コモディティ・金融情報専門サイト
asumiru.com

ゴム相場コラム


4日(月)のゴムRSS3号は、上海ゴムともに大幅続落で終える。全限が240円台に落ち込む。
2023/12/04
 前週末12月1日(4日分)のゴムRSS3号夜間取引は、日中取引の大幅安を受けた売りに続落した。
 当限12月限は出来ず。1月限は248.5円で終えて、前日比3.6円安になった。2月限は246.8円で、同5.3円安。3月限は248.5円まで下げて249.0円、同2.7円安になった。
 4月限は251.1円へ下げて251.7円、同2.1円安。中心限月の5月限は253.8円まで下げて255.0円、同1.7円安になった。6月限は255.6円、同2.4円安で終えた。整理売りが出て続落した。

 同日(4日分)の上海ゴム1月限の夜間取引は、13,000元台を割り込んで連続安で終えた。
 1日の日中取引の帳入値は13,545元だったが、夜間取引は85元安の13,460元で始まり、取引半ばに13,250元まで下げる場面があって、引けにかけて戻したが前日比225元安の13,320元で終えた。
 ちなみに5月限は13,445元まで下げて、前日比200元安の13,525元で終えた。

 週開け4日のゴムRSS3号は、安寄りのあと戻したが、整理売りに大幅安になった。
 きょうは珍しく当限12月限が250.0円(夜間取引が出来ずのため比較なし)で寄り付いた。続いて3月限が同1.0円安の248.0円で寄り付き、4月限が同2.1円安の249.6円と250円台を割り込んで寄り付いた。続いて5月限が同2.5円安の252.5円で寄り付いた。
 9時02分に1月限が同0.7円安の247.8円で始まり、同05分に2月限が同0.8円安の246.0円で始まり、同12分に6月限が同5.8円安の249.8円と250円台を割り込んで始まった。
 安く始まったあと4月限が250.5円へ、5月限が253.5円へ、6月限が252.5円へ反発したが、すぐに買いが出尽くしてしまい、再びジリ安で推移する相場になった。

 きょうの上海ゴム1月限が軟調に推移したことが、RSS3号の売り人気を強めたようだ。
 1月限は夜間比5元安の13,315元で始まったが、すぐに買い優勢となって反発に転じて13,375元まで上伸した。しかし、買いが出つくすと、再び売り優勢となってジリジリと値を下げる展開になり、10時半過ぎに13,280元まで下げて、その後は小戻したが前日比255元安の13,290元で午前の取引を終えた。
 午後は売り優勢で始まり、ズルズルと下げ続けて13,240元まで下げた、直近安値を付けたことで突っ込み警戒が強まって買いが入り13,300元まで戻して終えたが、前日比245元安になった。
 出来高は10万5,529枚で、取組高は7万1,907枚となった。徐々に1月限から5月限に中心限月が変ろうとした動きが見えるが、来週ごろまで1月限の動きを中心にみていくことにしたい。

 その後のRSS3号だが、上海ゴムの下値を追う展開が嫌気されて、再び投げ崩れ相場になった。
 12月限は241.0円まで下げて242.2円、前日比10.1円安。1月限も241.9円で終えて、同10.2円安。2月限も242.1円で終えて、同0.0円安。3月限も243.2円で終えて、同8.5円安になり、ともに安値引けになった。
 4月限が245.0円へ下げて245.3円、同8.5円安になり、中心限月の5月限が247.6円へ下げて247.7円、同9.0円安になった。6月限は249.3円で、同8.7円安になった。

 中心限月の5月限は256.7円が始まりで、これが高値になり、安値が247.6円で、引けが247.7円。9円幅の長大陰線を引いて、完全に崩れてきた。10月13日振りの250円台割れ相場になった。
 引け足も250円台を割り込んだ。11月29日が前日比2.7円安、30日が同5.0円安、12月1日が同6.3円安、2日が同9.0円安と下げ幅を拡大してきた。4日間で23円幅の急落になった。
 きょうの出来高は2,054枚。うち日中は1,685枚。取組高は7,727枚となって、前日比367枚減少した。投げと買い戻しが売買の中心になっていた。なお5月限は3,185枚となって、前日比30枚増加した。
 ガタガタに崩れたが、目先的には『240円台は突っ込み警戒が強まるのではないか…』とみているが、どうだろう?
【オスマン】

1日(金)のゴムRSS3号は、上海ゴム安を嫌気した売りに大幅続落。全限が260円台を割る。
2023/12/01
 前日11月30日(12月1日分)のゴムRSS3号夜間取引は、軟調に終えた。
 当限の12月限と二番限の1月限、三番限の2月限の三限月は出来ず。
 3月限が257.0円で始まって257.9円へ上伸したが、257.4円で終えて前日比0.9円安。出来高は14枚。4月限は259.6円で始まって259.0円へ下げたが、260.1円へ戻して260.0円、同変わらずで終えた。出来高は70枚。5月限は262.3円で始まって261.7円へ下げたが、262.9円へ戻して同0.1円安になった。出来高は39枚だった。6月限〜11月限も出来ず。総出来高は123枚。

 30日(1日分)の上海ゴム1月限夜間取引は、小口の買い戻しが入って小幅高になった。
 日中取引の帳入値は13,640元だったが、この値で始まって直後に13,735元へ上伸した。このあと売買が薄くなり、小口の売り買いに小浮動する展開が続き、前日比85元高の13,725元で終えた。
 
 12月1日のゴムRSS3号は、小幅高で始まったあと反発を強めたが、午後にかけて急落して小戻して終えた。
 3月限、4月限、5月限の三限月が,9時に寄り付いた。3月限は夜間比1.1円高の258.5円で寄り付き、4月限が同0.9円高の260.9円で寄り付いた。5月限が同1.2円高の264.1円で寄り付いた。
 9時16分に6月限が265.3円(夜間取引が出来ずのため比較なし)で始まって、同37分に2月限が258.8円(同)で始まった。12月限と1月限は11時を廻って値が付いた。37分に12月限が256.0円(同)で始まり、1月限が255.0円(同)で始まった。

 各限に値が付いたあとは、限月ごとに売り、買い玉の出合い次第の動きになって小浮動したが、3月限が259.6円へ上伸して、4月限も263.6円へ上伸、5月限も266.7円へ上伸して、6月限も267.0円へ上伸した。
 しかし、11時を廻る頃から徐々に売り優勢が強まり、次第に値を下げる動きが顕著になった。昼過ぎには、まとった売りが出る相場になり、各限が揃って値崩れする動きを強めた。

 12月限が249.9円へ、1月限が248.7円へ、2月限が248.6円へ、3月限が249.2円へ、それぞれが250円台を割り込む急落相場になった。4月限は252.1円まで下げて、5月限が255.0円まで下げた。6月限が256.0円へ下げた。
 
 午前に付けた高値からみると12月限は256.0円→249.9円へ6.1円幅下げて。1月限は255.0円→248.7円へ6.8円幅下げた。2月限は258.8円→248.6円へ10.2円幅下げた。
3月限が259.6円→249.2円へ10.4円幅下げた。4月限が263.6円→252.1円へ11.5円幅下げた。
5月限が266.7円→255.0円へ11.7円幅下げた。6月限は267.0円→256.0円へ11.0円幅下げた。 

 その後は、突っ込み警戒人気が高まって、買い戻しが入り小幅反発になったが、それでも各限は6円超の続落で終えた。
 12月限は252.3円、前日比6.3円安となり、1月限は252.1円、同6.5円安になった。2月限は252.1円、同6.2円安で終えた。
 3月限は251.7円、同6.6円安になり、4月限が253.8円、同6.2円安。5月限が256.7円で終えて同6.3円安。6月限が258.0円で終えて同6.0円安になった。

 きょうの出来高は2,725枚で、うち日中は2,602枚。取組高は8,094枚になり、前日比421枚減少した。うち12月限が228枚になり、前日比70枚減少した。4月限が2,349枚で、同477枚減少。5月限が3,155枚で、同72枚増加した。整理売買による下げ相場と見ることができる。
 中心限月の5月限は262.3円が始まりで266.7円が高値、255.0円が安値になって引けが256.7円。やや長い上ヒゲを引き、短い下ヒゲを引いた6円弱幅の陰線。高値圏から『底割れ』しそうなチャートを引いた。引け値足も大幅続落して、10月31日に付けた255.2円で止まるかどう注目したい。

 このように暴落したのは、きょうの上海ゴム1月限が、10時過ぎから下げ出して11時前に13,365元まで暴落したのを嫌気した売りが出たためとみられる。上海ゴム1月限は結局、前日比245元安の13,395元で終えた。5月限は13,570元で、同260元安で終えている。
【オスマン】

30日(木)のRSS3号は、上海ゴムの崩れを嫌気した売りと月末事情の売りが嵩み続落する。
2023/11/30
 29日(30日分)のゴムRSS3号夜間取引は、月末事情を受けた整理売りに続落。
 当限の12月限は261.0円で終えて前日比1.3円安。1月限は258.3円へ下げて同4.8円安。2月限は259.2円で終えて同3.4円安。
 3月限は260.1円で終えて同2.9円安。4月限は262.5円へ下げて263.0円、同2.2円安で終えた。5月限は265.0円で終えて同3.0円安になった。6月限〜11月限は出来ず。合計出来高は240枚だった。

 29日(30日分)の上海ゴム1月限夜間取引は、日中取引安を受けた売りが優勢となって続落。
 日中取引の帳入値は13,815元だったが、夜間取引は帳入値比150元安の13,665元へ暴落して始まった。その後に13,610元まで下げる相場になったが、売りが出尽くしたのか、今度は小口の買いが優勢となって反発に転じ、引け前には13,670元まで戻して13,645元、前日比170元安になった。
 ただ29日の日中取引に付けた13,600元安値を下回らなかった。このペースだと、目先は反発するかもしれない。

 30日のゴムRSS3号は、軟調に始まったあと次第に下げる展開になって、きょうの安値で終える相場になった。
 9時に値が付いたのは3月限と4月限、5月限の三限月で、3月限は夜間比0.1円安の260.0円で寄り付き、4月限が同1.0円安の262.0円で寄り付いた。5月限が同0.1円安の264.9円で寄り付いた。
 遅れて9時04分に12月限が夜間比4.7円安の256.3円で始まり、9時12分に6月限が265.4円(夜間取引が出来ずのため比較なし)で始まり、同26分に2月限が、同0.6円安の258.6円で始まった。1月限は午前中に値が付かず、12時23分に夜間比0.1円安の258.2円で始まった。

 30日の上海ゴム1月限は、夜間取引の暴落を継続して、引け値ベースでは昨日の安値を下回って終えた。
 夜間取引引け値の13,645元で始まり、もみ合ったあと13,615元へ下げた。しかし、買い戻しが入る展開になって反発に転じて、10時を廻ったころに13,690元まで戻して、もみ合いで推移した。
 しかし午後の取引は再び売り優勢になって、ズルズルと下げる展開を強いられた。引け前に13,620元まで下げて、小戻ししたあと再び下げて前日比195元安の13,620元で終えた。
 出来高は14万8,274枚と薄かった。取組高は9万7,380枚と10万枚台を割り込んできた。
 1月限納会まで、もう少し日柄が残されているが、次の中心限月となる5月限の動きも見ていきたいと思う。なおきょうの5月限は13,820元、前日比165元安で終えている。出来高は7万5,675枚。取組高は11万3,852枚。

 その後のRSS3号は、上海ゴムが安値引けになったのを受けて、売り優勢の展開になって大幅続落した。
 12月限は259.5円高値を付けたが、256.3円へ下げて258.6円、前日比3.7円安で終えた。1月限は258.8円を付けたが258.1円へ下げ258.6円、同4.5円安になった。2月限は257.8円へ下げて258.3円、同4.3円安で終えた。
 3月限は258.3円の安値引けになって、同4.7円安で終えた。4月限262.7円を付けたが260.0円の安値引けになって、同5.2円安になった。5月限は265.0円を付けたあとジリ安になり263.0円、前日比5.0円安の安値引けになった。6月限は264.0円の安値引けになって、前日比6.2円安と崩れた。

 きょうの出来高は1,206枚で、うち日中は966枚。取組高は8,515枚となって、前日比436枚増加した。うち4月限は2,826枚となって、同800枚減少した。5月限が3,083枚となって、同1,200枚増加した。当限12月限が298枚となって、同67枚増加した。この場面で当限12月限の取組高が増えるのが異常だ。現物手持ち筋のヘッジ売りが出たかもしれない。

 中心限月の5月限は267.7円が始まりで高値になり、265.0円の安値引け。2.7円幅の陰線が立ったが、6日、12日の移動平均線を下回って、完全に売り相場に転換した。引け足も263.0円へ暴落して、11月24日の262.9円、22日の266.0円を試しに行く展開が予想される。
 ただ、10月下旬以降、250円台が底値になり、270円台への上伸があったが、260円台でもみ合った相場である。260円台を割り込むまで、もみ合い圏内の変動相場が続くとみられるので、先走って下値を追って売り込むのは避けておきたい。年内は、もみ合い相場が続くとみているが…。
【オスマン】

29日(水)のRSS3号は、薄い売買のなか整理売りが優勢となって軟調。上海ゴムは午後安。
2023/11/29
 28日(29日分)の上海ゴム1月限夜間取引は、小高く始まったあと、引けにかけて軟調になる。
 日中取引の帳入値が13,910元だったが、夜間取引は40元高の13,950元で始まった。しかし、すぐに売り優勢となって、軟調に推移した。取引半ばに反発する場面も見られたが、買いが出つくすと再び下げて、帳入値を割り込んだ。13,875元まで下げて、前日比20元安の13,890元で終えた。出来高は7万5,279枚。

 28日(29日分)のゴムRSS3号夜間取引は、見送り人気が強まって売り、買いの出合い次第になりマチマチで終えた。
 12月限と1月限、2月限は、売買が成立せず値が付かなかった。
 3月限が265.7円で始まり266.7円へ上伸したが、265.7円へ反落して265.8円、前日比0.6円高で終えた。出来高は14枚だった。
 4月限は267.4円で始まって268.6円へ上伸したが、そのあと266.9円へ反落して同1.3円安で終えた。出来高は40枚だった。5月限は270.0円で始まって271.9円へ上伸したが、271.0円へ反落して同0.3円高で終えた。出来高は137枚だった。6月限が272.9円の一本値で同0.9円高で終えた。出来高は10枚だった。
 7月限〜11月限は出来ず。合計出来高は201枚だった。

 29日のゴムRSS3号は、見送り人気が強いなか小浮動のあと、引けにかけて上海ゴム安を受けた売りに急落した。
 4月限が夜間比0.1円高の267.0円で寄り付き、5月限が同1.5円安の269.5円で寄り付いた。6月限が同2.3円安の270.6円で寄り付いた。
 このあと暫らく4月限、5月限、6月限の三限月の取引が続いた。10時43分に3月限が同1.3円安の264.5円で始まり、10時55分に1月限が263.3円(夜間取引が出来ずのため比較なし)、2月限が263.5円(同)で始まり、11時34分に12月限が261.0円(同)で始まった。

 きょうの上海ゴム1月限は、見送り人気が強まったなか軟調に推移したあと、午後になって急落する展開となり、引けにかけて一段安となり、直近安値を更新して終える相場になった。
 きょうは夜間終値より小幅高で始まり、13,930元へ反発したが、その後、買いが窄んで、小口売りが優勢となって帳入値の13,910元を下回る相場が続いた。一時13,850元まで下げたが、大崩れが回避された。
 しかし午後の取引になって、まとまった売りが出る相場になり、帳入値を割り込みガタガタと音を立てて崩れる相場になった。引け直前に13,600元と、直近安値を更新する水準に落ち込み、前日比285元安の13,625元で終えた。出来高は29万0980枚で、取組高は11万1,163枚となり、前日より172枚増加した。
 戻りが重く感じる相場を続けてきたが、月末事情を受けて整理売りが出て急落したとみられる。明日、明後日に反発して14,000元台を回復することが出来るかどうか見守りたい。

 その後のRSS3号は、見送り人気が強いなか、上海ゴムの午後安を受けた売りと、月末を控えたポジション調整の売買に小浮動になったが、やや売り優勢になり軟調に終える相場になった。
 12月限は262.3円で、前日比1.3円安になった。1月限は261.9円へ下げて263.1円、同1.3円安で終えた。2月限は262.5円へ下げて262.6円、同1.9円安。
 3月限は263.0円の安値引けになって、同2.2円安。4月限は264.8円へ下げて265.2円、同3.0円安。5月限は267.0円へ下げて268.0円、同2.7円安で終えた。6月限は270.2円の安値引けになって、同1.8円安で終えた。

 出来高は605枚と薄かった。夜間取引との合計では806枚と1,000枚を下回った。
 取組高は8,079枚で、前日比159枚増加した。うち4月限は3,626枚で、前日比149枚減少。5月限は1,883枚で、同340枚減少した。
 中心限月の5月限は270.0円が始まりで271.9円が高値、267.0円が安値で268.0円が引け。271.0円の戻り高値を付けた。長い上ヒゲを引き、短い下ヒゲを引いた2円幅の陰線。昨日に『マド』を開けて上伸していたので、きょうの反落は『、マド埋め』になるが、自律戻りが一巡したのを示したチャート。
 引け足は268.0円で、押し目の範囲に留まっているが、ガタンと下げそうに見える。
【オスマン】

28日(火)のRSS3号は、寄りあとに下値を試したが、買いが入って下げ幅を縮めて終えた。
2023/11/28
 27日(28日分)のゴムRSS3号夜間取引は、見送り人気が強まったが、小口買いが入って堅調に終えた。
 12月限は出来ず。1月限は267.2円で前日比0.2円高。出来高は4枚。2月限も出来ず。3月限は264.9円へ下げたあと265.6円へ戻して、同0.2円高で終えた。出来高は21枚。
 4月限は268.4円で始まって265.8円へ下げたが、267.6円へ戻して同0.6円高で終えた。出来高は80枚。5月限は270.6円を付けて268.8円へ下げたが、270.1円へ戻して同変わらずで終えた。出来高は158枚。6〜11月限は出来ず。合計の出来高は263枚。

 27日(28日分)の上海ゴム1月限夜間取引は、軟調に始まったあと急落したが、買い戻されて小安で終えた。
 日中取引の帳入値は13,955元で、夜間取引は25元安の13,930元で始まった。しばらく、もみ合いで推移したが、突然売り優勢となって急落、13,845元と直近安値を付けた。その後は買い戻しが入って反発に転じ、帳入値近くまで戻したが前日比45元安の13,910元で終える相場になった。出来高は8万9,941枚と薄かった。
 
 28日のゴムRSS3号日中取引は、小幅安で始まったあと下値を試したが、買い戻しが入った。
 4月限が夜間比0.4円安の267.2円で寄り付いた。続いて5月限が同1.3円安の268.8円で寄り付いた。
 少し遅れて9時03分に2月限が264.9円(夜間取引が出来ずのため比較なし)で始まり、03分に3月限が同0.5円安の265.1円で始まった。9時16分に12月限が266.4円(同)で始まり、18分に1月限が同1.2円安の266.0円で始まった。6月限が10時44分に271.9円(同)で始まった。
 
 きょうの上海ゴム1月限日中取引は、前半は軟調に推移したが、午後になって買い戻しが入り反発して終えた。
 夜間取引終値と同値の13,910元で始まり、直後に13,920元へ反発したが、すぐに売り優勢の取引になって下げ出した。小口の売り優勢が続いて10時30分に13,870元まで下げた。その後は買い戻しが入り反発に転じて、前日比25元安の13,930元で午前の取引を終えた。
 午後は始まった直後に13,900元まで下げる場面もあったが、すぐに買いが優勢となって反発に転じ、14時半過ぎに帳入値を上回る13,985元まで上伸した。しかし、引けにかけて手仕舞い売りが出て、前日比5元安の13,950元で引ける相場となった。出来高は21万1,635枚。取組高は11万0991枚となり、前日より1万1,185枚減少した。下げ渋りの動きを見せているが、戻しても売られ易い相場リズムが変わらない。

 その後のRSS3号は、マチマチの動きになったが、期近が軟調、期中が小幅高で終える相場になった。
 12月限は始まり値(266.4円)が高値になって263.6円へ反落して、前日比2.0円安で終えた。1月限は266.5円へ反発したが264.4円へ売られて、同2.6円安で終えた。2月限は始まった直後に265.0円へ上伸したが、昼前に263.5円へ反落して264.5円、同1.0円安で終えた。
 3月限は始まった直後に263.7円へ下げたが、正午過ぎに266.0円へ反発して265.2円、同0.2円安。4月限は寄りあとに265.8円へ下げたが、直後に268.4円へ戻して268.2円、同1.2円高で終えた。5月限は寄り付きが安値になって、昼前に271.0円と上伸した。その後はもみ合いになって270.7円、同0.6円高で終えた。6月限は272.0円で終えた。

 各限が売り買い玉の出合い次第の動きになったが、月末を控えて建て玉整理売買が多かったようだ。とくに4月限から5月限への乗り換え売買が多かった。4月限の出来高が329枚に対し、5月限は919枚になった。総出来高は1,624枚で、うち日中取引は1,361枚だった。
 取組高は7,920枚で、前日比503枚増加した。4月限が3,777枚になって、同259枚減少したが、5月限が1,543枚になって同755枚増加した。
 中心限月の5月限は、270.1円が始まりで271.0円が高値、268.8円が安値で270.7円が引け。安寄りして下値を試したあと反発して、戻り高値を更新したが伸び悩んで終えた。戻りが一杯したような線が引かれた。
 引け足は小幅続伸したが、反発の勢いが弱まったようだ。自律戻しが一杯したかもしれない。
 明日(29日)、明後日(30日)と、月末事情を受けた整理相場が予想される。大きく動けないとみているが…。
【オスマン】

27日(月)のゴムRSS3号は、高寄り後いったん緩んだが、引けにかけて再度上伸して終える。
2023/11/27
 前週末24日((27日分)の上海ゴム1月限夜間取引は、14,000元台回復に挑戦したが、引けにかけて軟調に終わった。
 日中取引の帳入値は13,920元だったが、夜間取引は75元高の13,995元で始まった。直後に14,020元まで続伸したが、その後は売り優勢になってジリ安で推移して、前日比35元高の13,955元で終えた。安値は13,930元だった。27日に14,000元台へ上伸するか注目されていた。

 24日にRSS3号11月限が258.1円で納会した。清算値段は257.0円になって、受渡枚数は84枚と少なかった。一時は300.0円の高値を付ける時もあったが、買い方が手仕舞って258.0円で納まった。二番限の12月限が258.0円で引けているので、同ザヤで、穏健に納まったことになる。この時期の納会値としての258円は高値になるので、12月相場もこの納会値258.0円を意識した相場で推移することになるかに注目。

 24日(27日分)のRSS3号夜間取引は、買い戻しが優勢となって小幅高になった。
 当限に出世した12月限は出来ず。2番限の1月限は261.4円で終えて、前日比1.9円高になった。2月限は261.9円を付けて261.2円、同2.2円高。3月限は263.6円を付けて262.9円、同2.5円高。
 4月限は266.3円を付けて265.4円、同2.5円高。中心限月に出世した5月限は268.7円を付けて267.0円、同1.0円高。6月限〜11月限は出来ず。出来高は297枚。

 週明け27日のゴムRSS3号は、前週末の夜間取引の反発と、上海ゴム夜間高を受けた買いが先行して堅調に始まった。
 9時に値が付いたのは3月限と4月限、5月限の三限月で、3月限は夜間比変わらずの262.9円で寄り付き、4月限が同0.3円安の265.1円で寄り付いた。中心限月の5月限は同1.0円高の268.0円で寄り付いた。9時01分に6月限が267.9円(夜間取引が出来ずのため比較なし)で始まった。
 その後しばらくは、この四眼月の取引が続いて、9時53分に当限12月限が262.0円(同)で始まり、同時に2月限が同2.2円高の263.4円で始まった。1月限は10時04分に同1.0円高の262.4円で始まった。
 
 各限に値が付いたあとは売りが出て、小安くなる動きを強いられた。5月限が267.4円へ小反落して、4月限も264.5円へ小反落した。2月限が261.4円へ、12月限が260.9円へ反落した。
 しかし売りが出つくすのが早く、売りが出つくしたあとは、再び小口買いが優勢となって反発の動きを強めた。

 きょうの上海ゴム1月限は、軟調展開のあと急反発したが、反落してもみ合いで推移して、前日比15元高で終えた。
 始まりは夜間比5元安の13,950元だったが、すぐに買い優勢となって13,980元まで上伸した。しかし買いが出尽くして、今度は売り優勢となり急落して13,885元と帳入値を割り込んだ。売りが出つくすのも早く、再び買いが入り反発に転じた。10時半過ぎに、まとまった買いが入り急伸して14,040元と14,000元台を回復する相場になった。すぐに反落したが前日比30元高の13,950元で午前の取引を終えた。
 午後は、小口の売り買いに小浮動する展開になり結局、前日比15元高の13,935元で終える相場になった。
 14,000元台を回復したが、引けにかけて売られた。14,000元台は上値抵抗が強いのか?

 その後のRSS3号は、売買が薄いなか売りが控えられたこともあって、各限が上伸して終えた。
 12月限は265.6円の高値引けになって、前日比7.6円高。1月限も267.0円の高値引けになって、同7.5円高。2月限も265.5円の高値引けになって、同6.5円高で終えた。
 3月限は265.8円を付けて265.4円、同5.1円高で終えた。4月限は267.6円を付けて267.0円、同4.1円高で終えた。5月限は270.1円の高値引けになって、同4.1円高で終えた。6月限は271.6円で終えた。

 引けにかけて上伸したのは、月末を控えた建玉調整からの買い戻しが先行したのと、5月限には乗り換えの新規買いが入ったとみられる。
 きょうの出来高は1,344枚。うち日中は1,047枚。取組高は7,417枚で、前日比106枚増加した。4月限が4,034枚で、同52枚減少。5月限は788枚で、同286枚増加した。
 中心限月の5月限は265.7円が始まり、270.1円が高値、265.7円が安値で、270.1円の高値引け。上放れて、4.4円幅の陽線が立ったが、いかにも出直り相場に見えるが、4月限から5月限に限月が変ったのが影響しているとみられるので、過信は出来ない。きょうの反発を過大に評価しないようにしたい。
【オスマン】

24日(金)のRSS3号は、週末事情を受けて見送り人気が高まったが売りが控えられて反発。
2023/11/24
 23日の上海ゴム1月限は、13,000元台へ突っ込んで終えていた。
 22日(23日分)の夜間取引は、13,945元高値を付けたが、その後、売り優勢になって13,845元、前日比225元安で終えた。日本市場が『勤労感謝の日』で休場だったせいか、売買が控えられて9万5,290枚の出来高だった。

 23日の日中取引は、見送り人気が強まったなか、小口の売り買いが交錯する相場になって、やや売り優勢の場面もあったが、引けにかけて買い戻しが入り、夜間取引の下げ幅を縮小して終えていた。
 一時13,920元高値を付けたが、安値は13,825元と、夜間取引を下回る安値を更新した。引けにかけて買い戻しが入ったが、それでも前日比105元安の13,905元で終る相場になった。売買高(出来高)は24万3,408枚。取組高は13万4,939枚となり前日より3,732枚減少。
 直近安値を更新したことで、突っ込み警戒人気が台頭したようだが、14,000元台を割り込んだことで、相場リズムが、さらに悪くなった気がする。今後に尾を引きそうな感じを受けた。

 週末24日のゴムRSS3号は、様子見人気が強まって、値付き状態が悪い相場になった。
 4月限が夜間比2.0円安の261.5円で寄り付き、5月限が同2.9円安の262.8円で寄り付いた。9時24分に12月限が252.9円(夜間取引が出来ずのため比較なし)で始まり、9時32分に3月限が同0.2円安の259.8円で始まった。午前中は、この四限月の取引で推移した。
 4月限は寄り付いた直後に259.5円へ急落したが、その後は持ち直した。5月限も262.6円へ小幅安になったが、その後は持ち直して堅調に推移した。3月限は9時53分に259.5円へ小幅安になったが、その後は買い戻しが入り小幅反発した。

 ただ、値が付いた各限の売買高(出来高)が、一向に盛り上がらず、まれにみる薄い出来高を記録することになった。そうしたなか、きょうの相場は『売り』が控えられたようで、小口買いが優勢となって各限が反発して終えた。
 11月限は引け前にやっと値が付くことになり、258.1円へ上伸して終えた。出来高は3枚と薄かった。
 12月限は258.3円へ上伸して258.0円、前日比4.2円高で終えた。出来高は5枚だった。
 1月限は259.5円の一本値で、前日比3.0円高。出来高は4枚と薄かった。2月限は259.0円で終えて、同3.5円高。出来高は67枚。

 3月限は259.5円へ下げたあと戻して260.8円と、260円台を回復した。引けは260.3円で、同3.2円高。出来高は24枚。4月限は259.5円へ下げたあと263.4円と急反発して、262.9円で終えて同2.9円高。出来高は173枚。5月限は262.6円のあと266.0円、同4.1円高で終えた。出来高は125枚。

 日中取引の出来高合計は401枚で、夜間取引の448枚を下回った。ちなみに合計出来高は849枚となって、記録的に少ない出来高になった。相場が動いているので、もう少し出来ても、良かったと思われる。
 取組高は7,395枚となって、前日より252枚増加。うち2月限が796枚となって、前日より52枚増加。3月限が853枚となって、同14枚減少した。4月限は4,086枚で、同変わらず。5月限が502枚になって同218枚増加した。10,000枚を超える取組高になるのを待ちたい。

 中心限月の4月限は261.8円が始まりで、高値が263.5円、安値が259.3円、引けが262.9円。長い下ヒゲを引き、短い上ヒゲを引いた1円超幅の陽線。一昨日の長い陰線に対して、昨日は陰線十字線、きょうは小幅の陽線を引いたが、季節外れの「アユの友釣り」になった。ということは、目先は反落が予想されるのだが…。
 引け足も260円台回復して262.9円と反発したが、利食い戻しの域から抜け出せそうにない。しばらく260円の攻防が続くことになりそうだ。

 きょうの上海ゴム1月限は13,885元まで下げる場面があったが、引けにかけて買い戻されて13,965元、前日比85元高で終えた。コツンと底打ちしたような感じに見えるが、週末事情を受けて、売り方の買い戻しが入って反発したように見えるので、もう少し様子を見なければ確定できない。
【オスマン】

22日(水)のRSS3号は、午後になって上海ゴム安を嫌気して急落。上海ゴムは大台割れに。
2023/11/22
 21日(水)のゴムRSS3号夜間取引は、見送られて薄い売買となり、小浮動相場になった。
 11月限は出来ず。12月限は255.0円へ下げて255.5円、前日比3.5円安と下げた。出来高は12枚。
 1月限は出来ず。2月限は256.6円へ下げて256.7円、同0.2円高で終えた。3月限は257.1円へ下げて258.8円、同0.2円高。4月限は260.2円へ下げて261.5円、同0.5円高で終えた。5月限は263.8円へ下げて264.2円、同0.7円高で終えた。出来高合計は150枚。

 21日(22日分)の上海ゴム1月限夜間取引は、売り優勢となって続落した。
 日中取引の帳入値が14,295元だったが、195元安の14,100元で始まった。その後は突っ込み警戒が強まって、小口の売り買いが交錯する展開となり14,100元を挟んだもみ合いで推移した。一時14,030元まで突っ込む場面があって、前日比95元安の14,070元で終えた。
 14,030元安値は、6日の安値に顔合わせとなった。14,000元大台割れの可能性が強まったとみられるが…。

 22日のゴムRSS3号は、見送り人気が強まったが堅調に始まった。しかし午後にかけて売り優勢になり軟調に引けた。
 きょうは4月限と5月限の二限月が、9時に値を付けた。4月限は夜間比0.5円高の262.0円で寄り付いた。5月限が同1.1円安の263.1円で寄り付いた。
 このあと9時01分に6月限が263.4円を付けて始まり、04分に3月限が同変わらずの258.8円で始まった。このあと暫らく新たに値が付く眼月がなく、12時41分に1月限が256.9円(夜間取引が出来ずのため比較なし)で始まり、13時11分に12月限が同0.1円安の255.4円で始まった。11月限は、きょうも値が付かなかった。
 
 きょうの上海ゴム1月限は、夜間比小高く始まり反発したが、10時を廻る頃から売り優勢となってジリ安で推移して、続落する相場を余儀なくされた。
 前日夜間終値の14,070元と同値で始まり、しばらく堅調に推移した。しかし14,070元を中心としたもみ合いが続き、10時半を廻る頃から売り優勢の取引になり、ズルズルと値を下げた。午前の取引が終了する直前に13,975元と14,000元台を割り込むことになり、戻して引けたが前日比285元安の14,010元で午前の取引を終えた。
 午後は、始まった直後に14,030元へ反発したが、買いが出つくすと下げ出して14時過ぎに13,900元まで一気に下げる相場になった。引けにかけて買い戻しが入り反発したが、前日比370元安の13,925元で終えた。 
 戻らない相場を受けて、買い方の整理売りが出たようだ。すぐに反発して14,000元台を回復すればよいが、時間がかかるようだと13,000元台後半のもみ合い相場が続くことになろう。

 その後のRSS3号は、午後にかけて売り優勢となり軟調に推移して、引けに戻したが0.4〜5.2円安で終えた。
 11月限は、きょうも値が付かなかった。12月限は253.8円の安値引けで前日比5.2円安になった。1月限は255.7円へ下げて256.5円、同0.4円安で終えた。2月限は255.0円へ下げて255.5円、同1.0円安で終えた。
 3月限は256.3円へ下げて257.1円、同1.5円安で終えた。4月限は258.8円へ下げて260.0円と260円台を回復して、同1.0円安で終えた。5月限は261.9円の安値引けになって、同1.6円安で終えた。

 きょうの出来高は1,091枚。うち日中は941枚だった。取組高は7,143枚となって前日比72枚増加した。うち3月限は867枚で、前日比8枚減少、4月限は4,086枚となって20枚増加した。
 中心限月の4月限は260.4円で始まり262.7円高値を付けたが、258.8円へ反落して260.0円で終えた。出来高は831枚。日足チャートは上下にヒゲを付けた小幅の陰線。下げ渋り相場が予想されるが、260円の値頃以外に下値抵抗となるようなものは見当たらない。
 引け足も下げ渋ったが、260円台割れという『値ごろ感』意外に下値を支える要因が見当たらない。
 当面は、戻り売りを主体とした「逆張り」方針でお茶を濁すようにしたい。
【オスマン】

21日(火)のゴムRSS3号は、午後になって上海ゴムの急落を受けた売りに大幅安で引ける。
2023/11/21
 20日(21日分)の上海ゴム1月限夜間取引は、小口買いに支えられて堅調に引けた。
 20日の日中取引の帳入値は14,330元だった。夜間取引は帳入値比75元高の14,405元で始まった。直後に14,460元まで続伸したが、その後は売り優勢の展開が続き、ズルズルと上げ幅を削る展開になった。14,385元と14,400元台を割り込み、引けにかけて買い戻しが入ったが、前日比95元高の14,425元で終えた。

 20日(21日分)のゴムRSS3号夜間取引は、3月限と4月限に値が付いたが、他の限月には値が付かなかった。
 3月限は265.4円で始まって高値が266.2円、安値が264.6円で、引けが265.4円、前日比0.1円高で終えた。出来高は12枚。
 4月限は269.2円で始まって、この値が高値になり267.7円へ下げたが268.2円で終えて、前日比0.4円安になった。出来高は95枚。
 合計出来高は107枚。『買う気がない』、『売る気もない』市場人気だった。

 21日のゴムRSS3号は、見送り人気が強く、きょうも3月限と4月限が、9時に寄り付く閑散とした市場になった。
 3月限は夜間比1.4円高の66.8円で寄り付き、4月限が同1.1円高の269.3円で寄り付いた。暫らくこの二限月の取引で終始して、10時12分に5月限が271.0円(夜間取引が出来ずのため比較なし)で始まり、11時12分に2月限が263.5円(同)で始まった。午後になった12時02分に1月限が261.1円(同)で始まり、12月限が12時33分に259.7円(同)で始まった。11月限は、値が付かなかった。

 その後は、見送り人気が強いなか値付き状態が極めて悪くなり、僅かに3月限が267.8円へ寄り付きより1.0円高になり、4月限が270.4円、同1.1円高になった。しかし、他の限月は始まった値が、きょうの高値になった。

 きょうの上海ゴム1月限が、寄りあとしばらく堅調に推移したが、次第に売り優勢の取引になって、ズルズルと値を下げる展開を強いられた。午後になって、まとまった売買を背景に下げ幅を拡大して、暴落して終える相場になった。
 始まりは夜間比5元高の14,430元だった。すぐに14,445元まで続伸したが、買いが出つくすのが早く、小口売り優勢となって下げ出した。10時半を廻ると売り人気が強くなり、下げ幅を拡大して午前の取引終了直前に帳入値(前日比)を割り込む相場になり、前日比20元安の14,310元で午前の取引を終えた。
 午後は14,290元で始まり、すぐに14,310元へ戻したが、その後はガタガタと音を立てながらの暴落になり、引け直前に14,050元安値を付けて、前日比240元安の14,090元で終ええる暴落相場になった。
 14,050元は、11月6日に付けた14,030元に対する二番安値になったが、これで『ダブル底打ち』に繋がるかどうか注目したい

 その後のRSS3号は、上海ゴム安を受けて投げなど売りが嵩み、一段安になって終える相場になった。
 11月限は出来ず。12月限は259.0円で終えて、前日比0.4円安と小幅安にとどまったが、1月限は256.0円まで下げて256.9円、同7.0円安と大きく崩れた。
 2月限は256.5円の安値引けになって、同8.7円安と崩れた。3月限は258.4円へ下げて258.6円、同6.7円安。4月限は260.8円まで下げて261.0円、同7.6円安になった。5月限は265.3円の安値引けになって、同7.5円安になった。

 きょうの出来高は2,312枚と膨らんだが、午後半ばから引けにかけての暴落過程で出来たもの。うち日中取引は2,205枚に達した。
 取組高は7,071枚になって、前日比399枚減少した。うち3月限は875枚となって、同204枚減少した早くも1,000枚台を割り込んだ。4月限は4,066枚で、同244枚減少した。これをみると、暴落は整理売りが原因とみられる。

 中心限月の4月限は269.2円が始まりで高値が270.4円、安値が260.8円、引けが261.0円。短い上ヒゲ、下ヒゲを引いた8円超幅の陰線。昨日は下げ留まる線を引いたが、きょうは『崩れ』を連想させる線を引いた。
 引け足も前日比7.6円安の261.0円へ下げた。一昨日は7.7円幅の下げ、きょうは7.6円幅。260円台割れが避けられないか。
 260円台を割り込んで、10月11日の引け値255.2円を試しに行く動きが強まりそうだ。もう一段下げてから、『餅つき相場』になるのかもしれない。
【オスマン】

20日(月)のゴムRSS3号は、見送り人気が強まり薄い売買のなか買い戻しに反発して終える
2023/11/20
 前週末17日(20日分)のゴムRSS3号夜間取引は、売り買い玉の出合い次第で高安マチマチで終えた。
 11月限は出来ず。12月限は259.4円、前日比0.2円安で終えた。1月限は262.0円まで下げて262.1円、同0.9円安で終えた。2月限は258.6円へ下げたが、262.0円へ戻して、同0.3円高で終えた。
 3月限は262.4円へ下げたが、264.2円へ戻して263.6円、同0.2円高で終えた。4月限は265.1円へ下げたが、267.1円へ戻して265.7円、同0.5円安で終えた。5月限は268.0円、同1.6円安で終えた。6月限〜10月限は出来ず。出来高は合計で150枚と薄かった。
 
 同日(20日分)の上海ゴム1月限夜間取引は、安寄りしたあと買い優勢となって反発したが、前日比小幅マイナスで終えた。
 17日の日中取引の帳入値は14,365元だったが、夜間取引は140元安の14,225元で始まった。安寄りしたことで、その後は買い戻しが優勢となって反発に転じ、取引半ば過ぎに14,300元台を回復して、終盤に14,390元と帳入値を上回る相場になった。
 しかし直後に反落して、引けにかけても軟調に推移して結局、前日比20元安の14,345元で終える相場になった。
 安寄りしたときは『どうなるか』と心配したが、戻して引けたので良かったと思った。

 週明け20日のゴムRSS3号は、総じて堅調に始まったが、値が付いたあとは売り、買い玉の出合い次第の高、安マチマチで推移した。
 9時に値が付いたのは2月限と3月限、4月限の三限月に留まった。2月限は夜間比0.2円高の262.2円で寄り付いた。3月限は同1.5円高の265.1円で寄り付いた。4月限は同1.5円高の267.2円で寄り付いた。このあと9時18分に5月限が同5.0円高の273.0円で始まったが、しばらくは、この四限月の取引で推移.
11月限は11時30分に252.1円で始まったが、直近の終値に対して27.9円安になった。1月限は夜間比1.7円高の263.8円で始まった。なお12月限は日中を通じて値が付かなかった。

 各限に値が付いたが、その後はマチマチの動きになった。
 3月限が寄りあとに268.0円高値を付けて、4月限が270.8円高値を付けた。2月限が午後になって13時33分に2265.2円高値を付けた。
 しかし高値を付けたあとは、売り優勢となって反落した。3月限が13時06分に264.6円へ高値から3.6円安。5月限が13時30分に269.7円を付けて、高値から3.3円反落した。
 玉次第の展開になり、各限が同一方向に向いた動きにならなかった。

 引けにかけてもマチマチの動きになって終えたが、各限は前日比プラスで終えた。
 11月限は252.1円へ急落して、前日比では比較できなかったが、直近の終値と比較すると27.9円安になった。出来高は2枚。16日に300円を付けたが、高値を出し切ったとみられる。
 12月限は日中を通じて出来ず。1月限は263.9円で終えて、前日比0.9円高。2月限は265.2円で終えて、前日比3.5円高になった。
 3月限は265.3円で終えて、同1.9円高になり、4月限は268.6円で終えて、同2.4円高になった。5月限は同271.0円で終えて、同1.4円高になった。

 きょうの出来高は718枚と薄く、日中取引は568枚の薄さ。取組高は7,470枚になり、前日比27枚増加した。うち3月限は1,079枚で、同12枚増加した。4月限は4,310枚で、同変わらず。
 中心限月の4月限は265.1円が始まりで、高値が270.8円、安値が265.1円で、引けが268.6円。日足チャートは、少し長い上ヒゲを引いた3円超幅の陽線。引け足は前週末の下げ幅の三分の一ほどを戻したが、自律戻しとみられる。チャート的には、前週末の長大陰線を受けた『天井打ち』感は変わっていない。
 大きく動く相場は回避されるか。小幅の逆張り方針で対処していきたい。

 20日の上海ゴム1月限は14,365元で始まり、14,270元へ反落したあと14,375元へ反発して前日比10元高で午前の取引を終えた。
 午後は14,335元で始まり、14,395元へ反発したが14,355元へ反落して14,370元、前日比5元の小幅高で終えた。前日比プラスになって終わったので良かったが、上値の重さが感じられる。14,600元で上値が閊えたかもしれない?  
【オスマン】

17日(金)のゴムRSS3号は、上海ゴム安を嫌気した売りに大幅安。中心限月も270円台割れ
2023/11/17
 16日(17日分)のゴムRSS3号夜間取引は、薄い売買のなか玉の出合い次第となって、マチマチで終えた。
 11月限は出来ずで、気配値は280.0円。12月限は271.4円へ反発して、前日比2.0円高で終えた。1月限は271.5円、同1.3円高で終えた。2月限は269.8円と270円台を割り込んで、同0.2円安になった。
 3月限は272.4円へ下げたが272.8円で終えて、前日比1.3円高で終えた。4月限は273.9円へ突っ込んだが275.0円へ戻して、同1.1円高で終えた。5月限は274.9円へ下げたが276.2円へ戻して、同1.2円高で終えた。出来高は170枚と薄かった。

 16日(17日分)の上海ゴム1月限夜間取引は、引けにかけて売り優勢となって反落して終えた。
 16日の日中取引帳入値は14,485元だったが、夜間取引は80元高の14,565元で始まり14,560元へ下げたあと14,595元へ上伸した。しかし、買いが出つくすのが早く反落に転じて、取引後半に帳入値(前日比)を下回り、引けにかけても続落を辿って前日比105元安の14,380元で終える相場になった。
 買いが窄んだことで反落したが、昨日に14,585元高値を付けて、きょうは14,595元と10元高値更新したが、そのあとの反落を受けて17日の相場が、どのような展開になるか注目されていた。

 週末17日のゴムRSS3号は、上海ゴム夜間安を受けた売りに安寄りして、下値を試したあと一段安で終えた。
 3月限が夜間比2.4円安の270.4円、4月限が同2.1円安の272.9円で寄り付いた。9時に寄り付いたのは、この二限月に留まった。
 9時05分に5月限が同2.7円安の273.5円で始まり、06分に12月限が同4.2円安の267.2円で始まった。同15分に2月限が同3.0円安の266.8円で始まった。同24分に1月限が同5.9円安の265.6円で始まった。
 その後、小口買いが優勢となって1月限が267.8円、2月限も267.8円へ反発して、4月限も273.4円へ、5月限も273.6円へ小幅反発したが、すぐに息切れして、徐々に売り優勢の相場に変わっていった。
 
 きょうの上海ゴム1月限だが、夜間終値と同値の14,380元で始まったあと、売り優勢が続いて続落した。
 14,380元で始まった直後に14,390元へ小幅反発したが、すぐに売り優勢の展開に変わり下げ始めた。10時過ぎに14,265元安値まで下げた。午前の取引終了近くに14,245元安値を付けて、前日比220元安の14,220元で午前の取引を終えた。
 午後も14,270元への反発が精一杯になって軟調に推移して14,225元まで下げて、14,260元へ戻して前日比285元安の14,200元と安値で終える相場になった。
 前日の夜間取引が引け安で、下値不安の懸念が高まっていたが、まさに安値で引ける相場になった。週末事情もあったであろうが日柄をかけて戻してきた相場に、『ヒビ割れ』が入ったように感じる。来週は軟調に推移するとみてきたい。

 その後のRSS3号は、午後遅くにかけて一段安。安値引けは回避されたが、大幅安になり『崩れ』が懸念される。
 12月限が259.6円の安値引けになって、前日比9.8円安と崩れた。1月限は262.1円へ下げて263.0円、同7.2円安になった。2月限は261.0円へ下げて261.7円、同8.3円安で終えた。
 3月限は263.2円へ下げて263.4円、同8.1円安で終えた。4月限は266.1円へ下げて266.2円、同7.7円安で終えた。5月限は268.8円へ下げて269.6円、同5.4円安になった。

 出来高は1,062枚。うち日中は892枚。取組高は7,447枚になって、前日比30枚減少した。うち4月限は4,310枚で、同22枚増加した。3月限は1,067枚で、同58枚減少した。
 中心限月の4月限は275.5円が始まりで、275.6円が高値、266.1円が安値で266.2円が引け。高寄りして安値で引ける9円超幅の陰線。まさに『脳天から五寸釘が打ち込まれた』線。10月19日の276.9円高値に対する275.6円は『二番天井』になる可能性が強い。今回の反発相場が一巡したと見なければいけない。
 引け足も前日より7円超下げて、『天井打ち感』を強めた。263.4円(10月25日)で下げ止まるかどうか…。
 ただ、当面としては260円台を割り込んでも、250円台の半ばで下値抵抗が強まるとみる。下値を追っかけて売り込むのは避けたい。12月に向けて『師走相場・餅つき相場』になる可能性が強いとみている。
【オスマン】

16日(木)のRSS3号は、マチマチで始まって、もみ合いのあと午後から引けにかけ急上昇。
2023/11/16
 16日(17日分)のゴムRSS3号夜間取引は、連日の上げを受けた手仕舞い売りが出て小安く引けた。
 当限11月限は300.0円で始まって280.0円へ急落、前日比5.0円安で終えた。出来高は7枚と薄かった。12月限は270.0円で始まって268.5円、前日比0.3円高。出来高は3枚。1月限は268.2円で始まって266.4円、同2.0円安になった。2月限は267.1円へ上伸したが265.9円、同0.4円安で終えた。
 3月限は269.2円で始まって267.3円、同1.1円安で終えた。4月限は271.1円から269.8円へ下げて269.9円、同0.5円安で終えた。5月限は271.6円から271.8円へ上げて、同1.7円高で終えた。

 16日(17日分)の上海ゴム1月限夜間取引は、小口買いが優勢となって小幅高で終えた。
 16日の日中取引の帳入値は14,435元だったが、夜間取引は75元高の14,510元で始まった。直後は売り優勢となって14,435元まで反落した。その後は買い優勢に転じて14,505元まで反発して、もみ合ったあと前日比40元高の14,475元で終えた。14,500元を超える相場になったが、高値を受けた手仕舞い売りが出たようだ。

 ゴムRSS3号日中取引は、次第に買い優勢になり、午後になって急伸して高値で終える相場になった。
 きょうは3月限と4月限、5月限の三限月が9時の寄り付きに値が付いた。3月限は夜間比変わらずの267.3円で寄り付き、4月限が同0.9円安の269.0円で寄り付いた。5月限が同0.2円安の271.6円で寄り付いた。
 9時13分に2月限が夜間比2.2円高の268.1円で始まり、同29分に1月限が同2.4円高の268.8円で始まった。同31分に11月限が同9.7円高の289.7円で始まった。12月限は午前中に値が付かず、12時24分に前日比1.2円高の69.7円で始まった。
 見送り人気が強く、活発な売買が控えられて、小口の売り買いに小浮動する相場で推移した。
 
 きょうの上海ゴム1月限は、売り優勢になって軟調もみ合いで推移していたが、午後に14,500元を簡単に超えて一段高になり14,600元を窺う相場になった。
 夜間比5元高の14,480元で始まり、直後に14,485元へ上伸したが、その後は売りが優勢となって上げ幅を縮めて、11時前に14,440元まで下げた。その後、買い直されて前日比20元高の14,455元で午前の取引を終えた。
 午後はもみ合いでスタートしたが、すぐに買い優勢となって上伸、14,500元台に乗せる相場になった。その後も活発な買いが続き、上げ幅を拡大して引け直前に14,585元高値を付けた。いったん緩んだが、引けにもう一度買い直されて前日比150元高の14,585元の高値引けになった。
 一気に14,500元を超えてきた。14,600元台が付くかもしれない。

 上海ゴムの午後高を受けたRSS3号は、引けにかけて一段高になった。
 11月限は289.8円を付けたあと280.0円へ急落して、前日比5.0円安。12月限は268.4円へ下げたが、午後になって269.7円へ上伸して269.4円、同1.2円高で終えた。1月限は270.2円へ上伸して、前日比1.8円高の高値引けになった。
 2月限は267.0円から270.0円へ上伸して、同3.7円高の高値引けになった。3月限は271.5円へ上伸して、同3.1円高の高値引け。4月限は273.9円の高値引けになって、同3.5円高。5月限も275.0円の高値引けになって、同4.9円高になった。
  11月限が300.0円、2月限が270.0円、3月限が271.5円、4月限が273.9円、5月限が275.0円と、一代高値を付けた。

 きょうの出来高は749枚と薄かった。日中は649枚。売りが控えられたことが、上げの原因になったとみられる。
 取組高は7,473枚となって、前日比117枚増加した。うち4月限が4,288枚となって、同130枚増加した。
 中心限月の4月限は270.3円が始まりで273.9円が高値、269.0円が安値で、273.9円が引け。短い下ヒゲを引いた3.6円幅の陽線。『坊主引け』になったが、『まだ買いが残された』とみられるので、上伸の余地が残されている。安易な値ごろ感を持つことができない。
引け足は273.9円と、8連続上げになった。ワッと湧いた(過熱化した)相場になっていない。
 8日間の連続上げ相場、日足と相体力指数が逆行している―などの高値警戒シグナルが出ているが、流れに逆らう場面ではない。ただ、噴き上げ場面があれば買い玉利食いを優先させるべきと思う。
【オスマン】

15日(水)のRSS3号は、上海ゴム軟調を受けて突っ込んだが、引けにかけて買い戻される。
2023/11/15
 14日(15日分)のゴムRSS3号夜間取引は、買い優勢となって小幅続伸で終えた。
 当限11月限は出来ず。12月限は274.0円で、同1.8円高で終えた。1月限は270.4円で、同2.7円高。
2月限は266.5円で、同0.8円安。3月限は267.3円へ下げたが269.0円へ戻して、同1.0円高。4月限は269.1円と、270円台を割り込む反落のあと270.8円へ戻して、同1.0円高で終えた。5月限は271.4円から272.5円へ戻して、同1.4円高で終えた。
6月限〜10月限は出来ず。合計出来高は188枚。

 14日(15日分)の上海ゴム1月限夜間取引は、小口買いが優勢となって前日比小幅高。
 14日の帳入値は14,415元だったが、30元高の14,445元で始まった。直後に14,410元と前日比5元安へ下げたが、すぐに買い直されてプラス圏へ浮上、ジリ高で推移した。取引半ばに14,470元へ上げたが、ここで止まってしまい、引けにかけて軟調に推移した。14,415元へ下げて14,425元、前日比10元高で終えた。
 14,500元へ挑戦の動きを見せたが、上げ止まってしまった。戻りが重く感じられたが…。

 15日のゴムRSS3号は、見送り人気が強く、寄り付きに値が付いたのは3月限と4月限の二限月。3月限が夜間比0.2円安の268.8円で寄り付き、4月限が同0.8円安の270.0円で寄り付いた。
 9時15分に2月限が同0.8円高の267.3円で始まった。44分に5月限が同2.7円安の269.8円で始まった。その後、暫くはこの四限月の取引に終始した。
 11時32分に12月限が夜間比1.3円高の265.3円で始まり、45分に1月限が同2.5円安の267.9円で始まった。11月限は午後になって13時48分に285.0円(夜間取引は出来ずのため比較なし)で始まった。見送り人気が強い市場となって、各限の値付き状態が悪かった。

 きょうの上海ゴム1月限は、小口の売り買いが交錯する展開になって、帳入値(前日終値)を挟んだ小幅往来で推移したが、引けにかけて買いが優勢となって上伸して終える相場になった。
 夜間比5元安の14,420元で始まり、直後に14,410元と帳入値を割り込んだ。その後、次第に買いが入り反発に転じて14,450元へ上伸したが、また売り優勢となって帳入値を割り込んだ。今度は戻りが重くなって低調に推移して、10時半過ぎに14,375元まで下げた。その後、買い戻しが優勢となって反発し、帳入値を回復して前日比15元高の14,430元で午前の取引を終えた。
  午後は買い優勢の相場が続き、14,475元まで上伸して、その後、14,455元へ反落したが、引けにかけて買い優勢となって急伸して、前日比80元高の14,495元で終えた。
 14,495元と14,500元直前まで上伸した。これで14,500元への道が開けたと見てよいか。明日以降の相場が楽しみになってきた。

 その後のRSS3号は、高値警戒からの手仕舞い売りが出て反落する動きになったが、売りが出つくすと再び買い優勢となって反発して引けた。
 1月限が266.4円へ反落して268.4円、前日比0.7円高で終えた。2月限が262.7円へ下げて266.3円、同1.0円安で終えた。3月限は263.7円へ急落して268.4円へ戻して、同0.4円高で終えた。
 4月限は265.2円へ急落して270.4円へ戻して、同0.6円高で終えた。270円台を維持した。5月限が267.5円へ下げて270.1円へ戻したが、同1.0円安で終えた。

 日中取引の出来高は700枚で、夜間取引との合計でも888枚と薄かった。
取組高は7,356枚で、前日より13枚減少した。うち4月限は4,158枚で、同42枚増加した。
 中心限月の4月限は270.6円が始まりで271.2円が高値、265.2円が安値で270.4円が引け。短い上ヒゲを引き、長い下ヒゲを引いた小幅の陰線。『下値を試したが、下値に用がなかった』という線になったが、270円台で伸び悩んだので、目先的には押し目構成の動きが強まるのではないか?
 引け足は270・4円と270円台に乗せてきたが、連続の高値更新のうえ、上げの勢いが少し鈍くなってきた感じだ。引け足と相体力指数が『逆行』になっているのも気がかりだ。押し目構成を考えておきたい。
【オスマン】

14日(火)のゴムRSS3号は、寄り後に高値を更新したが、その後はもみ合って堅調に引ける。
2023/11/14
 13日(14日分)のゴムRSS3号夜間取引は、12月限を除き小幅高で終える。 
 当限の11月限は286.0円、前日比3.5円高で終えた。買い戻しが入って3枚の出来高。12月限は271.0円へ続伸したが、269.4円へ反落して同1.6円安で終えた。
 1月限は267.3円で終えて同0.3円高。2月限は262.5円へ下げたが、265.5円を付けて265.4円、同0.4円高で終えた。3月限は263.5円へ下げたが266.0円へ戻して、同0.5円高で終えた。
 4月限は268.6円を付けたあと266.0円へ下げたが、268.1円へ戻して同0.4円高で終えた。5月限〜10月限は出来ず。合計出来高は226枚だった。

 13日(14日分)の上海ゴム1月限の夜間取引は、上伸したあと波乱展開になったが、前日比115元高で終える。
 13日日中取引の帳入値は14,300元だった。夜間取引は10元高の14,310元で始まった。直後に14,300元へ反落したが、すぐに売買を伴って14,470元へ急伸した。反落のあと再び上伸して14,475元高値を付けた。
 その後に14,385元へ反落したが、買いが入り14,450元へ戻し、もみ合って前日比115元高の14,415元で終えた。14,500元も…との水準へ上伸したが、直前で止まった。高値警戒が強まったため伸び悩んだが、今後に期待が持てる相場を見せ付けた。

 14日のゴムRSS3号は、寄りあと高値更新したが、その後は買い控えられて、もち合いで推移した。
 きょうは11月限から4月限までの六限月が、9時の寄り付きに値が付いた。11月限は夜間比5.8円安の280.2円で寄り付いた。夜間取引で3円高になっていたので、手仕舞い売りが先行した。
 12月限は夜間比2.6円高の272.0円で寄り付き、1月限が同0.7円高の268.3円で寄り付いた。2月限が同0.2円高の265.6円で寄り付いた。3月限が同変わらずの266.0円で寄り付き、4月限が同0.9円高の269.0円で寄り付いた。5月限は271.1円と270円に乗せて寄り付いた。

 値が付いた直後に12月限が272.2円へ小幅高になって、1月限が271.5円と270円台に乗せた。2月限が268.4円へ上伸して、3月限が269.0円へ上伸した。4月限が271.4円と270円台に乗せた。
 しかし、これらの高値を付けたあとは、買いが途絶えたのと、高値を受けた手仕舞い売りが出る展開になって、高値もち合いで推移する相場になった。4月限が268.5円、1月限が267.7円へ反落する場面もあったが、他の限月は寄り付きが安値になって、もみ合いで推移した。

 そして各限は小幅続伸して引けた。
 11月限は15時に294.7円の高値を付けたが、これが引けになって前日比12.2円高と暴騰して終えた。
 12月限は寄りあとに付けた272.2円が引けになって、同1.2円高。1月限は267.7円へ反落して、同0.4円高で終えた。
2月限は267.3円で終えて、同2.3円高。3月限は268.0円で終えて、同2.5円高で終えた。4月限は269.8円と270円台を割り込んだが、同2.1円高になった。5月限は271.1円、同1.3円高で終えた。

 中心限月の4月限は268.6円が始まりで、高値が271.4円、安値が266.0円、引けが269.8円。270円台に乗せたが、反落して引けた。日足チャートは、やや長い下ヒゲを引き、短い上ヒゲを引いた1円超幅の陽線。270円台で終われなかったので、少し気になるところだが、高値を出し切った感じがしないので強気のまま。
 引け足は270円に迫る269.8円と新高値へ続騰した。7日の257.9円から、5日間上げ続けているので高値警戒が必要か。今週中に、目先天井を打つ可能性が強まるかもしれない。

 上海ゴム1月限は14,450元、前日比150元高で終えた。高値は14,460元と、夜間取引の高値14,475元を超えることが出来ず、下値で止まった。15日に14,500元台へ上伸しなければ、目先的な高値警戒人気が強まり、手仕舞い売り優勢の相場になるかも知れないので注意したい。
【オスマン】

13日(月)のゴムRSS3号は、堅調に始まって買い戻しと強気買いに続伸したが緩んで終える。
2023/11/13
 前週末10日(13日分)の上海ゴム1月限の夜間取引は、小口買いが優勢となって堅調に終えた。
 10日の日中取引帳入値は14,295元だったが、夜間取引は帳入値比50元高の14,345元で始まった。直後に14,280元へ急落したが、すぐに買いが入り反発に転じて14,340元を付けた。そのあと14,315元へ反落したが、再び買い優勢となって14,360元へ急反発した。しかし高値を維持することが出来ず反落して、もみ合ったのち前日比10元高の14,305元で終えた。

 10日(13日分)のゴムRSS3号夜間取引は、見送り人気が強まって売り、買い玉の出合い次第の小浮動になった。
 11月限は出来ず。12月限は268.7円から268.3円へ下げたが、前日比0.5円高。1月限は264.2円から264.3円へ小幅高になって、同0.1円高で終えた。
 2月限は260.4円から261.8円へ上伸したが、同0.1円安。3月限は263.0円から261.3円へ下げて261.9円、同0.3円安で終えた。4月限は265.3円から264.0円へ下げて264.9円、同0.2円高で終えた。他の限月は出来ず。出来高は159枚と薄かった。

 週開け13日のゴムRSS3号は、堅調に始まったあと上値を試す動きが強まった。
 きょうは1月限と4月限の二限月が、寄り付きに値を付けた。1月限は夜間比1.0円安の263.3円で寄り付き、4月限は同変わらずの264.9円で寄り付いた。
 遅れて01分に3月限が同0.6円高の262.5円で始まり、09分に2月限が同1.6円高の263.4円で始まった。
 このあと10時24分に12月限が同0.7円高の269.0円で始まった。11月限は11時34分に282.7円(夜間取引が出来ずのため比較なし)で始まった。5月限は13時21分に269.7円(同)で始まった。他の限月は、値が付かなかった。

 なお、値を付けた限月が、寄り付き、始まりが、この日の安値になった。11月限だけが282.4円と安値を付けた。
 その後は、活発な売買が控えられるなか、小口買いが優勢となって堅調に推移した。
 まず10時半過ぎに2月限が267.6円まで上伸して、3月限も266.8円まで上伸した。4月限も268.9円まで上伸した。
 12時を廻って12月限が271.1円を付けて、13時を廻って5月限が269.8円高値を付けた。1月限は15時を廻って269.0円へ上伸した。

 しかし、それぞれが高値を付けたが、引けにかけて高値を維持することが出来ず、手仕舞い売りに出合って上げ幅を崩す展開になった。それでも各限は前日比3円超高で終える相場になった。
 当限11月限は282.5円で終えて、前日比2.5円高。12月限は271.0円、同3.2円高。1月限は267.3円で終えて、同3.1円高。2月限は265.0円で終えて、同3.1円高になった。
 3月限は265.5円で終えて、同3.3円高。4月限は267.7円で、同3.0円高で終えた。5月限は269.8円で終えて、同3.8円高。
 11月限が280円台、12月限が270円台に上伸した。1〜5月限は260円台の後半まで上伸したが、伸び悩んで終えている。高値警戒が出ているようだが、明日はとも角としても、今週中に270円台に乗せるとみたい。

 中心限月の4月限は265.3円が始まりで、268.9円が高値、264.0円が安値で、引けが267.7円。日足チャートは上ヒゲ、下ヒゲを引いた2円超幅の陽線。利食い売りが出て伸び悩んだが、買い直されて終えた線。流れが変わっていない。
 引け足は267.7円と、10月18日に付けた268.5円に接近した。まさか、二番天井になることはなかろう。新高値更新は必至とみておきたい。

 上海ゴム1月限は、波乱展開を繰り広げた。始まりは14,325元で、直後に14,350元高値を付けた。しかし高値警戒が強まり14,245元へ反落する小波乱展開になり、帳入値の14,295元を挟んだ往来展開となって、前日比20元高の14,515元で終える相場になった。
 14,400元台回復となれば、その後は一気に棒上げする相場になりそうだ。強気視していきたい。
【オスマン】

10日(金)のゴムRSS3号は高寄り後に続伸したが、買いが続かず反落。引けに買い直される
2023/11/10
 9日(10日分)のゴムRSS3号夜間取引は、日中高を受けた買いが優勢となって、続伸して終えた。
 11月限は出来ずだが、12月限は264.5円へ下げたが265.9円で終えて、前日比4.0円高。1月限は262.5円へ下げて262.6円、同4.8円高で終えた。2月限は257.9円へ下げたが259.4円で終えて、同3.3円高。3月限は259.2円を付けて260.5円へ上伸したが260.3円、同0.7円高で終えた。4月限は261.7円を付けたあと263.1円へ上伸したが262.9円で終えて、同0.4円高になった。5月限〜10月限は出来ず。出来高は175枚だった。
 
 9日(10日分)の上海ゴム1月限夜間取引は、小高く始まったあとも買いが継続して、続伸して終えた。
 9日の帳入値は14,150元で、夜間取引は65元高の14,215元で始まった。その後も買い優勢が続いて、21時半過ぎに14,300元台へ急伸する相場になり、14,385元の高値を付けた。
 その後は売り買いが交錯する相場になったが、引け間際に14,395元高値を付けて前日比205元高の14,355元で終えた。二週間ぶりの高値を付けたが、これで一気に上伸力を強めるか…。

 週末10日のゴムRSS3号は、高寄りのあと続伸したが、上伸を受けた売りが出て急落した。しかし引けにかけて買い直されて大幅高になって終えた。
 1月限が夜間比2.8円高の265.4円で寄り付いて、直後に266.6円まで続伸した。3月限は同3.2円高の263.5円で寄り付いて、直後に265.0円へ続伸した。4月限が同3.0円高の265.9円で寄り付いて、直後に267.9円まで続伸した。5月限が267.7円(夜間取引が出来ずのため比較なし)で寄り付いて、269.0円まで続伸した。6月限が265.9円(同)で寄り付いた。
 2月限は9時01分に同2.3円高の261.7円で始まり、同22分に12月限が同4.0円高の269.9円で始まり、270.0円まで続伸した。上海ゴム夜間高を好感した買いが入った。

 きょうの上海ゴム1月限は、堅調に始まったが次第に売り優勢の展開になり、上げ幅を削る相場を強いられた。
 夜間終値より5元高の14,360元で始まり14,370元へ上伸したが、このあとは売り優勢の展開が続きダラダラ下げる相場を強いられた。10時30分に14,275元まで下がり、その後も売りが出続けて14,180元まで下げた。その後、買いが入って戻したが、前日比75元高の14,225元で午前の取引を終えた。
 午後は、暫くもみ合ったあと買い優勢になって、14,345元へ反発した。引け前に手仕舞い売りが出て14,305元まで反落して、前日比205元高の14,205元で終える相場になった。
 二週間ぶりの高値を付けたことで『出直り色が強まった』とみられるが、14,500元を上抜けるかどうか見守りたい。

 RSS3号は、昼かけて売り優勢となって急反落する相場になったが、午後遅くに買いが入り小高く終えた。
 11月限は日中を通じて出来ず。12月限は267.8円のまま引けを迎えて、前日比5.9円高。1月限は263.0円へ反落したが264.2円へ戻して、同6.4円高。2月限は259.8円へ反落したが261.9円へ戻して、同5.8円高になった。この三限月の上げ幅が大きかった。
 3月限が260.1円へ反落して262.2円へ戻し、前日比2.6円高。4月限は262.9円へ反落して264.7円へ戻して、同2.2円高。5月限は265.5円へ反落して266.0円、同3.0円高で終えた。

 出来高は1,246枚。うち日中は1,071枚だった。取組高は7,155枚となって、前日より47枚増加した。うち4月限は3,756枚で、同213枚増加した。
 中心限月の4月限は262.9円が始まりで、高値が267.9円、安値が261.7円、引けが264.7円。上放れて寄り付いて、続伸して戻り高値を更新したが、戻り警戒人気が強まって反落して、引けに買い直された線。長い上ヒゲを引き、短い下ヒゲを引いた2円弱の陽線。高値を出しきったように見えるが、未だ反発の与力を残しているとみる。
 270円台への戻しがありそうだ。 
【オスマン】

9日(木)のRSS3号は、上伸のあと午後の始まりにかけて急落したが、引けに買い直された。
2023/11/09
 8日(9日分)のゴムRSS3号夜間取引は、買い戻しが入って小幅高で終えた。
 当限11月限は279.8円で始まって、279.9円の高値引けになり、前日比0.3円高で終えた。12月限は255.5円で始まり、257.1円の高値引けになって、同3.3円高。1月限は257.0円で始まり256.8円へ反落したが、同2.0円高で終えた。2月限は254.9円で始まり、257.9円へ上伸したが255.6円、同1.1円高で終えた。
 3月限は256.5円で始まり256.4円へ下げたが、259.3円へ急反発して258.4円、同1.7円高で終えた。4月限は257.5円で始まり、261.8円へ急伸して260.6円、同1.8円高で終えた。5月限は262.7円で始まり、260.1円反落して261.5円、同1.4円高。6月限〜10月限は出来ず。合計出来高は494枚と出来ていた。

 8日(9日分)の上海ゴム1月限の夜間取引は、反発で始まり上値を試したが、引けにかけて小安く終えた。
 8日日中取引の帳入値が14,095元だったが、夜間取引は70元高の14,165元で始まった。直後から買い優勢になって、22時前(現地時間)に14,230元まで上伸した。しかし、買いが出つくすと小口の売りに値を崩す展開になり、引けにかけても小幅安になり上げ幅を削った。前日比100元高の14,295元で終える相場になった。この調子が維持されれば、改めて上値を試す展開になる可能性が強まるが…。9日の日中取引に注目したい。

 9日のゴムRSS号は、堅調に始まったあと反落したが、引けにかけて買い直されて続伸して終えた。
 9時の寄り付きに値が付いたのは2月限と4月限の二限月。2月限は夜間比2.6円高の258.2円で寄り付き、4月限は同0.1円高の260.7円で寄り付いた。
 9時05分に1月限が同1.0円高の257.8円で始まり、同08分に3月限が同0.4円高の258.8円で始まった。同15分に11月限が同0.1円高の280.0円で始まり、12月限が同0.1円安の257.0円で始まった。同23分に5月限が同1.3円高の262.8円で始まった。

 その後は閑散のなか値が付く限月と、値が付かない限月があるなどマチマチの動きになったが、やや買い優勢の限月が多く3月限が260.4円へ、4月限が263.3円へ、1月限が258.2円へ上伸する動きになった。しかし、他の限月は始まり値が高値になり、伸び悩む展開を強いられた。

 きょうの上海ゴム1月限の日中取引は、夜間取引終値と同時の14,195元で始まった。すぐに売り優勢の展開になり14,165元へ反落した。しかし、売りが出つくのが早く、買い優勢になって14,210元まで上伸した。買いが出尽くすと急落し始めて、10時15分には14,135元と高値から75元下げた。その後も売り優勢の展開が続いて、11時前には帳入値の14,045元を割り込み、少し戻したが前日比20元安の14,075元で午前を終えた。
 午後は始まった直後に前日比を回復したが、また売り直される展開になり、もみ合いで推移した。引けが迫った14時半過ぎに帳入値を回復して、その後も買い優勢が続き、上げ幅を拡大させた。結局、前日比105元高の14,200元で終える相場になった。下値の硬さを見せ付けられたので、暫くは弱気視するのを避けておきたい。

 その後のRSS3号は、上海ゴムが午前の取引終了近くに崩れたのを受けて、反落する相場になったが、売りが出つくすのが早く、その後は引けにかけて買い直される展開になり、続伸して終える相場になった。
 当限の11月限は午前に付けた280.0円の一本値で終わり、前日比0.4円高になった。12月限は256.4円安値から261.9円へ反発して、同8.1円高と暴騰して終えた。1月限は256.0円の安値から257.8円へ戻して、同3.0円高で終えた。
 2月限は253.8円から256.1円へ反発して、前日比1.6円高で終えた。3月限は255.7円から259.6円へ急反発して、同2.9円高で終えた。4月限は258.6円の安値から262.5円へ戻して、同3.7円高になった。5月限は261.0円から263,0円へ戻して、同2.9円高で終えた。

 きょうの出来高は1,300枚で、昨日より596枚増加した。うち日中取引は806枚、夜間は494枚だった。
 取組高は7,108枚となって、同141枚増加した。うち3月限は1,359枚で、同369枚減少して、4月限は2,545枚となって、同505枚増加した。出来高が増えて、取組高が増える傾向を辿ってほしい。
 
 中心限月の4月限は257.5円が始まりで、263.3円が高値、257.5円が安値で、引けは262.5円。短い上ヒゲを引いた5円幅の陽線が立った。8日間続いた『もみ合いゾーン』から上放れた。目先の反発展開を示唆している。
 引け足は260円台を回復する262.5円と、10月25日の263.4円以来の戻り高値を付けた。明日にでも263.4円を上抜く可能性が強いので、270円台相場に挑戦する展開が十分に予想される。
 だが、上値を追っかけて買い上がるのは避けたい。どこまで戻る相場かを見極めたい。
【オスマン】

8日(水)のRSS3号は、午前中は下値を試したが午後になって買い戻しが入り小高く引ける。
2023/11/08
 7日(8日分)のゴムRSS3号夜間取引は、買い戻しと整理売りに小幅高安マチマチで終えた。11月限を除く12〜5月限に値が付いた。
 11月限は出来ずで、12月限は手仕舞い売りに248.0円へ崩れて、前日比3.4円安。出来高は1枚だった。
 1月限は251.8円で始まって、253.8円を付けて253.1円、同1.8円高。出来高は17枚。2月限は253.3円で始まって254.9円、同1.3円高になった。出来高は32枚。
 3月限は255.2円で始まって257.0円を付けたが、254.7円へ反落して同0.9円安。出来高は42枚。4月限は257.5円で始まって、259.8円へ上伸したあと257.1円へ反落して257.5円、同0.4円安。出来高は146枚。5月限は260.4円で始まって261.8円へ上伸したが、260.0円へ反落して、同変わらずで終えた。出来高は46枚。他の限月には値が付かなかった。

 7日(8日分)の上海ゴム1月限夜間取引は、日中取引の引け安を受けた売りが優勢となって続落して終えた。
 7日の日中取引の帳入値は14,140元だったが、夜間取引は帳入値比100元安の14,040元で始まった。直後に14,050元へ戻したが、すぐに売りが出て崩れた。14,015元と14,000元台割れが脅かされる水準まで続落した。この場面で買い戻しが入り反発に転じて14,000元台を維持した。その後も買い戻し優勢が続いて反発基調で推移し、引け前に14,090元まで戻したが、帳入値を上回ることが出来ず前日比95元安の14,045元で終えた。

 8日のゴムRSS3号は軟調に始まり、その後も売り優勢で推移したが、午後になって買いが入り引け高になった。
 2月限が夜間比3.0円安の251.9円で寄り付いた。続いて3月限が同0.1円安の254.6円で寄り付き、4月限が同0.7円安の256.8円で寄り付いた。きょうも、この三眼月が寄り付きに値を付けた。
 遅れた9時25分に1月限が夜間比1.8円安の251.3円で始まった。さらに遅れた11時15分に5月限が同1.5円安の258.5円で始まった。

 11月限と12月限は、午前中に値が付かず、引けが接近した15時前に値が付く相場になった。11月限は14時28分に279.6円へ暴騰したが、前日比はなんと9.8円高。昨日に14円高になっていたので、二日間で22.8円幅上げたことになる。納会が接近したわけではないのに、無条件の買い戻しが入ったようだ。12月限は14時53分に夜間比4.8円高の252.8円で始まり、この値一本で終えたので前日比2.4円高になった。
 なお11月限、12月限は、ともに2枚の出来高だった。売りが出なかったことが上伸の原因とみられる。

 きょうの上海ゴム1月限は、朝方は軟調に推移したが、午前の取引終わりにかけて反発した。午後の始まりは軟調になったが、引けにかけて小高くなり前日比小幅プラスで終えた。
 始まりは夜間比10元安の14,035元だったが、直後に14,025元へ下げたが買い戻しが入り、すぐに反発に転じた。しかし、戻りが重い展開となり、暫く14,050元を挟んだもみ合いで推移した。10時半をまわって買い優勢になって反発を強め、一気にプラス圏へ浮上した。14,195元と前日比50元まで上伸して、前日比は35元高の14,175元で終えた。

 午後は始まった直後に14,125元まで反落したが、直ぐに買い優勢となってジリ高で推移する相場になって、前日比30元高の14,170元で終えた。 
 14,025元と直近安値を更新したが、14,000元台が維持された。この動きを、どのように受け止めるかだが、ひとまずは14,000元台割れが回避される相場が続くことになるのではないか…と思っている。

 RSS3号は、上海ゴムが反発したのを受けて買い優勢となり、引けにかけて反発して終える展開になった。
 11月限と12月限は、先に記した通りで、1月限は254.8円の高値引けになって前日比3.5円高で終えた。2月限も254.5円の高値引けになって、同0.9円高。3月限も256.7円の高値引けになって、同1.1円高。4月限は258.9円を付けて258.8円、同0.9円高で終えた。5月限は260.1円の高値引けで、同0.1円高。
 引け高相場になったので、きょうのリズムとしては良かったが、売り物薄に助けられた戻りのように見える。

 出来高は704枚と薄かった。うち日中は420枚。取組高は6,967枚で、前日比44枚増加した。3月限は1,728枚で13枚減少、4月限は3,038枚で同56枚増加した。
 中心限月の4月限は257.5円が始まりで、高値が259.8円、安値が255.3円で、引けが258.8円。長い下ヒゲを引き、短い上ヒゲを引いた1円超幅の陽線。昨日まで続いていた『下値切り上げ』が崩れたが…。
 もみ合い相場が、まだ続く可能性が強い。暫く様子見していたい。
【オスマン】

7日(火)のRSS3号は、見送り人気が強まったなか、買い戻しで急伸するも引けにかけて急落
2023/11/07
 6日(7日分)のゴムRSS3号夜間取引は、4月限に値が付いただけで、他の限月は売買が成立せず、値が付かなかった。
 4月限は9枚の出来高に留まり、257.4円で始まり、256.8円へ下げて終える相場になり、前日比1.1円安。
 記録的な、相場になった。

 6日(7日分)の上海ゴム1月限夜間取引は、堅調に始まったあともみ合になったが、22時を廻った頃に突然、売買高が急増して、相場は急上昇する展開になった。14,150元を挟んだもみ合い相場から14,245元へ急伸して、前日比115元高の14,240元で終えた。売買高(出来高)は11万6,617枚と、そこ出来ていた。

 7日のゴムRSS3号の寄り付きが注目されたが、2月限と3月限、4月限の三限月が9時に寄り付いた。
 2月限は253.1円(夜間取引が出ずのため比較なし)で寄り付き、3月限が255.3円(同)で寄り付いた。4月限が夜間比1.7円高の258.5円で寄り付いた。
 このあと9時01分に12月限が249.8円(同)で始まり、同04分に5月限が260.0円(同)で始まった。更に遅れて同45分に1月限が252.8円(同)で始まった。11月限は10時06分に259.9円(同)で始まった。

 各限に値が付いたあとは、小口売りが優勢となって下値を試したが、すぐに売り一巡となって、その後は買い優勢に転じた。まず9時に寄り付いた2月限が、寄りあとに256.4円へ上伸して、3月限が259.3円へ上伸した。4月限も262.2円へ上伸、5月限も262.7円へ上伸した。その後、もみ合いになったが、12月限が251.4円へ、1月限が252.9円へ上伸した。
 しかし買い優勢が長く続かず、買いが出つくすと小口の売りが出始めて、動きが反転してジリ安になった。

 きょうの上海ゴム1月限は、夜間取引終値と同時の14,240元で始まった。直後から売り優勢の展開になりズルズルと値を崩していった。10時15分(現地)に14,160元まで下げて、その後少し戻したが14,210元で戻りが一杯になって、午前の取引終了間際にガタンと崩れた。朝方の上げ幅を崩して前日比5元高の14,130元で午前の取引を終えた。始まりから110元幅下げた。
 午後は14,130元で始まった直後に14,170元へ反発した。しかし、直ぐに売り優勢の展開になり帳入値の14,125元を割り込む相場になり、その後もガタガタと崩れた。引け直前に14,000元安値を付けて、前日比80元安の14,045元で終えた。
 きのうは14,030元安値を付けたが、きょうは14,000元と13,900元台を覗き込む安値を付けた。きょうのところでは、崩れが回避されているが、大台割れが避けられないとみておきたい。

 その後のRSS3号は、整理売りが出てきてジリ安で推移する相場になった。
 11月限は買い戻しが入って269.9円へ急伸して、前日比14.0円高の暴騰になった。12月限は251.4円で終えて、同2.1円高。1月限は251.3円、同0.9円高で終えた。
 2月限は253.6円、同1.3円高で終えて、3月限は255.6円、同1.1円高で終えた。4月限は257.9円、同変わらずで終えた。5月限は257.9円で終えて、同2.1で終えた。

 きょうの出来高は586枚と薄かった。うち日中取引は577枚。夜間取引は4月限だけで9枚だった。
 取組高は6,923枚と、ついに7,000枚台を割り込んだ。2月限が850枚で、前日比23枚減少、3月限が1,741枚で、同54枚減少した。4月限は2,982枚で、同1枚減少した。
 中心限月の1月限は257,4円で始まり、262.2円高値を付けて、安値が256.8円、引けが257.9円で、長い上ヒゲを引き、短い下ヒゲを引いた小幅の陽線。260円台に乗せて上伸に勢いが付くかと見られたが、逆に戻り売りを誘う結果になった感じだ。
 きょうも下値が切り上がったが、いつ底割れするか分からないので安心は出来ない。
【オスマン】

6日(月)のゴムRSS3号は、安く始まったあと買い戻されたが、前日比小幅安になって終える。
2023/11/06
 前週2日(6日分)のゴムRSS3号夜間取引は、手仕舞い売り優勢の限月、買い戻しが優勢の限月で、高安マチマチで終えた。
 当限の11月限は出来ず。12月限は250.5円から247.7円へ急落して、前日比2.1円安になった。1月限は250.4円の一本値になり、同0.7円安で終えた。
 2月限は251.7円で始まり、253.9円へ反発して253.5円、同0.6円高で終えた。3月限は256.3円で始まり、257.0円を付けて256.6円、同0.3円高になった。中心限月の4月限は258.8円で始まり257.0円へ下げたあと259.6円へ戻し、259.0円で終えて、同0.4円高になった。5月限は261.2円から259.8円へ反落して、同0.6円安で終えた。
 ポジション整理売買が、多くなったとみられる。方向感が掴めない相場だった。

 同日の上海ゴム1月限の夜間取引は、週末事情からの整理売買が多くなって軟調に終えた。
 3日の日中取引の帳入値は14,260元だったが、10元高の14,270元で始まり、直後に12,285元へ反発したが、すぐに売り優勢となって急落した。前日帳入値を割り込み14,085元と14,100元台を割り込む水準へ突っ込んだ。その後、買い戻しが入り14,170元へ反発したが、引けにかけて売り直されて14,090元まで下げ、引けにかけて買い戻しが入ったが、それでも前日比30元安の14,130元で終える相場になった。
 10月31日に14,060元と直近安値を付けていた、その安値を更新する14,030元を付けた。14,000元台割れを視野に入れた相場になったが、大台割れに抵抗を強めるかどうかを見極めたい。

 三連休明けとなった6日のゴムRSSS3号日中取引は、安く始まったあと下値を試したが反発して、もみ合って終えた。しかし前日比ではマイナスになった。

 2月限が夜間比2.6円安の250.9円で寄り付いた。続いて3月限が同3.3円安の253.3円で寄り付き、4月限が同2.1円安の256.9円で寄り付いた。
 このあと9時18分に5月限が同0.8円安の259.0円で始まった。同26分に12月限が同2.1円高の249.8円で始まった。13時前に11月限が同2.3円高の255.8円に値を付けた。1月限は日中を通じて出来ずに終わった。

 きょうの上海ゴム1月限は、日中取引を通じて前日比マイナスで推移したが、朝方に安値を付けたあと買い戻しが優勢の取引になり、ジリ高で推移して下げ幅を縮小して終えた。
 始まりは夜間比5元高の14,135元で、すぐに売り優勢の相場になり、ジリジリと水準を切り下げた。9時半ごろにきょうの安値となる14,030元を付けた。しかし、このあとは買い戻しと新規の買いも入りジリ高に転じて、午前の取引は前日比125元安の14,135元で終えた。下げ幅の半分ほどを戻して終えた。
 午後は14,130元へ反落のあと、再び買い優勢となりジリ高で推移、引け前に買い戻しが入り結局、前日比95元安の14,165元で終える相場になった。
 14,030元は、10月31日の14,060元の直近安値を下回る新安値になったが、これで下げ止まれば『二点底確認』となるのだが、果たしてどのような相場に転じるか見守りたい。

 その後のRSS3号だが、買い戻しが入り反発に転じたが、高値を維持することが出来ずに小幅反落して、前日比小幅マイナスで終えた。
 当限11月限は255.8円の一本値で、前日比2.3円高になった。12月限は249.3円へ下げて、同0.5円安になった。1月限は珍しく出来ずに終わった。
 2月限は252.4円へ反発して252.3円、前日比0.6円安。3月限は255.3円へ戻したが254.3円、同1.8円安になった。4月限は258.2円へ戻したが257.9円、同0.7円安。5月限は259.4円へ戻したあと257.9円へ反落して、同2.5円安で終える相場になった。
 1月限に値が付かなかった。このような状況は珍しい。800枚を超える取組高があるので、今後どのような展開を見せるのか見守りたい。

 きょうの出来高は764枚で、夜間の209枚位との合計では973枚と薄かった。
 取組高は7,002枚となって、前日比31枚減少。3月限は1,795枚で、同167枚減少。4月限は2,981枚となって、同216枚増加。
 中心限月の4月限は258.8円が始まり、259.8円が高値、255.8円が安値で、257.9円が引け。短い上ヒゲ、やや長い下ヒゲを引いた1円弱の陰線。もみ合い圏の動きになった。
 ただ、10月30日の253.3円以降、31日が253.6円、11月1日が254.9円、2日が255.5円、そして、きょうが255.8円と安値を切り上げてきた。ストーンと下抜ける可能性もあるが、安値切り上げに注目しておきたい。きょう相場では強弱が付けられない。
【オスマン】

2日(木)のRSS3号は、軟調推移したあと上海ゴム高を受けた買いが入って続伸して終える。
2023/11/02
 1日(2日分)のゴムRSS3号夜間取引は、見送り人気が強かったが、小口の買い戻しに上伸して終えた。
 11月限が1枚の売買で252.0円へ反落して、前日比3.0円安。12月限は10枚の出来高になり249.9円、前日比3.8円安。1月限は6枚の売買で251.0円、同3.0円高で終えた。
 2月限は5枚の出来高で252.7円、同2.3円高。3月限は20枚の出来高で255.6円を付けて254.7円、同1.5円高。4月限は126枚の出来高になって、258.7円を付けて257.2円、同1.0円高。5月限は18枚の出来高で260.3円を付けて260.0円、同2.4円高で終えた。週末事情を受けて買い戻しが入ったようだ。

 同日の上海ゴム1月限夜間取引は、薄い売買のなか買い優勢となって小高く終えた。
 1日の帳入値は14,150元だったが、55元高の14,205元で始まり、すぐに売り優勢となって急落した。ズルズル下げて14,145元と、帳入値を割り込むところまで下げた。その後は、少しまとまった買いが入る展開になり14,240元まで上伸した。しかし、再び売り優勢の取引になり前日比50元高の14,200元で終える相場になった。売買高が薄く、強気、弱気の双方が様子見をした取引のようだった。

 2日のゴムRSS3号日中取引は、下値を試す展開になったが、午後になって上海ゴムが堅調に推移したのを受けた買いが入り、総じて堅調に引ける相場となった。
 
 9時に寄り付いたのは3月限と、4月限の2限月に留まった。3月限は夜間比0.2円安の254.5円で寄り付き、4月限が同0.4円高の257.6円で寄り付いた。暫らく、この二限月の取引になった。
 9時22分に1月限が同1.2円安の249.8円で始まり、同23分に12月限が同0.1円安の249.8円で始まった。同26分に2月限が同0.1円安の252.6円で始まった。
 11月限は10時09分に同1.7円高の253.7円で始まり、11時29分に5月限が同2.1円安の257.9円で始まった。
 値が付いたあとは、見送り人気が強いなか小口の売りにジリ安で推移する動きを強いられた。12月限と1月限は始まり値が安値になったが、2月限は250.5円へ、3月限が253.0円へ、4月限が255.5円へ、5月限は257.5円へ下げた。
 しかし売りが出つくすのが早く、売り警戒人気が強まると同時に買いが入る展開へ変化していった。

 きょうの上海ゴム日中取引は、帳入値の14.150元を割り込む場面がなかったが、上値も限定された小幅高水準での往来相場で推移した。
 夜間比10元安の14,190元で始まり14,185元へ下げたが、すぐに反発に転じた。10時前(現地)に14,240元を付けたが、このあとは売り優勢の取引になって、ジリ安展開を強いられた。10時過ぎに14,170元まで下げたが、その後は14,180元を挟んだもみ合いで推移して前日比50元高の14,200元で午前を終えた。
 午後は小口の売り買いが交錯してもみ合ったが、14時過ぎ(同)に14,165元まで下げた。しかし崩れ相場に繋がらず、14,230元まで上伸した。引けにかけては小安相場になったが、前日比50元高の14,200元で終えた。
 14,000元台の下方水準で、もみ合い相場が続きそうだ。

 その後のRSS3号は、引けにかけて買い戻しが優勢となって、きょうの高値水準で引ける限月が多くなった。
 11月限は253.5円で終えて、前日比1.5円安になったが、12月限が249.8円で終えて、同3.7円高と急伸した。1月限は251.1円の高値引けになって、同3.1円高になった。
 2月限は252.9円の高値引けになって、同2.5円高。3月限も256.3円の高値引けになって、同3.1円高。4月限は258.6円の高値引けになって、同2.4円高。5月限も260.4円の高値引けになって2.8円高。

 三連休を控えて、買い戻しが入ったとみられる。きょうの出来高は1,112枚。うち日中は926枚と薄かった。取組高は7,033枚となって、前日比40枚減少した。うち3月限は1,962枚で、同190枚減少。4月限は2,765枚で、同198枚減少した。
 中心限月の4月限は256.4円が始まりで258.7円が高値、255.5円が安値で258.6円が引け。短い下ヒゲを引いた2円超幅の陽線。強い線だが、昨日の高値260.0円を抜けていないので、上値の重さを感じる。
 引け足は続伸したが、現在では自律戻しの域に留まっている。260円台に乗せるかどうかに注目したい。
【オスマン】

1日(水)のゴムRSS3号は、反発のあと売り優勢となって急落したが前日比はプラスで終えた
2023/11/01
 10月31日(11月1日分)のゴムRSS3号夜間取引は、月末事情を受けた買い戻しが入り小幅反発で終えた。
 11月限と12月限は出来ず。1月限は249.0円、前日比1.6円高で終えた。2月限は251.4円で、同2.7円高。3月限は252.6円へ下げたが、254.9円を付けて254.1円、同2.9円高で終えた。4月限は255.8円へ下げたが、238.2円へ戻して258.0円、同2.8円高で終えた。5月限は出来ず。出来高は合計で133枚。

 31日(1日分)の上海ゴム1月限夜間取引は、売買が薄いなか小浮動になった。
 日中取引の帳入値は14,150元だったが45元高の14,195元で始まった。直後から売り優勢となって帳入値を下回る相場になった。22時前(現地時間)に14,115元まで突っ込んだ。その後は買い戻しが入って反発、14,175元まで戻したが引けにかけて帳入値を挟んだもみ合いで推移して、前日比10元高の14,160元で終えた。

 11月1日のゴムRSS3号は、積極的な売買が控えられるなか、小口の買いが優勢となって小高く終える相場になった。
 11月相場のスタートは、低調だった。
 9時の寄り付きに値が付いたのは2月限と3月限、4月限の三限月だった。2月限は夜間比0.2円高の251.6円で寄り付き、3月限が同0.9円高の255.0円で寄り付いた。4月限が同変わらずの258.0円で寄り付いた。遅れて10時33分に12月限が248.0円(夜間取引が出ずのため比較なし)で始まった。午前中は、この四限月の取引に留まった。
 午後になった12時23分に5月限が258.9円(同)を付けて、同25分に11月限が253.1円(同)で始まった。1月限は14時36分に、同0.8円安の248.2円で始まった。

 低調な始まりとなったが、2月限が253.0円へ、3月限が256.1円へ、4月限が260.0円へ上伸する動きになったが、買いが出つくすのが早く、その後は小口の売り買いに小動きで推移して、徐々に売り優勢の展開に繋がっていった。午後になると、完全に売り優勢の展開となって値を崩す相場になった。

 きょうの上海ゴム1月限は、帳入値を挟んだ往来相場になり小高く引けた。 
 始まりは夜間比5元安の14,155元だったが、すぐに14,145元と帳入値を割り込んだが、買いが入り反発に転じて14,195元まで上伸した。だが、また売り優勢となって反落して14,120元まで急落する展開になった。
その後は帳入値を挟んだもみ合いで推移して、前日比10元安の14,140元で午前の取引を終える相場になった。
 午後は軟調になり14,125元まで下げたが、売りが出つくすと反発に転じた。14,170元へ戻して14,140元へ反落したが、引けは急反発して14,180元、前日比30元高で終える相場になった。
 14,100元台で底堅さを感じる相場だった。この値ごろでもみ合えば、押し目底固めに繋がるのだが…。

 その後のRSS3号は、午後に軟調となり安値に近い水準で終えたが、前日比はプラスを維持した。
 11月限は253.0円を付けたが255.0円へ戻して、前日比2.9円高になった。12月限は246.1円の安値引けになったが、前日比0.7円高。1月限は248.0円の安値引けになって、同0.6円高で終えた。
 2月限は249.2円へ下げて250.4円、同1.7円高で終えた。3月限は252.1円へ下げて253.2円、同2.0円高で終えた。4月限は254.9円へ下げて256.2円、同1.0円高で終えた。5月限は257.6円の安値引けで、同0.7円高になった。

 この出来高は1,063枚で、うち日中は930枚と薄かった。取組高は7,073枚で、昨日に比べて22枚減少したうち3月限は2,152枚で、前日より125枚減少した。4月限は2,567枚となって、同59枚増加した。
 中心限月の4月限は255.8円が寄り付きで260.0円が高値、254.9円が安値で256.2円が引けになった。上ヒゲが長く、短い下ヒゲを引いた0.4円幅の陽線。ドッチ付かずの線だが、上値が5日と15日の移動平均が重しなっているので、260円を超えるまで買い優勢にならない。ただ、下値も底堅く見えるが…。
【オスマン】

31日(火)のRSS3号は、月末を受けた整理売買に高安マチマチ。上海ゴムは軟調に引ける。
2023/10/31
 30日(31日分)の上海ゴム1月限の夜間取引は小高く始まったが、時間の経過とともに下げ幅が拡大して終えた。
 30日の日中取引帳入値が14,230元だったが、夜間取引は同値の14,230元で始まった。直後に14,245元へ上伸したが、買いが出つくすのが早く、早い時間帯に帳入値を割り込む相場になった。その後もジリ安が続き、時間の経過とともに下げ幅が拡大して、引け間際に14,140元安値を付けて、前日比85元安の14,145元で終えた。
 売買高(出来高)が11万0681枚とマズマズの出来になった。月末を控えて整理色が強まったようだ。

 30日のゴムRSS3号夜間取引は、見送られて小口の売り買いに小動きになった。
 11月限と1月限は出来ず。12月限は243.2円、前日比0.7円高。2月限が247.1円を付けたあと反発に転じて251.6円、同1.6円高で終えた。
 3月限は253.1円を付けて255.0円へ反発したが254.0円で終えて、同0.3円高。4月限は255.4円へ下げたあと257.8円へ反発して256.0円、同0.3円安で終えた。5月限は257.7円を付けたあと256.3円へ反落して、前日比1.1円安で終えた。
 出来高が112枚と薄く、月末を控えた建玉整理売買で終わった格好だ。

 10月31日のゴムRSS3号は、安寄りのあと下値を試したが、買い戻しが入って小戻して引けた。
 1月限が246.2円(夜間引が出来ずのため比較なし)で寄り付き、2月限が同2.6円安の249.0円と250円台を割り込んで寄り付いた。3月限が同2.0円安の252.0円で寄り付き、4月限が同1.3円安の254.7円で寄り付いた。
 9時07分に12月限が同0.2円安の243.0円で始まり、同15分に5月限が同0.7円安の255.6円で始まった。11月限は午前中に値が付かず、12時58分に249.4円と250円台を割り込んで始まった。

 値が付いたあとは、小口の売りが出て下値を試す動きになったが、売りが一巡すると下げ渋った。
 2月限が247.6円へ下げて、4月限が253.6円へ下げた。3月限が250.8円へ下げて、1月限が245.0円へ下げた。その後は、買い戻しが優勢となって、小戻す展開になっていった。

 きょうの上海ゴム日中取引は、夜間比10元安の14,135元で始まり、直後に14,175元まで戻した。しかし、買い戻しが出つくすと、再び下げ出して14,110元まで下げた。その後に14,160元までの戻り、再び下げる展開を余儀なくされた。午前の取引終了前に14,060元まで下げた。その後は買い戻しが入って14,135元まで戻して、前日比前日比95元安で終えた。
 午後は買い戻しが先行する展開になって、反発基調で推移した。しかし14,175元への戻りで一杯になって、前日比55元安の14,175元で終える相場になった。
 14,000元台割れが回避されたが、台割れを覚悟しなければいけないか…。

 その後のRSS3号は下値を試す動きになったが、引けは買い戻された。 
 11月限が249.4円から252.1円へ戻して、前日比0.4円高で終えた。12月限は243.0円から245.4円へ戻して、同2.9円高で終えた。1月限は245.0円から247.4円へ戻して、同1.1円高。
 2月限が247.6円から248.7円へ戻して前日比1.3円安になった。3月限は250.8円から251.2円へ戻して、同2.5円安で終えた。4月限は253.6円から255.2円へ戻して、同1.1円安で終えた。5月限は255.6円から256.9円へ戻して、同0.5円安で終えた。

 きょうの出来高は821枚と薄く、日中取引は709枚だった。取組高は7,095枚となって、前日比49枚増加した。うち3月限は2,277枚となって、前日比742枚減少した。4月限は2,508枚となって860枚増加した。
 中心限月の4月限は255.6円が始まりで、高値が257.8円、安値が253.6円、引けが255.2円。上下に少し長いヒゲを引いた小幅の陰線。昨日よりも水準が下がったが、下げ渋っているようにも見える。
 引け足は4日連続して下げて、きょうの255.2円は直近安値更新になった。
 10月23日に付けた251.2円の安値を割り込む相場になるかも知れない。
【オスマン】

30日(月)のRSS3号は、安寄りのあと下値を試したが、引けに戻す。上海ゴムは大幅続落。
2023/10/30
 前週末27日(30日分)の上海ゴム1月限の夜間取引は、日中取引安を継続して大幅安になった。
 27日の日中取引帳入値は14,515元だったが、夜間取引は14,465元で始まった。暫らく軟調に推移したが、取引半ばにまとまった売り物が出て、急落に転じた。
 14,400元台を割り込んで、その後も売り優勢が続いて続落。取引終盤に14,130元まで下げた。その後14,185元へ戻したが、引けは再び売り直されて、前日比375元安となる14,140元で終える相場になった。
 14,000元台割れが懸念される相場になってきた。

 週開け30日(31日分)のゴムRSS3号日中取引は、上海ゴム夜間取引安を受けた売りが先行して、安く始まった。
 12月限が夜間比2.0円安の244.5円で寄り付き、3月限が同3.1円安の262.9円で寄り付いた。4月限が同2.8円安の255.0円で寄り付いた。9時に値が付いたのは、この三限月だった。
 少し遅れた9時03分に1月限が同2.5円安の246.8円で始まり、2月限が同4.6円安の248.7円で始まった。
 9時27分になって5月限が同4.0円安の255.0円で始まり、同52分に11月限が251.0円(夜間取引が出来ずのため比較なし)で始まった。

 その後、見送り人気が強いなか、小口売り優勢の取引が続き、ジリ安で推移する相場になった。
 1月限が245.0円へ下げて、3月限が250.7円、4月限が253.3円へ下げた。その後、2月限が247.2円へ、5月限が254.8円へ下げた。
 しかし、整理売りが出つくすと今度は買い戻しが入ってきて、反発に転じた。午後にかけて戻り歩調になった。

 きょうの上海ゴム1月限は、夜間取引の軟調を継続する展開となり、なかなか反発に転じることができなかった。10時前に14,210元まで反発するのがやっとの相場になり、その後は軟調に推移して、午前の取引を前日比325元安の14,190元で終える相場になった。
 午後は戻しそうな場面があったが、14,220元へ戻したところで一杯になり、戻りが鈍い相場を見せ付けた。引け直前に14,230元へ戻したが、前日比310元安の14,205元終える暴落相場になった。
 14,200元で下値抵抗を見せたが、日足チャートは『下抜けしそうな型』になった。近々に14,000元台割れがありそうな相場になってきた。

 その後のRSS3号は、上海ゴムが突っ込んだが、無視する動きで推移した。月末を控えて、買い戻しが先行した。
 11月限は251.9円を付けて251.7円、前日比0.7円安で終えた。12月限は薄い出来高(3枚)になり、10時40分に付けた242.5円が引け値となって、前日比4.5円安と大きく下げた。
 1月限は245.0円へ下げて246.3円、前日比3.0円安で終えた。2月限は247.2円へ下げて250.0円、同2.6円安で終えた。
 3月限は250.7円へ下げて253.7円、同2.2円安で終えた。4月限は253.3円へ下げて256.3円の高値引けになって、前日比2.5円安で終えた。5月限は254.8円へ下げて257.4円の高値引けで、同1.4円安。

 きょうの出来高は1,330枚と薄くなった。うち日中取引は1,188枚だった。
 取組高は7,046枚で、前日比11枚増加した。3月限が229枚減少して3,019枚となり、4月限は229枚増加して1,648枚になった。
 中心限月の4月限は257.2円が始まりで259.4円が高値、253.3円が安値で、引けは256.3円。日足チャートは、同じくらいの長さの上ヒゲ、下ヒゲを引いた1円弱の陰線。『十字線』になったが、目先は『下げ渋りかも…』と感じる。
 引け足は256.3円と、21日の255.9円に接近したが、下値抵抗を見せるか、下抜けて再び暴落するか…。
 明日は10月末で、もう一日、整理色が強い相場になりそうだ。様子見していたい。
【オスマン】

27日(金)のゴムRSS3号は、週末事情から見送り気分が強まったなか上海安に追随して続落
2023/10/27
 26日(27日分)のゴムRSS3号夜間取引は、小口の売り買いに小浮動になった。
 11月限は出来ず。12月限は249.7円へ下げて250.0円、前日比0.5円安で終えた。1月限は253.0円へ下げたが、254.7円へ反発して253.5円、同0.5円高になった。
 2月限は256.6円へ上げたが256.1円、前日比0.4円安で終えた。3月限は260.0円へ反発したが、258.4円へ下げて259.3円、同0.1円安で終えた。
 中心限月の4月限は262.0円から260.6円へ下げたが、261.8円へ戻して同0.1円高になった。5月限は263.1円から261.0円へ下げて、262.0円へ戻して同0.4円高で終えた。

 26日(27日分)の上海ゴム1月限の夜間取引は、日中取引の帳入値14,630元に対して45元安の14,585元で始まり、直後に14,560元まで下げた。その後に買い直されて14,610元へ反発したが再び14,565元まで反落。引けにかけて買い戻されて、前日比15元安の14,615元で終える相場となった。

 週末27日のゴムRSS3号日中取引は、軟調に始まったあと買い優勢となって反発したが、きょうの上海ゴムが午前の取引終盤に崩れたのを受けて売り優勢となり、一気に下げる相場になった。午後遅くに買い戻されたが、それでも各限は3円前後から4円弱の続落で終える相場になった。

 2月限が夜間比変わらずの256.1円で寄り付き、3月限が同1.0円安の258.3円、中心限月の4月限は同1.4円安の260.4円で寄り付いた。
 少し遅れて08分に1月限が前日比変わらずの253.5円で始まり、同12分に12月限が同変わらずの250.0円で始まった。11月限は9時58分に258.5円(夜間取引で値が付かなかったので比較なし)で始まった。5月限が夜間比0.1円安の261.9円で始まった。

 それぞれの限月に値が付いたあとは、小口の買いが優勢となって堅調に推移する動きになった。
 12月限が250.8円、1月限が253.8円、2月限が256.5円、3月限が259.9円、4月限が262,4円、5月限が263.4円へ小幅だが上げする場面が見られた。
 だが買いが継続しなくなり、次第に売り優勢となって、ジリ安を強いられることになった。
 
 上海ゴム日中取引は14,615元で始まり14,565元へ反落したが、その後も売り優勢が続いて午前の取引終了近くに急落して14,400元まで落ち込んだ。
 その後に買い戻しが入って14,560元まで反発したが、また売り直されて14,445へ下げて前日比170元安の14,460元終える相場になった。
 14,400元ラインで下値抵抗を見せているが、この値ごろを割り込むと下げ止まる場面が13,500元前後まで見当たらないので、チョット心配を強めた見通しが必要のようだ。

 上海ゴム安を受けたRSS3号は、午後に一段安になり、引けは戻したが、それでも前日比3円超の続落になった。
 11月限は252.4円で終えて、前日比6.5円安と大きく下げた。12月限は247.0円の安値引けになって、前日比3.5円安で終えた。1月限は247.9円へ下げて249.3円、同3.7円安になった。
 2月限は251.1円へ下げて252.6円、前日比3.9円安で終えた。3月限は254.0円へ下げて256.0円、同3.4円安で終えた。4月限は257.1円へ下げて258.8円、同2.9円安。5月限は258.6円へ下げて258.8円、同変わらずで終えた。

 中心限月の4月限は262.0円が始まりで262.4円が高値、257.1円が安値になって258.8円が引け。短いい上ヒゲを引き、やや長い下ヒゲを引いた3円超幅の陰線。戻り高値から昨日と二日連続して陰線が立った。引け足も連続安になり、255.9円(20日引け)を割り込んでくると『底割れ』に繋がる。
 来週前半は月末事情を受けて、整理色が強まると思われるので、下値を試す可能性が強いとみておきたい。 
【オスマン】

26日(木)のゴムRSS3号は、堅調に始まったあと続伸したが、午後に急落する。引けは小戻す
2023/10/26
 27日(28日分)のゴムRSS3号夜間取引は、見送り姿勢が強まって、小口の売り買いにマチマチで終えた。
 当限に出世した11月限が、262.0円で終えて、前日比3.9円高になった。出来高が2枚と薄かった。12月限は出来ず。1月限が259.2円で始まって257.1円へ下げたが、258.7円へ戻して同0.3円高。13枚の出来高になった。
 2月限が262.0円で始まり258.9円へ下げたが259.3円へ戻して同0.7円安で終えた。出来高は22枚と薄かった。3月限が264.0円で始まって266.1円を付けて261.5円へ下げたが263.1円へ戻して前日比0.3円安で終えた。出来高は103枚。4月限は268.0円で始まって264.0円、同1.5円安で終えた。出来高は55枚。
 月末を控えて、整理色が強い取引内容になった。このため限月別の動きになったとみられる。

 25日(26日分)の上海ゴム1月限の夜間取引は、14,670元で前日比85元高になった。14,740元の高値を付けて、14,625元の安値を付けた。

 上海ゴム夜間取引高を受けた26日のRSS3号は、小高く始まったあと続伸する展開になったが、午後になると一転した売り優勢の展開となり急落した。しかし引けにかけて買いが入り、小戻して引ける相場になった。
 きょうは9時に寄り付きに値が付く限月が多かった。
 11月限が夜間比1.0円高の263.0円で寄り付き、12月限が同変わらずの257.0円で寄り付いた。1月限が同0.3円高の259.0円で寄り付いた。2月限は9時に値が付かず、9時02分に夜間比1.5円高の260.8円で始まった。3月限が夜間比0.9円高の264.0円で寄り付き、きょうから中心限月になった4月限が同1.5円高の265.5円で寄り付いた。

 各限に値が付いたあとも買い優勢が継続して、反発幅を拡大した。
 11月限が265.0円を付けて、12月限が257.3円、3月限が264.7円を付けた。2月限が261.7円を付けて、1月限が259.6円、4月限が267.4円を付けた。
 ただ、売りが控えられたところへ、小口の買いが入って値を上げた感が強い相場になった。買いが出つくすと上げが止まり、小口の売りが出て小幅反落に転じる動きになった。

 当限の11月限は258.2円まで急落して258.9円、前日比0.8円高と上げ幅を削った。12月限は249.7円と250円台を割り込むところまで下げて250.5円、同6.5円安で終えた。1月限は252.4円まで下げて253・0円、同5.4円安で終えた。
 2月限は254.7円まで下げて256.5円、同3.5円安で終えた。3月限は257.4円まで下げて259.4円、同4.0円安で終えた。4月限は260.2円まで下げて261.7円、同3.8円安になった。

 きょうの出来高は1,446枚と薄く、日中取引は1,251枚だった。月末を控えて、ポジション調整を主体とした整理売買が多くなったようだ。
 取組高は7,114枚となって、前日比46枚増加した。3月限は3,334枚となって前日比15枚減少した。4月限が1,331枚となって同99枚増加した。

 中心限月の4月限は268.0円が始まりで、これが高値になり、安値は260.2円で、引けは261.7円。短い下ヒゲを引いた6円超の陰線を立てた。目先的には自律戻りが一巡した格好だ。
 引け足は4月限を使用することで、小幅の反落になった。260円台割れに抵抗を見せるかもしれないが、きょうの戻り高値268.0円を上抜くのは困難な相場になるとみている。

 上海ゴム1月限だが、前日の夜間取引で14,740元高値を付けて、安値が14,625元で、前日比85元高の14,670元で終えていた。
 26日の日中取引では、高値が14,695元に留まり、14,515元まで急落して14,605元、前日比20元高で終えた。朝の早い段階は堅調に推移したが、午前の取引が終わる間際に急落して、安値を付ける相場になった。
 午後も軟調に推移したが、引け前に買い戻しが入って反発した。戻り高値を見届けたような相場になったので、強気視できないと思う。
【オスマン】

25日(水)のゴムRSS3号は、買い戻しと強気の買いに急反発。3月限が260円台で引ける。
2023/10/25
 24日(25日分)のゴムRSS3号夜間取引は、急反発して終えた。 
 10月限は出来ず。11月限は260.0円を付けたが、258.0円へ反落して前日比5.9円高。12月限は254.7円の一本値で、同4.0円高で終えた。
 1月限は254.1円で始まって259.1円まで上伸したが、256.9円へ反落して前日比5.6円高で終えた。2月限は252.5円で始まって259.1円へ上伸したが、258.0円へ反落して同5.1円高で終えた。
 3月限は257.0円で始まって256.1円へ反落したが、その後に262.1円へ上伸して261.4円、同4.9円高。4月限は259.9円で始まって263.8円へ上伸したが、263.0円へ反落して同4.5円高で終えた。
 直近の高値から20円幅を超える反落になったので、売り玉の利食い買いが入っての反発とみられる。

 25日のゴムRSS3号は、夜間取引の反発を継続する展開になって上値を試したが、買いが途絶えて伸び悩んで終えた。
 見送り人気が強い寄り付きになって、9時の寄り付きに値が付いたのは2月限と3月限の二限月に留まった。2月限は夜間比0.7円高の258.7円で寄り付き、3月限が同1.3円高の262.7円で寄り付いた。
 9時02分に1月限が同2.3円高の259.2円で始まり、9時10分に4月限が同2.1円高の265.1円で始まった。
 このあとしばらくは、これら四限月の取引で推移して、午後になった12時51分に11月限が夜間比0.2円安の257.8円で始まり、1月限は13時22分になって夜間比2.3円高の259.2円で始まった。
 
 値が付いたあとに2月限が260.9円へ小幅続伸して、3月限も264.0円へ小幅上伸した。4月限が265.6円へ上伸したが、すぐに買いが途絶える展開になり、次第に小口売り優勢に変わっていった。
 2月限が256.3円へ急反落したし、3月限も259.2円へ反落、4月限も261.1円へ反落する波乱展開になった。だが、売りが出つくすのが早く、売り一巡後は買い直しが入るなどで戻り歩調で推移した。

 午後にかけては各限ともに買い優勢の展開となって、下げ幅を縮小する相場になった。
 11月限が257.8円から258.1円への小戻しに留まったが、前日比6.0円高と急反発に転じて終えた。
 12月限は256.9円から257.0円へ戻して、前日比6.3円高で終えた。1月限は257.4円から258.4円へ戻して、前日比7.1円高で終えた。
 2月限は256.3円から260.0円へ戻して、前日比7.1円高で終えた。3月限は259.2円から263.4円まで戻して、同6.9円高で終えた。4月限は261.1円から265.5円へ戻して、同7.0円高で終えた。

 きょうの出来高は1,072枚と薄かった。夜間取引との合計でも1,555枚に留まった。
 取組高は7,172枚で、前日比163枚増加した。うち3月限は3,349枚で、同223枚増加した。4月限が1,232枚となって120枚増加した。
 中心限月の3月限は257.0円が始まりで264.0円が高値、256.1円が安値になって263.4円が引け。上、下に短いヒゲを引いた6円超の陽線が立った。押し目が完了したような日足チャートになったが、とりあえずは自律戻しとみておきたい。

 中心限月の3月限を振り返ると、10月6日の227.8円安値から、19日の276.9円まで49.1円幅の上げになった。そして23日の251.2円まで25.7円の下げになった。上げ幅に対する52%の下げ。いわゆる『半値押し』になった。
 きのう24日ときょうは264.0円へ戻したが、戻り幅は12.8円になり、下げ幅に対して50%の戻りになる。ひとまず戻りを達成したとみるべきか…。
【オスマン】

24日(火)のゴムRSS3号は、急反発したあと売り直されて暴落したが、引けは小戻して終えた
2023/10/24
 23日(24日分)のゴムRSS3号夜間取引は、買い戻しが優勢となって反発した。
 当限10月限と11月限は出来ず。12月限は255.0円へ反発して254.8円、前日比3.9円高。1月限は255.9円へ反発して255.5円、同3.5円高で終えた。
 2月限は256.3円へ反発して255.7円、同3.7円高で終えた。3月限は259.5円へ反発して258.4円、同2.5円高で終えた。4月限は261.0円を付けて260.5円、同3.5円高で終えた。
 5月限〜9月限は出来ず。出来高は340枚と薄かった。

 23日(24日分)の上海ゴム1月限の夜間取引は、小口の売り買いに小浮動になって小幅高。
 23日の帳入値は14,470元だったが、50元高の14,520元で始まった。直後に14,530元へ上伸したが、買いが出つくすのが早く、その後は反落した。22時前に14,465元と帳入値を割り込む場面になったが、すぐに買い直されて14,500元まで反発した。しかし、再び売り優勢となって14,465元へ反落したが、この場面でまた買い優勢に転じて結局、前日比35元高の14,505元で終える相場になった。
 予想外に下値が堅く感じられた相場だった。

 24日のゴムRSS3号は、急反発で始まって上値を試す動きになったが、上海ゴム日中取引の波乱を受けて売り優勢となり急落、直近安値を更新する相場になった。引けは買い戻されたが、高安マチマチで終える相場になった。
 2月限が夜間比変わらずの255.7円で寄り付き、3月限が同0.5円安の257.9円で寄り付いた。続いて4月限が同0.2円安の260.3円で寄り付いた。
 9時01分に12月限が同4.1円高の258.9円で始まり、1月限が同3.3円高の258.8円で始まった。このあと暫らく前記五限月の取引が続き、10時37分に11月限が同6.1円高の261.円で始まった。

 12月限が値を付けた直後に262.4円まで急伸して、2月限が261.8円まで上伸した。3月限も264.0円まで上伸して、しばらく時間が経過した10時過ぎに1月限が260.4円、12時前に4月限が264.5円まで上伸した。
 このペースで反発推移するかと見られたが、きょうの上海ゴムが高寄りのあと売り優勢の展開が続き、帳入値を割り込んだころからRSS3号に売りが出て、急反落する展開となった。

 上海ゴム1月限の日中取引は、夜間比10元高の14,515元で始まり、直後に14,530元へ上伸した。反発基調を続けるかと見られたが逆に売り優勢の展開になり、一気に14,410元まで下げた。ここで買い戻しが入って下げ止まったが14,520元への戻りで一杯した。その後は波乱になったが前日比30元高の14,500元で午前を終えた。
 午後は急落して始まったがすぐにプラス圏を回復して、引けにかけて堅調に推移した。引け前に14,550元を付けて前日比55元高の14,525元で終える相場になった。下値が堅く感じられたが…。

 こうした上海ゴムの波乱展開を受けてRSS3号も、午後にかけて波乱展開になった。
 11月限は262.2円高値から252.1円へ下げて、前日比2.9円安で終えた。
 12月限が262.4円高値から250.0円まで下げて250.7円、前日比0.2円安で終えた。
 1月限が260.4円高値から250.9円まで下げて251.3円、同0.7円安で終えた。
 2月限が261.8円高値から250.6円まで下げて252.9円、同0.9円高で終えた。
 3月限が264.0円高値から254.0円まで下げて256.5円、同0.6円高で終えた。
 4月限が264.5円高値から256.0円まで下げて258.5円、同1.5円高で終えた。 
 
 きょうの反発高値から10円前後の急落になったが、中心限月の3月限は256.3円が始まりで、264.0円が高値になり、254.0円が安値になって256.5円で引けた。日足線は長い上ヒゲを引き、短い下ヒゲを引いた0.2円幅の陽線を書いた。一見すると『下げ止まった』とみられなくもないが、大きく突っ込んだことで買い戻しが入り反発したが、買いが出つくすと売り直された―との感じの相場に見える。
 ただ、250円水準は、当面として売り警戒されそうな値ごろのため、目先的には下値抵抗を見せるかもしれない。
 しかし、今回の下落相場の終焉は240円台前半とみているので、自律戻り場面は売り直していきたいと思っている。
【オスマン】

23日(月)のRSS3号は、安寄りのあと下値を試したが、買い戻しが入り引けにかけて戻す。
2023/10/23
 前週末20日(23日分)のゴムRSS3号夜間取引は、日中取引安を継続して続落で終えた。
 当限10月限は出来ず。二番限の11月限は256.5円まで下げて257.4円、前日比4.0円安になった。12月限は253.2円、同4.3円安。1月限は252.6円、同3.8円安で終えた。
 2月限は253.6円まで下げて255.0円、前日比1.9円安。3月限は256.2円まで下げて258.5円、同1.3円安で終えた。4月限は258.4円と260円台を割り込んだが260.0円で終えて、同1.6円安でおえた。
 3月限が572枚の出来高になって、合計で779枚に達した。

 週開け23日のRSS3号は、安寄りのあと一段安に突っ込んだが、買い戻しが入り引けにかけて戻した。しかし前日比はマイナスになった。
 12月限が夜間比1.2円安の252.0円で寄り付いた。続いて1月限が同1.8円安の250.8円、2月限が同3.4円安の251.6円で寄り付いた。3月限が同3.5円安の255.0円、4月限が同3.0円安の257.0円で寄り付いた。11月限が9時02分に同1.9円高の259.3円で始まった。
 3月限が寄りあとに257.3円まで反発したし、4月限も258.9円は反発した。しかし、他の限月は売買が見送られて反発にならなかった。

 各限に値が付いたあとは、小口の整理売りが続いた。
 11月限が9時35分に255.0円まで下げて。12月限が9時56分に250.0円まで下げた。10時02分に4月限が253.3円まで下げた。10時08分に3月限が251.2円まで下げて、同29分に2月限が247.2円へ下げた。1月限が同33分に248.4円と250円台割れまで下げた。
 
 しかし、10円近く下げる限月が出たことから突っ込み警戒人気が台頭して、売りが控えられる一方で買い戻しが入る展開になった。反発に転じる動きが強まったが、11月限、12月限は売買が控えられで大きく戻せなかった。
 11月限は225.0円安値を付けたあとも、この値一本で推移して結局、前日比6.4円安の255.0円で終えた。出来高は4枚に留まった。12月限も250.0円安値付けたあと値が付かず、11時過ぎに付けた250.9円が引けになって、前日比6.6円安。出来高は8枚だった。

 1月限は248.4円へ突っ込んだあと、買い戻しが入って252.6円へ反発して252.0円、前日比4.4円安で終えた。出来高は30枚と薄かった。
 2月限は247.2円へ下げたあと253.3円へ戻して252.0円、前日比4.9円安で終えた。出来高は442枚だった。
 3月限は251.2円へ下げたあと255.9円へ反発したが、前日比3.9円安になった。出来高は1,117枚と多かった。
 4月限は253.3円へ突っ込んだと257.0円へ戻して、同4.6円安で終えた。出来高は137枚。

 きょうの日中取引の合計出来高は1,738枚だったが、3月限が1,117枚と64%を占めた。
 取組高は7,005枚になって前日より341枚減少した。7,000枚台を割込みそうだ。
 中心限月の3月限は259.0円が始まりで260.5円が高値、251.2円が安値になって255.9円が引け。日足線は長い下ヒゲを引き、短い上ヒゲを引いた5円超幅の陰線。これで三日連続の陰線引けになったが、短期(5日)移動平均線を割り込み、中期(15日)移動平均線に接近してきたの、完全に売り転換した相場と見なければいけない。
 引け値線も連続安で250円台に突入した。10月5日の229.7円から、19日の276.2円まで46.5円幅上げて、きょうの255.9円まで20.3円幅の下げになった。上げ幅の44%を下げたことになる。
 ひとまず『下げが警戒される』ところだが、強気に転じるのは時期尚早だ。相場が落ち着き、出来高が増えて、取組高も増えるのを待つことにしたい。
【オスマン】

20日(金)のRSS3号は、手仕舞い売りが優勢になって大幅続落。上海ゴムも続落で終える。
2023/10/20
 19日(20日分)のゴムRSS3号夜間取引は、手仕舞い売りが優勢となって続落。
 当限の10月限は出来ず。11月限は1枚の出来高だが、271.0円で終えて前日比3.5円安。12月限は12枚の出来高になって264.1円、同7.9円安と続落した。
 1月限は6枚の出来高だが264.4円、同7.2円安。2月限は36枚の出来高で262.9円へ下げて263,7円、前日比2.4円安で終えた。3月限は316枚の出来高になって263.4円へ下げて265.0円、同1.2円安。4月限は36枚の出来高で264.0円へ下げて265.0円、同1.8円安で終えた。
 他の限月は出来ず。出来高合計は407枚。続落が、明日の相場にどのような影響を与えるか注目された。

 19日(20日分)の上海ゴム1月限の夜間取引は、売り優勢の展開が続いて、前日比マイナスで終えた。
 日中取引の帳入値が14,715元だったが、110元安の14,605元で始まった。直後は買い戻しが優勢となって戻したが、14,665元への戻りで一杯になり、引けにかけて売り直された。
 結局、14,560元まで下げて、前日比135元安の14,580元で終えた。出来高は13万9,474枚と出来ていた。夜間取引としては17日以降、前日比マイナスが続いている。リズムに変化が生じているようだ。

 週末20日のゴムRSS3号は、反発を強める動きになったが、午後に続落して小戻して引ける相場になった。
 12月限が夜間比3.9円高の268.0円で寄り付いた。1月限が同2.5円高の266.9円で寄り付き、2月限が同0.2円高の263.9円で寄り付いた。3月限が同変わらずの265.0円で寄り付いた。
 9時03分に4月限が夜間比変わらずの265.0円で始まり、9時52分に11月限が同1.0円安の270.0円で始まった。当限の10月限は、日中を通じて値が付かなかった。

 各限に値が付いたあとは、小口の買いが優勢となって反発に転じた。
 11月限が270.2円へ小戻して、2月限が265.5円へ戻した。3月限も266.5円へ戻して、4月限も267.0円へ戻した。しかし買いが出つくすのが早く、その後は、もみ合いから売り優勢に転じて、下値を試す動きを強めた。きょうの上海ゴム日中取引が、軟調に推移することになったのが影響したかも知れない。

 きょうの上海ゴム1月限の日中取引は堅調となったが、大幅に戻す動きにならず、買い戻しが出つくしたあと下値を試す動きを強いられた。そして、引けにかけて整理売りが出て、一段安になって終える相場になった。
 夜間比小幅高の14,600元で始まり、その後も小口買い優勢の展開が続き、10時半過ぎに14,680元まで戻した。しかし戻りが一杯すると、再び売り優勢となって下げる相場になった。
 午前の取引終了時点まで売り優勢が続いて、前日比170元安の14,545元で終える相場になった。

 午後の相場も売り優勢で推移した。週末事情もあって整理売りが後を絶たず、このため相場は下げ一方通行の展開になり、引け直前には14,400元の安値まで下げた。引けに買い戻されたが、それでも前日比260元安の14,455元で終える相場となった。
 今週初めの16日に14,900元高値を付けて、15,000元台も…との見通しが膨らんだが、今となっては『期待』に終わってしまった格好だ。
 きょうの売買高は43万7,942枚に膨らんだ。17日以降、40万枚を超える大出来高が続いてきた。20日現在の取組高は17万8,570枚となって、16日の19万5,480枚から1万6,91枚減少した。『峠を越した相場』になったとみることができる。

 その後のRSS3号は、上海ゴム軟調を受けたのと、週末事情と戻らない相場に対して失望した売りが出て急落した。とくに正午前ごろから売りが嵩み、下げのテンポが強まった。
 3月限が258.0円と午前の高値266.5円から8.5円幅の下げになり259,8円で終えて、前日比6.4円安になった。4月限が260.0円と267.0円の高値から7.0円幅の下げになり、261.6円で終えたが前日比5.2円安になった。
 11月限が258.9円と270.2円高値から11.3円下げて、261.4円へ戻したが前日比13.1円安になった。12h月限は256.0円と268.0円の高値から12.0円の下げになり、257.5円で終えたが前日比14.5円安と大きく下げた。
 1月限が255.0円と266.9円高値から11.9円下げて256.4円で終えたが、前日比15.2円安。2月限が255.2円と265.5円高値から10.3円下げて、256,9円で終えたが同9.2円安になった。

 きょうは11月限が前日比13.1円安、12月限が同14.5円安、1月限が同15.2円安と下げ幅を広げて、2月限が同9.2円安、3月限が同6.4円安、4月限が同5.2円安と10円未満の下げになり、逆ザヤ相場が順ザヤ相場に変化した。こうしたサヤの変化も、今回の高騰相場が終焉したとする見方ができると思う。
 来週はさらに整理色が強まると予想されるので、安易な値ごろ感を持って対応するのは控えるようにしていきたい。
【オスマン】

19日(木)のゴムRSS3号は、夜間に高値を更新したが日中取引で急落してマイナスで終える
2023/10/19
 18日(19日分)のゴムRSS3号夜間取引は、大出来高を伴って大幅高騰相場になった。
 当限の10月限は値が付かなかった。11月限は30枚の出来高になって、285.0円を付けて282.2円、前日比10.7円高で終えた。12月限は352枚の出来高になって、284.4円を付けて283.0円、同10.9円高で終えた。1月限は1,136枚の大出来高になって、285.0円を付けて280.5円、同8.5円高で終えた。
 2月限は410枚の出来高になって、278.9円を付けて276.1円、同6.9円高。3月限は1,128枚の出来高になって、276.9円を付けて275.0円、同6.5円高で終えた。4月限は146枚の出来高になって、276.6円を付けて273.0円、同4.3円高で終えた。
 11月限〜4月限の各限月は、連日の新高値更新。上げ止まるところが、見えてこない相場を継続している。

 19日のRSS3号は、安寄りしたあと反発したが、午後になって売り直されて安値引けになった。
 1月限が夜間比4.4円安の276.1円で寄り付き、3月限が同2.1円安の272.9円で寄り付いた。続いて4月限が同0.7円安の272.3円で寄り付いた。
 遅れた07分に2月限が同1.9円安の274.2円で始まり、11分に12月限が同2.6円安の280.4円で始まった。33分に11月限が同5.1円高の287.3円で始まった。
 
 
 10月限は26分に1枚の売買で378.4円を付けた。前日比34.4円高で、この値一本の出来だった。二番限の11月限と100円を超える逆ザヤになった。
 きょう19日の取組高は113枚で、前日より1枚減少した。納会は来週の25日、水曜日に迎えるが、この高値を維持するのかどうか見守りたい。
 当限が378円台まで暴騰したのは、「タイ・ゴム産地で激しいスコールが継続的にあり、ゴム生産に支障が生じている。このため産地相場がジリ高基調にある。ゴム産地需給の窮屈化見通しを映した高騰相場になっている」(海外商社筋)との見方が囃されていた。

 その後のRSS3号だが、各限に値が付いた直後は買い優勢になって上伸する動きになった。
 1月限が281.0円まで上伸して、2月限が276.9円、3月限が275.9円、4月限が274.5円へ上伸して、12月限が282.0円へ上伸した。しかし上伸は長く続かず、買いが出つくしたあとは、再び売り優勢の展開になってジリジリと値を崩していった。

 とくに正午を廻ってから、下げ幅が拡大していった。
 1月限が12時57分に268.5円を付けたが、夜間取引の高値285.0円から16.5円の下げになり、271.6円で終えて前日比0.4円安になった。
 2月限が13時02分に265.4円まで下げて、夜間取引の278.9円から13.5円の下げになり、266.1円で終えて、同3.1円安になった。4月限が13時03分に266.5円へ下げて、夜間取引の276.6円から10.1円幅の下げになり、266.8円で終えて、前日比1.9円安になった。

 11月限は274.5円へ下げて、日中の高値287.3円から12.8円下げた。引けは274.5円のままで、前日比12.8円安になった。12月限は272.0円へ下げて、夜間の高値284.4円から12.4円下げた。引けは272.0円の安値引けとなり、前日比0.1円安になった。
 3月限は266.2円へ下げて、夜間の高値276.9円から10.7円下げた。266.2円の安値引けになって、同2.3円安で終えた。

 各限が久し振りの、前日比マイナスになったが、下げ幅が小幅に留まった。しかし、それぞれの高値からだと10円幅を超える下げになっているので、『高値を出し切った』と見えなくもない。
 中心限月の3月限は268.1円が始まりで、高値は276.9円、安値は266.2円を付けて、安値引けになった。9円弱の上ヒゲを引いて、2円弱の陰線が立ち、高値を出し切った感がするチャートを書いた。
 10月限の暴騰に引っ張り上げられたが、二番減の11月限、三番限の12月限が、10月限の暴騰に追随難の動きを見せているので、逆ザヤによる高騰相場が終焉を迎えることになりそうだ。音を立てて崩れるパターンも想定される。

 上海ゴム1月限は、夜間取引で14,840元まで上伸したが、日中取引の高値は14,765元で止まり、逆に14,615元まで下げる展開を見せられた。引けは14,610元で、前日比120元安。
 15,000元台への続騰期待もあったが、今回は持ち越されたようだ。上昇相場の調整を入れる展開へ移行していきそうだ。
【オスマン】

18日(水)のRSS3号は、12月限以降が続伸して高値を更新。上海ゴムは波乱で終える。
2023/10/18
 17日(18日分)のゴムRSS3号夜間取引は、買い戻しが入って1〜3円高で終えた。
 当限の10月限は出来ず。11月限は273.0円で、前日比1.0円高。12月限は270.0円を付けて269.5円、同1.5円高で終えた。
 1月限も270.0円を付けたが269.5円へ反落して、前日比3.0円高。2月限は267.9円、同2.8円高で終えた。3月限は267.6円を付けて267.0円、同1.8円高で終えた。4月限は267.0円、同2.6円高で終えた。5月限〜9月限は出来ず。合計出来高は478枚。

 17日(18日分)の上海ゴム1月限夜間取引は、小高く始まったが、すぐに売り優勢となって急落した。引けにかけて買い戻されたが、引けはまた売られて前日比小幅マイナスで終えた。
 17日の日中取引帳入値は14,760元だったが、15元高の14,775元で始まり14,795元へ上伸したが、その後、売り優勢となって急落した。14,695元まで下げて買い戻しが入り、前日比プラス圏へ浮上したが、引けにかけてもう一度、売り優勢となって14,735元、前日比25元安で終える相場になった。
 17日の日中取引が、上値を試したあと反落して前日比25元安で終えていたが、夜間取引も小安くなったので、目先的には反落調で推移するかもしれないとの見方ができるところだ。

 18日のゴムRSS3号は、前日比軟調に始まったが、すぐに買い優勢となって反発に転じた。午後に高値を付けて、12月限〜4月限が一代高値を更新した。引けは手仕舞い売りが出て伸び悩んで終えた。

 2月限が夜間比0.9円安の267.0円で寄り付き、3月限が同1.4円安の265.6円で寄り付いた。4月限が同1.8円安の265.2円で寄り付いた。
 遅れて9時10分に1月限が夜間比0.3円高の269.8円で始まり、10時42分に12月限が同0.3円安の269.2円で始まった。10時59分に11月限が同0.5円安の272.5円で始まった。
 その後、3月限が265.2円へ小安くなり、2月限が266.4円へ、1月限が269.4円へ小安くなったが、すぐに買いが入り反発に転じた。

 午後にかけて反発に転じた。
 11月限が275.0円へ上げて271.5円、前日比0.5円安になったが、12月限が272.8円へ上げて272.1円、前日比4.1円高と連騰した。
 1月限は273.0円へ上げて272.0円、前日比5.5円高になった。2月限が270.0円へ上げて269.2円、同4.1円高で終えた。
 3月限が269.6円へ上げて268.5円、同3.3円高で終えた。4月限が269.0円へ上げて268.7円、同4.3円高で終えた。 
 当限の10月限は344.0円、前日比7.0円安になった。出来高は1枚と薄かった。
 
 中心限月の3月限は265.2円が始まりで269.6円が高値、265.2円が安値で、268.5円が引け。短い上ヒゲを引いた3円超の陽線。8日連続して陽線が立った。
 6日の227.8円安値からの上げ幅は41.8円幅に達した。過去のゴム相場の一サイクルは、30円幅から40円幅が多かったので、40円幅を超えてきた現在は、特に高値警戒が必要と思われる。
 引け足で見ると10月5日の229.7円から6日の231.0円へ1.3円高、11日の236.0円へ5.0円幅、12日の249.5円への13.5円幅、13日の256.9円への4円幅を上げた。今週も16日の259.6円への2.7円幅、17日の265.2円への5.6円幅、18日の268.5円への3.3円幅の上げが続いた。日を増すごとに上げ幅が小さくなっているのが気がかりだ。『いつ天井を打っても不思議ない』と、きょうも思っている。

 上海ゴム1月限の日中取引は14,750元で始まり、14,765元へ上げたが、すぐに反落して14,705元まで下げた。その後、14,775元へ急反発したが、また売り直されて14,695元、前日比65元安で午前の取引を終えた。
 午後は14,710元へ戻したが、すぐに14,670元へ下げたあと14,780元へ反発した。しかし直ぐに反落に転じて14,675元まで下げた。その後、再び反発して14,675元へ戻したが、また売り直されて今度は引けまで売り優勢で推移して前日比95元安の14,665元で終える相場になった。
 15,000元相場が必死の情勢のように見えるが、少しもたついている。今週が『大きなヤマ』になりそうだが…。
【オスマン】

16日(17日分)のゴムRSS3号夜間取引は、日中取引高を受けた買いに続伸した。
2023/10/17
 10月限は、買い戻しが入って336.6円、前日比16.9円高の連騰になった。出来高は2枚と薄かった。
 11月限は手仕舞い売りに270.5円、前日比0.5円安になった。12月限は264.0円を付けて263.0円、同0.5円高になった。1月限は263.9円を付けて262.7円、前日比1.9円高になった。2月限は262.6円を付けて262.4円、同1.8円高で終えた。
 3月限は262.9円を付けて262.6円、前日比3.0円高で終えた。4月限は262.8円で終えて、同3.3円高。5〜9月限は出来ず。

 16日(17日分)の上海ゴム1月限夜間取引は、反落して始まったあと反発したが、その後に急落して終えた。
 日中取引の帳入値14,750元に対して35元安の14,715元で始まった。直後に14,710元まで続落したが、買い直されて14,795元へ反発した。しかし買い戻しが出つくすと、再び下値を試す動きになって、帳入値を大きく割り込む相場になった。引け前に下げて14,640元を付けて、前日比95元安の14,655元で終えた。

 RSS3号は続伸、上海ゴムは反落とチグハグな相場になったが、17日の日中取引がどのよう動きになるか注目された。
 17日のRSS3号は、上海ゴム夜間安を受けて売りが優勢となって小安く始まった。
 2月限が夜間比1.4円安の261.0円で寄り付き、3月限が同1.3円安の261.3円で寄り付いた。続いて4月限が同1.1円安の261.7円で寄り付いた。寄り付きに値が付いたのは、この三限月だった。
 9時28分に11月限が同変わらずの270.5円、同35分に10月限が同15.0円高の351.6円へ暴騰して始まった。同45分に12月限が同0.1円安の262.9円、同47分に1月限が同0.3円安の262.4円で始まった。

 各限に値が付いたあとは、手仕舞い売りが出て小反落する動きになった。 
 寄り付き直後に4月限が260.0円へ反落して、10時を廻ってから11月限が268.3円へ、1月限が261.0円へ、2月限が259.8円へ、3月限が259.5円へ反落した。しかし、売りが出つくすのが早く、その後は再び買い優勢の相場になってジリ高に転じた。

 きょうの上海ゴム1月限は、前日比マイナスで始まったが、すぐに反発して11時前には前日比プラス圏へ浮上した。しかし午後は、再び売り優勢となって軟調となり、引け前にマイナス圏へ下落して、小安く引ける相場になった。
 きょうの安値は始まった直後に付けた14,650元で、高値は午前の取引終了時の14,825元で、前日比25元安の14,775元で終えた。
 久しぶりの反落相場になったが、この動きがどのように受け止められるか注目したい。

 RSS3号は、午後になって買い直されて続伸して終えた。
 10月限は351.0円で終えて、前日比31.3円高。糸が切れた凧のように、ふっ飛んでしまった。
 11月限は273.8円へ上伸して272.0円、前日比1.0円高。12月限は268.0円、同5.5円高で終えた。
 1月限は268.5円を付けて266.5円、同5.7円高。2月限は266.8円を付けて265.1円、同4.5円高。3月限は266.9円を付けて265.2円、同5.6円高。4月限は265.2円を付けて264.4円、同4.9円高で終えた。

 出来高は3,132枚で、うち日中は2,541枚。取組高は8,067枚となって、前日比254枚減少した。1月限が1,667枚で、同285枚減少。3月限が3,181枚で、同31枚増加した。
 中心限月の3月限は260.2円が始まりで266.9円が高値、259.5円が安値で、265.2円が引け。やや長い上ヒゲを引き、短い下ヒゲを引いた5円幅の陽線。前日の線で天井を打ったと見ていたが、きょうも高値更新して、連騰相場が続いた。『天井を打たない相場はない』が、どこで天井を打つのか分からなくなった。
 ただ、当限が350円相場へ暴騰したし、この時期としては『上げ相場になるのが異常に思える』ので、いつ天井を打っても不思議ないと思っている。
【オスマン】

16日(月)のRSS3号は、買い戻しが優勢となって大幅続伸。上海ゴムが伸び悩んで終える。
2023/10/16
 前週末13日(16日分)の上海ゴム1月限が、14,875元で続伸して終えた。
 13日の日中取引の帳入値は14,720元だったが、夜間取引は帳入値に対して180元高の14,900元へ続伸して始まった。しかし買いが出つくして急落して、14,780元まで下げた。だが売りが出つくすのが早くなった反発に転じ、引け前に14,775元まで上昇して、反落のあと買い直されて前日比155元高の14,875元で終えた。
 売買高(出来高)は15万0626枚と、まずまず出来ていた。15,000元を付けそうな勢いだったが…。

 13日(16日分)のゴムRSS3号夜間取引は、日中取引の続伸を受けた買いが入り、続騰して終えた。
 当限の10月限は319.7円の高値で終えて、前日比29.0円高と暴騰して終えた。11月限は277.6円まで上げたが274,0円へ反落して、同5.0円高。12月限は263.0円の高値引けになって、同3.9円高で終えた。1月限は262.3円を付けて261.9円、同5.6円高で終えた。3月限は260.8円を付けて260.1円、同3.2円高。4月限は260.0円を付けて258.1円、同2.1円高で終えた。出来高は691枚だった。

 週開け16日のゴムRSS3号は、高寄りして上値を試した直後に急落したが、買い直されて前日比プラスで終えた。
 きょうは11月限〜4月限が、寄り付きに値を付けて始まった。
 11月限は夜間比0.2円高の274.2円、12月限が同0.3円高の263.3円で寄り付いた。続いて1月限が同1.0円高の262.9円で寄り付いた。
 2月限が同2.4円高の263.9円で寄り付き、3月限が同3.7円高の263.8円で寄り付き、4月限が同5.0円高の263.1円で寄り付いた。
 
 寄り付き直後の9時06分に12月限が266.9円へ続伸して、1月限が同32分に265.7円へ続伸、同36分に3月限が264.1円へ続伸した。同44分に2月限が264.9円へ続伸した。11月限が10時04分に274.5円へ上伸した。

 しかし高値を付けたのは瞬間で、10時台に入ると売り優勢となって、急反落する展開になった。
 10時15分に12月限が257.7円へ、高値から9.2円幅の急落になり、18分に2月限が253.8円、同11.1円幅急落した。同時刻に4月限が同254.0円、同9.1円幅急落した。
 同22分に1月限が252.9円、同12.8円幅急落して、同28分に11月限が269.4円へ同5.1円幅急落した。

 急落したあとは売りが途絶えたこともあって下げ渋り、午後になって再び買い優勢になって、急反発する相場になった。
 活発な買いが入ったこともあって、反発幅を拡大させた。そして引けにかけても堅調に推移して終える相場となった。
 10月限は午後になって、やっと値が付いた。14時58分に319.7円を付けて、この値が引けとなって前日比29.0円高で終えた。出来高は11枚と薄かった。
 11月限は271.0円へ戻して、前日比2.0円高で終えた。12月限は262.5円へ戻して、同3.4円高で終えた。1月限は260.8円へ戻して、同4.5円高で終えた。
 2月限は260.6円へ戻して、同4.0円高で終えた。3月限は259.6円へ戻して、同2.7円高で終えた。4月限は259.5円へ戻して、同3.5円高で終えた。

 中心限月の3月限は257.7円が始まりで、高値が264.9円、安値が253.4円、引けが259.6円。長い上ヒゲ、下ヒゲを引いた2円弱幅の陽線。線としては気迷い線だが、高値で出現したので『天井打ち線』にも見える。
 6日に227.8円で押し目底を打って反発に転じ、12日の前日比13.5円幅の棒上げ、13日の7.4円幅の続騰、きょう16日の2.7円幅の続伸になった相場である。この三日間の出来高は12日が5,473枚、13日が4,697枚、16日が3,357枚と急増していた。天井打つ時のシグナルとみられる。
 取組高が8,321枚となって、前日比432枚減少した。中心限月の3月限が3,150枚となって、前日比16枚増加したが、1月限が1,952枚となって、同356枚減少、2月限も1,666枚となって80枚減少した。
 高値警戒が必要な相場になったと、見なければいけない。

 上海ゴムは14,900元で始まったが、14,730元へ急落して、もみ合ったあと14,800元で午前を終えた。
 午後も軟調に推移して14,725元へ下げたあと14,750元へ戻して、前日比30元の小幅高で終えた。天井を構成するときの動きに見える。冷静になってみていかねばいけない。
【オスマン】

13日(金)のゴムRSS3号は、上海ゴムとの“スパイラル高”に発展。当限は290円台へ続騰。
2023/10/13
 12日(13日分)の上海ゴム1月限の夜間取引は、売り買いが交錯して波乱展開になったが、14,700元台へ続騰したあと手仕舞い売りが出て反落したが、前日比100元高の14,660元で終えた。
 『天井知らずの相場』になってきた。
 
 12日(13日分)のゴムRSSS3号は、 、日中取引の暴騰を継続する展開になって2.7〜5.1円高。
 10月限は267.6円、前日比3.3円高で終えた。11月限は256.0円を付けて254.9円、同2.7円高で終えた。12月限は251.4円を付けて251.3円、同4.7円高で終えた。
 1月限は251.0円の高値引けになって、同5.1円高。2月限も251.5円の高値引けになって、同3.8円高。
 3月限は252.8円の高値引けになって、同3.3円高。4月限も253.3円の高値引けになって、同2.9円高。
 連続して高値を更新した。出来高が薄いが当限、二番限がグイグイと引っ張り上げている相場だ。逆ザヤ幅が拡大する一方で、どこで上げが止まるのか見通しが立たなくなった。

 13日のRSS3号は、マチマチで寄り付いた。
 11月限が夜間比0.2円高の255.1円で寄り付き、12月限が同変わらずの251.3円で寄り付いた。
 1月限が夜間比0.6円安の250.4円、2月限が同1.5円安の250,0円で寄り付いた。中心限月の3月限が同0.8円安の252.0円で寄り付き、4月限が同0.3円安の253.0円で寄り付いた。
 当限の10月限は9時01分に、前日比0.7円高の268.3円で始まった。
 1月限が10時25分に249.9円と小反落したが、他の限月は始まり、寄り付きが日中取引の安値になった。
 
 その後も活発な売買を続けて、水準を一段と切り上げた。そして日中取引の高値付近で終える、連続暴騰相場になった。
 10月限は290.7円の高値引けになり,前日比26.4円高と暴騰した。11月限も269.0円の高値引けになって、同16.8円高の暴騰で終えた。12月限は260.9円を付けて259.1円、前日比12.5円高になった。
 1月限は257.2円を付けて256.3円、同10.4円高で終えた。2月限は257.1円を付けて256.6円、同8.9円高で終えた。
 2月限は257.1円を付けて256.6円、同8.9円高で終えた。3月限は257.3円を付けて256.9円、同7.4円高で終えた。4月限は257.5円を付けて256.0円、同5.6円高で終えた。
 
 当限、二番限の上げ幅が大きく、2月限と3月限、4月限の上げ幅が小さい。この結果、10月限〜2月限と3月限、4月限の逆ザヤ幅が34円弱と大幅に拡大した。
 なぜ10月限が、290円台まで踏み上げられたのかは、分からない。10月限の、きょうの出来高は42枚で、取組高は157枚となり、前日比3枚増加した。単純な見方だが、42引く3は39だが、39枚で踏み上げ相場になった―との見方できるか。渡し物が不足しているようにも見えるが、現物を手持ちしていない筋が売り玉を踏んできたところ、買い方が値を吊り上げる作線に出て、売り応じなかった―ことが暴騰相場になったのではないか。

 中心限月の3月限は249.6円が始まりで257.3円が高値、248.6円が安値で256.9円が引け。短い上ヒゲ、下ヒゲを引いた7円超幅の陽線。引け足も高値更新中。踏み上げ相場であることは間違いないが、きょうの取組高が8,753枚、前日比473枚減少となり、この週で1,300枚超減少したので、ソロソロ踏み上げ相場が終了する可能性があると思うのだが…。

 上海ゴム1月限は、ついに14,800元台へ暴騰した。この日は、引け前に14,870元高値を付けて14,840元、前日比280元高で終えた。
 取組高が20万2,139枚となって、国慶節休暇明けの10日の16万1,535枚に比べて4万0640枚増加した。高値を更新しながらの取組高の増加は、先行き更に上昇するのを示しているのだが…。

 上海ゴム、RSS3号が『スパイラル』で舞い上がっているが、かなり加熱した状況が感じられるので、飛び乗って買いを入れていくのは避けたい。
『踏み上げ終了近し』を見極めて、もう一度、売りを立てようと思っているが…。
【オスマン】

12日(木)のRSS3号は、上海ゴム夜間高を受けて高寄りして、その後に一気にふっ飛んだ。
2023/10/12
 11日(12日分)の上海ゴム1月限の夜間取引は、14,500元台に乗せる暴騰になった。
 11日の日中取引の帳入値は14,160元だったが、夜間取引の始まりは帳入値に比べて200元を超える14,300元台後半で始まり、直後に急伸して14,500台に乗せる暴騰相場になった。
 14,500元台乗せると売り物が出る展開になり、もみ合いで推移した。引け前に14,450元へ反落したが、前日比340元高の14,500元で終える相場になった。
 売買高(出来高)が25万3,525枚に膨らんだ。日中取引の急伸を継続するように、高く始まったのを受けて強気の買いが誘い出され、売り玉手持ち筋の一部が踏んできたことが、続騰相場になったとみられる。

 きょうの上海ゴム1月限は、14,580元で始まったあと、手仕舞い売りが出て小幅安になったが、14,500元台を割り込むことがなく堅調に推移した。午前の取引終了近くに、まとまった買いが入り、上げ足を強めて14,600元台に乗せる続騰になって、前日比505元高の14,665元で午前の取引を終えた。
 午後は高値を付けたことで、手仕舞い売りが先行して軟調になったが、14,600元台を維持して推移した。14時を廻って14,730元高値を付けて、その後反落したが14,665元、前日比505元高で終える暴騰相場になった。
 売買高(出来高)が58万7,5745枚に膨らみ、取組高が19万4,215枚となって、前日より1万3,813枚増加した。取組高が増加したことは、新たな相場展開になると見なければいけない。
 ただ、新たな展開は『棒上げか』、『急落か』の見通しは、この時点では決められない。相場の展開、流れを見極めて対応していくことが望まれる。

 さてゴムRSS3号だが、昨日11日の急騰相場に驚かされたが、きょうはさらにビックリする相場になった。
 11日(12日分)の夜間取引でも、日中取引の上昇を継続するように上げていた。
 10月限が前日比3.8円高の249.0円で終えたし、11月限が同1.3円高の239.3円、12月限が同3.3円高の236.9円で終えた。
 1月限が同3.3円高の235.5円、2月限が同4.9円高の238.6円、3月限は同4.9円高の240.9円と240円台に乗せたし、4月限が同4.0円高の241.8円で終えた。

 このように11日は日中、夜間ともに続伸する相場になり、目先の相場リズムが『暴騰型』に転換した格好になった。
 
 12日の相場は寄り付きから『上放れ展開』になった。10月限が夜間比0.3円高の249.3円で寄り付き、12月限が同3.5円高の240.4円で寄り付いた。
 1月限が同1.8円高の237.3円で寄り付き、2月限が同0.4円高の239.0円で寄り付き、3月限が同1.4円高の242.3円で寄り付いた。4月限が03分に同4.2円高の246.0円で始まり、04分に11月限が同6.0円高の245.3円で始まった。

 各限に値が付いたあとも買いい優勢が続き、ズンズンと水準を高める展開が続いた。
 10時05分に3月限が249.5円高値を付けて、これが引け値となって前日比13.5円高で終えた。10時08分に4月限が250.4円高値を付けて、この値が引け値となって前日比12.6円高で終えた。
 11月限が13時25分に252.2円高値を付けて、この値が引けとなって前日比14.2円高で終えた。2月限が14時14分に248.0円を付けて247.7円、同14.0円高で終えた。
 12月限が247.6円高値を付けて246.6円で終えて、前日比13.0円高になった。1月限が14時54分に246.0円を付けて245.9円、前日比13.7円高で終えた。当限10月限が264.3円の高値引けになって、前日比19.1円高になった。

 9月から10月の現在にかけて高値もみ合いが続いてきたが、そのもみ合いが『大きな傘』になって、雨漏りがし始めたと見られた途端に暴騰相場になって、『上値の傘』のゾーンを敢然と上抜いた。中段もみ合いからの上放れになった。
 この動きからして、現在の状況は『新たな相場に発展した』とみればいけないか。
 きょうの出来高は4,741枚で、夜間取引との合計では5,473枚と、最近では見られなかった大出来高になった。
 全限が一代高値を更新する相場になった。踏みも出たようだし、一方では高値で買い疲れたかもしれない。上放れたチャートからも弱気は出来ないが、240〜250円台相場は、いくら何でも買われすぎ―との見方が強まるのではないか。
 利が乗っていた売り玉だが、引っ掛かり玉になった。様子見で、手持ちしておこうと思っている。
【オスマン】

11日(水)のゴムRSS3号は、期近の続騰に刺激を受けた買いに続伸する。当限は245円台に
2023/10/11
 10日(11日分)のゴムRSS3号夜間取引は、見送り人気が強まって小浮動になった。
 10月限と11月限は、値が付かなかった。12月限は229.8円から230.1円への動きで、前日比0.2円安で終えた。1月限は228.0円から227.8円へ下げたが、228.7円で終えて、同0.7円高になった。
 2月限は229.4円のあと229.2円へ下げたが、230.5円へ急反発して230.3円、同0.1円安になった。3月限は232.0円のあと231.1円へ下げたが、232.9円へ反発して同0.9円高で終えた。4月限は234.0円の一本値で、同0.1円安で終えた。他の限月は値が付かず、出来高は118枚と薄かった。

 10日(11日分)の上海ゴム1月限夜間取引は、安寄りのあと買い優勢となって小幅高で終えた。
 10日の日中取引の帳入値が14,105元だったが、140元安の13,965元で始まった。すぐに買い優勢になって反発に転じ、22時前に帳入値を回復して、なおジリ高で推移する展開を続けた。22時を廻って14,175元まで上伸したが、その後は買いが窄んでジリ安になった。引けに買い直されたが前日比60元高の14,160元で終えた。
 前日の日中取引で大きく下げたので続落も…と心配したが、下値抵抗を見せたので一安心といったところ。

 11日のRSS3号は、上海ゴムの夜間取引の上伸を受けた買いが先行して、高寄りする限月が多くなった。
 寄り付きに値が付いたのは2月限と3月限、4月限の三限月に留まった。2月限は夜間比1.5円高の231.8円で寄り付いて、3月限が同0.8円高の233.7円で寄り付いた。4月限が同1.6円高の235.6円で寄り付いた。
 遅れて12分に12月限が夜間比2.0円高の232.1円で始まり、さらに遅れて37分に11月限が234.4円(夜間取引が出来ずのため比較なし)で始まった。このあと45分に10月限が242.0円(同)と240円台に乗せて始まり、49分に1月限が同1.9円高の230.6円で始まった。 

 上海ゴム1月限は、戻り抵抗を受けながらも堅調に推移して、午後に反落する場面もあったが、売りが出つくしたあと活発な買いが入って急伸する相場になり、きょうの高値で終える急伸相場になった。
 夜間比10元高の14,175元で始まり、暫くもみ合ったあと、少しまとまった買いが入り14,230元まで急伸した。その場面で買いが出つくして、手仕舞い売り優勢の展開になり、午前の取引終了に向けてジリ安になり14,145元まで後退する相場になった。結局、午前の取引は前日比60元高の14160元で終えた。

 午後は買い優勢で堅調に始まったが、戻りが鈍いと感じた向きの売りが出て、反落する展開になった。14,100元台割れを試すかと思われたが、頑強に14,100元台が維持されて、徐々に買い優勢の展開へ移行していった。
 14時半過ぎに売りが出つくしたところへ、買いが入って急反発。この動きを受けて、まとまった買いが入り暴騰相場に転じて結局、前日比240元高の14,345元で終えた。
 きのうは引けにかけて急落したが、きょうは引けに暴騰する相場になった。改めて上値を試す展開に繋がるか…。

 上海ゴム日中取引の堅調を受けたRSS3号は、午後になって一段高になり14時を廻った頃にきょうの高値を付けた。引けにかけて手仕舞い売りが出て小幅反落したが、それでも前日比3〜5円超の続伸相場になった。
 当限の10月限と11月限が前日比5円幅を超える続騰になったので、12月限〜4月限が引っ張り上げられた感じだ。
 10月限は245.2円、前日比5.4円高になった。出来高は(日中取引)30枚、11月限は238.0円の高値で終えて、同5.0円高。出来高は同33枚。

 12月限は235.2円を付けたが233.6円へ反落して、前日比3.3円高で終えた。出来高は同79枚。1月限は233.5円を付け232.2円、同4.2円高で終えた。出来高は同150枚。2月限は235.4円を付けて233.7円で終えて、同3.3円高。出来高は同299枚。
 3月限は237.5円を付けて236.0円、同4.0円高で終えた。出来高は同755枚。4月限は240.0円と240円台に乗せて237.8円、同3.7円高。出来高は同49枚。

 中心限月の3月限は232.0円が始まりで237.5円が高値、231.1円が安値で236.0円が引け。短い下ヒゲ、やや長い上ヒゲを引いた4円幅の陽線が立ち、出直り相場を感じさせる。
 引け足は2日の236.8円に接近する236.0円へ反発した。この調子で高値更新へ繋がるのか…。
 流れが変わったような二日間になったが、この動きには付いていけない。様子をみていよう。
【オスマン】

10日(火)のRSS3号は、上海ゴムが軟調のなか買い戻しに期近主導で急騰。逆ザヤが拡大。
2023/10/10
 『国慶節』休場明けとなった9日の上海ゴム1月限は、買い優勢になって14,010元、前日比120元高で終えていた。引け値での14,000元台相場は、9月25日の14,120元以来になった。
 このペースで10日も反発すると見られ、9日の夜間取引(10日分)も買い優勢になって14,030元で始まり14.180元まで続伸して14,160元、前日比65元で終えていた。
 夜間取引の堅調から、10日の日中取引も続伸を期待する人気が強まったが…。

 連休明け10日のゴムRSS3号は、高寄りのあと続伸したが、手仕舞い売りが出て伸び悩んで終えた。
 9時に寄り付いたのは1月限と2月限、3月限の三限月で、1月限は夜間比1.5円高の228.6円で寄り付いた。2月限は同1.3円高の230.9円で寄り付き、3月限が同2.1円高の234.0円で寄り付いた。
 遅れて9時24分に4月限が夜間比1.0円高の235.5円で始まった。さらに遅れて10時06分に12月限が229.1円(夜間取引が出来ずのため比較なし)で始まり、14分に10月限が234.2円(同)、17分に11月限が231.7円(同)で始まった。5月限〜9月限は値が付かなかった。

 各限に値が付いたあとは、限月ごとにマチマチの動きになって終える相場になった。詳しく見てみると次の通り。
 10月限は238.9円で始まったあと238.2円へ小反落したが、午後になって239.9円へ続騰して前日比7.3円高の暴騰相場になった。
 11月限は232.2円の始まりが安値になって、直後に234.4円へ続伸したが、その後は値付きが悪く、13時13分に233.0円を付けて、これが終値となって前日比6.9円高の暴騰になった。
 12月限は231.0円で始まったあと230.7円へ続伸したが、午後になって229.9円へ反落して230.3円、前日比6.3円高で終えた。

 1月限は寄り直後に227.8円へ反落したが、10時過ぎに230.7円へ上伸した。その後は、もち合いになって228.0円、前日比3.3円高で終えた。
 2月限は230.9円で寄り付いたあと232.8円へ続伸したが、午後になって229.7円へ反落して、もち合ったあと230.4円で引けて、前日比1.4円の小幅高になった。
 3月限は234.0円のあと235.3円へ続伸したが、その後は軟調に推移して232.0円、前日比1.0円高で終えた。
 4月限は237.4円へ続伸したが、その後は売り優勢の展開となって234.0円へ反落して234.1円、同1.4円高で終えた。

 こうしてみると期近限月が上げ幅を拡大して終えたが、1月限〜4月眼は高値で売り優勢となって反落して引ける相場になった。このため期近と期中限月が逆ザヤになった。もっと詳しくみると当限が一番高く、二限限とが7円近い逆ザヤになって、二番限と三番限も3円弱の逆ザヤになった。
 1月限が230円台を割り込んで、一番の下値限月となり、2月限〜3月限〜4月限は小幅の順ザヤを形成することになり、結果的には当限が高く、真ん中が安く、そのあとが高くなった、いわゆる『おかめザヤ相場』になっている。
 『天狗に買いなし、おかめに売りなし』と言われるが、どうだろうか?

 中心限月の1月限は231.4円が始まりで235.3円が高値、230.8円が安値で、232.0円が引け。長い上ヒゲ、短い下ヒゲを引いた60銭幅の陽線。235円高値で止まったのが気になる。
 期近が上ザヤになったのは、買い戻しが入ったのが原因。きょうの取組高が96,83枚となり、前日より413枚減少した。2月限が2,487枚で、同168枚減少。3月限が3,051枚で同203枚減少した。
 踏んだら仕舞い―の相場になる可能性が強そうだが…。

 上海ゴム1月限は14,180元で始まり、直後に14,235元へ続伸したが、14,055元へ下げて午前の取引を前日比30元高の14,065元で終えた。
 午後は一転して売り優勢の展開となって14,000元台を割込み、13,935元まで下げた。その後、買い戻しが入ったが13,960元への戻りで一杯になり結局、前日比135元安の13,960元で終えた。
 期待を裏切る反落相場になった。戻りが一過性に終わったのか、もう少し状況をみたい。
【オスマン】

6日(金)のゴムRSS3号は、週末事情を受けた買い戻しで反発する。3限は230円台を回復。
2023/10/06
 5日(6日分)のゴムRSS3号夜間取引は、3月限、4月限を除き反発。
 10月限は出来ず。11月限は225.6円を付けたが、225.0円へ反落して225.2円、前日比0.8円高で終えた。12月限は223.0円で始まり224.3円へ反発して、前日比2.2円高で終えた。1月限は223.4円で始まり224.3円へ反発したが、224.0円で終えて前日比1.2円高。2月限は227.1円を付けたが、226.3円へ反落して同0.3円高になった。
 3月限は230.2円へ上伸したが、229.0円へ反落して229.5円で終えて、前日比0.2円安になった。4月限は233.0円を付けて232.2円へ反落して、同0.8円安になった。
 夜間取引の出来高は184枚。週末を控えて、ポジション調整の売買になったようだ。

 週末6日のRSS3号は、軟調に始まったあと下値を試したが、引けにかけて買いが入り反発して終えた。
 まず11月限が夜間比0.7円安の224.5円で寄り付いた、12月限が同2.3円安の222.0円で寄り付いた。続いて1月限が同0.8円安の223.2円で寄り付き、2月限が同1.1円安の225.2円で寄り付いた。
 3月限が同1.4円安の228.1円で寄り付いた。9時37分に4月限が、同変わらずの232.2円で寄り付いた。

 寄り付き直後に2月限が225.1円へ続落して、3月限が227.8円へ続落した。1月限も222.7円へ続落した。
 しかし、売りが出つくすのが早く、出つくしたあとは見送り姿勢が強いなか、小口の買い戻しが入る展開になり、ジリジリと戻す相場になった。ただ、売買(出来高)が盛り上がらず、売りが控えられたところへ、小口の買い戻しが入ったことにより、ジリ高(反発)に転じる相場になった感じだ。

 12月限が13時19分に224.0円へ続伸して、これが引け値となって前日比1.9円高で終えた。11月限が13時半過ぎに226.6円まで続伸して226.1円で終えて、前日比1.7円高になった。 
 1月限が引け直前に224.7円へ続伸して、この値が引け値になって前日比1.9円高で終えた。2月限は229.0円の高値引けになって、前日比3.0円高になった。3月限は230円台を回復して231.0円、前日比1.3円高で終えた。4月限は引け前に232.9円へ続伸して232.7円で終えたが、前日比0.3円安になった。

 出来高が薄く、売り物が控えられた隙をついた反発相場の感じだが、週末事情で来週月曜場が祝日のため、三連休になるのを受けた買い戻しが先行した感が強い。
 日中取引の出来高は710枚だった。夜間との合計では894枚と薄かった。
 取組高は10.096枚になって、前日より38枚増加した。うち3月限は3,254枚になって同92枚増加した。

 中心限月の3月限は229.7円が始まりで227.8円が安値で、231.0円の高値引けになった。日足チャートは長い下ヒゲを引いた2円弱の坊主引け陽線。一応、下値を見届けたように見えるが、利食い戻しのようにも見える。
 引け足は1円超の反発になったが、利食い戻しに見える。
 20日を超える高値もみ合いから下抜けた相場のため、強気出来ない。
 むしろ、利食い戻し場面は売り直しの好機と思うが、国慶節で休んでいた上海ゴム相場が、どのような再開となるのかを確かめてから次の方針を決めたい。利が乗っている売り玉は、手持ちしておこう。
【オスマン】

5日(木)のゴムRSS3号は、戻らないのを嫌気した売りに急落。10〜3月限が230円台割れ。
2023/10/05
 4日(5日分)のゴムRSS3号夜間取引は、小口の買い戻しが優勢となって堅調に終えた。
 10月限が227.9円、前日比0.3円安。11月限は226.0円で、同1.5円高。12月限は226.6円から226.0円へ反落したが、同1.4円高で終えた。
 1月限は228.4円へ上伸したが、その後、227.1円へ反落して227.2円、同0.2円安。2月限は231.8円へ上伸したあと231.3円へ下げたが、前日比1.1円高。3月限は234.3円へ下げたが、235.5円へ反発して234.8円、前日比1.1円高。4月限は237.5円、同0.1円高になった。
 日中取引の反発を受けて、買い優勢になったようだ。出来高は168枚に留まった。

 5日のRSS3号は、午後にかけて手仕舞い売りが出て急落して終えた。
 きょうは、当限の10月限を除く11月限〜4月限が、9時の寄り付きに値が付いた。11月限は夜間比2.5円安の23.5円で寄り付き、12月限が同2.8円安の223.2円で寄り付いた。
 1月限が同1.9円安の225.3円で寄り付き、2月限が同2.2円安の229.1円と230円台を割り込んで寄り付いた。3月限が同2.3円安の232.5円で寄り付き、4月限が同1.2円安の236.3円で寄り付いた。

 寄り付き直後に3月限が233.9円へ、2月限が230.4円と230円台を回復した。4月限が237.0円へ、12月限が224.0円へ上伸した。一方、11月限が223.0円へ反落した。
 しかし、寄りあと上伸する展開になったが、すぐに息切れした。その後は様子見となって、もみ合いで推移したが、徐々に売り優勢の展開を強いられることになり、ズルズルと下げる相場に繋がった。

 きょうの各限を振り返えると、朝に高値を付けたあと徐々に下げる展開となり、引けは買い戻されたが、下げ幅を拡大したまま終える相場になっている。
 10月限は227.1円で始まり227.0円へ下げたが、229.0円へ戻して228.9円、前日比0.7円高で終えた。11月限は223.0円へ下げたが224.4円へ戻して、前日比0.1円安で終えた。
 12月限は221.5円まで下げて222.1円、前日比2.5円安と崩れた。1月限は221.6円まで下げて222.8円、同4.6円安へ下げた。
 2月限は225.3円へ下げて226.0円、前日比4.2円安で終えた。3月限は228.9円まで下げて229.7円と230円台を割り込んで、同4.0円安で終えた。4月限は232.1円へ下げて233.0円、前日比4.4円安。

 夜間取引から日中取引までの変動を振り返ると、10月限は高値229.0円、安値227.0円ともに日中で付けた。11月限は高値の226.0円は夜間で、223.0円安値は日中で変動幅は3.0円になった。
 12月限の高値226.6円は夜間で、安値221.5円は日中で、変動幅は5.1円。1月限の高値228.4円は夜間で、安値221.6円は日中で、反動幅は6.8円に達した。
 2月限の高値231.8円は夜間で、225.3円の安値は日中で、変動幅は6.5円に達した。3月限の高値235.3円は夜間で、228.9円の安値は日中で、変動幅は6.4円になった。4月限の高値は夜間の237.5円で、安値は日中の232.1円で、変動幅は5.4円になった。いずれも高値は夜間、安値は日中になった。

 各限が久し振りに大きく変動したが、きょう日中の出来高が2,277枚となり、夜間との合計では2,445枚に達した。取組高は10,058枚となって、前日より88枚減少した。12月限が前日比97枚増加、3月限が108枚増加、4月限が8枚増加した。
 10月限が75枚減少して、11月限が22枚減少、1月限が104枚減少、2月限が100枚減少した。
 このことからすると、投げが出た一方で、利食いして乗り換え売りを入れた動きが見て取れる。

 中心限月の3月限は234.5円が始まりで235.3円が高値、228.9円が安値で229.7円が引け。230円台を大きく割り込む水準へ一気に下げて、『傘から水が零れ落ちだした』格好になった。20日間を超える高値もち合いから崩れてきたので、行き着くところまで往かねば止まらない相場になったとみられる。
 220円も視野に入れておかねばいけないか…。
【オスマン】

4日(水)のゴムRSS3号は、突っ込みを受けた売り玉の買い戻しが入って小幅反発で終える。
2023/10/04
 3日(4日分)のゴムRSS3号夜間取引は、日中取引の大幅安を受けた買い戻しが入り反発する。
 当限10月限と、三番限の12月限が出来ず。二番限の11月限は225.8円、前日比1.8円高と反発して終えた。1月限は226.2円で寄り付き、228.1円の高値引けになって同2.0円高で終えた。2月限は229.6円で始まって229.5円へ小幅安になったが、232.6円へ反発して231.8円、同2.2円高で終えた。
 3月限は232.6円で始まって232.5円へ下げたが、235.9円へ急反発して234.5円、同2.0円高。4月限は236.4円で始まって238.6円へ上伸したが、237.7円へ反落して、同2.9円高で終えた。
 中国筋が国慶節で『休場』しているせいで売買高が低調。この日は225枚の出来高になった。

 4日のRSS3号は、見送り人気が強まったが、小口の買いが優勢となって小幅高になった。
 9時の寄り付きに値が付いたのは2月限と3月限の二限月で、2月限は夜間比2.1円安の229.7円と230円台を割り込んで寄り付いた。直後に3月限が同1.6円安の232.9円で寄り付いた。夜間取引で上げていたので、反動が出たようだ。
 9時24分に1月限が同1.3円安の226.8円で始まり、4月限が同1.1円安の236.6円で始まった。
 このあと暫らく四限月の取引が続き、10時12分に12月限が225.8円(夜間取引が出来ずのため比較なし)、で始まり、41分に11月限が同0.2円安の225.6円で始まった。
 10月限は、なかなか売買が成立せず、15時を過ぎた08分に、やっと値が付いた。ただ出来高は1枚に留まり228.2円、前日比0.6円高になった。

 きょうも見送り人気が強いなか積極的な売買が控えられて、限月が揃って値を付ける状況ではなかった。
こうしたなかにあって1月限が228.1円高値を付けて、2月限が231.7円を付けた。3月限も235.2円、4月限も237.5円の高値を付ける動きが見られた。
 しかし、高値を付けたのは瞬間的で、買いが出つくしたあとは、小口の戻り売りが出る展開になり、ジリ安相場になった。

 3月限は寄りあとに232.7円へ下げたが、多くの限月は午後になって反落して、この日の安値を付ける展開になった。
 11月限が224.5円へ下げて、この値が終値となり前日比0.5円高。12月限は224.5円へ下げて224.6円、同0.7円高で終えた。
 1月限は226.0円へ下げて227.4円で終えたが、前日比1.3円高になった。2月限は229.6円へ下げたが230.2円へ戻して、前日比0.6円高で終えた。
 3月限は232.7円へ下げたが233.7円へ戻して、前日比1.2円高で終えた。4月限は237.4円で、同2.6円高で終えた。

 きょうの出来高は710枚。夜間取引との合計は925枚。うち2月限が389枚、3月限が438枚と、この二限月で出来高の過半数を占めた。4月限は27枚に留まり、未だ乗り換え売買が活発化していなかった。
 取組高は10,146枚で、前日より20枚増加した。中国筋が売買を控えているようで、盛り上がりに欠けていた。

 中心限月の3月限は232.6円が始まりで235.9円が高値、232.5円が安値になって233.7円が引け。前日比小幅高で始まったあと反発幅を強めたが、引けにかけて反落して、長い上ヒゲを引き、短い下ヒゲを引いた1円超の陽線。前日の突っ込みの反動が出た格好。引け足も反発になったが、自律戻しの範囲に留まっている。
 前日の長い陰線で『下抜け相場』になったと見られたが、長期移動平均(25日平均)線が下値をサポートしている。底抜け相場は、もう少し先に持ち越されそうだ。
【オスマン】

3日(火)のゴムRSS3号は、伸び切らない展開を嫌気したか突然、売り優勢となって急落する。
2023/10/03
 2日(3日分)のゴムRSS3号夜間取引は、ついに三限月だけの取引になってしまった。
 値が付いたのは2月限と3月限、4月限で、2月限は233.3円で始まって234.0円高値を付けたが、233.2円へ反落して前日比0.4円高。出来高は12枚。
 3月限は236.5円で始まって238.0円へ上伸したが、236.6円へ反落して前日比0.2円安になった。出来高は54枚。
 4月限は239.9円で始まって240.0円の高値引けになって、前日比1.5円高。出来高は3枚。
 10月限、11月限、12月限、1月限と5月限〜9月限は出来ず。当然、出来高合計は69枚と薄かった。

 3日のゴムRSS3号日中取引は売り優勢で始まり、その後も下値を試す展開が続いた。午後になって売りが売りを誘い出す相場になって、反落して終えた。
 12月限が224.9円(夜間取引が出来ずで比較なし)で寄り付き、2月限が夜間比0.6円高の233.8円で寄り付いた。3月限が夜間比0.3円高の236.9円で寄り付いた。
 遅れて11分に1月限が228.9円(夜間取引は出来ずで比較なし)で始まり、暫くこの四限月の取引が続いた。
 10時20分になって11月限が225.0円(同)で始まり、11時16分に4月限が同1.9円安の238.1円で始まった。最後に10月限が227.4円(同)で始まった。

 各眼に値が付いたあと12月限が寄り付き比0.1円高の225.0円を付けたが、他の限月は寄り付き、始まりが高値となって、次第にジリ安展開へと動いていった。とくに午後になってからは、各限ともに売り優勢となり、14時を廻ってから下げ幅を拡大する相場になった。
 10月限が226.6円へ下げたが、引けにかけて買い戻されて227.6円、前日比1.2円安。11月限が223.7円へ下げて224.0円、同2.3円安になった。12月限が223.5円へ下げて223.9円、同2.6円安になった。
 1月限が225.2円まで下げて226.1円、前日比3.1円安になった。2月限は229.0円と230円台を割り込んで229.6円、同3.2円安になった。3月限は231.8円へ下げて232.5円、同4.3円安と大きく下げた。4月限は234.6円へ下げて、234.8円、同3.7円安になった。

 中心限月の3月限は236.5円で始まり、238.0円が高値、231.8円が安値になって、232.5円が引け。9月28日の239.4円に対する戻り高値を付けたが、この高値は夜間取引のもので、日中取引での高値は236.9円に留まった。
 日足チャーは、少し長い上ヒゲを引き、短い下ヒゲを引いた4円幅の長い陰線を引いた。安値の231.8円は9月14日の231.4円以来だが、同13日に付けた229.1円を試しに行く可能性が強まった。
 引け足は232.5円と、9月13日の232.4円以来の安値で終えた。0.1円上で止まったが、9月中〜下旬の高値もち合い圏から下放れてきたので、『大きな天井(傘)を構成した相場』になったとみられる。
 当面としては、230円台を維持することができるかどうかがポイントになる。割り込めば『天井構成』を受けて投げ崩れ相場が避けられない。

 きょう出来高は、午後になっての下値波乱で増加して1,545枚になった。夜間取引は69枚だったので1,614枚の出来高になった。
取組高は10,126枚となって、前日比116枚増加した。3月限が2,376枚となって同238枚増加した。この勢いで増加していってほしい。
【オスマン】

2日(月)のゴムRSS3号は、見送られて薄い売買のなか小浮動だが、3限は戻り高値を付ける
2023/10/02
 前週末9月29日(10月2日分)のゴムRSS3号夜間取引は、小口の売り買いに高安マチマチになった。
 当限の10月限は値が付かなかった。11月限は226.1円で、前日比0.3円高になった。12月限は225.2円で、同1.3円安になった。
 1月限は228.8円が高値になり、228.2円が安値で228.4円、前日比0.3円安になった。2月限は233.0円が高値で、231.6円が安値になり232.4円、同0.5円高になった。
 3月限は236.2円が高値で、235.4円が安値となり235.5円、同0.2円高になった。4月限は238.0円で、同0.7円高になった。
 5月限〜9月限は出来ずで、夜間取引の合計出来高は165枚と薄かった。

 週開け10月2日のゴムRSS3号は、見送り人気が強いなかマチマチで始まり、日中を通じても閑散・小動きで推移した。
 9時に値が付いたのは2月限と3月限の二限月。2月限は夜間比0.6円安の231.8円で寄り付いた、続いて3月限が同変わらずの235.5円で寄り付いた。
 このあと暫らく他の限月に値が付かず、10時23分になって4月限が同0.5円高の238.5円で始まった。そのあと10時43分に1月限が同1.3円高の229.7円で始まった。
 10月限と11月限、12月限の三限月は、11時を廻ってから値が付くことになった。11月限が同0.4円高の226.5円で始まり、続いて12月限が同0.8円高の226.0円で始まった。10月限は同22分に228.3円(夜間取引が出来ずだったので比較なし)で始まった。
 
 これで、ひとまず10月限〜4月限に値が付いたが、その後も見送り人気が強く、新たな値が付く限月がある一方、まったく値が付かない限月があるなど、大きく変動する気配が感じられない市場が続いた。
 ただ、きょうの相場は、下値を試す動きが弱く、上値を試す動きの方が強かったように見えた。午後の取引はやや買い優勢となり、小高く引ける相場になった。

 10月限は始まりの228.8円で終えて、前日比変わらず。11月限は始まりから0.2円下げた226.3円で終えて、前日比0.5円高になった。12月限は225.9円を付けたあと226.6円へ上げたが226.5円、同変わらずで終えた。
 1月限は230.1円へ上げたあと229.2円へ反落して、この値が引けとなって同0.5円高。2月限は234.3円へ上げたが、232.8円へ下げて同0.9円高で終えた。3月限は237.8円へ上げたが、その後ジリ安になって236.8円、同1.5円高で終えた。4月限は238.5円で、同1.2円高になった。

 日中を通じて、動きが乏しい相場を続けた。きょうの出来高は480枚で、夜間取引との合計では645枚と薄かった。
 中国は『国慶節』で今週いっぱいまで株式市場、商品市場ともに休場になる。そして、国民の多くは『旅行』などに出かけて、相場どころではないようだ。今週末まで、きょうのような状況の相場が続くと見なければいけない。

 RSS3号中心限月3月限は、235.4円が始まりで237.8円が高値、235.4円が安値で236.8円が引け。9月28日の239.4円に大きく届かなかったが、引け足で236.8円と『高値更新』になって、もち合い上放れそうな様相を強めた。明日の相場で一気に上放れる可能性を秘めている。
 取組高は10,010枚となって、前日比35枚増加した。3月限は2,498枚となって、同51枚増加した。
 
 先日高値付近で新規に売った玉に少しだが利が乗ったが、様子を眺めている間に利が剥げてきた。まさか、新高値を更新する相場にならないと思っているので、そのままにしている。230円台の下方水準に下げるのを待っていよう。
【オスマン】









※不定期で寄稿しています。
※オスマン氏は、業界紙の元役員です。