直後に13,765元へ続伸して、その後、小緩んだあと上げて高値圏のもち合いになった。前日比190元高の13,760元で終えた。昨日と今日で380元(終値ベース)の上伸になった。ひとまず安値圏から抜けだした相場とみてよいか。

 その後のRSS3号は、上海ゴム高を受けた買いに暴騰相場になった。
 2月限は290.8円まで暴騰したが284.0円へ反落して、前日比7.6円高。出来高は58枚。3月限は287.8円へ暴騰して284.7円、同8.6円高で終えた。出来高は17枚と薄かった。
 4月限は287.0円へ暴騰して286.0円、同9.2円高。出来高は30枚と薄かった。5月限は287.7円へ暴騰して286.4円、同8.4円高で終えた。出来高は168枚。
 6月限は289.5円へ暴騰して287.7円、同8.8円高。出来高は1,188枚に膨らんだ。7月限は288.6円へ暴騰して288.4円、同9.1円高で終えた。出来高は166枚になった。8月限は287.5円で終えている。

 なお1月限は午前に値が付かず、引け前に295.0円、前日比15.0円高になった。出来高は1枚だった。これが納会値になり、受渡枚数は162枚になった。売り玉の買い戻しで暴騰したが“狂気の沙汰”の様相を呈した相場を見せた。

 一気に暴騰して、290円台を付ける限月が出るなど、ふっ飛んだ。
 きょうの出来高は2,367枚になり、うち日中取引は1,632枚だった。
 取組高は7,234枚になり、前日比381枚増加した。2月限は571枚になり、同42枚減少した。3月限は436枚で、同7枚減少した。4月限は797枚で、同24枚減少した。5月限は1,344枚になり、同65枚減少した。これらの限月は、踏み上げ相場になった格好だ。
 6月限は3,308枚になって、前日比383枚増加した。7月限は586枚になって、同139枚増加した、8月限は19枚。
 出来高が増えて、取組高も増える―相場になってきた。この調子で、どんどん増えていってほしい。

 中心限月の6月限は278.9円が始まりで289.5円が高値、278.9円が安値で287.7円が引け。寄り付きから高値まで10.6円幅の暴騰になった。日足線は2円弱の上ヒゲを引いた9円弱幅の陽線が立った。昨日と今日の2日間で23円超の棒上げになった。まさに“狂気に沙汰の上げ方”になった。
 全限が一代高値を更新した。明日は週末だが、踏み(買い戻し)と、買い玉の利食い売りが交錯して反乱が予想される。
 買い玉手持ちなら利食いして、押し目構成を待つ場面。
【オスマン】

24日(水)のゴムRSS3号は、上海ゴム高を受けて急反発。中心限月が278.9円へ高値更新。
2024/01/24
 23日(24日分)のゴムRSS3号夜間取引は、買い戻しと強気買いに小幅高で終えた。
 当限の1月限は出来ず。2月限は16枚の出来高で271.0円、前日比2.3円高で終えた。3月限は8枚の出来高で270.0円、同1.3円高。4月限は28枚の出来高で273.0円を付けて271.7円、同2.3円高で終えた。
 5月限は32枚の出来高で273.6円を付けて271.2円、同0.3円高で終えた。6月限が154枚の出来高で274.7円を付けて273.0円、同0.5円高で終えた。7月限は5枚の出来高で273.0円、同変わらず。8月限が2枚の出来高で275.0円を付けて、9月限が2枚の出来高で275.0円を付けた。合計出来高は245枚。

 23日(24日分)の上海ゴム5月限の夜間取引は、高寄りしたあと堅調に推移した。
 日中取引の帳入値が13,440元だったが、夜間取引は帳入値比90元高の13,530元で始まって、直後に13,595元まで上伸した。その後は戻り売りを浴びて軟調になり13,520元まで反落して、前日比110元高の13,550元で終える相場になった。出来高は7万0253枚と薄かった。自律反発に見えた。

 24日のゴムRSS3号は、上海ゴムが続伸したのを受けた活発な買いに急反発して終えた。
 きょうは3月限、4月限、5月限、6月限、7月限が9時に値を付けた。3月限が夜間比変わらずの270.0円で寄り付き、4月限が同0.8円安の270.9円で寄り付いた。5月限が同0.9円高の272.1円で寄り付き、6月限が同変わらずの273.0円で寄り付いた。7月限も同0.1円高の273.1円で寄り付いた。
 9時18分に1月限が270.0円(夜間取引が出来ずだったので比較なし)で始まり、10時43分に2月限が同2.0円高の273.0円で始まった。8月限が14時56分に同4.0円高279.0円で始まった。

 一方、きょうの上海ゴム5月限は、ジリジリと水準を切り上げて、きょうの高値に近い水準で終えた。
 始まりは夜間比10元高の13,560元で、すぐに売り優勢となって13,540元へ下げた。しかし直後に買い優勢に転じて13,585元まで上げた。だが再び売り優勢となって反落、もみ合ったあと買い直されて13,575元、前日比135元高で午前の取引を終えた。
 午後は小口の買いが優勢となって、ジリジリと水準を切り上げる展開になり、引け直前に13,650元を付けて、前日比190元高の13,630元で終える相場になった。
 出来高は17万1,316枚と薄かった。取組高は17万2,078枚になり、前日比1,908枚減少した。ということは、きょうの反発は、買い戻しに負うところが大きかったということになるが…。
 
 その後のRSS3号は、上海ゴム高を受けた買いに棒上げになり、各限がきょうの高値で終える相場になった。
 1月限は280.0円と280円台に乗せて、前日比11.0円高の暴騰で終えた。出来高は20枚だった。納会を明日25日に控えて買い戻しが入ったとみられる。
 2月限は276.4円、前日比7.7円高で終えた。出来高は66枚と膨らんだ。3月限は276.1円、同7.4円高で終えた。出来高は31枚。4月限は276.8円、同7.4円高で終えた。出来高は27枚だった。
 5月限は278.0円、同7.1円高になり、出来高は162枚。6月限は278.9円、同6.4円で終えて、出来高は805枚と膨らんだ。7月限は280.0円を付けて279.3円、同6.3円高で終えた。出来高は117枚。

 期近の1月限、2月限、3月限、4月限は買い戻しが先行したことで、棒上げになったようだ。5月限、6月限、7月限は買い戻しと強気に買いが入って棒上げしたようだ。
 中心限月の6月限は272.2円で始まり、この値が安値になり、278.9円の高値引けになった。日足線は6.7円幅の『坊主陽線引け』になって、噴き上げた。昨年10月19日に付けた276.9円を一気に上抜いて新高値を更新した。
 目先的な高値警戒が強まって反落すると見たが、噴き上げてしまった。『青天井』化した相場になったので、付いていくより手がないが、昨年12月20日の232.5円安値から46円超の上げ幅になったので、やはり高値警戒しなければいけないと思う。相対力指数(RSI)が高値警戒を示す70ポイントを超えてきたのも注意材料だ。
【オスマン】

23日(火)のRSS3号は、上海夜間安を受けて安寄りしたが、引けにかけて反発して終える。
2024/01/23
 22日(23日分)の上海ゴム5月限夜間取引は、日中取引安を継続する展開になって続落。
 22日の日中取引の帳入値は13,705元だったが、夜間取引は帳入値比135元安の13,570元で始まった。その後も売り優勢の展開が続いて続落、取引半ばに13,360元まで続落して前日比365元安の13,390元で終えた。
 昨年12月上旬に13,200元台の安値を付けたが、その水準まで一気に下げたことになる。この場面で下げ止まらなければ『底抜け』してしまう。ここ2〜3日の相場に注目したい。

 22日(23日分)のゴムRSS3号夜間取引は、22日の上海ゴムが引けにかけて暴落したのを受けて急落した。
 当限1月限は出来ず。2月限は1枚の出来高で262.5円、前日比3.8円安。3月限も1枚の出来高で265.0円、同3.2円安。4月限は6枚の出来高で266.0円、同3.2円安になった。
 5月限は86枚の出来高で267.4円へ下げたが268.5円へ戻して、同2.5円安になった。6月限は265枚の出来高で268.7円へ下げたが270.0円へ戻して、同1.5円安。7月限は53枚の出来高で270.5円へ下げたが270.9円へ戻して、同2.1円安で終えた。高値へ反発したのを受けて、手仕舞い売りが出たようだ。

 23日のゴムRSS3号は、上海ゴム夜間安を嫌気した売りに安寄りしたが、徐々に買い優勢になって小幅高。
 4月限と5月限、6月限、8月限が寄り付きに値を付けた。4月限は夜間比0.8円安の265.2円で寄り付き、5月限が同1.6円安の266.9円で寄り付いた。6月限が同2.1円安の267.9円で寄り付き、8月限が268.9円(夜間取引が出来ずのため比較なし)で寄り付いた。
 9時02分に3月限が夜間比0.2円高の265.2円で始まり、03分に2月限が同1.5円高の264.0円で始まった。10時49分に7月限が0.9円安の270.0円で始まった。1月限は14時を廻って269.8円で始まった。
 午前中は売買高が薄かったが、午後になって反発に転じる動きになると増加した。

 きょうの上海ゴム5月限は、軟調のあと反発に転じた。しかし下げ幅を縮めるのが精一杯になり、続落して終えた。
 朝方は13,400元を挟んだ軟調で推移したが、10時半過ぎに13,475元まで戻した。しかし、買いが途切れると再び軟調な動きを強いられて、前日比255元安の13,450元で午前の取引を終えた。
 午後は買い優勢に転じてジリジリと反発基調で推移、14時半過ぎに13,550元まで戻した。しかし、その後、もみ合いになって前日比170元安の13,535元で終える相場になった。
 夜間取引で13,300元台まで下げていたので『底抜けにならないか…』と心配したが、13,500元台へ戻して引けたので、底抜けは回避されたとみている。
 出来高は25万1,950枚と増えたし、取組高が17万4,612枚に、前日比5,953枚増加したことが好感される。目先底を打ったとみてよいか?

 その後のRSS3号は、引けにかけて買い優勢となって反発した。
 1月限は14時過ぎに270.0円を付けて269.0円、前日比3.2円高で終えた。2月限は268.7円の高値引けになって、同2.4円高。3月限は268.7円の高値引けで、同0.5円高になった。
 4月限は269.4円の高値引けになって、同0.2円高。5月限は271.0円を付けて270.9円、同0.1円安で終えた。6月限は272.7円を付けて272.5円、同1.0円高。7月限は273.0円、同変わらず。
 引け高になったのは、上海ゴムが午後に反発に転じたのを好感して、強気筋の買い直しが入ったとみられる。

 中心限月の6月限は269.8円が始まりで、高値が272.7円、安値が267.7円、引けが272.5円。2円ほどの下ヒゲを引き、短い上ヒゲを引いた3円弱幅の陽性が立った。きょうの相場が陰線だと『天井打ち』になるとみていたが、陽線を立てたので、天井打ちは持ち越しになった。しかし、272.7円が高値になって、昨日の高値272.8円を0.1円抜けなかったのが一抹の不安を残している。
 同時に、昨年12月20日の232.5円安値から21日間の上昇日柄を経過しているし、40円幅を超す上げ相場になっていることも高値警戒を呼び込みそうだ。
 高値を追わず、むしろ上伸場面は買い玉の利食いを行って、資金を増やす作戦で対処するのが賢明と思う。
【オスマン】

22日(月)のRSS3号は見送られたが小口買いが優勢で小幅高。上海ゴムは引けにかけ急落
2024/01/22
 週明け22日のゴムRSS3号は、見送り人気が強まって小動き。売りが控えられて小幅高になった。
 2月限が夜間比変わらずの265.7円で寄り付き、3月限が同変わらずの266.6円で寄り付いた。続いて5月限も同変わらずの270.5円で寄り付き、6月限が同0.6円安の271.1円で寄り付いた。7月限が同1.7円安の271.5円で寄り付いた。きょうは多くの限月が9時の寄り付きに値を付けた。
 9時50分に4月限が同1.0円高の269.7円で始まった。1月限は10時38分になって264.5円(夜間取引が出来ずのため比較なし)で始まった。8月限〜2月限は日中を通じて値が付かなかった。

 きょうの上海ゴム5月限は、始まった直後から売り優勢で推移した。午後になって一段と売り圧力が強まり、引け直前に下げを嫌気した売りが加わり、下げ幅を拡大して、久し振りの13,500元台で終えた。
 前週末(19日)の夜間取引終わり値の1万3,805元より5元安の13,800元で始まり、直後に13,825元、前日比30元高へ上伸した。
 しかし、すぐに売り優勢となって帳入値(前日比)を割込み13,700元台の下方水準へ下げた。
 その後に買い戻しが入り反発に転じたが、帳入値を少し上回る13,810元で止まってしまい、午前の取引を前日比5元高の13,800元で終えた。売買高が薄く、買い気が低調だった。

 午後は帳入値を下回る13,780元で始まり、その後は小口売り優勢が続いて、ジリ安で推移した。
 14時を廻ると下げ幅を拡大して、この動きを受けて嫌気売りが出てきたのと、下げ幅拡大を受けた整理売りも出てきて下げに拍車がかかった。引け直前に13,510元まで暴落して、買い戻しが入り13,620元へ反発したが、売り直されて13,530元まで下げて13,545元、前日比250元安で終える相場になった。
 13,545元の終値は、10日の13,470元の終値以来の安値になった。
 この日の売買高(出来高)は午前中が薄かったが、14時を廻ったころから徐々に増えて、引け前に、まとまった売買になった。出来高は23万1,375枚で、18日の27万01274枚以来の高水準になった。
 取組高は16万8,659枚となり、前日より8,520枚増加した。急落してが取組高が増加したことは、『売り込まれた』とみておきたい。先にいって、売り込みの反動が出る可能背が強い。

 寄り後のRSS3号は、薄い売買のなか値付き状態が悪く、マチマチの動きになった。しかし、引けにかけて堅調に終える相場になった。
 1月限は引けに買い戻しが入って265.8円、前日比0.9円高で終えた。出来高は15枚だった。2月限は午後の早い時間に268.0円を付けたが266.3円で終えて、前日比1.9円高。出来高は46枚だった。
 3月限も午後の早い時間帯に269.0円を付けたが268.2円へ小安くなって、前日比2.2円高で終えた。出来高は10枚と薄かった。4月限は昼前に268.5円へ下げたが、午後に270.3円へ上げて269.2円、前日比1.2円高で終えた。出来高は21枚だった。
 5月限は寄り後に269.3円を付けたが、午後に271.9円へ急伸して271.0円、前日比0.9円高で終えた。出来高は78枚だった。6月限は寄り後に271.0円へ下げたが、昼過ぎに272.8円へ上伸して271.5円、前日比0.2円高で終えた。出来高は251枚。中心限月としては少ない水準。7月限は273.0円、前日比1.4円高。出来高は4枚だった。

 各限が小幅上伸して終える相場になったが、売りが控えられたところに、小口の買い戻しが入ったことが小幅高の原因になったとみられる。ただ、上げ幅が小幅になっているので、流石に270円台に乗せてきたことで、値ごろの抵抗が強まってきたとみられる。
 
 きょうの出来高は562枚。うち日中取引は425枚、夜間は137枚だった。週開け事情が原因したかもしれないが、それにしても少なすぎる。
 取組高は6,471枚となって、前日比40枚減少した。うち5月限が1,447枚になって、前日比69枚減少。6月限は2,720枚になって、同61枚増加した。
 中心限月の6月限は271.8円が始まりで、高値が273.0円(夜間取引)、安値が271.0円(日中取引)、引けは271.5円。1円余りの上ヒゲ、1円未満の下ヒゲを引いた0.3円幅の陰線。戻り高値を更新して『十字線』を引いたので『目先天井』を作ったかもしれない。明日に大きく上伸しなければ、目先天井打ちになるので要注意。
【オスマン】

19日(金)のゴムRSS3号は、買い戻しと上海ゴム高を受けた強気の買いに小幅続伸。
2024/01/19
 18日(19日分)のゴムRSS3号夜間取引は、買い戻しが優勢となって小幅高で終えた。
 1月限は出来ず。2月限が3枚の出来高で、266.7円を付けて266.0円、前日比1.0円高になった。3月限は4枚の出来高で268.0円を付けて、前日比1.9円高。4月限は17枚の出来高で269.0円を付けて268.1円、同0.2円高で終えた。
 5月限は78枚の出来高になって、270.0円を付けたあと269.0円へ反落して269.5円、前日比0.9円高で終えた。6月限は177枚の出来高になって、271.2円のあと269.6円へ下げて270.4円、同0.5円高になった。7月限は1枚の出来高で270.9円、同0.9円高。薄い売買だったが、小幅続伸で終えた。

 18日(19日分)の上海ゴム5月限の夜間取引は、高寄りのあと手仕舞い売りが優勢となって前日比を割り込んで終えた。
 18日の日中取引の帳入値は13,775元だったが、夜間取引は帳入値比80元高の13,855元で始まった。しかし直後から手仕舞い売りが出てドスンと下げた。一気に帳入値を割込む相場になり、もみ合ったあと再び下げる相場になって、ズルズルと後退した。前日比50元安の13,725元で終える相場になった。
 きょうも上値の重たさを感じさせられる相場だった。14,000元台相場が遠くなるように見えた。

 週末19日のゴムRSS3号日中取引は、週末事情を受けて整理色が強い展開になったが、総じて小幅高で終えた。
 5月限と6月限、7月限の三限月が9時に寄り付いた。5月限が夜間比0.2円安の269.3円で寄り付き、6月限が同0.3円安の270.1円で寄り付いた。7月限が同1.0円安の269.9円で寄り付いた。
 このあと暫く新たに値が付く限月がなく、10時09分に2月限が夜間比変わらずの266.0円で始まり、10時20分に4月限が同0.6円高の268.7円で始まった。3月限は10時40分に同0.6円安の267.4円で始まった。1月限は12時58分に263.0円(夜間取引が出来ずだったので比較なし)で始まった。
 出来高が薄く、方向感が掴みにくい相場になっていた。

 きょうの上海ゴム5月限は、安寄りのあとジリジリと水準を切り上げて、一時は13,900元に接近する水準まで上げた。しかし手仕舞い売りが出て13,900元相場が付かなかった。
 始まりは13,745元で、すぐに買い優勢となりジリ高で推移して、10時前に帳入値の13,775元を上回った。このあと売りが出て小幅反落したが、10時台から11時台は売りが控えられて、小口の買いが優勢になり水準を切り上げた。午前の取引終了前に13,835元を付けて、前日比55元高の13,830元で午前の取引を終えた。
 午後の始まりは、手仕舞い売りが出て反落したが13,795元で下げ止まり、その後、活発な買いが入り13,880元まで一気に上昇する相場になった。しかし13,900元台が付かず、反落したあと買い直されて13,875元、前日比100元高で終えた。
 出来高は18万2,298枚で、前日より8万7,976枚減少した。取組高は16万0139枚になり、前日比1,078枚増加した。取組高が増えたのが好感される。来週に14,000元台挑戦の場面があるか…?

 RSS3号は、2月限と3月限が小幅安で終えたが、1月限、4月限、5月限、6月限、7月限が小幅続伸して終えた。
 1月限は264.9円へ上伸して、前日比0.7円高で終えた。出来高は10枚と薄かった。2月限は264.4円で、同0.6円安で終えた。出来高は61枚だった。3月限は265.7円へ下げて266.0円、同0.1円安で終えた。出来高は41枚。
 4月限は269.9円を付けたあと267.7円へ反落して268.0円、同0.1円高で終えた。出来高は51枚。5月限は268.2円へ下げたあと270.8円へ上伸して270.1円、同1.5円高で終えた。出来高は115枚。
 6月限は268.7円へ下げたあと271.8円へ上伸して271.3円、同1.4円高で終えた。出来高は598枚。7月限は272.5円へ上伸したが271.6円へ反落して、同1.6円高で終えた。出来高は7枚と薄かった。

 きょうの出来高は1,164枚。うち日中取引は883枚だった。取組高は6,511枚となって、前日より133枚減少した。5月限が1,516枚で、同45枚減少。6月限が2,659枚で、同18枚減少した。
 中心限月の6月限は270.0円が始まりで、高値が271.8円、安値が268.7円、引けが271.3円。日足線は短い上ヒゲを引き、少し長い下ヒゲを引いた1円超幅の陽線。利食い売りで下げた場面を買い直されて陽線になったので強い線だが、270円台という値ごろかして高値警戒が必要と思う。引け足は三連続の新値更新。
 一押し入れても良い場面とみる。高値追いは慎重に取り組みたい。
【オスマン】

18日(木)のRSS3号は、期近は上伸したが期中は伸び悩む。上海ゴムは波乱後に小幅高に。
2024/01/18
 17日(18日分)のゴムRSS3号夜間取引は、手仕舞い売りに小幅反落した。
 1月限は出来ず。2月限は1枚の出来高に260.9円、前日比1.1円安。3月限も1枚の出来高に262.3円、同0.7円安。4月限も1枚の出来高に264.1円、同1.8円安になった。
 5月限は157枚の出来高に、266.7円で始まり265.8円へ反落して265.9円、前日比1.4円安。6月限は218枚の出来高に268.3円で始まり、266.6円へ下げて267.2円、同1.5円安で終えた。
 7月限〜11月限は出来ず。12月限は1枚の出来高で267.4円を付けていた。合計出来高は376枚。

 17日(18日分)の上海ゴム5月限の夜間取引は、安寄りして下値を試したが、小口の買い戻が入り小幅高で終えた。
 17日日中取引の帳入値は13,830元だったがが、帳入値比90元安の13,740元で始まり、直後に13,720元へ下げた。しかし、すぐに買い戻しが入り反発に転じた。その後しばらく13,780元を挟んだもみ合いが続いたが、引けにかけて反発を強めて前日比15元高の13,845元で終えた。出来高は8万3,206枚と薄かった。

 18日のゴムRSS3号は、高寄りしたあと上値を試したが、利食い売りが出て伸び悩む展開になった。
 きょうは5月限と6月限が、9時の寄り付きに値が付いた。5月限は夜間比1.8円高の267.7円で寄り付き、6月限が同0.8円高の268.0円で寄り付いた。
 9時03分に3月限が同2.4円高の264.7円で始まり、4月限が同2.1円高の266.2円で始まった。9時10分に7月限が270.0円(夜間取引が出来ずのため比較なし)で始まり、8月限も270.0円(同)で始まった。9時12分に1月限が262.0円(同)で始まり、2月限が夜間比3.7円高の264.6円で始まった。

 きょうの上海ゴム5月限は、高寄りのあと反落したが、下値を試したあと反発に転じ、前日比プラスで終えた。
 夜間比15元高の13,860元で始まったあと、小口買いが継続して13,905元高値を付けた。14,000元に挑戦の構えを見せたが、この場面で買いが出つくして、今度は手仕舞い売りが優勢の展開となり、ジリジリと下げる相場になった、10時過ぎに帳入値を割り込んで、前日比マイナス相場へ落ち込んだ。その後も売り優勢が続いて午前の取引終了直前に13,670元まで突っ込み、前日比135元安の13,695元で午前の取引を終えた。
 午後は一転して、買い戻しが優勢となって反発に転じた。14時過ぎに帳入値を上回り、その後も薄い売買のなか、小口買い優勢が続き小高く推移して、前日比30元高の13,860元で終える相場になった。一時は急落したが、引けは小幅高に戻しているので強い相場とみておいてよい。

 その後のRSS3号は、限月ごとに上伸、反落する動きになったが、引けにかけて買い直されて小幅上伸して終えた。
1月限は正午前に261.0円へ反落したが、264.2円へ反発して前日比4.2円高で終えた。出来高は16枚。2月限は正午前に263.3円へ反落したが、265.0円へ戻して前日比3.0円高。出来高は30枚。3月限は正午過ぎに262.8円へ反落したが、引け前に266.4円へ戻して266.1円、前日比3.1円高。出来高は24枚。
 4月限は正午前に265.5円へ反落したが、その後は買い優勢が続き267.9円、前日比2.0円高の高値引け。出来高は22枚。5月限は10時半に269.3円高値を付けて、正午過ぎに266.2円へ反落したが268.6円で終えて、前日比1.3円高。出来高は176枚。6月限は10時過ぎに270.5円高値を付けて、正午前に267.0円へ反落したが269.9円で終えて、前日比1.2円高。出来高は813枚に膨らんだ。
 7月限は270.5円から268.5円へ反落して270.0円、前日比0.8円高で終えた。出来高は65枚。
 
 きょうは1月限、2月限、3月限の期近限月の上げ幅が大きく、4月限、5月限、6月限の期中限月は小幅の上げに留まった。期近限月に現物需給の引き締まりを受けた買い戻しと、新規買いが入ったかもしれない。
 出来高は1,527枚。日中取引は1,148枚だった。
 取組高は6,644枚となって、前日比274枚増加した。5月限が1,561枚で前日比125枚減少したが、6月限が2,677枚となり同308枚増加した。このペースで取組高が10,000枚台まで増えてほしい。

 中心限月の6月限は268.3円が始まりで、高値が270.5円、安値が266.6円、引けが269.9円。短い上ヒゲを引き、長い下ヒゲを引いた2円弱幅の陽線。270円台を目前にして上げ幅が小さくなり、上値に対する抵抗が感じられるところだ。先行きは新高値更新に発展する相場だが、目先に関しては一休みが欲しい場面。買い玉を利食いして、押し目構成に備えておきたい。
【オスマン】

17日(水)のRSS3号は、見送り人気が強まったが小幅続伸。上海ゴムは引けにかけて反落。
2024/01/17
 16日(17日分)のゴムRSS3号夜間取引は、超閑散な市場となって、値付き状態が悪くなった。
 当限の1月限と3月限、4月限と、7月限〜12月限が出来ず。
 二番限の2月限は1枚の出来高で261.0円、前日比0.7円安で終えた。5月限は16枚の出来高で266.2円から267.4円へ小幅上伸して、前日比2.5円高で終えた。6月限は52枚の出来高で、266.1円から267.0円へ上伸して、前日比1.6円高で終えた。出来高合計は69枚と薄かった。

 16日(17日分)の上海ゴム5月限夜間取引は、売買が控えられて小動きになったが、前日比小幅プラスで終えた。
 16日の日中取引の帳入値は13,825元だったが、帳入値比40元高の13,865元で始まった。すぐに13,840元へ下げたが、買いが入りジリ高に転じて13,875元まで上げた。しかし薄い買いが出つくすのが早く、小口の売りが優勢となってジリ安になり、13,825元の帳入値まで下げた。このあと小幅戻して前日比25元高の13,850元で終える相場になった。出来高は5万8,909枚と薄かった。

 17日のゴムRSS3号は、売買が控えられたなか、小口の売り買いに小動きになったが、小幅高で終えた。
 きょうは6月限と7月限の二限月が、9時の寄り付きに値を付けた。6月限は夜間比0.5円高の267.5円で寄り付き、7月限が269.2円(夜間取引が出来ずのため比較なし)で寄り付いた。
 遅れて9時02分に4月限が夜間266.0円(同)で始まり、5月限が夜間比0.2円高の267.6円で始まった。
 このあと10時36分に2月限が夜間比1.1円高の262.1円で始まった。更に遅れた11時15分に1月限が260.0円(同)で始まり、3月限が11時29分に263.8円(同)で始まった。
 見送り人気が強く、売買が成立しない時が目立った。

 きょうの上海ゴム5月限は、夜間取引同様に売買が控えられて、小動きで推移した。引け間際になって、少しまとまった売買が入り上限に波乱して、小幅反落して終えた。
 夜間比5元安の13,845元で始まり、すぐに売り優勢となって前日比マイナス圏へ下落して13,79元安値を付けた。しかし小口の売りが出つくすのが早く、出つくしたあとは小口の買い戻しにジリジリと反発に転じ、帳入値を回復する相場になった。その後、もみ合いになり、午前の取引を前日比変わらすの13,825元で終えた。
 午後は売り優勢で始まったがお幅に下げず、すぐに反発に転じた。14時を廻った頃に突然売買高が増えて急上昇する展開になり13,945元高値を付けた。14,000元台を回復かと思った途端に買いが窄み、急反落する展開となり帳入値を割込み13,755元と、高値から190元下げる急落になった。このあと下げ渋って前日比50元安の13,775元で終える相場になった。
 ポジション調整の売買が入り波乱したとみられるが、『引け味の悪さ』が否めず、目先は軟調に推移する可能性が強い。
 
 その後のRSS3号だが、売買が盛り上がらず、小口の売り買いに小動きとなった。前日比は、プラスで終えた。
 1月限は260.0円の一本値で、前日比0.3円安になった。出来高は10枚。2月限は262.3円から261.6円へ反落して262.0円、同0.3円高になった。出来高は5枚だった。
 3月限は263.0円で終えて、同1.2円高。出来高は13枚だった。4月限は264.9円へ下げたあと265.9円へ戻して、同2.4円高で終えた。出来高は7枚と薄かった。
 5月限は266.3円へ下げて267.3円、同2.4円高で終えた。出来高は49枚に留まった。6月限は266.7円から268.7円へ上伸して、前日比3.3円高で終えた。435枚の出来高だった。
 7月限は268.1円へ反落したが269.2円へ戻して、前日比0.6円高。出来高は4枚に留まった。

 中心限月の6月限は266.2円で始まり268.7円の高値を付けたが、266.1円へ反落して268.7円で引けた。2.5円幅の陽線が立った。昨日の高値268.6円を0.1円更新する268.7円を付けたが、「一文(いちもん)抜けの高値更新は注意』との経験則からして、目先の相場は注意が必要。引け足は高値を更新した。270円台が見えてきたようだが…。
 きょうの出来高は593枚と薄かった。日中は524枚だった。取組高は6,370枚で、前日比3枚減少した。
 今年の相場は10日の249.3円で『恵比寿(えびす)底』になって、きょうの高値まで19.4幅の急上昇になった。
 速いピッチの反騰相場になっているので、目先は高値警戒しておきたい。
【オスマン】

16日(火)のゴムRSS3号は、高く始まったあとも続伸したが、上海ゴム軟調を受けて反落する
2024/01/16
 15日(16日分)のゴムRSS3号夜間取引は、手仕舞い売りが優勢になって反落。
 1月限は2枚の出来高で、259.0円で終えて前日比3.0円安。2月限は10枚の出来高で、258.8円で終えて前日比2.8円安。3月限は7枚の出来高で、262.2円から2607円へ下げて、前日比1.9円安で終えた。
 4月限は2枚の出来高で262.3円、前日比1.9円安。5月限は9枚の出来高で263.4円から263.8円へ戻して、前日比2.0円安になった。6月限は145枚の出来高で、265.8円から264.0円へ下げて264.1円、前日比2.0円安で終えた。7月限〜12月限は出来ず。合計出来高は175枚に留まった。

 15日(16日分)の上海ゴム5月限夜間取引は、安寄りのあと急反発して13,890元で終えた。
 15日の日中取引帳入値は13,835元だったが、夜間取引は帳入値比85元安の13,750元で始まった。直後に13,730元まで突っ込んだが、この場面で売り物が出つくして反発に転じた。
 早い時間帯に帳入値を回復する相場になり、その後も上値を試す展開が続いた。22時を廻った頃に13,910元高値を付ける相場になったが、その後は売買高が減少して、もみ合い相場になり結局、前日比55元高の13,890元で終える相場になった。

 16日のゴムRSS3号は、高寄りのあと小幅続伸したが、高値警戒人気が強まり手仕舞い売りが優勢となって小幅反落。 
 1月限が夜間比0.8円安の258.2円で寄り付き、2月限が同3.5円高の262.3円で寄り付いた。4月限が同2.2円高の264.5円で寄り付いた。5月限が同3.2円高の267.0円で寄り付き、6月限が同3.3円高の267.4円で寄り付いた。7月限が268.0円(夜間取引が出来ずのため比較出来ず)で寄り付いた。3月限は9時36分に夜間比2.5円高の263.2円で始まった。
 寄り付き直後に1月限が260.5円へ反発したし、6月限が268.6円へ、7月限が270.0円へ、5月限が267.3円へ上伸するなど、上値を試す展開になった。
 しかし買いが出つくすのが早く、その後は小口の売りが優勢となって、軟調に推移する相場になった。

 きょうの上海ゴム5月限は、序盤は軟調に推移していた。午後になると買いが窄んだところに、手仕舞い売りが出て急落したが、引けにかけて買い戻されて、前日比小幅のプラスで終えた。
 13,900元で始まり、直後から売り優勢の展開が続いた。10時過ぎに13,830元と前日(帳入値)比5元安に沈んだ。しかし、その後は持ち直して13,885元まで反発した。再び売り優勢となって前日比25元高の13,860元で午前の取引を終えた。
 午後も売り優勢の展開が続き14時前後に13,765元まで下げた。しかし、ここで踏み止まって、もみ合いを経たのち反発に転じて、引けにかけても買い優勢の展開で推移して前日比40元高の13,875元で終える相場になった。
 きょうも14,000元台回復が期待されたが、実現に至らなかった。しかし反落したあと戻して終えているので、弱い相場でもないと感じた。早い機会に14,000元台へ反発したほしい。

 その後のRSS3号は、上海ゴムが一時は軟調に推移したのを受けて、引け安の相場になった。
 1月限は260.3円と260円台を維持したが、前日比1.7円安。2月限は261.5円へ下げて261.7円、前日比0.1円高で終えた。3月限は261.8円の安値引けになって、同0.8円安。
 4月限は263.5円の安値引けになって、前日比0.7円安。5月限は264.7円へ下げて264.9円、同0.9円安。6月限は265.0円へ下げて265.4円、同0.7円安。7月限は268.0円へ下げて268.6円、同2.0円高と反発して終えた。
 まとまった売りが出て反落したわけでなく、買いが控えられたところに、小口の手仕舞い売りが出て下げた相場だ。

 中心限月の6月限は、265.8円で始まり268.6円高値を付けたが、264.0円へ反落して265.4円で引けており、長い上ヒゲ、下ヒゲを引いた0.4円幅の陰線チャートになり、昨日までの連続陽線のあとに『十字線』チャートが立ったことで、『目先の相場は上値抵抗を受けそうだ』との見方が強まりそうだ。 
 引け足も小幅の反落だが、270円相場を目前にして、高値抵抗が強まったように感じられる。
 出来高は1,007枚で、日中取引は832枚と薄かった。取組高は6,373枚となり、前日より35枚増加した。うち6月限は2,359枚になって、同31枚増加した。この調子で増加していってほしい。

 全限260円台を回復して、次は270円台に乗せる展開を予想するが、270円台乗せは、もみ合い相場が入ってからと思う。従ってこの場面は、利食いできる玉は利食いして、資金を増やす作戦が良い。飛び付き買いは戒めたい。
【オスマン】

15日(月)のゴムRSS3号は、高寄りのあとも上げ幅を拡大して、全限が260円台に乗せる。
2024/01/15
 前週末12日(15日分)のゴムRSS3号夜間取引は、買い戻しが先行して小幅続伸して終えた。
 1月限は82枚の出来高になって、252.9円で始まり257.7円まで続伸して256.6円、前日比3.7円高で終えた。2月限は15枚の出来高になって、254.8円で始まり256.7円まで続伸して256.0円、前日比1.9円高。3月限は19枚の出来高になって、255.8円で始まり257.3円へ続伸して、前日比3.2円高で終えた。
 4月限は23枚の出来高になって、257.5円で始まり258.9円、前日比1.7円高で終えた。5月限は74枚の出来高で、260.0円で始まり259.6円へ下げたが、260.5円へ上げて260.4円、同1.2円高。6月限は130枚の出来高で、261.5円で始まり261.1円へ下げたが、262.2円へ上伸して261.7円、同1.1円高で終えた。7月限は2枚の出来高で、263.0円の一本値で、同1.0円高で終えた。8月限〜12月限は出来ず。合計出来高は345枚と、意外と薄かった。

 同日(15日分)の上海ゴム5月限の夜間取引は、小口買いが優勢になって上伸。13,800元台を回復した。
 12日の帳入値は13,740元だったが、帳入値比60元高の13,800元で始まり、すぐに売られる展開になり、もみ合いが続いた。しかし引けが接近したころに突然、まとまった買いが入って13,870元まで急上伸する展開になった。引けにかけても小幅続伸する相場になり結局、前日比115元高の13,855元で終えた。
 直近の戻り高値を更新してきたので、来週の相場に『強気の期待』が膨らんだ。

 週明け15日のゴムRSS3号は、全限が9時の寄り付きに高値スタートした。
 1月限は夜間比0.6円高の257.2円で寄り付いた。2月限が同2.5円高の258.5円で寄り付き、3月限が同2.4円高の259.7円で寄り付いた。4月限が同3.0円高の261.9円と260円台を回復して寄り付いた。
 5月限が同1.8円高の262.2円で寄り付き、中心限月の6月限が同2.2円高の263.9円で寄り付いた。7月限だけが少し遅れた9時03分に同2.9円高の265.9円で始まった。
 4月限が261.8円、7月限が265.0円と小幅安になる場面があったが、他の限月は寄り付きが安値になった。

 きょうの上海ゴム5月限は、序盤は戻り売りが優勢となる場面もあったが、売りを消化して続伸して13,910元高値を付ける場面があり、その後は反落したが前日比45元高で終えた。
 13,855元で始まり13,870元へ続伸したが、戻り売りが出て13,810元へ反落した。しかし、売りが出つくすと再び上げだして、午前の取引終了前に13,910元高値を付けた。その後に戻り売りが出て13,885元、前日比115元高で午前の取引を終えた。
 午後は高値を受けた売りが優勢になる展開が続き、ズルズルと上げ幅を削る展開を続けた。引け直前に70元ほど急落する相場になり、上げ幅を縮小して前日比45元高の13,785元で終える相場になった。
 11日、12日、そしてきょうと上げ続けてきた。その反発幅が500元前後になったので、目先的な戻り警戒人気が強まったとみられる。引けにかけて反落したのは、目先的な高値警戒からのものとみておきたい。

 その後のRSS3号は、上海ゴム高を受けた買いに続騰する展開になり、きょうの高値圏で引ける相場になった。
 1月限は262.0円で終えて、前日比9.1円高と連騰した。出来高は58枚。2月限は263.2円へ連騰して、前日比7.5円高で終えた。出来高は103枚と膨らんだ。
 3月限は263.7円へ連騰して262.6円、前日比8.5円高。出来高は60枚。4月限は264.6円へ連騰して264.2円、同7.0円高。出来高は125枚と膨らんだ。
 5月限は265.8円の高値引けになって、前日比6.6円高。出来高は462枚と膨らんだ。6月限は267.0円を付けて266.1円、同5.5円高になった。出来高は829枚と膨らんだ。7月限は268.0円を付けて266.6円、同4.6円高になった。出来高は29枚。

 日中取引の出来高は1,667枚、夜間取引が345枚だったので合計では2,012枚になった。
 取組高が6,338枚になって、前日比948枚増加した。1月限は前日比116枚減少して241枚になったが、2月限は同251枚増加して687枚になり、3月限が同22枚増加して438枚、4月限が同93枚増加して721枚になった。5月限は同316枚増加して1,701枚になり、6月限が同363枚増加して2,328枚になった。7月限も同20枚増加して193枚になった。出来高が増えて、取組高が増えてきたことは『歓迎材料』だ。
 
 中心限月の6月限は261.5円が始まりで、高値が267.0円、安値が261.1円、引けが266.1円。日足チャートは短い下ヒゲ、少し長い上ヒゲを引いた5円弱幅の陽線。
 長い三連続陽線を立てて、上げ足に加速度が付いた格好だが、先の上昇相場で『フシ』になった270円台が接近してきたことで、明日以降は目先的な高値警戒人気が強まりそうだ。安値の買い玉を手持ちしているなら、利食いを優先させるのも良かろう。
 そして、250円台へ押し目を構成る場面があると思うので、その場面を待って買い直す作戦が良い。
【オスマン】

12日(金)のゴムRSS3号は、上海ゴム高を受けた活発な買いに暴騰。中心限月が260円回復
2024/01/12
 11日(12日分)のゴムRSS3号夜間取引は、少しまとまった売買になり、買い戻し優勢で小幅高になった。
 1月限は出来高が32枚に達して214.5円で始まり240.4円へ下げたあと、242.2円へ急反発になり前日比0.8円高で終えた。2月限は23枚の出来高になり243.0円で始まり242.2円へ下げたが、その後に243.5円へ上げて前日比1.1円高で終えた。3月限は19枚の出来高で、246.6円で始まり246.7円へ上伸したが、その後245.4円へ反落して245.7円、前日比0.1円安で終えた。

 4月限は15枚の出来高になって、249.7円で始まり249.4円へ下げたが、その後に250.7円へ急反発に転じて250.0円で終えて、前日比1.3円高。5月限は20枚の出来高になって、252.9円で始まり252.5円へ下げたが253.5円へ戻して、前日比1.0円高で終えた。6月限は97枚の出来高になって、254.8円で始まり256.7円へ上伸して終わり、前日比1.5円高。7月限は6枚の出来高になって,
257.6円で始まり256.9円へ下げたが、259.0円へ上げて前日比1.8円高で終えた。他の限月は出来ず。合計出来高は212枚だった。
 
 11日(12日分)の上海ゴム夜間取引は、日中取引の帳入値が13,615元だったが、85元高の13,710元で始まった。直後に13,755元まで上伸したが、この場面で買いが出つくして、その後は手仕舞い売りにズルズルと値を下げる展開を強いられた。引け直前に13,65元安値を付けたが、引けは戻して前日比80元高の13,695元で終えた。
 
 週末12日のゴムRSS3号は、上海ゴム夜間高を受けた買いが優勢となって高く始まり、午後にかけて一段高となり各限は前日比4.8〜11.7円高で終える相場になった。きょうは2月限を除く各限月が、9時の寄り付きに値を付けた。
 1月限は夜間比1.0円高の243.2円で寄り付いた。2月限は9時04分に夜間比1.5円高の245.0円で始まった。3月限は夜間比4.1円高の249.8円で寄り付いた。4月限は同1.1円高の251.1円で寄り付いた。
 5月限は夜間比1.0円高の254.5円で寄り付き、6月限は同0.8円高の257.5円で寄り付き、7月限は同変わらずの259.0円で寄り付いた。このあと6月限が257.0円へ小幅安になったが、他の限月は寄り付きが安値になった。

 きょうの上海ゴム5月限は、売買高が薄かったが、小口買い優勢の取引が続いて上伸して終えた。
 13,695元で始まり、その後は一貫した上値追い展開が続き、10時半過ぎに13,780元高を付けた。その後は、もみ合いになって前日比165元高の13,780元で午前の取引を終えた。
 午後は堅調に始まったが、戻り高値を受けた手仕舞い売りが出て反落、13,750元を付けた。しかし、引けにかけて買い直されて13,785元と、きょうの高値を付けて、前日比155元高の13,770元で終えた。
 大きく動いたが出来高が15万5,061枚と少なかった。取組高は16万0787枚となって、前日比5,576枚減少した。買い戻しによる反発相場だった―とみておきたい。

 寄り後のRSS3号は、上海ゴムが堅調に始まり、続伸したのを受けて活発な買いが入って続騰した。
 1月限が252.9円で引けて、前日比11.5円高と暴騰した。出来高は230枚と膨らんだ。2月限は正午過ぎに254.3円高値を付けて254.1円、前日比11.7円高で終えた。出来高は112枚と膨らんだ。
 3月限は正午前に256.0円高値を付けて254.1円、前日比8.3円高で終えた。出来高は144枚。4月限は正午前に258.2円高値を付けて257.2円、前日比8.5円高。出来高は144枚だった。
 5月限は正午前に260.1円高値を付けて259.2円、前日比6.7円高で終えた。出来高は495枚。6月限は正午前に261.8円高値を付けて260.6円。前日比5.4円高で終えた。出来高は1,126枚と膨らんだ。7月限は262.0円の高値引けになって、前日比4.8円高。出来高は101枚。

 きょうの相場は出来高を伴った“本来の上げ相場”になったと思う。合計出来高は2,567枚で、日中は2,355枚の大出来高になった。
取組高は5,390枚に、前日比236枚増加した。うち1月限は357枚になり前日比148枚減少した。5月限が1,385枚となって、同24枚増加した。6月限が1,965枚となって、同337枚増加した。

 中心限月の5月限は252.9円が始まりで260.1円が高値、安値は252.5円で引けが259.2円。日足線は短い下ヒゲを引き、やや長い上ヒゲを引いた6円超幅の陽線。昨日と今日の長い二本の陽線が立ったことで、目先の相場が一気に変わった。そして戻りのフシとみられていた259.0円(12月29日)を更新したことで、『完全な出直り相場に転じた』とみられるところだ。
 高値を追っかけるのは慎重にしたいが、押し目が入れば買い拾っていくという作戦で対処していきたい。
【オスマン】

11日(木)のゴムRSS3号は、上海ゴム高を受けて急反発。5月限、6月限が250円台を回復。
2024/01/11
 10日(11日分)のゴムRSS3号夜間取引は、小口の買い戻しが優勢となって、反発して終えた。
 1月限は1枚の出来高に238.0円、前日比変わらず。2月限は1枚の出来高に238.0円、同1.6円安と続落した。3月限は出来ず。4月限は17枚の出来高になって244.3円から246.0円へ上伸して、前日比1.7円高で終えた。
 5月限は13枚の出来高になって246.3円から249.0円へ上伸して247.8円、前日比1.3円高で終えた。6月限は61枚の出来高になって、249.1円へ下げたあと251.8円へ反発して250.7円、同1.4円高で終えた。7月限〜12月限は出来ず。合計出来高は93枚と薄かった。

 10日(11日分)の上海ゴム5月限の夜間取引は、買い戻しが入って急反発に転じた。
 10日の日中取引の帳入値は13,470元だったが、夜間取引は帳入値比15元高の13,485元で始まった。その後も買い優勢が続き13,640元まで急伸した。
 しかし買いが出つくすのが早く、その後は戻り売りが優勢の取引になってジリ安で推移して13,590元まで下げた。だが反落を追っかけて売り筋も不在で、今度は小口の買い戻しが入る相場になり、引けにかけてジリ高となり結局、前日比180元高の13,650元で終える相場になった。
 出来高が11万3,667枚とへ急増していた。夜間取引の急反発相場は、出来高を伴ってのものであり、信頼を取り戻した相場と感じている。

 11日のゴムRSS3号は、高く始まったあと緩む場面もあったが、上海ゴム高を受けた買いに上伸して終えた。
 きょうは4月限と5月限、6月限の三限月が9時に寄り付いた。4月限は夜間比0.5円安の245.5円で寄り付いたが、5月限は夜間比1.2円高の249.0円で寄り付き、6月限も同1.2円高の251.9円で寄り付いた。
 9時02分に2月限が夜間比3.0円高の241.0円で始まり、3月限が243.5円(夜間取引が出来ずのため比較なし)で始まった。9時09分に1月限が同1.9円高の239.9円で始まった。7月限は11時前に255.8円で始まった。
 5月限が寄り後に48.0円へ、6月限が250.5円へ反落したが、すぐに買いが入る相場になって上向いた。

 きょうの上海ゴム5月限は、始まった直後から売り買いが交錯する展開となり、13,600元の前半で往来する相場になった。13,650元で始まった直後に13,625元へ反落したが、その後ジリ高に転じて13,655元へ反発した。しかし、戻り売りを浴びて13,620元まで反落して、その後、再び反発に転じて前日比195元高の13,665元で午前の取引を終えた。
 午後は買い優勢となって13,700元まで上伸したが、買いが出つくしたのと、戻り売りを浴びて軟調になり、引け前に13,670元へ反落した。しかし引けにかけて買いが入り、前日比225元高の13,695元で終えた。
 出来高は20万1,048枚で、4日振りに20万台に増加した。取組高は16万6,363となり、前日より6,368枚減少した。このことからすると、きょうの急反発相場は『買い戻しに負うところが大きかった』ということになるが、出来高が増えてきたので、素直に反発を好感視しても良いと思う。

 その後のRSS3号は、反発で推移した。
 1月限は241.4円まで上伸して、前日比3.4円高になった。ただ、急反発した割には出来高が11枚と薄かった。2月限は242.4円の高値引けになって、前日比2.6円高。出来高は5枚と薄かった。3月限も245.8円の高値引けになって、同3.7円高。出来高は4枚と薄かった。
 4月限は248.8円まで急反発になり248.7円、同4.4円高で終えた。出来高は19枚と薄かった。
 5月限は248.0円の安値から252.6円へ急反発に転じて252.5円、前日比6.0円高で終えた。出来高は250枚に膨らんだが、もっと増えてほしかった。6月限は250.5円の安値から255.7円へ急反発に転じて255.2円、前日比5.9円高で終えた。出来高は463枚。

 引けにかけて、上げ幅を維持したことで、相場のリズムとしては良かった。ただ、急反発した割には出来高が薄い。出来高は853枚、うち日中取引は760枚だった。もう少し増えてほしかった。 
 取組高は5,154枚となり、前日比27枚増加した。中心限月の6月限は1,628枚となり、前日比83枚増加したが、少ない水準のため、今後に増えるかどうかが見極めたい。出来高、取組高が大幅に増加しなければ、大きな反騰相場を期待することができないからだ。

 中心限月の6月限は249.3円が始まりで、高値が255.7円、安値が249.1円で引けは255.2円。前日の安値引けと同値で始まり、下値を試した直後から急反発に転じて、高値引けになった相場である。力強い陽線が立った。この勢いで昨年末29日に付けた259.0円を試しに行く相場になるとみている。
 安易に値ごろ感をもって対処するのは危険。じっくり構えて強気対処していきたい。
【オスマン】

10日(水)のRSS3号は、閑散で小動きだが下値を試す動きが強まった。上海ゴムは小浮動。
2024/01/10
 9日(10日分)のゴムRSS3号夜間取引は、小口の売り買いに小動きで終えた。
 1月限は出来ず。2月限は1枚の出来高で238.3円、前日比1.3円安。3月限も1枚の出来高で242.8円、同変わらず。4月限は2枚の出来高で244.6円のあと244.5円、前日比1.0円安で終えた。
 5月限は48枚の出来高になって246.9円で始まり、248.1円へ上伸して247.7円、前日比変わらず。6月限は117枚の出来高になって、250.1円で始まり251,2円が高値で、249.7円が安値になって250.7円、前日比0.9円安で終えた。7月限は1枚の出来高で253.3円、前日比0.4円安で終えた。
 9日の日中取引の急落を受けて、買い玉整理売りが出たが、その量が意外と少なかった。

 10日のゴムRSS3号日中取引は、見送り人気が強いなか、ポジション調整の動きが強まった。
 きょうは4月限と5月限、6月限の三限月が、9時の寄り付きに値が付いた。
 4月限は夜間比0.1円安の244.4円で寄り付き、5月限が同0.3円高の248.0円で寄り付いた。続いて6月限が同0.3円高の251.0円で寄り付いた。このあと9時33分に3月限が同0.3円安の242.5円で始まった。
 午前中は、この四限月の取引が続き、12時17分に2月限が夜間比1.4円高の239.7円で始まった。14時08分に7月限が同変わらずの252.3円で始まり、1月限は引け近くになった14時42分に237.7円(夜間取引が出来ずのため比較なし)で始まった。
 
 値が付いたあとの各限は、閑散とした市場になって、値付き状態が悪かった。
 1月限は引け前に237.7円を付けたあと15時03分に238.0円で終えて、前日比0.3円高。出来高は6枚に留まった。
 2月限は239.7円のあと239.9円へ上げたが、15時前に239.8円を付けて、これが終値となり前日比0.2円高になった。出来高は5枚に留まった。
 3月限は242.5円のあと242.6円へ上げたが、午後に242.0円へ下げて終わり、前日比0.7円安。出来高は11枚だった。
 4月限は244.4円のあと244.8円へ上げたが、244.3円へ下げて前日比1.2円安で終えた。出来高は29枚に留まった。

 5月限は248.0円のあと軟調を強いられて246.5円、前日比1.2円安になった。出来高は52枚。
 6月限は251.0円のあと251.1円を付けたが、その後ジリ安になって249.3円、前日比1.7円安で終えた。出来高は302枚になったが、それでも通常より薄かった。
 7月限は252.3円の一本値で、前日比0.4円安で終えた。出来高は1枚。8月限が1枚の出来高に254.0円を付けた。合計出来高は407枚と薄かった。

 とにかく、出来高が増えてこない相場が続いた。
 各限の10日の変動幅を振り返ってみると、1月限は高値が238.0円から安値237.7円への変動幅が0.3円。これでは投機妙味が湧いてこない。2月限は239.9円から239.7円で、0.2円幅の変動幅。3月限は242.6円から242.0円への変動幅が0.6円。4月限は244.8円から246.5円への0.5円幅の変動幅に留まった。
 5月限は248.0円から246.5円への1.5円幅の変動幅に留まった。6月限は251.1円から249.3円への1.8円幅の変動幅。
この状態では、投機妙味が湧いてこないのは仕方ないと言えるか。

 きょうの出来高は577枚。うち日中は407枚。取組高は5,127枚となり前日比34枚増加した。6月限が1,545枚となって、前日比80枚増加した。 
 中心限月の6月限は250.1円が始まりで、高値が251.2円、安値が249.3円、引けが249.3円の安値引けになった。日足チャートは小幅の上ヒゲを引いた1円弱幅の陰線が立った。250円台を割り込んだが、この水準から大きく下げないだろう。

 上海ゴム(5月限)は、一時13,420元まで下げる場面もあったが、突っ込み警戒人気から買い戻しが入って急反発したが、13,500元への戻りで一杯になって、前日比変わらずの13,470元で終えた。
 突っ込みに対する抵抗の強さが感じられたが、出来高が薄くなっているので、もうしばらくは下値を試す動きを強いられるとみておいた方が無難のようだ。だが弱気にならないように注意していきたい。
【オスマン】

9日(火)のゴムRSS3号は、安く始まったあとも軟調に推移して前日比4〜7円の急落になった
2024/01/09
 三連休前の5日(9日分)のゴムRSS3号夜間取引は、小口の整理売りが出て小幅安で終えていた。
 1月限は239.5円、前日比2.4円安に下げて出来高は1枚。2月限は244.2円で始まって241.8円まで下げたが242.7円へ戻して、前日比1.5円安になって出来高は15枚。3月限は245.5円で始まって245.6円へ上伸して245.5円、前日比2.2円安になって出来高は3枚と薄かった。
 4月限は249.4円で始まって250.8円へ反発したが、250.6円で終えて前日比0.9円安、出来高は7枚と薄かった。5月限は252.9円で始まって254.4円へ反発して、前日比0.3円安で終えて、出来高は26枚。
 6月限は256.8円で始まって255.1円へ下げたが、257.0円へ急反発になって、前日比0.1円高で終えて、出来高は86枚。7月限は256.9円で始まって255.9円へ下げたが、258.5円へ反発して257.0円、同2.7円高で終えて、出来高は27枚と薄かった。

 9日のゴムRSS3号は、安く始まったあとも売り優勢の展開が続き、安値圏で終えた。
 きょうは5月限と6月限の二限月が、9時の寄り付きに値が付いた。
 5月限は夜間比4.4円安の250.0で寄り付き、6月限が同4.5円安の252.5円で寄り付いた。
 このあと9時06分に3月限が夜間比1.2円安の244.3円で始まり、同10分に4月限が同4.9円安の245.7円と250円台を割り込んで始まった。
 9時33分に7月限が同3.5円安の253.5円で始まり、同48分に1月限が同1.1円安の238.4円で始まり、2月限が同2.4円安の240.3円で始まった。

 このように大幅安で始まったのは、RSS3号が祝日休場していた8日の上海ゴム5月限が、前日比405元安となる13,470元へ暴落したのと、8日(9日分)の夜間取引も続落したため、びっくりした売りが先行したとみられる。

 きょうの上海ゴム5月限日中取引は、夜間取引比10元高の13,520元で始まったが、すぐに売り優勢となってズルズルと下げる相場になった。10時過ぎに13,420元まで下げて、その後は突っ込み警戒人気が台頭して買い戻しが入り13,485元へ反発した。しかし午前の取引を前日比135元安の13,465元で終える相場になった。
 午後も売り優勢の相場になり、14時過ぎに13,405元まで下げた。その後、引けにかけて買い戻しが入って反発に転じたが、それでも前日比150元安の13,445元で終える相場になった。
 特別な売り材料が出現しての下げではなく、テクニカル(思惑?)的な売りが出て急落したとみられる。このため、チャートが悪くなり、再び下値を試しそうな型になったが、『13,500元前後の水準は、下げ止まるところ』とみていたい。新年早々の2日に14,515元まで噴き上げた反動が出てとみている。

 その後のRSS3号は、薄い売買のなか波乱展開となったが、前日比4〜7円安と大きく値を下げた。
 1月限は238.7円を付けたが、その後に236.6円へ下げて237.7円、前日比4.2円安で終えた。出来高は26枚。2月限は240.円が高値になって239.5円へ下げて239.6円、同4.6円安。出来高は23枚。
 3月限は244.3円が高値になって241.9円へ下げたが、242.8円へ戻して前日比4.9円安。出来高は9枚と薄かった。4月限は246.4円へ上げたが、その後に244.7円へ下げて245.5円、同6.0円安になった。出来高は38枚。
 5月限は250.7円へ戻したが、247.1円へ急落して247.7円、前日比7.0円安にになった。出来高は335枚。6月限は253.5円へ戻したが、その後に250.1円まで下げて251.0円、同5.9円安で終えた。出来高は793枚。7月限は254.5円へ戻したが、252.7円へ下げて同1.3円安。出来高は9枚。

 きょうの出来高は1,407枚。うち日中は1,234枚。取組高は5,093枚となって前日比331枚減少した。このことからすると、反発相場で買い付いた筋の整理売りが出た格好。
 中心限月の6月限は256.8円が始まりで257.0円が高値、250.1円が安値になり251.0円が引け。短い上ヒゲを引いて、やや長い下ヒゲを引いた5円超幅の陰線。昨年12月28日と29日の間でマド(251.6〜252.0円の間)を空けていたので、そのマドを埋める反落とみられる。
 引け足は251.0円へ一気に下げて、256.5円(12月29日)と256.9円(1月5日)で『Wトップを構成した線』になったが、150円台割れには下値抵抗が強まるとみる。
 
 値動きに雷同した対応は慎みたい。
 昨年12月20日の232.5円から、29日の259.0円まで26.5円幅の反発相場になったが、フィボナッチの0.382押しは10.1円幅になり、259.0-10.1=248.9円になる。この値の前後で下げ止まるとみておきたい。まさか半値下げとなる245.8円への下げはなかろう…とみているが。
【オスマン】

5日(金)のゴムRSS3号は、週末を受けた買い戻しと強気買いが優勢となって反発して引けた
2024/01/05
 4日(5日分)のゴムRSS3号夜間取引は、整理売りに続落したが、買い戻しが入って下げ渋って終えた。
 1月限は240.1円のあと240.8円へ反発したが、前日比2.2円安で終えた。出来高は5枚。2月限は243.3円で始まり243.5円で終えて、前日比1.0円安。出来高は2枚と薄かった。
 3月限は245.7円で始まり243.5円へ下げたが、245.5円へ戻して、前日比1.7円安。出来高は32枚。4月限は248.5円で始まって246.8円へ下げたが、248.5円へ戻して前日比0.9円安。出来高は8枚。
 
 5月限は252.3円で始まったあと253.0円へ小幅高になったが、その後に249.0円へ急落したが251.5円へ戻して、前日比1.0円安で終えた。出来高は41枚。6月限は254.8円で始まって255.2円上伸したが、250.9円へ反落したあと253.8円へ戻して前日比1.1円安で終えた。出来高は212枚。7月限は253.9円で始まって253.0円へ下げたが253.2円で終えて前日比1.3円安。出来高は5枚。
 8〜12月限は出来ず。合計出来高は305枚。

 5日のRSS3号は、軟調に始まったあと下値を試したが、午後に反発して堅調に終えた。
 3月限が夜間比0.2円安の245.3円で寄り付き、4月限が同1.1円安の247.4円で寄り付いた。続いて5月限が同変わらずの251.5円で寄り付き、6月限が同0.2円安の253.6円で寄り付いた。7月限が同1.9円高の255.1円で寄り付いた。
 遅れて9時34分に2月限が同1.1円安の252.4円で始まり、1月限が同0.6円安の240.2円で始まった。

 値が付いたあと3月限が244.0円へ下げて、5月限も249.9円と250円台を割り込み、6月限も251.3円へ下げて、7月限も254.0円へ下げた。このまま続落するかと思われた途端に売りが窄み、小口の買い戻しが入る展開になり、下げ幅を埋める相場になった。
 ただ、週末事情もあって活発な売買が控えられ、小口の買い戻しに反発するという展開になった。

 2月限が244.8円へ急反発に転じて、もみ合ったあと244.2円、前日比0.3円安で終えた。出来高は8枚と薄かった。3月限は247.9円へ反発して247.7円、前日比0.5円高で終えた。出来高は113枚と増えた。4月限は252.0円へ急反発して251.5円、前日比2.1円高で終えた。出来高は39枚と薄かった。
 5月限は255.5円へ急反発に転じて254.7円、前日比2.2円高で終えた。出来高は238枚。6月限は257.8円へ反発して256.9円、前日比2.0円高で終えた。出来高は392枚。7月限は255.1円から254.0円へ下げて、前日比0.5円安。出来高は2枚。

 各限は寄り付いた直後に下値を試したが、売りが出つくすのが早く、その後は買い戻しと小口の強気買いが入る相場になって反発で終えた。
 4日の日中取引の急落相場を受けて。週末の5日も軟調と思っていたが、反発して引けて続落相場が回避されたので、目先的な整理相場が長く続かないのが感じられた。
 ただ、大幅に切り返していくには、現在の薄い取り組みでは迫力に欠ける。もう少し取組高が増えてほしいところだ。

 中心限月の6月限は254.8円が始まりで、高値が257.8円、安値が250.9円、引けが256.9円。長い下ヒゲを引き、短い上ヒゲを引いた2円超幅に陽線。12月29日の259.0円を上抜くことができなかったが、引け足では29日の256.5円を上抜いて、戻り高値を付ける相場になった。
 この場面では、再び反発基調を辿ると予想したいのだが、260円台を回復する前に250円台のもみ合いが必要に思うので、先走った強気は控えたい。250円台の下方水準へ押せば買いで良いが、高値を追うのは慎重にしたい。

 上海ゴム5月限は、夜間取引で13,830元まで下げたが、その後に買い戻されて前日比105元安の13,865元で終えていた。
 5日の日中取引は13,870元で始まり13,925元まで反発したが、買い戻しが出つくしたことで上げが止まり、再び下値を試す展開を強いられた。13,870元、前日比100元安で午前の取引を終えた。
 午後も軟調に始まったあと13,910元まで反発したが、引けにかけて再び軟調になり13,850元、前日比120元安で終える相場になった。
 日足チャートは2日に14,515元を付けて、目先的な天井を打った格好になっているので、暫く整理相場が続く可能性が強いか。14,000元を挟んだもみ合いが続くとみておきたい。
【オスマン】

4日(木)のゴムRSS3号は、上海ゴムの急落を受けた売りが出て急反落。上海ゴムは265元安
2024/01/04
 日本のゴム相場が正月休みの間、上海ゴムは上値を試す展開になったあと、急反落する相場になった。
 2日の上海ゴム(中心限月5月限)は、14,375元で始まって14,515元高値を付けたが、14,205元、前日比105元高で終えた。
 3日は14,045元安値を付けたが、14,195元高値を付けて14,115元、前日比225元安で終えた。
 同日(4日分)の夜間取引は14,010元安値を付けて14,055元、前日比85元安で終えた。(注・前日の終値と当日の終値を比較しているが、前日の終値は帳入値を採用しているため比較が合わない)
 結局、日本側が休場の間、上海ゴムは高値波乱のあと、急反落する波乱展開になったが、2日に14,515元高値を付けたあとの急落相場を見る限り、ひとまず『反発相場が終了したのではないか』と思われる。週末に向けての相場は、戻り売り基調で推移する可能性が強まるかもしれない。

 正月休み明け4日のゴムRSS3号大発会は、上海ゴムの急落を受けた売りが優勢となって軟調に始まった。
 この日は3月限と4月限、5月限、6月限の四限月が、9時の寄り付きに値が付いた。
 3月限は247.7円(大納会は出来ずのため比較できず、当日の気配値は249.0円)で寄り付いた。4月限が249.5円(同、気配値は252.0円)で寄り付いた。
 5月限は251.2円で寄り付いて、大納会に比べて2.2円安になった。6月限は253.0円で寄り付いて、同3.0円安になった。
 このあと1月限が243.1円(同、気配値は243.5円)で始まり、2月限が245.2円(同、気配値は245.9円)で始まった。7月限が255.1円で始まったが、大納会気配値比が258.9円だったから、急落したことになる。

 きょうの上海ゴム5月限は、3日の夜間取引より小高く始まって反発基調を見せたが、すぐに買いが出つくす展開になりズルズルと下げ続ける相場になった。午前を前日比285元安の13,855元と、14,000元台を割り込んだ。
 午後は流石に下げ渋る場面も見られたが、大きく戻すことが出来ずに、前日比265元安の13,875元で終える暴落相場となった。ちなみに安値は13,840元を付けていた。
 簡単に14,000元台を割り込む相場になったことで、強気筋の失望人気を呼び込む可能性が強いとみられるので、目先的には下値を試す展開で推移すると見なければいけないか…。

 その後のRSS3号は、売買高の好調が続いたのは5月限と6月限で、他の限月は見送られて値付き状態が悪かった。
 1月限は始まった直後に243.2円を付けたが、午後になって241.2円へ反落した。引けに買い戻されたが243.0円、前日比0.5円安で終えた。出来高は19枚と薄かった。
 2月限は始まった値が高値になって、244.5円へ小幅安になり、前日比1.4円安で終えた。出来高は4枚と薄かった。
 3月限は寄り付きの246.0円が安値になって247.2円へ反発したが、この値が終値となり前日比1.8円安。出来高は9枚だった。

 4月限は寄りあと247.9円へ下げたが、その後、反発して250.4円と250円台を回復した。しかし249.4円へ反落して、前日比2.6円安で終えた。出来高は11枚。
 5月限は寄りあと251.1円へ下げたが、すぐに反発に転じて253.8円高値を付けた。だが、その後は、もみ合いになって252.5円、前日比0.9円安で終えた。出来高は626枚と好調だった。
 6月限は寄りあとに252.6円へ下げたが、直後に256.3円へ反発した。しかし、その後はもみ合いで推移して前日比1.6円安の254.9円で終えた。出来高は564枚と好調だった。
 7月限は始まり値が高値になって、ジリ安になり254.5円、前日比4.4円安で終えた。出来高は6枚と薄かった。

 250円台を回復して、次は260円台へ―との期待が膨らんだが、応分の反発相場を経てきたことと、上海ゴムが急落したのを受けて手仕舞い売りが出たようだ。
 大きく崩れる相場にならないが、しばらくは押し目構成の場面とみておきたい。
 12月20日の232.5円から同30日の259.0円まで26.5円幅の棒上げになったので、上げ幅26.5円に対するフィボナッチの0.382となる249円前後への押し目構成があるとみておきたい。245円以下への押し目はないとみている。
【オスマン】









※不定期で寄稿しています。
※オスマン氏は、業界紙の元役員です。