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ゴム相場コラム


26日(金)のRSS3号は、夜間は軟調も日中に反発して引けた。上海ゴムは堅調のあと下げた
2024/07/26
 25日(26日分)のゴムRSS3号夜間取引は、日中安を嫌気した売りが出て続落した。
 当限に出世した8月限は、3枚の出来高で317.2円から316.5円、前日比1.0円高で終えた。二番限の9月限は8枚の出来高で、315.4円のあと315.7円を付けて315.6円、同1.0円安になった。10月限は7枚の出来高で、312.2円のあと312.1円、同2.3円安。
 11月限は8枚の出来高になって、313.0円のあと311.5円、同2.0円安。12月限は44枚の出来高で、313.1円のあと313.5円を付けたが、311.3円へ下げて313.0円と波乱して、前日比0.7円安になった。中心限月になった1月限は9枚の出来高で、315.3円のあと312.0円へ下げて、同3.3円安で終えた。2月限〜7月限は出来ず。合計出来高は79枚と薄かった。

 25日(26日分)の上海ゴム9月限夜間取引は、安く始まったが買い戻しなどが入って反発。
 25日の日中取引の決済値は14,350元だったが、夜間取引は70元安の14,280元で始まった。直ぐに買い優勢となって急反発に転じて、21時10分過ぎに前日比(14,350元)を上回る相場になった。21時48分に14,410元まで反発したが、直後に売り直されて14,375元へ反落した。その後、もみ合い相場が続いたが、引けにかけて小口買いが優勢となって上伸、14,405元を付けたあと、前日比50元高の14,400元で終える相場になった。
 14,200元台で低調に始まったが、その後に買いが強まって急反発した。『下値用なし』を思わせる相場に感じた。

 きょうのRSS3号は、下値を試したあと上海ゴム高を受けて反発した。
 9月限と10月限、12月限と1月限の四限月が、9時の寄り付きに値を付けた。9月限は夜間比変わらずの315.6円で寄り付いた。10月限が同1.9円高の314.0円で寄り付いた。12月限が同2.0円高の315.0円で寄り付き、1月限が同3.8円高の315.8円で寄り付いた。
 9時15分に11月限が同変わらずの311.5円で始まり、9時19分に8月限が同0.2円高の316.7円で始まった。

 それぞれに値が付いたあと10月限が312.3円へ下げて、11月限が311.3円へ、12月限が311.7円へ、1月限が313.1円へ下げる相場になった。しかし、売りが出つくすのが早く、すぐに下げ止まった。

 きょうの上海ゴム9月限は、寄り後に上伸したが、次第に戻り売りを浴びて、上げ幅を崩した。
 夜間比変わらずの14,400元で始まり14,390元へ小安くなったが、すぐに買いが入り反発に転じた。9時50分に14,465元まで上伸したが、ここで買いが出つくす相場になって反落に転じた。
 14,395元まで下げて、ようやく買いが入る展開になって14,440元へ反発した。しかし戻り売りが出て前日比60元高の14,410元で午前の取引を終えた。
 午後は14,400元で始まって14,385元へ下げたが、14,420元へ反発して14,350元へ下げる小波乱相場になったが、前日比15元高の14,365元で終える相場になった。引けにかけての下げが嫌気される。
 出来高は18万枚弱で、取組高は16万6,056枚となって前日比1万2,991枚減少した。ここ最近は、買い玉整理が先行する展開が続いている。その動きにしては、意外と底堅いが…。

 その後のRSS3号は、買いが入って急反発に転じた。
 8月限は320.8円へ反発して、前日比5.3円高で終えた。出来高は28枚で、取組高は254枚、前日比25枚減。
 9月限は322.2円へ急反発して、同5.6円高。出来高は22枚で、取組高は208枚、同9枚減少した。
 10月限は318.0円へ急反発して、同3.6円高。出来高は16枚と薄かった。取組高は466枚で、同4枚減。
 11月限は318.1円へ急反発して、同4,6円高。出来高は148枚。取組高は1,933枚、同38枚減。
 12月限は317.7円へ急反発して317.6円、同3.9円高。出来高は390枚で、取組高は1,917枚、同168枚減少した。
 1月限は319.0円へ急反発して317.7円、同2.4円高になった。出来高は129枚。取組高は366枚で、同35枚増加した。

 中心限月の1月限は、315.3円が始まりで319.0円が高値、312.0円が安値で317.7円が引け。短い上ヒゲ、長い下ヒゲを引いた2円超幅の陽線。昨日の急落に対する利食い戻しの感じだが、『310円台割れへは売り込めない』という相場だった。来週は月末を控えた相場になるので、買い戻しも入ろうから下値は堅そうだ。
 ボトムを固める展開になる可能性もあるので、新規に売るのは控えたい。
【オスマン】

25日(木)のRSS3号は、上海ゴム安を受けた失望売りに大幅安。上海ゴムは直近安値へ急落
2024/07/25
 24日(25日分)のゴムRSS3号夜間取引は、売買玉の出合い次第となりマチマチで終えた。
 当限7月限と8月限が出来ず。そして11月限も、珍しく売買が成立せず、値が付かなかった。
 9月限は73枚の出来高になり321.1円のあと322.3円へ上伸して、前日比2.0円高になった。10月限は72枚の出来高になり319.9円のあと317.3円へ下げて、前日比1.7円安になった。
 12月限は21枚の薄い出来高に留まり、322.6円のあと323.0円を付けたが、319.5円へ下げて319.7円、同2.5円安になった。1月限は2枚の出来高で、322.3円から321.6円、同0.5円高。

 24日(25日分)の上海ゴム9月限夜間取引は、小口の手仕舞い売りにジリ安。
 24日の日中取引の決済値は14,515元だったが、夜間取引は15元高の14,530元で始まった。しかし上昇相場が長く続かず、売り姿勢が強まって下げる展開になった。14,500元まで下げて、いったん14,530元へ戻す展開が入ったが、売り直されて14,440元へ下げた。その後も軟調に推移して前日比55元安の14,460元で終えた。
 出来高は6万8,395枚と薄かったが、買い気の弱さを見せ付けられた。取組高が17万4,664枚となり、前日より4,859枚減少した。整理売りが出たようだ。

 きょうのRSS3号は、安寄りのあとも売り優勢が続き続落した。
 10月限と11月限、12月限と1月限の四限月が9時の負寄り付きに値を付けた。10月限が夜間比1.9円安の315.4円で寄り付き、11月限が315.9円(夜間取引は値が付かず比較なし、気配値は320.2円)で寄り付き、12月限が夜間比3.4円安の316.3円で寄り付いた。1月限が同4.5円安の317.1円で寄り付いた。
 9時02分に7月限が325.0円(夜間取引が出来ずのため比較なし、気配値は324.8円)で始まり、9時15分に8月限が319.8円(同321.0円)で始まった。9月限は9時53分に夜間比5.3円安の17.0円で始まった。

 きょうの上海ゴム9月限は、夜間安を受けた売りが先行して、10時過ぎに直近の安値を更新する下げになった。
 夜間比35元安の14,425元で始まった。暫くもみ合ったが、その後の売り優勢となって下げ幅を拡大した。時間の経過とともに下げ幅が大きくなって14,200元台へ落ち込んだ。10時42分に14,225元安値を付けたが、買い戻しが入り14,290元まで戻した。しかし、再び売りが出て14,255元、前日比260元安で午前の取引を終えた。
 午後は買い戻しが先行して反発に転じた。だが出来高が盛り上がらず、小口の買い戻しに14,295元への反発で一杯となって、再び売り優勢となりジリ安相場になった。引け直前に14,205元安値を付けたあと、小口の買い戻しが入って戻したが、前日比265元安の14,250元で終える相場になった。
 14,205元を付けて直近安値を更新したが、14,000元台がサポートされるかどうか…。

 その後のRSS3号は、上海ゴム安を嫌気した整理売りに大幅安になった。
 7月限は朝に付けた325.0円の一本値となり、これが納会値になって、前日比0.2円高。出来高は2枚と薄かった。取組高が204枚になり、これが納会受渡数量になった。ちなみに、8月限が315.5円で終えているので、9.9円幅の『逆ザヤ納会』になった。

 8月限は313.7円まで下げて315.5円、前日比5.5円安で終えた。出来高は104枚。取組高は279枚で、前日比7枚減。
 9月限は314.0円へ下げて316.6円、同3.7円安。出来高は38枚。取組高は217枚になり同7枚減。
 10月限は312.5円へ下げて314.4円、同4.6円安。出来高は119枚、取組高は470枚で、同35枚増えた。
 11月限は310.8円と310円台割れが脅かされて313.5円、同4.7円安になった。出来高は159枚。取組高は1,971枚で同13枚増加した。
 12月限は311.4円まで下げて313.7円、同8.5円安と大きく下げた。出来高は664枚。取組高は2,085枚になって、同141枚減少した。
 1月限は312.8円へ下げて315.3円、同5.8円安。出来高は143枚で、取組高は331枚、同45枚増。

 引けに買い戻しが入って下げ幅を縮めたが、8月眼〜1月限は直近安値、もしくは一代安値を更新したことになって、目先的には『投げ崩れ』相場になる可能性が強まった。
 しかし、引けに買い戻しが入ってように、310円台前半まで突っ込んだ場面は『値ごろ感』が強まるのではないか?
 中心限月の12月限は322.6円が始まりで、高値が323.0円、安値が311.4円、引けが313.7円。短い上ヒゲを引いて、2円超の下ヒゲを引いた、9円弱幅の陰線が立ち、昨日の陽線を包み込んだ。
 このあと崩れ相場に発展しそうな情勢だが、310円台という値ごろが、売り警戒人気を呼び込むことも予想される。
 まさか、このような展開になるとは予想できなかった。大曲したので、暫く相場を眺めていくことにしたい。
【オスマン】

24日(水)のRSS3号は、買い戻しと強気の買いが入って急反発。上海ゴムも小幅高になった。
2024/07/24
 23日(24日分)のゴムRSS3号夜間取引は、買い気が弱く小幅続落。
 7月限は5枚の出来高になり319.1円から319.0円、前日比6.0円安。8月限は139枚の出来高に急増して320.0円から320.6円へ上伸したが、その後に317.2円まで急落して317.3円、同0.6円安になった。9月限は6枚の出来高で317.1円から315.0円へ下げて315.1円、同0.9円安になった。
 10月限は59枚の出来高になって313.1円から312.6円へ下げて、315.3円へ反発したが314.0円、同1.3円安で終えた。11月限は40枚の出来高で314.8円から315.9円へ上伸したが、314.0円へ反落して314.2円、同0.2円高になった。12月限は64枚の出来高で315.2円のあと317.1円得上伸したが、引けに314.8円へ下げて同0.8円安で終えた。1月限〜6月限は出来ず。出来高は313枚と、やや多かった。

 23日(24日分)の上海ゴム9月限夜間取引は、買い優勢となって反発した。
 23日の日中取引の決済値は14,440元だったが、夜間取引は15元安の14,425元で始まった。その後、売り優勢の相場が続いて14,405元まで下げた。売りが出つくすと、今度は小口買いが優勢になって反発に転じ、決済値を上回る相場になった。その後も買い優勢の展開が続き、ジリジリと水準を切り上げて、引け前に14,570元高値を付けた。しかし、引けにかけて手仕舞い売りが出て、前日比115元高の14,555元で終えた。
 きょうは14,300元台を付けなかった。14,400元台を頑強に維持して、反発相場に繋げた。出来高は11万枚弱。取組高が17万9.760枚と、前日より1万枚ほど減少したが、買い戻しが入ったようだ。

 24日のRSS3号は、堅調に始まったあと上海ゴム高を受けた買いにジリ高になった。
 きょうは9月限と10月限、11月限、12月限、1月限が9時の寄り付きに値を付けた。9月限が夜間比変わらずの315.1円で寄り付いた。続いて10月限が同1.1円高の315.1円で寄り付き、11月限が同0.2円安の314.0円で寄り付いた。12月限が同0.4円高の315.2円で寄り付き、1月限が316.5円(夜間取引が出来ずのため比較なし、気配値は317.7円)で寄り付いた。
 8月限が12時41分に320.2円(同317.3円)で始まった。7月限は15時09分に324.8円(同319.0円)で始まった。

 きょうの上海ゴム9月限は、上伸したが戻り売りを浴びて伸び悩んで終えた。
 始まりは夜間比15元安の14,540元だったが、その後も売り優勢となって14,505元まで下げた。このあとは売り買いが交錯して反発、反落の往来展開となったが、14,495元と14,500元を下回ってから反動が付いて急反発、14,585元高値を付けて14,580元で午前の取引を終えた。
 午後は14,565元で始まり14,535元まで下げたが、その後14,620元へ急反発に転じた。しかし、このあとは売り優勢が続いてジリ安となり結局、前日比105元高の14,545元で終える相場になった。
 出来高は27万0590枚で、取組高は17万9,523枚と、前日より7,142枚減少した。売り玉の買い戻しと、買い玉の処分売りが出たようだ。
 
 その後のRSS3号は、上海ゴム高を受けた小口買いに水準を切り上げた。
 7月限は引け前に付けた324.8円が終値となって、前日比0.2円安になった。出来高は1枚と薄かった。
 8月限は午後の早い時間帯に321.1円を付けて321.0円、前日比3.1円高で終えた。出来高は4枚。
 9月限は320.3円を付けて、前日比4.3円高の急反発になった。出来高は3枚と薄かった。
 10月限は314.2円へ下げたが、319.0円へ反発して、同3.7円高で終えた。出来高は52枚だった。

 11月限は14時に320.7円と320円台を回復して320.2円、同6.2円高の急反発になった。出来高は107枚。
 12月限は引け前に332.4円を付けて322.2円、同6.6円高と急反発した。出来高は434枚だった。
 1月限は寄りあとジリジリと水準を切り上げて、13時半過ぎに322.1円を付けたが、その後に321.1円へ反落して同3.4円高で終えた。出来高は59枚だった。
 10月限(319.0円)を除く各限月が、320円台を回復して終えている。こうした動きを見る限り、320円台割れ相場は、売り余地が乏しいとみられるが…。

 中心限月の12月限は、315.2円が始まりで322.4円が高値、314.8円が安値で322.2円が引け。短い上ヒゲ、下ヒゲを引いた7円幅の陽線が立った。しかし、昨日の寄り付き値だった322.5円を上回っていないので、上抜け相場になっていない。
この時点で。『出直り』とは決められない。明日の相場が続伸するようなら、リズムが良くなるのだが…。
【オスマン】

23日(火)のゴムRSS3号は、上海ゴムの夜間安を受けて売り優勢となり310円台半ばへ急落
2024/07/23
 22日(23日分)の上海ゴム9月限夜間取引は、小口の売りが出て、ジリ安になって引けた。
 22日の日中取引の決済値は14,600元だったが、夜間取引は100元安の14,500元で始まった。安く始まった相場を受けた買い戻しが入り反発に転じたが、14,545元へ戻すのが精一杯の相場になり、買い戻しが出つくしたあとは、再び下値を試す展開になった。
 ジリジリと下げて、引け前に14,415元を付けて、前日比175元安の14,425元で終えた。
 14,400元台が維持されたが、リズムが悪く感じられた。出来高は9万9,746枚と薄かった。

 22日(23日分)のゴムRSS3号夜間取引は、見送り人気が強いなか小口売りに2円前後安。
 当限の7月限と二番限の8月限、三番限の9月限が出来ずになった。
 10月限は3枚の出来高で、322.0円から321.8円を付けて321,9円、前日比0.7円安。11月限は12枚の出来高で、321.1円から320.5円へ下げたが、321.5円へ反発して同1.0円安で終えた。
12月限は19枚の出来高で、322.5円のあと320.5円へ下げたが321.7円へ戻して、同1.8円安。1月限は1枚の出来高で321.6円、同2.9円安になった。出来高は合計で35枚と薄かった。

 きょうのRSS3号は、安寄りのあとも下値を試す展開が続いた。
 きょうは8月限と10月限、11月限、12月限、1月限の五限月が、9時の寄り付きに値を付けた。
 8月限は321.8円(夜間取引が出来ずのため比較なし、気配値は321.0円)で寄り付き、10月限が夜間比0.7円安の321.2円で寄り付き、11月限が同2.0円安の319.5円で寄り付いた。12月限が同1.3円安の320.4円で寄り付き、1月限が同1.2円安の320.4円で寄り付いた。暫く、この五限月の取引が続いた。
 寄り付いた直後に10月限が321.6円、11月限が320.1円、12月限が322.1円へ小幅上伸したが、買いが出つくすのが早く、その後は下値を試す動きになった。
 9時46分になって9月限が317.9円(同322.2円)で始まった。7月限は引け直前の15時08分に324.8円(同326.9円)で始まった。

 きょうの上海ゴム9月限は、堅調に始まったが時間の経過とともにジリ安展開を強いられた。
 前日の夜間取引は14,425元で終わっていたが、きょうは夜間比20元高の14,445元で始まった。その後も買い優勢の展開が続いてジリ高で推移して14,480元まで反発したが、ここで上げが止まってしまい、小口売りが優勢の取引に転じた。10時半を廻って売り圧力が強まり14,380元まで下げる相場になった。その後、売りが窄んで小幅反発に転じたが14,445元への戻りで一杯になり、午前の取引を終えた。
 午後は小安く始まり、下値を追ったが14,400元で下げ止まり反発に転じた。しかし14,430元への戻りで一杯になり再び下げ相場になった。引け直前に14,320元と直近安値まで下げて、前日比230元安の14,370元で引ける相場となった。
 引け値ベースの14,370元は、前週初め15日の14,375元を下回る新安値となった。このまま下値を試す展開が続くのか、それとも14,300元台で下値抵抗を強めることになるのかどうか…。

 その後のRSS3号は、上海ゴムの軟調を嫌気した小口売りに急落した。
 引け前に値が付いた7月限は325.0円で終えて、前日比1.9円安になった。出来高は5枚と薄かった。8月限は317.9円へ下げて、同3.1円安。出来高は5枚と薄かった。9月限は316.0円で終えて、同6.2円安と崩れた。出来高は17枚と薄かった。10月限は315.3円、同7.3円安と崩れた。出来高は11枚と薄かった。
 11月限は314.0円で終えて、同8.5円安と崩れた。出来高は93枚。12月限は315.6円で、同7.9円安に崩れた。出来高は318枚。1月限は317.7円、同6.8円安。出来高は28枚。
 ちなみに8月限〜1月限は安値引けになっている。ただ、売り気配枚数は1〜2枚と少なく、この値ごろでは、積極的に売ろうとする動きも薄いようだ。買いが売り気配数量よりも少ないことで、値が下がっているという感じだ。

 中心限月の12月限は322.5円が始まりで、高値が322.5円、安値が315.6円で引けも315.6円。ということは6.9円幅の『坊主陰線』が立った。18日の314.8円に接近する安値を付けた。
 値ごろ抵抗を強めるか、それとも安値更新に崩れていくか…。リズムが悪くなったと見なければいけないのか…。
【オスマン】

22日(月)のゴムRSS3号は、上海ゴム高を受けて一段高のあと、戻り売りを浴びて伸び悩んだ
2024/07/22
 前週末19日(22日分)のゴムRSS3号夜間取引は、薄い売買のなか売りが控えられて小幅高。
 当限の7月限は324.1円を付けて、前日比5.0円高になった。1枚の出来高。8月限は320.5円から320.1円、同1.1円高になった。出来高は3枚。9月限は319.4円から318.4円、同1.4円高。出来高は2枚。
 10月限は317.5円のあと319.6円、同1.2円高。出来高は5枚。11月限は317.0円のあと316.7円へ下げたが321.3円へ反発して同4.1円高になった。出来高は31枚。12月限は318.6円のあと318.1円へ下げたが、322.3円へ反発して同3.3円高になった。出来高は103、枚。1月限は319.0円の一本値で、同0.7円安になった。出来高は10枚。2月限〜6月限は出来ず。

 19日(22日分)の上海ゴム9月限夜間取引は、小口買いに小幅高。
 日中取引の決済値は14,555元だったが、夜間取引は決済比105元高の14,660元で始まった。直後は小口の売り買いが交錯したが、次第にやや売り優勢となって14,605元へ反落した。その場面で小口の押し目買いが入り反発に転じたが14,665元で止まってしまい、その後は小口売りが優勢になってジリ安になった。結局、上げ幅を縮小して前日比60元高の14,615元で終えた。出来高は8万4,324枚と薄かった。

 週明け22日のゴムRSS3号は、下値を試す動きも見られたが上海ゴム高を受けて上伸した。  
 きょうは10月限と11月限、12月限、1月限の四限月が、9時の寄り付きに値を付けた。
 10月限は夜間比0.3円高の319.9円で寄り付き、11月限が同変わらずの321.3円で寄り付いた。12月限も同変わらずの322.3円で寄り付いた。1月限は同3.9円高の322.9円で寄り付いた。
 このあと新たな限月に値が付かず、四限月だけの取引が続いた。10時13分になって8月限が夜間比2.1円高の322.2円で始まり、11時00分に9月限が同1.8円高の320.2円で始まった。7月限は11時04分に同2.9円高の327.0円で始まった。

 きょうの上海ゴム9月限は、急落したあと急反発に転じたが、直後に反落してもみ合った。
 夜間取引比15日高の14,630元で始まった。しかし直後に売り優勢になって14,490元まで急落する相場になった。だが、売りが出つくすのが早く、買い戻しが入る相場になって下げ止まり、反発に転じて14,580元まで戻した。その後、暫くもみ合ったが、10時15分過ぎに活発な買いが入ってきて、急伸する相場になり14,695元を付けた。このあとは戻り売りが優勢になって、上げ幅を崩す展開になり前日比90元安の14,645元で午前の取引を終えた。
 午後は、午前比20元安の14,625元で始まったが、その後、売り買いともに低調になって決済値の14,555元を中心としたもみ合で推移して、前日比5元高の14,550元で終える相場になった。
 14,490元の下値を試した時と、14,695元の上値を試した時に、活発な出来高となり、総出来高は25万0406枚となった。取組高は19万0821枚になって、前日より146枚増加した。
 波乱相場で取組高が増えたということは、上にも下にも行く『波乱の可能性を残した』とみられる。14,300〜14,500元でもみ合えば、押し目ボトムを構成することになるかも知れない。

 その後のRSS3号は、反発幅を維持して終えた。
 7月限は327.3円を付けたあと326.9円へ反落して、前日比変わらず。出来高は3枚と薄かった。取組高は212枚になって、前日比1枚減。
 8月限は320.1円安値を付けたが324.9円へ反発して321.0円、同2.0円高。出来高は395枚。取組高395枚で同67増加した。
 9月限は319.5円へ下げたが322.2円へ戻して同5.2円安。出来高は4枚と薄かった。取組高は237枚。同2枚減。

 10月限は323.4円へ急反発して322.6円、同4.2円高で終えた。出来高は145枚。取組高は483枚で同13枚減。
 11月限は320.0円へ下げて325.0円へ反発したしたが、322.5円へ反落して5.3円高。出来高は159枚。取組高が1,923枚で同104枚減少した。
 12月限は321.4円安値のあと325.9円へ反発して323.5円、同4.5円高。出来高は305枚。取組高は2,200枚で同86枚増。
 1月限は321.4円のあと325.6円へ反発したが、324.5円へ反落して同4.8円高。出来高は73枚。取組高は273枚で同34枚増。

 中心限月の12月限は、318.6円が始まりで高値が325.9円、安値が318.1円で引けが323.5円。短い下ヒゲを引き、2円超の上ヒゲを引いた5円弱の陽線が立った。19日に下値を見届けて小小幅の反発、きょうは5日振りの戻り高値を付けたが、11日の328.2円を抜けていないので、自律戻しの範疇になる。この場面で一気に320円台を買い切ってほしいのだが、どうだろうか・・・。
 夏相場に入っているので、強気を唱えるのはいけないかもしれないが、チャート、地合いなどからすると『目先は、一反発が入りそうだ』と感じるので、あえて、この場面で強気を推奨するわけだ。
【オスマン】

19日(金)のRSS3号は、週末事情を受けて見送り人気が強まったが小口の買い戻しに小幅高
2024/07/19
 18日(19日分)のゴムRSS3号夜間取引は、小口の買い戻しに小幅高。
 当限7月限は出来ず。8月限は2枚の出来高で、319.1円から319.0円、前日比0.9円高になった。9月限は1枚の出来高で317,6円、同1.7円高になった。10月限は5枚の出来高で、318.5円から318.6円へ上げたが、317.4円へ下げて317.7円、同1.7円高で終えた。
 11月限は26枚の出来高で、318.2円のあと316.8円へ下げて317.4円、同1.0円高。12月限は72枚の出来高で、317.3円のあと319.3円へ上げたが、318.6円へ反落して同1.4円高で終えた。1月限は1枚の出来高で318.1円、同2.6円高になった。
2月限〜6月限は出来ず。合計出来高は107枚。

 18日(19日分)の上海ゴム9月限夜間取引は、見送り人気が強まって小浮動相場になった。
 18日の日中取引の決済値は14,515元だったが、夜間取引は決済比60元高の14,575元で始まった。その後も買い優勢が続いて14,590元へ上伸した。しかし、買いが窄むと反落した。
その後、再び14,590元を付けたが、引けにかけて売り優勢となって反落して、前日比5元安の14,510元で終える相場になった。出来高は7万9,629枚と薄かった。

 週末19日のRSS3号は、見送り人気が強まったが、小口の買い戻しに小高くなった。
 きょうは8月限と11月限、12月限の三限月が、9時の寄り付きに値が付いた。8月限は夜間比2.6円高の321.6円で寄り付いた。11月限が同1.7円高の319.1円で寄り付き、12月限が同1.0円高の319.6円で寄り付いた。
 このあと暫らく、新たに値を付ける限月がなく、11時07分に10月限が夜間比0.9円安の316.8円で始まり、1月限が同変わらずの318.1円で始まった。9月限は12時06分に同0.6円安の317.0円で始まった。

 きょうの上海ゴム9月限は、堅調に推移したあと、引け前に急伸したが、直後に売り直されて小幅高で終えた。
 夜間比20元安の14,490元で始まった。その後、ジリ高で推移して14,530元を付けたが、すぐに売りが出て14,495元へ反落した。しかし、その後は二進一退のジリ高になり14,580元を付けた。このあとは、売買が薄くなり同値圏のもみ合で推移した。
 午後になって、やや売り優勢の取引になったが14,540元で下げ止まり、直後に14,650元まで急伸した。出来高も増えたので、活発な買い戻しが入ってとみられる。しかし、直ぐに売られて14,540元まで下げたが、引けにかけて買い直されて、前日比80元高の14,595元で終える相場となった。
 出来高は21万6,515枚。取組高は19万0675枚と20万台を割り込んできた。 
 目先、14,600元を回復してもみ合えば、ボトム構成の動きが強まろう。反発相場に期待したい。

 その後のRSS3号は、買い戻しが優勢の取引になって小高く引けた。
 7月限は日中を通じて、値が付かなかった。8月限は318.4円へ下げたが319.0円へ反発して、前日比0.9円高で終えた。出来高は14枚と薄かった。9月限は日中を通じて317.0円の一本値で、同1.1円高。出来高は1枚だった。
 10月限は316.8円のあと318.5円へ反発して318.4円、同2.4円高で終えた。出来高は4枚と薄かった。11月限は319.1円のあと314.9円へ下げたが、317.2円へ戻して同0.8円高で終えた。出来高は80枚。
 12月限は315.7円へ下げたが、午後に319.9円へ反発して319.0円、同1.8円高で終えた。出来高は408枚。1月限は318.1円から319.7円へ上伸して同4.2円高で終えた。出来高は11枚。

 一応、反発して終えたが、小幅反発に留まっており、安値圏から脱出したとは見られない。
 中心限月の12月限は317.3円が始まりで、319.9円が高値、315.7円が安値で、319.0円が引け。日足チャートは、1円弱の上ヒゲ、1円超の下ヒゲを引いた2円弱幅の陽線。安値から切り上げて、陽線で終えているので弱くはないが、320円を超えられなかったので、未だ安値もみ合いの一環とみられる。
 買い転換するには11日に付けた328.2円を上抜いてからーになるが、果たして急反発に転じるエネルギーがあるかどうか…。
 取組高が5,679枚まで減少してきているので、投機人気の回復がカギを握っている。なお限月ごとにみると、7月限は213枚で前日比変わらず。8月限は328枚で同1枚減。9月限は239枚で同1枚減。10月限は496枚で同6枚減。11月限は2,027枚で同24枚減。12月限は2,114枚で同17枚減。1月限は239枚で同3枚増。
 ゴムの夏相場は、投機人気が離散するケースが多いが、反発するか、どうかは人気次第と思う。投機人気の回復を待ちたい。
【オスマン】

18日(木)のRSS3号は、整理売りが優勢となって大幅に下げた。上海ゴムは引けにかけ反発
2024/07/18
 17日(18日分)のゴムRSS3号夜間取引は、小口の整理売りが出て反落。
 7月限は323.7円へ下げたが325.1円へ戻して、前日比0.1円の小幅安で終えた。8月限は321.8円を付けて322.1円、同0.1円高になった。9月限は318.3円の一本値で、同4.3円安と大幅に下げた。
 10月限は316.0円へ下げたあと317.6円へ戻して、同2.5円安。11月限は316.4円へ下げたが318.9円へ戻して、同2.0円安。12月限は317.5円へ下げたが320.0円へ戻して、同2.8円安。1月限は320.3円から319.1円へ下げて同4.8円安。2月限〜6月限は出来ず。出来高は302枚。

 17日(18日分)の上海ゴム9月限夜間取引は、小高く始まったあと売り優勢になった。
 17日の日中取引の決済値は14,525元だったが、夜間取引は決済値比20元高の14,545元で始まった。もみ合いになったが、買い優勢の地合いが維持されて14,580元まで上げた。しかし、買いが出つくした相場になって、その後はジリジリと水準を切り下げ、前日比マイナス圏へ突入して14,510元安値を付けた。
 だが、下値を追っかけて売る姿勢も弱く、売りが窄むと下げ渋り、小口の買い戻しに下値が支えられて、引けにかけてもみ合い相場になって、前日比5元安の14,520元で終える相場になった。出来高が5万8,900枚と薄くなった。下値を追って売ろうとする動きが弱まったことが下げ渋った原因になった。

 18日のRSS3号は、整理売りが優勢となって大幅安になった。
 10月限と11月限、12月限の三限月が9時の寄り付きに値を付けた。10月限が夜間比2.1円安の315.5円で寄り付き、11月限が同3.5円安の315.4円で寄り付いた。続いて12月限が同3.5円安の316.5円で寄り付いた。
 9時04分に8月限が同0.9円安の321.2円で始まり、9時15分に9月限が同2.1円安の316.2円で始まった。
 9時42分に1月限が同0.5円安の318.6円で始まった。7月限は9時54分に同5.0円安の20.1円で始まった。
 
 きょうの上海ゴム9月限は、軟調に始まって下値を試す動きを強めたが、下値を確認したあと急反発に転じた。
 夜間比35元安の14,485元で始まり、直後に14,475元へ下げたが、買い戻しが入り14,515元へ反発した。このあと売り直されたり、買い戻しが入ったりしたが14,515元を上抜くことが出来ず、10時過ぎに売り圧力が強まりガタンと崩れる相場になった。14,425元まで一気に下げて、買い戻しが入って反発したが14,490元への戻りで一杯した。このあと再び売り優勢になって急落して結局、前日比80元安の14,445元で午前の取引を終えた。
 午後は買い戻しが先行して急反発、14,490元で始まった。直後に14,535元へ続伸したが、戻り売りを浴びて14,490元へ反落した。しかし、その後は急激な反発展開になり、一気に駆け上がり、前日比90元高の14,615元の高値引けになった。
 きょうの引け際が、すこぶる良かった。この勢いなら、15,000元台回復への反発相場が期待できそうだ。

 その後のRSS3号だが、見送り気分が強く、玉の出合い次第の動きになったが、総じて前日比大幅安で終えた。
 7月限は320.5円のあと319.1円へ反落して、前日比6.1円安。8月限は322.5円のあと318.1円へ下げて、これが終値となり前日比3.9円安で終えた。
 9月限は315.3円へ下げたあと318.4円へ反発したが、315.9円へ売り直されて同6.7円安になった。10月限は314.6円下げたあと316.0円へ反発して、同4.1円安で終えた。
 11月限は314.4円へ下げたあと買い直されて、316.4円を付けて、これが引け値になって前日比4.5円安。12月限は318.2円へ反発したあと、売り優勢になり午後に314,8円へ下げて、引けに317.2円へ戻して前日比5.6円安になった。1月限は318.6円から315.5円へ下げて、前日比8.4円安になった。

 出来高は1,115枚だが、うち日中は813枚だった。
 取組高は5,719枚になって前日より156枚減少した。7月限は213枚で同5枚減。8月限は329枚で同3枚減。9月限は240枚で同8枚減。10月限は502枚で同45枚減。11月限は2,051枚で同67枚減。12月限は2,131枚で同33枚減。1月限は230枚で同1枚減。

 7月限の319.1円、8月限の318.1円、11月限の314.4円、12月限の314.8円、1月限の315.5円は、直近の安値。9月限は16日に314.6円、10月限も16日に312.5円の安値を付けていた。

 中心限月の12月限は319.3円が始まり、320.0円が高値、314.8円が安値、317.2円が引け。日足チャートは短い上ヒゲを引き、下に2円超のヒゲを引いた2円幅の陰線。9日に付けた315.5円の安値を下回った。安値更新したので買い戻しが入って、戻して終える相場になった。
 この場面で下げ止まらなければ、310円台割れも考えねばいけなくなるが…。下げまるだろう…。
【オスマン】

17日(水)のゴムRSS3号は、薄い売買のなか小口の買い戻しに反発。上海ゴムも小幅の続伸
2024/07/17
 16日(17日分)のゴムRSS3号夜間取引は、見送られて低調な売買になって小動き。
 7月限は322.3円、前日比2.2円安に下げた。8月限は319.1円から318.9円へ下げたが、321.4円へ急反発して321.3円、同0.1円高で終えた。9月限は318.7円から318.3円へ下げたが、318.8円へ反発して318.5円、同0.4円安で終えた。
10月限は316.8円から316.4円へ下げて、前日比変わらずで終えた。11月限は317.0円から316.5円へ下げたが、318.4円反発して同1.3円高になった。12月限は318.1円から317.9円へ下げたが、319.7円へ反発して319.4円、同0.8円高で終えた。
 1月限は319.6円から319.7円へ上げて、同0.8円高で終えた。2月限〜6月限は出来ず。合計出来高は86枚と薄かった。

 16日(17日)の上海ゴム9月限夜間取引は、売買が薄れたが小口買いが優勢となって反発。
 16日の日中取引の決済値は14,410元だったが、夜間取引は決済値比50元高の14,460元で始まった。直後に14,440元へ反落したが、すぐに買いが入ってきて上伸基調で推移した。引け間際に14,580元高値を付けて、前日比165元高の14,575元で終えた。
 出来高が7万9,483枚と薄かった。売りが控えられたところへ、小口の買い戻しが入って反発に転じたとみられる。

 17日のRSS3号は、高寄りしたあとも買い優勢が続き反発した。
 きょうは10月限と11月限、12月限の三限月が、9時の寄り付きに値を付けた。10月限は夜間比4.0円高の320.4円で寄り付いた。11月限は同1.0円高の319.4円で寄り付いた。12月限は同3.8円高の323.2円で寄り付いた。
 9時28分に8月限が同3.1円高の324.4円、9月限が同3.6円高の322.1円で始まった。9時29分に7月限が同5.3円高の327.6円で始まった。9時47分に1月限が同2.8円高の322.5円で始まった。

 きょうの上海ゴム9月限は、夜間比25元高の14,600元で始まったが、すぐに売り優勢の相場になって反落した。小口の売りにジリジリ下げる展開を強いられて、14.515元まで下げた。しかし、14,500元が維持されて反発に転じ14,540元、前日比130元高で午前の取引を終えた。
 午後は14,525元で再開されて14,505元まで下げたが、14,500元台を割り込まず反発に転じて14,545元高値を付けた。引けに緩んだが前日比110元高の14,520元で終えた。
 14,500元台が底堅く感じられるが、早い機会に14,600元を上回る相場になるかどうか…。回復すれば出直り感が強まろうが、回復できなければ売り直されそうだ。
 
 その後のRSS3号だが、限月ごとにマチマチの動きになったが、総じて上値を試す展開になった。
 7月限は328.0円を付けたあと320.6円へ反落したが、引けにかけて買い直されて325.2円、前日比0.7円高で終えた。8月限は325.6円を付けたが、午後の早い時間帯に売られて322.0円まで下げた。この値が引け値になって、前日比0.8円高で終えた。9月限は322.8円を付けて、午後に320.6円へ下げたが、引けにかけて買い直されて322.6円、同3.7円高で終えた。

 10月限は寄り後に319.5円へ下げたが、午後になって320.9円へ反発して320.1円、同3.7円高で終えた。11月限は寄り後に319.3円へ下げたが、直後に322.3円へ反発した。その後、もみ合いで推移したが320.9円で終えて、前日比3.8円高になった。
 12月限は寄りあとに320.3円へ下げたが、午後に323.8円まで反発して322.8円、同4.2円安で終えた。1月限は321.8円へ下げたが、午後に323.9円へ反発して、これが引け値となり同5.0円高で終えた。

 きょうの出来高は679枚と薄かった。日中取引は593枚だった。
 取組高は5,875枚で、前日より38枚増加した。うち12月限は2,164枚で、同83枚減少した。
 中心限月の12月限は318.1円で始まり、323.8円が高値になり、安値は317.9円、引けは322.8円。日足チャートは短い下ヒゲを引き、1円の上ヒゲを引いた4円超幅の陽線が立った。昨日の陰線を包み込んだ陽線で、力強さが感じられる。このあと陽線が立てば、上放れになる可能性が強い。
小幅の『おかめザヤ』相場が続いている。『おかめに売りなし』を信じて、この場面は強気方針を採っていこうと思ている。
【オスマン】

16日(火)のRSS3号は、軟調に始まったあとも下値を試す展開。上海ゴムは下げたあと反発。
2024/07/16
 前週末12日(16日分)のゴムRSS3号夜間取引は、日中安を受けた売りに続落して終えた。
 当限の7月限は322.5円へ下げて323.0円、前日比3.4円安。8月限は320.4円のあと322.7円へ戻したが、同1.3円安で終えた。9月限は318.3円のあと321.4円へ反発して321.1円、同0.6円高で終えた。
 10月限は317.6円のあと317.1円へ下げて、同3.7円安になった。11月限は320.0円のあと318.1円、同4.7円安で終えた。12月限は322.9円で始まり320.5円へ下げたが321.3円へ戻して、同3.6円安で終えた。1月限〜6月限は出来ず。合計出来高は466枚と膨らんだ

 週明け15日(16日分)の上海ゴム9月限夜間取引は、突っ込み警戒が強まり買い戻されて小幅安。
 15日の日中取引の決済値は14,450元だったが、夜間取引は85元安の14,365元で始まった。このまま崩れていくのかと思われたが、14,355元を付けたあと小口の買い戻しが優勢になり反発に転じた。戻りを売られながら水準を切り上げて、21時半ごろに14,415元を付けた。
 直後に売られて14,385元へ下げたが、すぐに買い直されて14,420元へ反発した。しかし再び売りが強まり14,390元へ反落した。その後、引けにかけてもみ合って、前日比40元安の14,410元で終える相場になった。
 戻りの重さを見せ付けられたが、14,300元台の下値も意外と堅く感じられた。

 三連休明け16日のゴムRSS3号は、始まったあと下値を試したが買い戻される。
 7月限は夜間比5.6円高の328.6円で寄り付いた。夜間取引で急落していたのをカバーした格好。10月限が同0.2円高の317.3円で寄り付き、11月限が同1.4円高の319.5円で寄り付いた。12月限が同0.2円安の321.1円で寄り付き、1月限が321.6円(夜間取引が出来ずのため比較なし、気配値は324.3円)で寄り付いた。遅れて9時02分に9月限が同1.6円安の319.5円で始まった。
 8月限は、なかなか値が付かず14時を廻って、やっと夜間比1.5円安の321.2円の値を付けた。
 それぞれの限月に値が付いたあと10月限が317.5円を上げたが、他の限月は、始まりが、きょうの高値になった。

 きょうの上海ゴム9月限は、始まった直後に下値を試したが、その後はジリジリと反発して小幅高で終えた。
 始まりは夜間比30元安の14,380元でスタートした。直後も売り優勢が続いて14,355元まで下げた。このまま下げ続けるのかと思わせたが、買い戻しが入り反発に転じて14,460元まで上伸した。その後は売買が薄くなり、小口の売り買いにもみ合となり、前日比5元高の14,455元で午前の取引を終えた。
 午後の取引が始まった直後に14,470元へ上伸したが、買いが窄み、売りが出てきて反落になり14,425元まで下げた。引けにかけて買い直されて、前日比15元高の14,465元で終える相場になった。
 きょうの相場の『引け味』が良かった。14,300元台で下げ止まったので、あるいは『下値に届いたかも…』。

 その後のRSS3号だが、値が付いたあと下値を試したが、買い戻しが入って下げ渋った。
 7月限は321.0円へ下げて324.5円、前日比1.9円安。8月限は321.2円へ下げて、同2.8円安になった。9月限は314.6円へ下げて318.9円、同1.6円安。
 10月限は312.5円へ下げて316.4円へ戻したが、同4.4円安になった。11月限は314.8円へ下げて317.1円、同5.7円安と崩れた。12月限は316.3円へ下げて318.6円、同6.3円安と崩れた。1月限は317.2円へ下げて318.9円、同5.4円安で終えた。

 ただ、きょうの相場は大きく動いたが、僅かの売買で一方通行に動いた相場であった。
 きょうの出来高は1,228枚と久しぶりに1,000枚を超えた。うち日中は862枚、夜間は466枚だった。
 取組高は5,837枚になって、前日より194枚減少した。整理売りが出たようだ。
 中心限月の12月限は321.9円が始まりで、322.9円が高値、316.3円が安値で、318.6円が引け。日足チャートは下放れて、短い上ヒゲ、長い下ヒゲを引いた3円幅の陰線。
一応、下げ渋った線が立ったので安心したいところだが、320円台を回復することができるかどうか見守りたい。
【オスマン】

12日(金)のRSS3号は、週末事情を受けて売り優勢になり反落して終えた。上海ゴムも軟調。
2024/07/12
 11日(12日分)のゴムRSS3号夜間取引は、小口の手仕舞い売りが優勢となって反落。
 当限7月限は9枚の出来高で324.5円の一本値で、前日比3.5円安。二番限の8月限は3枚の出来高で323.8円から323.4円、同2.2円安。9月限は2枚の出来高で320.7円から320.6円、同2.4円安になった。
 10月限は11枚の出来高で322.4円から、320.5円へ下げて320.8円、同3.2円安になった。11月限は28枚の出来高で325.7円から322.6円へ下げて、同4.2円安と崩れた。12月限は92枚の出来高で327.0円のあと324.5円へ下げて325.2円、同2.7円安になった。1月限は16枚の出来高で326.2円から327.0円へ上げたが、325.8円へ下げて同3.2円安。2月限〜6月限は出来ず。合計出来高は161枚。

 11日(12日分)の上海ゴム9月限夜間取引は、安く始まったあと戻したが、前日比は小幅安。
 11日の日中取引の決済値は14,705元だったが、夜間取引は決済値比65元安の14,640元で始まった。直後に14,600元へ下げたが、すぐに買いが入って反発した。しかし、14,645元への戻りで一杯になり、もう一度、売り直されて14,595元まで下げた。 
 このあと買い優勢になって反発に転じたが、14,710元への戻りで一杯になり、売り、買い玉の出合いが減少したなか、もみ合いになり前日比15元安の14,690元で終える相場になった。
 週末接近から整理売買が多くなったが、戻りの重さを感じさせられる相場だった。

 週末12日のRSS3号は、軟調に始まって下値を試したあと、買い戻しが入って下げ幅を縮めて終えた。
 10月限が夜間比1.1円安の319.7円で寄り付き、11月限が同0.9円安の321.7円で寄り付いた。12月限が同1.5円安の323.7円で寄り付いた。
 このあと9時02分に7月限が同変わらずの324.5円で始まり、9時10分に9月限が同3.5円安の317.1円で始まった。1月限は9時55分に同1.3円安の324.5円で始まり、8月限は同0.5円高の323.9円で始まった。

 きょうの上海ゴム9月限は、序盤が小高く推移したが、午後から引けにかけて軟調に推移した。
 夜間比25元安の14,665元で始まり、14,690元を付けて暫くもみ合ったあと、14,650元へ反落した。売りが出つくしたあと、小口買いが優勢になって14,725元へ反発した。しかし、買いが出つくしたところへ、小口の売りが出てきてジリ安になり、10時半を廻った頃からガタガタと崩れる展開になった。14,615元へ下げたあと14,655元へ反発したが、また売り直されて前日比75元安の14,630元で午前を終えた。
 午後は軟調に始まって14,600元まで下げて、その後、買い戻しに反発して14,660元を付けた。しかし、ここで買いが出つくして、引けにかけて少しまとまった売りが出てドスンと下げて14,560元を付けた。引けに買い戻しが入ったが、前日比125元安の14,590元で終えた。
 14,590元は8日以来の安値になったが、来週改めて下値を試す展開になるのかどうか注目したい。

 その後のRSS3号だが、薄い売買のなか限月ごとの動きになったが、総じて売りが優勢になった。7月限は322.5円へ下げて327.4円へ反発したが、326.4円で終えて前日比1.6円安になった。 
 8月限は323.9円のあと324.0円を付けて、前日比1.6円安で終えた。9月限は317.1円を付けて320.7円へ反発したが320.5円で終えて、同2.5円安になった。
 10月限は317.9円へ下げたあと322.0円へ反発して320.8円、同3.2円安になった。11月限は320.4円へ下げたあと323.0円へ反発したが322.8円、同4.0円安で終えた。
 12月限は325.3円を付けたあと322.3円へ下げたが324.9円、同3.0円安で終えた。1月限は325.5円のあと324.1円へ下げて324.3円、同4.7円安で終えた。
 
 この日の出来高は7月限が17枚、8月限が5枚、9月限が15枚、10月限が163枚、11月限が42枚、12月限が372枚、1月限が5枚、合計620枚と薄かった。
 取組高は前日比126枚増加して、6,031枚と6,000枚台を回復した。この勢いで増加してほしい。
 中心限月の12月限は327.0円が始まりで、高値になった。安値は322.3円で、引けは324.9円。日足チャートは長い下ヒゲを引いた2円幅の陰線。戻り売りを浴びて下値を試したが、押し目買いが入り、戻して終えた線。三連続陽線のあとだけに、一段高を期待したが、実現しなかった。だが、弱い線ではない。
 
 ここ最近で、限月間のサヤが変化した。当限の7月限が326.4円、8月限が324.0円、9月限が320.5円、10月限が320.8円、11月限が322.8円、12月限が324.9円となり、限月間のサヤ形態は、期中限月が下ザヤになる『おかめザヤ』になっている。『天狗に買いなし』、『おかめに売りなし』の格言がある。ということで、おかめザヤは売りなし―ということになり、暫く買い優勢の展開で推移するのではないか…。
【オスマン】

11日(木)のRSS3号は、下値を試す動きのあと午後になって急伸した。上海ゴムは小幅高。
2024/07/11
 10日(11日分)のゴムRSS3号夜間取引は、見送られて小動きになったが、日中高を受けた売りに反落。
 7月限と9月限は、値が付かなかった。8月限は322.0円で、前日比0.5円安。10月限は321.3円から318.3円へ下げて同2.5円安。
 11月限は321.8円から319.8円へ下げて、同3.6円安。12月限は323.5円のあと323.6円を付けたが、322.2円へ反落して323.0円、同1.3円安で終えた。1月限は出来ず。
 出来高は73枚と薄かった。8月限が1枚、10月限が6枚、11月限が24枚、12月限が42枚だった。
 
 10日(11日分)の上海ゴム9月限夜間取引は、小口買いが入り小幅高。
 10日の日中取引の決済値は14,645元だったが、夜間取引は25元高の14,670元で始まった。すぐに買いが入ったが14,710元で止まってしまい、戻り売りを浴びて14,659元へ反落した。
 その後、再び買い優勢になって上伸して、引け前に14,730元高値を付けた。その後は、小口の売り買いが交錯してもみ合いを続けて、前日比75元高の14,720元で終える相場になった。
 買い戻しが入り反発に転じるが、昨日、きょうの相場は14,700元台への反発で止まってしまう。大きく戻す相場になるには、やはり15,000元台を回復する反発になってからのことだろう。

 11日のRSS3号は、小口の買い戻しに反発した
 きょうの寄り付きは、見送り人気が強まって、10月限と12月限の二限月が、9時に寄り付く状況だった。10月限は夜間比1.8円高の320.1円で寄り付き、12月限が同1.0円高の324.0円で寄り付いた。
 9時07分に11月限が夜間比1.9円高の321.7円で始まったが、このあと暫くは、新たに値が付く限月がなかった。11時01分になって1月限が324.3円(夜間取引が出来ずのため比較なし、気配値は323.6円)で始まった。
 7月限と8月限は12時02分に、7月限が328.2円(同326.0円)で始まり、8月限が夜間比3.2円高の325.2円で始まった。9月限は日中を通じて値が付かなかった。

 きょうの上海ゴム9月限は、朝方は売り優勢となって急落した。下値を見届けたあと反発したが、引けに売り直されて小幅高で終えた。
 夜間終値と同値の14,720元で始まり14,735元へ上げたが、このあと売り優勢になって14,660元まで反落した。暫くこの安値圏のもみ合いで推移したが、14,670元の二番底を確認したあと買い優勢になって反発に転じた。10時過ぎに14,740元へ上伸したが、戻り売りを浴びて反落、もみ合い相場になった。14,705元へ反落したあと買いが強まり14,760元へ上伸したが、そのあと反落して14,735元、前日比90元高で午前の取引を終えた。 
 午後はやや売り優勢で始まり、売買が薄れたなかジリ安で推移して、14時半を廻ってから下げ幅を拡大した。引け直前に14,680元を付けて前日比40元高の14,685元で終える相場になった。
 きょうも14,700元台への反発で戻り抵抗を受けたが、モタモタしていると15,000元が大きな『上値の傘』になりかねないので、ここ数日の相場を注視してみていきたい。

 その後のRSS3号は、薄い売買となったが、小口の買いが優勢になって午後高になった。
 7月限が327.5円へ反落したが328.0円で終えて、前日比2.0円高で終えた。8月限は326.5円へ反発して325.6円、同3.1円高で終えた。9月限は値が付かなかった。
 10月限は寄り後に319.3円へ下げたが、その後、買い優勢になって324.0円へ反発した。これが終値になって前日比3.2円高。11月限は始まったあと320.6円へ下げたが、午後に買い直されて326.8円、前日比3.2円高で終えた。
 12月限は322.7円へ下げたあと午後に328.2円へ反発して327.9円、前日比3.6円高で終えた。1月限は324.3円のあとなかなか値が付かなかった、午後になって329.0円を付けて、これが引け値になり同5.4円高と急反発した。

 各限に値が付いたが、日中取引の出来高をみると、7月限が7枚、8月限が6枚、10月限が11枚、11月限が66枚、12月限が337枚、1月限が6枚といったように超閑散な相場だった。これでは、見通しが立てにくい。
 同時に取組高が6,000枚台を割り込んできた。11日現在で5,905枚。これ以上減少すると、上げ、下げ、いずれの相場に対してもエネルギー不足が予想される。投機人気の回復・盛り上がりを期待する。
 中心限月の12月限は323.5円が始まりで328.2円が高値、322.2円が安値で327.9円が引け。短い下ヒゲを引いた4円超幅の陽線が立った。これで「三日間連続陽線」が立ったわけだが、俗に言われる『三兵行進』(買い転換)のチャートになるのか、どうか…。
 ただ、日足チャートの型が随分と良くなったので、330円台を回復して反発色を強めるかも知れない。問題は330円台に乗せることができるかどうか…と、そのあとの330円台を買い切ることができるかどうかだ…。
【オスマン】

9日(火)のRSS3号は、突っ込み警戒人気が強まって買い戻しが入り反発。上海ゴムも反発。
2024/07/09
 8日(9日分)のゴムRSS3号夜間取引は、小口の買い戻しが入り小戻し。
 当限7月限と二番限8月限は、値が付かなかった。9月限は317.8円から316.6円へ下げて317.5円、前日比0.4円安になった。
 10月限は315.4円で始まって314.9円へ下げたが、316.5円へ反発して前日比0.5円高。11月限は315.1円から314.9円へ小安くなったが、317.0円へ反発して、同0.5円高で終えた。12月限は316.0円から315.5円へ反落したが、318.4円へ急反発して317.9円、同0.8円高で終えた。1月限は316.7円から317.2円、同0.円安で終えた。

 8日(9日分)の上海ゴム9月限夜間取引は、売り警戒が強まったなか小口の買い戻しが入り小幅反発。
 8日の日中取引の決済値は14,570元だったが、夜間取引は決済値比60元高の14,630元で始まったが、戻り売りが出て14,590元へ反落した。しかし、その後は小口買いが優勢となって、ジリジリ水準を切り上げて14,695元まで上伸した。このあと、戻り売りを浴びて上げ幅を縮めたが14,640元、前日比70元高で終えた。夜間取引としては、三日ぶりに反発したことになる。

 9日のRSS3号は、期近は整理売り優勢、期中は買い戻しが優勢になり、高安マチマチで終えた。
 きょうは見送り人気が強まって9時に値が付いたのは11月限と、12月限の二限月に留まった。11月限は夜間比、変わらずの317.0円で寄り付いた。12月限も同、変わらずの317.9円で寄り付いた。
 9時過ぎに10月限が夜間比1.0円高の317.5円で始まった。その後に8月限が326.2円(夜間取引が出来ずのため比較なし、気配値は322.5円)で始まり、9月限が夜間比1.9円高の319.4円で始まった。更に遅れて7月限が328.0円(同328.3円)で始まった。1月限は11時半過ぎに夜間比1.9円高の319.1円で始まった。
 
 それぞれの限月に値が付いたあとは、小口買いが優勢となって、小幅上伸する相場になった。
 12月限が9時過ぎに320.0円へ上伸して、続いて8月限が327.5円へ上伸した。10時を廻った頃に10月限が318.5円へ上伸して、11月限が319.5円へ上伸した。当限7月限が10時前に329.0円を付けた。更に11時前に9月限が320.2円を付けた。 
 しかし、上伸は長く続かず、買いが出つくすと、小口の売りが出てきてジリ安に転じた。

 きょうの上海ゴムは、下値を試したあと上伸に転じて、引けにかけて続伸して終える相場になった。
 夜間比25元安の14,625元で始まり、14,605元まで続落した。しかし、売りが出つくすのが早く反発に転じた。14,660元まで上伸したが、ここで止まってしまい、再び下値を試す展開になった。11時前に14,570元まで下げて、このまま続落を辿るのかと思わせた。しかし、売りが出つくしたのと、小口買いが入る展開になって反発に転じて14,645元、前日比75元高で午前の取引を終える相場になった。
 午後も堅調に始まって14,680元を付けたあと、14,645元へ反落した。しかし。すぐに買い優勢に転じて、再び上伸基調で推移して引け前に14,730元を付けて、前日比45元高の14,715元で終える相場になった。
 四日振りに、前日比プラス相場で終えることになったが、ひとまず『下値を見届けたか』を思わせる場面だ。

 その後のRSS3号は、下値を試す動きに転じたが五日振りに反発して終えた。
 7月限は324.0円で終えて、前日比4.3円安となって、8月限も321.0円、同1.5円安になった。9月限も317.4円を付けて317.8円、同0.1円安で終えた。
 10月限は317.0円を付けて317.5円、同1.5円高で終えた。11月限は316.9円を付けて318.5円、同2.0円高で終えた。12月限は317.9円を付けて319.6円、同2.5円高で終えた。1月限は318.7円を付けて319.4円、同1.9円高で終えた。
 7月限、8月限が安く、10月限、11月限、12月限が高くなったので、一時的に期近と期中の逆ザヤが縮小した。いまの時期としては、逆ザヤ相場になっているのは不思議な商状である。取組関係、内部要因が原因しているとみられる。

 中心限月の12月限は316.0円が始まりで320.0円が高値、315.5円が安値で、319.6円が引け。五日振りに陽線が立ったが、『下げ渋った』と感じる陽線に留まっている。320円台後半へ反発するまで「買い転換」にならないので、もう少し見ていきたい。
【オスマン】

8日(月)のRSS3号は、上海ゴム夜間安を受けた売りに安寄り後も軟調。7円前後安で終える。
2024/07/08
 前週末5日(8日分)のゴムRSS3号夜間取引は、日中取引の大幅安を受けて続落した。
 当限の7月限と、二番限の8月限は出来ず。9月限は320.7円で始まって320.5円、前日比3.4円安。出来高は2枚と薄かった。10月限は318.0円で始まって320.5円へ戻したが、同1.6円安。出来高は30枚。
 11月限は322.2円で始まって317.8円へ下げたあと321.7円へ戻して、同2.3円安。出来高は91枚。12月限は323.8円で始まって319.9円へ下げたが、320.2円へ戻して同3.9円安。出来高は79枚。1月限は320.8円の一本値終えて、前日比3.4円安。出来高は1枚と薄かった。

 5日(8日分))の上海ゴム9月限夜間取引は、日中取引の暴落を受けて続落も、下げ渋って終えた。
 日中取引の決済値は14,725元だったが、夜間取引は決済比120元安の14,605元で始まり、直後も売り優勢の展開が続いて、22時10分に14,520元まで下げた。
 さすがに突っ込み警戒人気が強まり、小口の買い戻しが入る相場になり、反発に転じた。22時50分に14,600元まで戻して、前日比140元安の14,585元で終える相場になった。
 5月16日の14,390元以来の安値水準へ突っ込んだことで、値ごろ抵抗が強まり下げ渋った。

 週明け8日のRSS3号は、上海ゴム夜間安を受けた売りに続落で始まった。
 8月限が325.4円(夜間取引は出来ずのため比較なし、気配値は328.3円)で寄り付き、10月限が前日比2.0円安の318.5円で寄り付いた。続いて11月限が同3.3円安の318.4円で寄り付き、12月限が同0.3円安の319.9円で寄り付き、1月限が同1.5円安の319.3円で寄り付いた。
 このあと10時14分に7月限が327.5円(夜間取引が出来ずのため比較なし、気配値は331.5円)で始まり、9月限が同1.7円安の318.8円で始まった。
 7月限、8月限を除く9月限、10月限、11月限、12月限、1月限は320円台を割り込んだ。

 それぞれに値が付いたあとは、売買が見送られるなか、10月限が318.9円、11月限が319.4円へ小幅反発する動きも見られたが、小口の買い戻しが出つくすと、値を崩す展開になっていった。
 きょうの上海ゴムが始まった直後に小幅反発したが、すぐに売り直される展開になったので、回復しかけたRSS3号の買い人気に水を注されたようだ。これでは反発は困難になるのは当然だろう…と思わせた。
 
 きょうの上海ゴム9月限は、軟調に始まったあと反発に転じたが、売り直された。引けにかけて下げ幅を縮小した。
 夜間比35元安の14,550元で始まった。その後、売り買いが交錯する展開になったが、買い優勢となって水準を切り上げて14,640元を付けた。だが、このあとは売り優勢に転じて14,535元まで下落して、低調な売買のなかもみ合いで推移して14,550元、前日比175元安で午前の取引を終えた。
 午後は低調に始まって14,535元まで下げたが、売りが出つくしたのか、買いが優勢になってジリジリと水準を切り上げる相場になり、引けにかけても堅調に推移して結局、前日比115元安の14,610元で終える相場になった。
 14,535元で下値を見届けたか、どうかは分からないが、ひとまず下値メドが立ちそうな相場だったと思われた。

 その後のRSS3号は、引けにかけて売られて、一段安になった。
 7月限は327.0円を付けて328.3円、前日比3.2円安。出来高は9枚と薄かった。取組高は282枚になって、前日比4枚増えた。8月限は322.5円へ下げて、前日比5.8円安になった。出来高は60枚と膨らんだ。取組高は372枚になって、同50枚減少した。
 9月限は317.0円へ下げて317.9円、同6.0円安。出来高は18枚と薄く、取組高は319枚で、同6枚減少した。10月限は316.0円へ下げて、同6.1円安になった。出来高は139枚で、取組高は706枚になって、同87枚減少した。11月限は316.3円へ下げて316.5円、同7.5円安に崩れた。出来高は170枚で、取組高は2,353枚になって、同68枚減少した。 
 12月限は317.1円の安値引けになって、同7.0円安。出来高は443枚。取組高は1,911枚で、同9枚減少した。1月限は317.5円で終えて、同6.7円安。出来高は5枚で、取組高は77枚になって同2枚増加した。

 中心限月の12月限は3日に336.0円を付けたが、きょうの安値317.1円まで18.9円下げた。
 きょうの日足線は、323.8円で始まり、この値が高値になった。317.1円の安値で終えて、6.7円幅の坊主陰線チャートになった。四日連続して陰線チャートになったが、310円台に突っ込んだことで、値ごろ抵抗が台頭するかも知れない。RSI(相体力指数)が30ポイントの後半へ下げてきたのも、目先の突っ込み警戒が強まる原因になりそうだ。
 崩れ相場になっているので、安易な値ごろ感を持ってはいけないが、6月10日の360.9円から43.8円の下げになったので、目先的には下値抵抗が強まると思う。戻りを待って、ポジションの整理を進めるようにしようと思う。
【オスマン】

5日(金)のRSS3号は、上海ゴムが大幅に下げたのを受けて暴落。もち合い圏から下放れた。
2024/07/05
 4日(5日分)のゴムRSS3号夜間取引は、上海ゴムの引け安を嫌気した売りに続落。
 7月限は340.0円で始まって342.5円へ反発したが、その後、売られて336.0円、前日比4.2円安になった。8月限は336.8円で始まり334.1円へ下げて、同3.6円安。9月限は329.0円で始まって327.09円へ下げて、同2.4円安になった。10月限は327.8円で始まって326.0円へ下げたが、328.0円へ反発して327.0円、同2.0円安。
 11月限は328.5円で始まって328.8円へ小幅高になったが、326.3円へ反落して326.7円、同3.2円安。12月限は328.3円で始まって329.5円へ上伸したが、326.4円へ反落して327.5円、同2.7円安になった。1月限は330.0円のあと330.1円を付けて327.8円、同5.3円安と崩れた。合計出来高は273枚。

 4日(5日分)の上海ゴム9月限夜間取引は、日中取引安を嫌気した売りが出て続落した。
 日中取引の決済値は15,045元だったが、夜間取引は決済比180元安の14,865元と続落して始まった。突っ込み警戒が強まって反発したが14,935元への戻りで一杯になり、その後、再び売り優勢が続き、ズルズルと下げる展開を強いられた。結局、前日比325元安の14,720元と、夜間取引としては6月19日(20日分)の14,725元以来の安値を付けた。まさか、このような暴落相場になるとは思っていなかったので、ビックリしている。5日の日中取引が心配だ。

 5日のRSS3号は、安寄りのあと下げ渋ったが、午後に上海ゴム安を嫌気した売りに一段安になった。
 7月限が夜間比0.3円安の335.7円で寄り付いた。10月限が同3.5円安の323.5円で寄り付き、11月限が同2.2円安の324.5円で寄り付いた。12月限が同2.0円安の325.5円で寄り付いた。
 9時04分に9月限が同4.9円安の323.0円で始まり、9時45分に8月限が同2.5円安の331.6円で始まった。1月限は11時11分になって夜間比4.9円安の22.9円で始まった。

 きょうの上海ゴム9月限は、手仕舞い売りが出て安値で終えた。
 夜間比5元高の14,725元で始まったが、直後に14,755元へ反発した。その後は14,740元を挟んだもみ合いで推移したが、10時過ぎに14,760元を付けたあと、ガタンと下げる展開になった。10時50分に14,580元まで下げて、ようやく売りが控えられた。しかし、反発する動きにならず、もち合って14,620元で午前の取引を終えた。
 午後も、もみ合いで始まったあと14,590元へ下げたが、直後に買い戻しが入り14,660元へ反発した。しかし反発もここまでで、引けにかけて小口売りが優勢となり、前日比465元安の14,580元で終える相場になった。
 きょうの安値で引ける相場になった。これにより15,000元後半への反発期待が吹っ飛んだ。そして14,500元台の下値を試す展開になる可能性が強まった。

 その後のRSS3号は、上海ゴム安を嫌気した売りが出て大幅続落した。
 7月限は331.5円まで下げて、前日比8.7円安になった。8月限は326.4円へ下げて328.3円、同9.4円安。9月限は321.0円へ下げて323.9円、同6.4円安になった。
 10月限は319.2円と320円台を割り込んで322.1円、同6.9円安で終えた。11月限は319,9円へ下げて324.0円、同5.9円安になった。12月限は320.2円へ下げて324.1円、同6.1円安で終えた。 1月限は321.0円へ下げて324.2円、同8.9円安で終えた。

 午後から引けにかけて出来高が増えた。きょうの出来高は1,876枚で、久しぶりに1,000枚を超えた。日中取引は1,603枚だった。 
 取組高は6,274枚となって、前日比347枚減少した。8月限が前日比51枚減少した。9月限が同78枚減少して、10月限が同75枚減少した。11月限が同218枚減少した。整理売りが出てようだ。12月限は同69枚増加した。

 中心限月の12月限は328.3円で始まり、329.5円が高値、320.2円が安値になり324.1円が引け。
 日足線は、320円台へ下放れて始まり、長い下ヒゲを引いた4円幅の陰線。13日間もみ合っていた水準から、一気に下放れて大きく下げた。まったく予想していなかった相場になったので、ショックを受けている。
 上海ゴムも『下抜け相場はないだろう』とみていたので、RSS3号ともども、下抜け相場になった。
 新たな下げ相場に発展しそうになったので、買い建玉の整理を進めることにしたいが、320円台で、もみ合うと思うので、戻りを待って建玉整理するようにしたい。狼狽して投げ急ぐのは避けておきたい。
【オスマン】

4日(木)のRSS3号は、朝高になったが、上海ゴムの急落を嫌気した売りに午後安に転じた。
2024/07/04
 3日(4日分)のゴムRSS3号夜間取引は、小口買いが優勢になって小幅高。
 7月限は340.0円で始まったあと337.8円へ下げたが、340.0円へ戻して、前日比変わらず。8月限は339.6円で始まって337.6円へ下げたが、339.0円へ戻して同変わらずで終えた。
 9月限は332.8円で始まって332.7円へ下げたが、332.9円へ戻して前日比1.7円高。10月限は330.9円で始まって330.4円へ下げたが、332.6円へ反発して331.6円、同1.0円高で終えた。
 11月限は330.2円で始まったが、332.7円へ反発して331.7円、同0.3円高。12月限は332.4円で始まって330.8円へ下げたが、333.3円へ戻して331.7円、同0.3円高で終えた。1月限〜6月限は出来ず。合計の出来高は365枚と、多くなった。

 3日(4日分)の上海ゴム9月限夜間取引は、上伸して上値を試したが、戻り売りを浴びて小幅高に留まる。
 3日の日中取引の決済値は15,045元だったが、夜間取引は15元高の15,060元で始まった。直後に15,025元へ反落したが、すぐに買い直されて15,100元へ上伸した。その後、また売られて15,055元へ反落したが、すぐに買いが入り反発に転じた。22時に15,115元高値を付けたが、この場面で売りが出て反落した。
その後、小口の売り買いにもち合いで推移して、引け前に15,065元へ下げて、前日比20元高の15,065元で終える相場になった。出来高は9万3,175枚と、10万枚台を割り込んだ。上値の重さを感じさせられた。

 RSS3号の、きょうの寄り付きは閑散だった。 
 9時に寄り付いたのは、11月限と12月限だけだった。11月限は夜間比0.3円安の331.4円で寄り付き、12月限も同0.3円安の331.4円で寄り付いた。薄い売買のなか、何とか値が付いたという状況だった。
 9時09分に8月限が夜間比1.0円安の338.0円で始まり、9時14分に9月限が同0.9円安の332.0円で始まり、10月限が同0.9円安の330.7円で始まった。
 
 その後、買い戻しが入り反発に転じる動きになった。8月限が339.1円へ反発して、1月限が333.7円へ反発した。少し時間が経過した9時55分に9月限が334.3円、10月限が332.8円、11月限が333.6円、12月限が334.5円へ小幅反発になった。
 しかし、買い戻しが出つくすと反発が止まって、小口の戻り売りが出る相場となって、ズルズル下げる展開になっていった。

 きょうの上海ゴム9月限は、朝方は堅調に推移したが、時間の経過とともに水準を切り下げた。
 夜間比20元高の15,085元で始まり、15,060へ反落したあと15,120元へ上伸した。しかし、再び売り優勢となって15,030元へ反落した。その後、再び買い優勢となって15,100元へ反発したが、このあとは戻り売り優勢の展開が続き15,050元で午前の取引を終えた。
 午後も軟調に始まりズルズルと値を下げた。引け前に14,960元まで下げて15,010元へ戻したが、引けに売り直されて14,910元、前日比135元安で終える相場になった。
 きのうまで、15,000元を維持して終える相場が続いてきたが、きょうは割り込んだ。この動きを、どのように捉えるかだが、未だ15,000元台を大きく割り込まないとみておきたい。チョットしたと反落相場とみておきたい。

 その後のRSS3号は、小口売り優勢となってズルズル値を下げた。引けは買い戻しが入り小戻した。
 8月限は336.4円へ下げて337.7円、前日比1.3円安になった。9月限は330.3円へ下げて引けたが、前日比0.9円安になった。10月限は328.8円へ下げて329.0円、同1.6円安になった。
 11月限は328.8円へ下げて329.9円、前日比1.5円安で終えた。12月限は329.3円へ下げて330.2円、前日比1.2円安になった。1月限が331.6円へ下げて333.1円、同1.7円高で終えた。

 中心限月の12月限は332.4円が始まりで高値が334.5円、安値が329.3円、引けが330.2円。
 日足チャートは2円超の上ヒゲを引き、0.9円幅の下ヒゲを引いた2円超の陰線。昨日の陰線とで二本並んだが、6日移動平均線が下値をサポートしている。しかし、この場面でモタモタしていると330円台を割り込み、下振れする可能性があるので、あした週末の相場に注目したい。
 下放れはないとみているが…。
【オスマン】

3日(水)のRSS3号は、戻り売りを浴びて反落した。上海ゴムは朝安のあと引けにかけて反発
2024/07/03
 2日(3日分)のゴムRSS3号夜間取引は、手仕舞い売りと買い戻しに、マチマチの動きになった。
 当限の7月限は346.9円で始まり347.9円へ続伸したが、手仕舞い売りを浴びて344.0円、前日比1.9円安へ反落して終えた。出来高は56枚。買い戻しと、手仕舞い売りが出たようだ。8月限は344.4円で始まり343.9円へ反落して、前日比0.4円安で終えた。
 9月限は334.7円で始まり333.5円へ下げたが、334.8円へ反発して前日比0.3円高。10月限は333.3円で始まり333.2円へ下げたが、334.8円へ反発して同1.9円高。
 11月限は333.6円で始まり333.1円へ下げたが、334.9円へ反発して前日比1.7円高。12月限は334.6円で始まり333.7円へ下げたが、その後、335.5円へ反発して334.98円、同0.8円高で終えた。1月限〜6月限は出来ず。合計出来高は183枚と薄かった。

 2日(3日分)の上海ゴム9月限の夜間取引は、高寄りしたあと上値を試したが、手仕舞い売りに伸び悩んだ。
 2日の日中取引の決済値は15,045元だったが、夜間取引は90元高の15,135元で始まった。暫く売り優勢の相場が続き15,085元まで反落したが、すぐに買い優勢に転じ15,145元へ急伸した。だが、今度は売り優勢に変わり、ガタガタと下げる展開を強いられて15,055元へ急落した。その後は売りが窄(すぼ)み、小口買いが入る展開になって、前日比25元高の15,070元で終える相場になった。出来高は9万3,911枚と薄かった。
 15,000元台を回復したので、急伸するかと見られたが、戻り抵抗を受ける相場になった。

 3日のRSS3号は、安寄りしたが買い優勢となって、午前中は堅調に推移した。
 7月限、10月限、11月限、12月限が9時に寄り付いた。7月限は夜間比0.3円高の344.3円で寄り付いた。続いて10月限が同2.9円安の331.9円で寄り付き、11月限が同2.7円安の332.2円で寄り付いた。12月限が同2.1円安の332.7円で寄り付いた。
 9時21分に9月限が夜間比1.7円高の336.5円で始まり、9時31分に8月限が0.1円高の344.0円で始まった。1月限は午前中に値が付かず、12時27分に331.4円(夜間取引が出来ず、気配値は334.0円)で始まった。

 それぞれに値が付いたあとは、小口買いが優勢となって上伸した。7月限が345.1円へ上伸したあと、11月限が335.4円へ上伸した。12月限が336.0円へ反発した。10月限も334.9円へ反発した。
 しかし、買いが出つくのが早く、出つくしたあとは戻り売りを浴びてジリ安に転じた。上海ゴムが10時を廻った頃からガタガタと崩れたのが伝わり、RSS3号は買いが窄み、手仕舞い売りが呼び込まれたようだ。

 上海ゴム9月限は、堅調に始まったあと10時過ぎに崩れた。午後に買い優勢になって、下げ幅を回復した。
 きょうは、夜間比15元安の15,055元で始まった。直後に15,035元へ続落したが、すぐに売り一巡して反発に転じた。しかし15,085元で反発が止まってしまい、10時過ぎになると小口売り優勢になって、ガタガタと崩れた。11時すぎに14,955元と15,000元台を割り込んだ。このあと買い戻しが入り14,980元へ小戻して、午前の取引を終えた。
 午後は14,975元で始まり、小戻しを入れたあと14,980元へ下げたが、これで下値を出しつくして反発に転じた。戻り売りを浴びながらも、水準を切り上げる展開になり、14時半過ぎに15,045元を回復する相場になった。
その後も買い優勢が続き、引け前に急伸して結局、前日比60元高の15,105元で終えた。
 午後になっての反発は、すこぶる強かった。この調子では、あした以降も上値を試す展開が続く可能性が強そうだ。

 その後のRSS3号は、ガタンと下げて、引けに小戻しを入れる相場になった。
 7月限は12時前に340.0円へ下げて、この値で引けた。前日比5.9円安と崩れた。8月限は12時半ごろに338.7円へ下げて339.0円、前日比5.3円安で終えた。
 9月限は12時過ぎに330.5円へ下げて331.2円、前日比3.3円安で終えた。10月限は12時半過ぎに329.6円へ下げて330.6円、同2.3円安で終えた。
 11月限は12時過ぎに330.3円へ下げて、331,4円で終えたが前日比1.8円安になった。12月限は引け前に330.6円へ下げて331.4円、同2.6円安になった。1月限は331.4円、同2.6円安になった。

 当限の7月限が340.0円、二番限の8月限が339.0円と高値圏で推移しているが、9月限が331,2円、10月限が330.6円、11月限が331.4円、12月限が331.4円と『逆ザヤ』を形成している。
夏場を迎えて逆ザヤを形成する理由はないと思うが、現実に逆ザヤを形成しているから、無視するわけにいかない。『逆ザヤ、売るべからず』と言われる。
 きょうも続伸してれば、一気に出直っていく可能性が強かったが、反落したので仕切り直しになった。しかし330円台を頑強に維持して引けているので、基調は強いとみて良かろう。
 今週の二日間、底堅く推移すれば、来週は340円台を回復する展開が期待できよう。
【オスマン】

2日(火)のゴムRSS3号は、小高く始まったあと緩んだが、上海ゴム高を受けて買い直された。
2024/07/02
 1日(2日分)のゴムRSS3号夜間取引は、小口買い優勢となって反発に転じた。
 7月限は348.9円で始まって344.7円へ反落したが、前日比0.3円高になった。8月限は346.9円で始まって347.0円を付けたが、344.3円へ反落して344.5円、前日比0.3円高になった。
 9月限は332.9円の一本値で、前日比1.3円高。10月限は330.3円で始まって329.5円へ反落したが、331.0円へ買い直されて、前日比3.2円高になった。
 11月限は330.5円で始まって329.0円へ反落したが、331.9円へ買い直されて331.5円、同3.5円高。12月限は330.2円で始まって329.5円へ反落したが、332.0円へ上伸して331.5円、同3.1円高になった。1月限は329.1円で始まって329.0円を付けたが、330.7円で終えて、同2.2円高になった。
 
 1日(2日分)の上海ゴム9月限夜間取引は、高寄りしたあと手仕舞い売りを受けて反落も、前日比小幅高で終えた。
 1日の日中取引の決済値は14,910元だったが、夜間取引は決済値比150元高の15,160元で始まった。直後に15,080元へ続伸したが、買いが途絶えてしまい、小口の売りが出て反落になった。一気に14,970元まで下げたが、売りが控えられて下げ止まった。その後は15,000元を中心のもみ合いで推移して、前日比70元高の14,980元で終える相場になった。
 15,000元へ上伸したあと反落したが、下げたところを買い直されたので、2日の日中取引に上伸期待が寄せられた。

 2日のゴムRSS3号は、買いが先行して堅調に始まった。
 8月限が夜間比0.3円安の344.2円で寄り付き、10月限が同1.3円安の329.7円で寄り付いた。11月限が同1.1円高の332.6円で寄り付き、12月限が同0.9円高の332.4円で寄り付いた。
 9時28分に1月限が同2.1円高の332.8円で始まった。9時29分に9月限が同2.3円高の335.2円で始まった。7月限は9時46分に同2.2円高の346.9円で始まった。これで7月限〜1月限に値が付いた。

 きょうの上海ゴム9月限は、堅調に始まったあとも小口買い優勢の取引が続き、ジリジリと水準を切り上げた。
 夜間比30元高の15,010元で始まり、直後に14,975元へ反落したが、その後は小口買い優勢の取引が続き、着実に水準を切り上げる展開になって、10時12分に15,065元を付けた。その後もジリ高を続けて15,095元で午前の取引を終えた。
 午後も堅調に始まり15,115元へ続伸したが、その後は手仕舞い売りが出て、反落する場面もあった。しかし、大きく下げずに15,070元で下げ止まり、押し目買いが入り引けにかけて、再びジリ高基調になった。引け前に上伸のあと、反落場面が入ったが、引けに買い直されて結局、前日比235元高の15,145元の高値引けになった。 
 15,000元を大幅に超えてきた。15,500元が戻りの抵抗ラインになるかも知れないが、上抜く可能性もあるか。

 その後のRSS3号は、10月限〜1月限が330円台を回復する反発相場になった。
 7月限は昼過ぎに347.8円へ上伸したが、14時前に344.0円へ反落して345.9円、前日比1.5円高で終えた。出来高は16枚。取組高は260枚で、前日比9枚増加した。
 8月限は午前中に344.7円を付けたが、15時前に343.5円へ反落して344.3円、前日比0.1円高。出来高は37枚。取組高は584枚で、同18枚増加した。

 9月限は10時過ぎに333.9円へ反落したが、13時前に334.5円へ小戻して、前日比2.9円高。出来高は7枚と薄かった。取組高は377枚で、同1枚減少した。
 10月限は寄りあと329.3円へ下げたが、すぐに買い直されて333.44円へ小幅高になった。その後、値付き状態が悪くなったが、332.9円で終えて前日比5.1円高になった。出来高は60枚。取組高は943枚で、同39枚減少した。

 11月限は寄り後に330.3円へ反落したが、その後はジリジリと水準を切り上げて、15時過ぎに334.4円を付けて333.2円、前日比5.2円高で終えた。出来高は266枚。取組高は2,972枚で、同36枚減少した。
 12月限は寄り後に331.6円へ反落したが、その後はジリ高で推移して、15時過ぎに334.7円を付けて334.0円、同5.6円高になった。出来高は174枚。取組高は、610枚となって、同169枚増加した。
 1月限は334.0円で終えて、前日比5.5円高になった。出来高は24枚。取組高は65枚、同42枚増加した。

 引けにかけて上伸したのは、きょうの上海ゴムが午前中から午後にかけてジリ高で推移したのを受けて、強気の買いが入ったのが原因したようだ
 上海ゴムのリズムが良くなったが、RSS3号もリズムが良くなりかけた。明日も陽線を立てて、6月25日の338.8円を上抜けば340円台回復、そして350円に挑戦する相場になるかも知れない。目先の売り急ぎは避けたい。
【オスマン】

1日(月)のRSS3号は、安寄りしたあと下値を試したが引けにかけて戻す。上海ゴムは午後高
2024/07/01
 前週末6月28日(7月1日分)のゴムRSS3号夜間取引は、マチマチの動きで終わった。
 当限7月限は出来高が43枚に膨らんで、344.8円で始まったあと342.1円へ急落して、前日比3.0円安になった。8月限は42枚の出来高で、345.0
円のあと345.1円へ小幅高になり、前日比3.1円高。
 9月限は出来ず。10月限は5枚の出来高で、328.5円のあと327.8円へ下げて328.4円、前日比0.7円高。11月限は40枚の出来高で、330.4
円のあと327.9円へ下げたが、330.0円へ戻して同2.5円高。12月限は28枚の出来高で、327.9円のあと330.8円へ上伸したが、330.6円で終えて同2.1円高になった。1月限〜6月限は出来ず。合計出来高は158枚だった。

 28日(1日分)の上海ゴム9月限の夜間取引は、買い気が弱く14,800元台へ下落した。
 28日日中取引の決済値は14,945元だったが、夜間取引は決済比60元高の15,005元で始まった。しかし直ぐに売り優勢になって下落し始めて、決済値を割り込んだ。下げが止まらす、小口の売りにズルズルと水準を切り下げる相場が続いた。22時23分に14,865元へ下げて、その後、引けにかけて小戻したが前日比90元安の14,855元で終えて、夜間終値ベースとしては、5月21日の夜間終値の14,830元以来の安で終える相場になった。
 
 週明け1日のRSS3号は、薄い売買のなか玉の出合い次第でマチマチの展開になった。
 当限の7月限が夜間比5.2円高の347.3円で寄り付いた。このあと売り優勢になって343.1円へ反落したが、引け前に買い直されて344.4円、前日比0.7円安で終えた。出来高は12枚と薄かった。取組高は251枚で、前日比変わらず。
 8月限は11時18分に夜間比0.6円安の344.5円で始まって、直後に345.1円を付けたが、すぐ後に343.9円を反落した。引け直前に344.2円へ小幅反発して、前日比2.2円高で終えた。出来高は32枚だった。取組高は566枚で、前日比2枚の増加。

 9月限は330.7円(夜間取引が出来ずのため比較なし、気配値は331.0円)で始まって、直後に328.4円へ反落した。その後、331.7円へ反発したが、値が付かない状態が続き引けに331.6円を付けて、前日比0.6円高で終えた。出来高は18枚だった。取組高は378枚で、前日比2枚増加した。
 10月限は夜間比0.4円安の328.0円で寄り付き、10時に325.5円へ下げた。その後、買い戻しが入り328.4円へ反発した。午後は小動きになったが15時に327.8円を付けて前日比0.1円高になった。出来高は140枚。取組高は982枚で、前日比89枚減少した。

 11月限は夜間比1.1円安の328.9円で寄り付いた。直ぐに329.0円を付けたが、その後、売り優勢に転じて325.6円へ下げた。その後、午後の相場は小口の売り買いが交錯してもみ合い328.0円、前日比0.5円高で終えた。出来高は254枚だった。取組高は3,008枚で、前日比171枚減少した
 中心限月の12月限は夜間比1.2円安の329.4円で寄り付いた。直後に329.6円を付けたが、その後は売り優勢となって10時に326.0円へ下げた。その後、午後は小口に売り買いにもみ合になり328.4円、前日比0.1円安で引けた。出来高は153枚だった。取組高は1,441枚で、前日比11枚増加した。
 1月限は328.3円で始まって328.5円へ小幅高になったが、前日比0.2円高で終えた。出来高は11枚。取組高は23枚で、全j地右飛9枚増加した。

 この日は7月相場のスタートだったが、積極的な売買が控えられた。
 中心限月12月限は327.9円で始まって、高値は330.8円、安値は326.0円で、引けは328.4円。2.4円幅の上ヒゲを引き2.4円幅の下ヒゲを
引いた0.5円幅の陽線。『下値値抵抗を見せた』線だが、上値にも抵抗が感じられた。依然として330円を挟んだもみ合い圏の推移になっているが、上に行くには6
月25日の引け値である335.5円を抜かねばいけない。下には6月21日引けの327.5円を更新しなければいけない。
同値圏のもみ合い相場になっているが、ガタンと下げそうな気がする…。

 きょうの上海ゴム9月限は、14,820元と直近安値で始まった、14,895元へ反発したが、すぐに売り直されて14,810元安値を付ける相場になった。そ
の後、再び戻したが14,885元で止まってしまって14,830元へ下げた。しかし、その後、売り控えられたのと、小口買いが入り反発に転じて、午前の取引を14,930元で終えた。
 午後も堅調に始まって14,990元まで一気に上伸した。直後に反落したが、今度は押し目買いが入ってくる展開になって15,005元と15,000元台を買い回復する相場になった。そして前日比65元高の15,010元で引けた。
 きょうの相場は、『下値を見届けて、用なしと分かって反発に転じた』とみられた。引け味の良さからすると、7月前半の上海ゴム相場は、反発する可能性が強まったか…。
【オスマン】

28日(金)のRSS3号は、月末事情と上海ゴム安を受けて続落。上海ゴムは三連続安になる。
2024/06/28
 27日(28日分)のゴムRSS3号夜間取引は、整理売りに急落した。
 当限の7月限は342.2円で始まって343.6円へ反発したが、前日比4.3円安で終えた。8月限は339.6円で始まって342.8円へ反発したが、前日比0.6円安になった。9月限は331.0円の一本値で、同3.1円安。
 10月限は331.4円で始まって326.9円へ急落したが、329.3円へ戻して前日比3.5円安になった。11月限は331.8円で始まって326.9円へ急落したが、330.3円へ戻して同2.5円安。12月限は332.3円で始まって326.7円へ下げたが、330.4円へ戻して同2.2円安。1月限は330.0円で始まって326.0円へ下げて、同8.7円安と大きく崩れた。

 27日(28日分)の上海ゴム9月限夜間取引は、安く始まって、もみ合ったあと引けにかけて崩れた。
 26日の日中取引の決済値は15,060元だったが、夜間取引は決済値比110元安の14.950元で始まった。直後に反発に転じて15,005元を付けたが、戻り一杯となって反落した。その後は売買が薄くなり14,900元台の後半でもみ合が続き、22時30分を廻ったころから崩れて、引け直前に14,900元台を割り込んだ。買い戻しが入って小戻したが、前日比155元安の14,905元で終える相場になった。出来高は11万弱と薄かった。

 28日のゴムRSS3号は、見送り人気が強まってマチマチの動きになったが、夜間取引の下げ幅を拡大させた。 
 10月限が夜間比0.7円高の330.0円で寄り付き、11月限が同変わらずの330.3円で寄り付いた。1月限が同3.3円高の329.3円で寄り付いた。9時に値が付いたのは、この三限月だった。
 9時02分に12月限が夜間比0.8円高の331.2円で始まり、9時04分に8月限が0.7円安の342.1円で始まった。このあと暫らく新たな限月に値が付かず、9時41分に9月限が夜間比0.9円安の330.1円始まり、当限の7月限は9時43分に同0.2円高の343.8円で始まった。

 きょうの上海ゴム9月限は、安く始まったあと反発に転じたが、買いが続かず105元安で終えた。
 夜間比20元安の14,885元で始まり、直後に14,845元へ下げた。しかし、きょうは売りが出つくすのが早く、小口買いが継続して入る相場になって、水準を切り上げた。10時06分に15,000元を付けた。
 その後に小幅反落したが、14,970元で取引が再開された。しかし売買が薄くなり、小浮動で推移した。結局、前日比50元安の15,000元で午前の取引を終えた。 
 午後も、やや売り優勢の相場が続き、14時前にガタンとせる相場になった。14,910元まで下げて売り警戒人気が強まった。このあと引けにかけて買いが入り14,970元まで戻したが、前日比105元安の14,955元で終えた。 

 昨日ときょう、二日間続けて15,000元台を割り込んで終えた。14,800元台で下値抵抗を見せながらも、15,000元台を回復することができなかった相場を、どのようにみるか…。
 軟調展開が続いているうちに、さらに上値が重くなるケースもあるので、来週早々にでも15,000元台を回復して15,400元以上へ反発することができるかどうか確かめたい。

 その後のRSS3号だが、売り買い玉の出合い次第の展開になったが、整理売りに下げ幅を拡大した。
 7月限は343.8円から347.0円へ反発したが345.1円で終えて、前日比2.8円安になった。
 8月限は345.8円へ反発したが、引けに342.0円へ急落して、同1.4円安で終えた。
 9月限は330.1円のあと331.0円へ反発したが、前日比3.1円安になった。出来高は2枚だった。
 10月限は327.5円へ下げたが、引け前に330.8円へ反発して327.7円、前日比5.1円安になった。
 11月限は寄り後に332.4円を付けたが、引けに327.5円へ急落して前日比5.3円安。出来高は306枚。
 12月限は327.9円のあと332.0円へ反発して328.5円、前日比4.1円安になった。
 1月限は329.3円のあと328.3円へ下げて、前日比6.4円安。出来高は2枚だった。

 中心限月の12月限は332.3円で始まったが、この値が高値になって、326.7円の安値を付けた。引けは328.5円になったが、三日ぶりに330円台を割り込んだ。やや長い下ヒゲを引いた4円弱の陰線。下げ渋ったが、330円台を割り込んだことで、失望人気が強まりそうだ。
 6月21日の引け値327.5円を維持しているので、『未だ崩れていない』と見ることができるが、いつ更新するか分からない。また、今週の週刊棒は327.4円が始まりで338.8円が高値、325.4円が安値で、328.5円が引けになり、上下にヒゲを引いた小幅の陽線となり『陰線』が回避された。『三連続陰線』が回避されたので、『天井打ち』確定は持ち越しになった。来週の相場に注目していきたい。
【オスマン】

27日(木)のゴムRSS3号は、夜間高を継続して上値を試したが午後に反落、上げ幅を無くした
2024/06/27
 26日(27日分)のゴムRSS3号夜間取引は、買い戻しが入って反発した。
 当限の7月限は344.7円で始まって341.7円へ下げたが、344.3円へ戻して前日比3.9円安で終えた。出来高は75枚と盛況。8月限は342.7円で始まって341.9円へ下げたが、344.2円へ戻して343.3円、同2.4円高。9月限は333.3円で始まって337.3円へ上伸して336.6円、同3.3円高。
 10月限が331.2円で始まって336.4円へ上げて335.8円、前日比3.3円高で終えた。11月限は331.8円で始まって331.1円へ下げたが、その後に336.9円へ反発して334.8円、同2.9円高。12月限は331.5円で始まって、335.6円へ反発して334.8円、同3.3円高。買い戻しが入ったようだ。出来高は260枚と、薄かった。
 
 26日(27日分)の上海ゴム9月限夜間取引は、高寄りしたあと反落したが、引けに買い直されて小幅高。
 26日の日中取引決済値は15,050元だったが、夜間取引は100元高の15,150元で始まって15,165元を付けたが、すぐに売り優勢になって急落した。ガタガタと下げて15,050元まで下げた。その後、もみ合いになったが、引けにかけて買い優勢になり前日比30元高の15,080元で終えた。出来高は13万0667枚。
 
 27日のRSS3号は、マチマチで始まったあと上伸したが、午後から引けにかけて小口売りが出て反落した。
 8月限が夜間比0.7円高の344.0円で寄り付き、11月限が同1.2円安の333.6円で寄り付いた。12月限が同0.8円安の334.0円で寄り付いた。
 9時01分に1月限が334.8円(夜間取引が出来ずのため比較なし、気配値は334.0円)で始まり、9時10分に10月限が同1.4円安の334.4円で始まった。9時22分に9月限が同2.2円高の338.4円で始まった。9時34分に7月限が夜間比2.8円高の347.1円で始まった 
 これで7月限から12月限の六限月と、1月限値に値が付いた。

 各限月に買いが入る相場になって11月限が336.7円へ上伸して、10月限が336.6円、12月限が337.2円へ上伸、7月限が348.2円へ、8月限が346.6円へ上伸する相場になった。しかし、買いが出つくすのが早く、出つくしたあとは小口売りが優勢の展開になった。
 きょうの上海ゴムが、寄り直後に反落したのが嫌気されたようだ。

 きょうの上海ゴム9月限は、午前は下げ渋っていたが、引け前に崩れて急落した。
 夜間取引と同値の15,080元で始まり、直後に15,05お元へ反落した。しかし、直ぐに買いが入り反発に転じ、ジリジリと水準を切り上げる展開になり、10時08分に15,135元高値を付けた
 だが買いが出つくして、反落する相場を強いられた。この動きが午前の取引終了近くまで続いて、11時13分に15,000元を付けることになり、引けにかけて戻したが、前日比変わらずの15,050元で午前の取引を終えた。
 午後は15,040元で始まり、もみ合いで推移した。14時11分に15,065元へ戻したが、その後、一気に崩れる展開になり、決済値(前日比)を大きく割り込む相場になった。引け前に14,920元を付けて14,925元、前日比125元安で終える相場になった。出来高は32万枚強と薄かった。 
 6月末を控えて、整理売りが出たか…。『引け味の悪さ』が、あしたの相場にどのような影響を与えるか注目したい。

 その後のRSS3号は、戻り売りが出て反落した。
 7月限は346.9円へ下げて347.9円、前日比0.3円安。出来高は33枚。取組高は241枚で前日比23枚減少した。
 8月限は343.4円へ下げたが、前日比2.5円高になった。出来高は35枚。取組高は622枚で同5枚減少した。
 9月限は334.1円へ下げたが、同0.8円高。出来高は12枚と薄かった。取組高は377枚で同7枚減少した。 
 10月限は332.6円へ下げて332.8円、同0.3円高。出来高は48枚。取組高は1,107枚で同1枚減少した。
 11月限は332.5円へ下げて332.8円、同0.9円高。出来高は146枚。取組高は3,753枚で同251枚減少した。
 12月限は332.4円へ下げて332.6円、同1.1円高。出来高は98枚。取組高は625枚で同334枚増加した。
 
 中心限月の12月限は331,5円が始まりで、337.2円が高値、331.5円が安値で、332.6円が引け。5円弱幅の上ヒゲを引いた1円幅の陽線。前日の下げに対して、売り玉買い戻しで反発したが、買い戻しが出つくすと反発を維持できなかった―という線。上値は出つくしたとみられる。しかし、330円に対する下値抵抗も感じられた。
 週末・月末を迎えて、整理色が一段と強まるか?
 今週は327.4円(中心限月)で始まったので、この値より高く終わらなければ、週刊棒で陰線を引くことになり、もし陰線になれば三週連続ということになり、『大天井打ち』が確定する。明日の相場が重要だ。
【オスマン】

26日(水)のRSS3号は、小口の売買玉の出合い次第になって反落で終える。上海ゴムも反落
2024/06/26
 25日(26日分)のゴムRSS3号夜間取引は、薄い売買のなかマチマチの動きになった。
 7月限は347.7円の一本値で、前日比2.2円安。8月限は344.9円のあと343.7円へ下げたが、前日比0.1円高になった。9月限は出来ず。10月限は335.3円のあと334.9円へ下げたが、同1.4円高になった。
 11月限は336.3円で始まり337.4円へ上げたが、335.1円下げて337.1円、前日比2.6円高になった。12月限は335.8円のあと338.0円へ上げたが、334.5円へ下げて336.0円、同0.5円高になった。

 25日(26日分)の上海ゴム9月限夜間取引は、売り優勢になって反落。
 25日日中取引の決済値は15,265元だったが、夜間取引は決済値比60元安の15,205元で始まった。暫くもみ合ったあと15,055元へガタンと下げた。その後、もみ合ったが再び売り優勢となって、22時前に15,020元へ下げた。その後、買い戻しが入り反発したが、15,085元で止まってしまい、引けにかけて下げた。14,975元と15,000元台を割込んだあと戻したが、前日比255元安の15,010元で終えた。

 26日のRSS3号は、安寄りのあと続落したが、午後に下げ幅を縮小した。
 きょうは9月限と10月限、11月限、12月限が寄り付きに値が付いた。
 9月限は333.3円(夜間取引が出来ずのため比較なし、気配値は339.7円)で寄り付いた。10月限が同2.7円安の332.2円で寄り付き、その後も売り優勢が続いて、11時に328.8円まで下げた。
 11月限が同5.3円安の331.8円で寄り付いて、その後も売り優勢が続いて、10時13分に329.1円と330円台を割り込んだ。12月限が同5.0円安の331.0円で寄り付いて、10時31分に329.1円と330円台割れに続落した。
 9時05分に7月限が夜間比1.4円安の346.3円で始まった。8月限が同2.0円安の341.7円で始まり、その後に340.9円まで下げた。

 きょうの上海ゴム9月限は、前日の夜間取引安を継続して軟調に推移したが、引けにかけて下げ幅を縮めた。
 夜間比10元安の15,000元で始まり、暫くもみ合ったあと売り優勢になって14,940元まで下落した。その後は薄い売買のなか、小口買いが優勢になってジリ安に転じ、15,015元まで反発して、午前の取引を終えた。
 午後は高く始まったが戻り売りを浴びて反落したが、すぐに売りが窄み、小口買いが優勢になって下げ幅を縮小して、前日比165元安の15,100元で終えた。
 前日比プラス圏への反発が達成できなかったが、下げ幅を縮めて終えた。前日の急反発の反動が出て格好だ。

 その後のRSS3号は、薄くなった売買のなか、小口の買い戻しが入り下げ幅を縮めた。
 7月限は346.3円から348.2円へ反発したが、前日比1.7円安になった。
 8月限が340.9円で終えて、同2.7円安になった。
9月限が333.3円の一本値で、同6.4円安になったが、出来高が1枚と薄かった。
 10月限は328.8円から332.5円へ反発して、前日比1.0円安になった。11月限は329.1円から332.7円へ反発して331.9円、同2.6円安になった・
 12月限は329.1円から332.4円へ反発して331.5円、同4.0円安になった。

 きょうの出来高は、夜間が73枚、日中が373枚、合計446枚と薄かった。週末に6月末を迎えるので、整理売買が主流になった。明日27日もポジション調整売買で、もみ合い相場になる可能性が強いか?
 中心限月の12月限は335.8円が始まりで、338.0円が高値、329.1円が安値で、331.5円が引け。
 日足チャートは上下にヒゲをはやした4円超幅の陰線。前日の陽線の範囲内で納まったが、この時点では戻りが一杯したのか、単なる押し目なのか…分からない。
 季節的にみて、ゴムの夏相場は『下げパターン』が多い。今年も下げ相場展開になるのではなかろうか。
【オスマン】

25日(火)のRSS3号は、高寄りのあと下値を試したが、上海ゴム高を好感して反発に転じた。
2024/06/25
 24日(25日分)のゴムRSS3号夜間取引は、小口買いが優勢となって小幅高。 
 当限に出世した7月限は338.0円で始まって336.9円へ下げたが、337.1円で終えて前日比1.7円安。8月限は334.1円で始まって338.2円へ急伸して、前日比3.5円高。9月限は328.2円で始まって327.5円へ下げたあと、331.9円へ急反発になり、同3.9円高で終えた。
 10月限は327.0円で始まり326.9円へ下げたが、330.6円へ急反発して同2.2円高。11月限は326.4円で始まって326.0円へ下げたが、330.0円へ反発して329.9円、同2.1円高になった。12月限は327.0円で始まって、328.2円へ反発して同1.0円高になった。合計出来高は97枚と薄かった。

 24日(25日分)の上海ゴム9月限夜間取引は、活発な買いが入って急反発。
 日中取引の決済値は14,955元だったが、夜間取引は決済値比125元高の15,080元で始まった。まとまった買いが入り続伸した。その後も好調な売買を背景に水準を切り上げて、21時49分に15,400元台に乗せた。その後もジリ高で推移して22時12分に15,475元高値を付けた。
 さすがに高値警戒人気が強まり、手仕舞い売りが出る展開になって反落した。しかし下げ幅は限定的になり、前日比435元高の15,410元で終える急反騰相場になった。
 この急反発相場が、25日の日中取引に繋がるかどうか見極めたい。

 25日のRSS3号は、高寄りのあと手仕舞い売りに反落したが、上海ゴム高を受けて買い直された。
 きょうは9月限と10月限、11月限、12月限が、9時の寄り付きに値を付けた。9月限は夜間比5.2円高の337.1円で寄り付き、10月限が同7.3円高の337.9円で寄り付いた。続いて11月限が夜間比5.7円高の335.6円寄り付き、12月限が同6.8円高の335.0円で寄り付いた。
 10時05分に8月限が夜間比7.1円高の345.1円で始まり、10時15分に7月限が同9.3円高の346.4円で始まった。

 しかし、各限に値が付いたあとは、上伸スタートを受けた売りが優勢となって、手仕舞い売りが出る展開になった。
 12月限が331.6円へ急落して、9月限が334.3円へ反落した。10月限も331.6円へ反落して、少し時間差が出来たが、11時を廻ってから11月限が331.6円へ反落するなど、『反発相場が終わったのか…』を思わせるような展開になった。

 きょうの上海ゴム9月限は、夜間高を受けて売り優勢で始まり、夜間の上げ幅を大きく崩した。
 夜間比25元安の15,385元で始まった。直後から売り優勢となって崩れた。9時半過ぎには15,200元台を割込み、10時05分に15,080元まで下げた。ようやく売りが出つくした相場になって、10時半ごろまで15,100元台のもみ合いになった。その後、買い戻しと強気の買いが入って反発に転じたが、15,225元へ戻すのが一杯の相場になって、午前の取引を終えた。
 午後の相場は、売買が薄くなり、小口の売り買いに小浮動展開になり、15,200元中心のもみ合いで推移した。引け前に上伸したが15,315元で止まってしまい、前日比335元高の15,290元で終える相場になった。
 出来高が64万枚強と増えたが、日中取引は午後になって、特に薄い売買で推移した。取組高は22万7,000枚強と高い水準を維持しているが、『先行きの波乱が拭えない』との見通しだ。

 その後のRSS3号は、売りが一巡したあと買いが入り急反発して、高値を維持して終えた。
 当限に出世した7月限は349.9円へ反発して、前日比11.1円高で終えた。出来高は17枚。取組高は262枚で前日比34枚増加した。
 8月限は347.7円へ急反発して243.6円、同8.9円高。出来高は20枚。取組高は567枚で同5枚減少。
 9月限は339.7円へ急反発して終えたが、前日比11.7円高になった。出来高は12枚と薄かった。取組高は385枚で同4枚減少した。
 10月限は339.0円へ急反発したが、引けにかけて売り直されて333.5円、同5.1円高になった。出来高は154枚。取組高は1,161枚で同4枚減少した。
 11月限は338.7円へ反発したが334.5円へ売られて、同6.7円高で終えた。出来高は742枚。取組高は4,057枚で同71枚減少した。
 12月限は338.8円へ上伸したが335.5円へ反落して、同8.3円高になった。出来高は153枚。取組高は229枚で同45枚増加した。

 中心限月の12月限は327.0円で始まり、高値は338.8円。安値は327.0円で、引けは335.5円。3円強の上ヒゲを引いた8円幅の陽線が立った。330円台のもみ合い6日目に長陽線が立って、押し目底打ちを思わせているが、340円台を超える反発相場になるかどうかを確かめたい。340円台に乗らなければ『戻り一杯』の可能性も…。
【オスマン】

24日(月)のRSS3号は、高寄り後に上値を試したが戻り売りに急落。前日比は小高く終える。
2024/06/24
 前週末21日(24日分)のゴムRSS3号夜間取引は、小口売り優勢で小安く終えた。
 当限の6月限は出来ず。7月限は336.3円で始まって340.5円、前日比3.7円高になった。8月限は333.2円で始まって334.7円、同1.0円高になった。
 9月限は326.5円で始まって327.0円へ戻したが、同1.1円安。10月限は327.7円で始まって325.4円へ下げて、327.2円へ戻して同0.3円安になった。11月限は327.4円で始まって328.5円へ上伸したが、325.4円へ反落して327.3円、前日比0.2円安になった。12月限は325.9円で始まって324.9円へ下げたが、327.6円へ反発して325.6円、前日比1.1円安になった。

 前週末21日(24日分)の上海ゴム9月限の夜間取引は、反発する動きもあったが、引けにかけて売られた。 
 21日の日中取引の決済値は15,000元だったが、夜間取引は日中比115元安の14,885元で始まった。直ぐに買いが入る相場になり反発に転じて、21時17分に14,980元を付けた。直後に14,955元へ反落したが、すぐに買い直されて21時50分に15,025元まで上伸した。
 だが、このあとは売り優勢の展開が続き、14,945元まで反落して、引けに戻したが前日比5元安の14,995元で終える相場になった。一応、15,000元台割れに、抵抗を示した相場に見えたが…。

 週明け24日のRSS3号は、堅調に始まり小幅続伸したが、戻り売りを浴びて軟調になった。
 10月限が夜間比1.0円高の328.2円で寄り付き、11月限が同1.0円高の328.3円で寄り付いた。12月限が同2.0円高の327.6円で寄り付いた。9時09分に8月限が同0.9円高の325.6円で始まった。
 このあと暫らく新たに値が付く限月がなく、10時45分に9月限が夜間比0.5円高の327.5円で始まった。7月限は10時48分に同2.9円安の337.6円で始まった。
 
 それぞれに値が付いたが、値が付いたあとは数枚の売り、買いで値が付くことになった。総じて買い優勢の相場になって10月限が329.5円へ小幅高になり、11月限が330.1円と330円台を回復した。12月限も330.5円と330円台を回復した。 
 しかし、買いが出つくしてしまうと、今度は小口の売りが出てきて、ジリ安相場を強いられる展開へ移行した。

 きょうの上海ゴムは下値を試したあと反発したが、引けにまた売られた。
 夜間比95元安の14,900元で始まった。買い優勢になって15,020元へ反発したが、すぐに売り直されて14,030元へ下げた。その後、再び買い優勢になって反発に転じ15,015元を付けた。だが10時過ぎに14,870元と14,900元台を割り込み、14,970元へ反発して午前の取引を終えた。
 午後は堅調に始まり15,015元まで上伸したが、ここで止まってしまい、引けにかけて再び急落する相場になった。引け直前に14,895元を付けて14,905元、前日比95元安で引ける相場になった。

 その後のRSS3号は、戻り売り優勢となって反落も、引けは買い直されて小幅高。
 7月限は337.6円が付いたあと337.5円へ小幅安になったが、午後に338.8円を付けた。この値が終値となって前日比2.0円高になった。
 8月限は11時過ぎに334.2円へ下げて、14時前に334.7円を付けて、前日比1.0円高で終えた。
 9月限は327.5円から327.0円へ下げたが、11時15分に329.2円へ反発して328.0円、同0.1円安で終えた。
 10月限は329.5円のあと326.3円へ急反落したが、328.4円へ戻して前日比0.9円高で終えた。
 11月限は330.1円のあと326.0円へ反落したが、引けにかけて反発して327.8円、前日比0.3円高になった。
 12月限は330.5円から325.4円へ急落して327.2円、前日比0.5円高で終えた。
 なお6月限納会だが348.4円で納まった。きょうは1枚の出来高だった。受渡枚数は356枚になり、6月限としては、多い水準になった。
 
 きょうの日中取引の出来高は972枚になり、少し増えた。合計は1,150枚と久し振りに1,000枚を超えた。
 取組高は7,056枚になって、前日比156枚減少した。このままだと7,000枚台を割込みそうだ。11月限は4,128枚になって、前日比130枚減少した。
 中心限月の11月限は327.4円が始まりで330.1円が高値、325.4円が安値で327.8円が引け。日足チャートは、上下に1円余りのヒゲを引いた0.4円幅の陽線。『十字線』に近いチャートを書いたが、「転換線」になるかどうか、明日を見極めたい。月末を控えているので整理色が強い相場になりそうだ。
 出来高の低調と、取組高が7,000枚台に減少したままなのが気がかりだ。夏場を迎えて、もうひと踏ん張りしてもらいたい。
【オスマン】

21日(金)のRSS3号は、見送り人気が強いなか週末事情と上海ゴム安を受けた売りに急落。
2024/06/21
 20日(21日分)のゴムRSS3号夜間取引は、買い戻しが入って反発。
 当限の6月限は出来ず。7月限は340.7円から340.3円へ小幅安になったが、前日比変わらず。8月限は335.8円の一本値で、同0.5円安になった。9月限は330.9円から331.5円へ反発して、同0.6円高。
 10月限は329.7円から327.6円へ下げたが、334.0円へ反発して333.0円、前日比2.7円高になった。11月限は330.5円から326.4円へ急落したが、その後に333.9円へ急反発して同3.4円高で終えた。12月限は332.8円から332.9円へ小幅高になり、同2.6円高で終えた。

 20日(21日分)の上海ゴム9月限夜間取引は、上伸のあと反落したが、引けにかけて買い直された。
 20日日中取引の決済値は15,065元だったが、夜間取引は35元高の15,100元で始まった。直後に15,145元を付けたが、その後は売り優勢の展開になって15,065元へ反落した。売買が薄くなって、反落した水準でもみ合いになり、22時過ぎ頃まで閑散小動き相場が続いた。その後、売買が薄いなかジリジリと反発になり15,125元、前日比69元高で終える相場になった。
 寄りあとの15,145元を上抜けなかったが、週末21日に反発期待を持たせた。

 21日のRSS3号は、高く始まったあと続伸したが、買いが途絶えると急落する相場になった。
 きょうの寄り付きは。超閑散としていた。9時に値が付いたのは11月限と12月限の二限月に留まった。11月限は夜間比1.0円高の334.9円で寄り付いた。12月限が1.5円高の334.4円で寄り付いた。直後に11月限が337.5円へ上伸して、12月限も336.7円へ上伸した。
 9月限が9時01分に夜間比3.5円高の335.0円で始まり、直後に336.1円へ続伸。10月限も9時01分に夜間比2.4円高の335.4円で始まり、直後に336.8円へ上伸した。9時16分に8月限が夜間比3.8円高の339.6円で始まった。6月限と7月限は午前の相場で値が付かなかった。
 値が付いたが、まとまった売買がなく1枚、2枚の極めて少ない枚数で値が付く相場が続いた。

 きょうの上海ゴム9月限は、始まった直後から売り優勢になりガタンと下げて、日中を通じて下げ相場になった。
 夜間比5元安の15,120元で始まったが、直後から売り優勢になりガタガタと値下がりした。9時45分に14,935元まで下げて、ようやく下値抵抗が強まった。しかし、それでも下げ止まる相場にならず10時52分に14,925元まで下げた。その後、売りが窄み、小口の買い戻しが入り、午前の取引が終了する前に14,965元を付けて、14,955元で午前の取引を終えた。
 午後も売り優勢で始まり14,890元まで下げた。流石に突っ込み警戒が強まり、買い戻しに反発したが14,955元で止まってしまい、その後、また売り優勢となってジリ安が続き、引け前に14,870元と、きょうの安値を付けた。引けは小戻して前日比165元安の14,900元で終えた。
 前日夜間取引の引け味が良かったので、きょうの反発相場が期待されたが、真逆の急落相場になった。そして15,000元台を割り込んで引けている。来週は月末接近事情も絡み、もう一段安を覚悟しなければいけないか…。

 その後のRSS3号は、上海ゴム安を受けた売りが出て急落した。
 6月限は346.8円の一本値で、前日比1.8円安になった。7月限も336.8円の一本値で、同3.5円安。
 8月限は332.0円へ急落して333.7円、前日比a2.6円安。9月限は328.0円へ急落して328.1円、同2.8円安になった。
 10月限は327.5円へ急落して、前日比2.8円安。11月限は327.0円へ急落して327.5円、同3.0円安。12月限は326.6へ下げて326.7円、同3.6円安になった。

 きょうの出来高は828枚。うち夜間は193枚で、日中は635枚。昨日より493枚増えた。
 取組高は7,212枚で、同123枚減少した。11月限は4,258枚で、同76枚減少した。
 中心限月の11月限は330.5円が始まりで、337.5円が高値で、326.4円が安値で、327.5円が引け。日足チャートは7円幅の上ヒゲを引き、短い下ヒゲを引いた3円幅の陰線。戻したが、値を維持することができなかった―という日足線を引いたが、週末事情もあって引けに売られた感が強いので、来週は少し戻すとみている。
 340円に接近した場面を待って、売り作戦を採っていきたい。
【オスマン】

20日(木)のRSS3号は、反発の動きを見せたが、薄い売り買いになり小浮動となって終えた。
2024/06/20
 19日(20日分)のゴムRSS3号夜間取引は、小口の買い戻しに小幅高。
 当限6月限は出来ず。7月限は337.5円で始まって340.2円へ反発して、前日比0.7円高になった。8月限は336.2円の一本値で、前日比1.2円高。9月限も332.2円の一本値で、同1.5円高になった。
 10月限は331.3円で始まって330.6円へ下げたが、333.2円へ反発して331.2円、前日比1.0円高。11月限は331.7円で始まって331.0円へ下げたが、その後、買いが入り333.2円へ反発して333.1円、前日比2.6円高で終えた。
他の限月は出来ず。出来高は合計で66枚と薄かった。

 19日(20日分)の上海ゴム9月限夜間取引は、高く始まったあと上値を試したが戻り売りを浴びた。
 19日の日中取引決済値は14,885元だったが、夜間取引は決済値比170元高の15,055元で始まった。直後に15,030元へ反落したが、すぐに買い直されて15,125元へ上伸した。しかし、この場面で買いが出つくした展開になり、その後は売り優勢の展開が続き、上げ幅を縮める展開になった。22時半過ぎに14,990元と15,000元台を割り込んだ。引けにかけて買い戻されて、前日比170元高の15,055元で終えた。
 15,000元台を回復して終えたので、明日の日中取引も反発基調を維持するか確かめたい―とする見方が囃された。

 20日のRSS3号は、見送り人気が強まって、満足に値が付かなかった。小口の買い戻しに小幅高で終えた。
 9月限と10月限、11月限の三限月が、9時の寄り付きに値を付けた。9月限は夜間比1.4円高の333.6円で寄り付き、10月限が同2.2円高の333.4円で寄り付いた。11月限は同0.1円高の333.2円で寄り付いた。9時29分に12月限が同1.6円高の332.3円で始まった。午前中に値が付いたのは前記の四限月に留まった。
 11月限が334.4円へ上伸したが、他の限月は寄り付き値、及び始まり値がきょうの高値になった。
 何とか値が付くことになったが、1枚、2枚の少量売買で値を付ける相場だった。方向感が掴めない相場で推移した。

 きょうの上海ゴム9月限は、堅調に始まったあとジリ高になって15,100元台を回復した。
 夜間比15元高の15,070元で始まり15,090元まで上伸した。しかし戻り売りを浴びて15,020元へ反落した。その後は再び買い優勢の展開になって、水準を切り上げた。その後も買い優勢の展開が続いて15,095元、前日比210元高で午前の取引を終えた。
 午後は15,120元で始まったあと戻り売りを浴びて軟調になり、15,050元へ反落した。売りが出つくすと再び上伸して引け前に15,150元を付ける相場になった。結局、前日比200元高の15,085元で終えた。
 15,100元を超ええて終えたので、目先の流れが変わったかもしれない。週末の21日の相場が堅調に推移すれば、もう一段上へ戻すかも知れない。15,400元台への反発がありそうだ。

 その後のRSS3号は、見送り人気が一段と強まって、小口の売り、買いで値が付く相場になった。
 6月限は引け間際に値が付いたが339.0円から348.6円へ急伸して、前日比1.8円高。出来高は5枚。取組高は357枚で前日比変わらず。
 7月限は340.3円で終えて、同0.8円高。出来高は7枚。取組高は235枚で同4枚増加した。
 8月限は336.3円へ上伸して、同1.3円高で終えた。出来高は4枚。取組高は573枚で、同1枚減少した。
 9月限は330.4円へ下げて330.9円、同0.2円高。出来高は10枚。取組高は397、枚で同2枚減少した。

 10月限は333.4円から330.3円へ下げて、前日比0.1円高。出来高は34枚。取組高は1,244枚で、同4枚減少した。
11月限は334.4円のあと330.1円へ反落して330.5円、同変わらず。出来高は257枚と薄かった。取組高は4,334枚で、同42枚減少した。
12月限は332.3円から330.円へ反落して、同0.4円安。出来高は15枚。取組高は162枚で、同2枚減少した。(出来高は夜間、日中の合計)

 きょうの出来高は335枚。うち夜間は66枚。日中は269枚。こうも売買が控えられては、満足に値が付かず、方向感を掴むことが出来なくなる。中国筋が見送り姿勢だったことが、売買の減少に繋がり、小浮動相場になったとみられる。
 340円近くまで戻すかも知れない。売り急ぎを避けて、間取りをじっくり待って売り直したい。
【オスマン】

19日(水)のRSS3号は、直近安値を更新する下げのあと買い戻しで反発。上海も小幅反発。
2024/06/19
 18日(19日分)の上海ゴム9月限夜間取引は、安寄りしたが買い戻しが入り反発。しかし、前日比は小幅安。
 18日の日中取引決済値は14,960元だったが、夜間取引は225元安の14,735元で始まった。直後に14,725元へ続落したが、このあと買いが入り反発に転じた。14,805元へ反発して、また売り直されたが14,750元で下げ止まり、その後は“右肩上がり”の反発になり14,800元台を回復した。引け直前にかけて買い優勢となり14,935元まで上伸した。引けに緩んだが前日比25元安の14,935元で終えて、序盤の下げ幅を大幅に縮めて終えた。出来高は16万1,420枚。14,700元台の前半まで突っ込み、警戒人気が台頭したようだ。

 18日(19日分)のゴムRSS3号夜間取引は、日中取引の続落を受けた整理売りが出て続落。
 6月限は出来ず。7月限は334.9円で始まり335.0円を付けたが333.0円へ反落して、前日比1.9円安。8月限は331.2円で始まって330.5円へ下げて、同1.5円安で終えた。
 9月限は328.5円で始まって325.7円へ下げて、前日比3.2円安。10月限は327.9円で始まり328.2円へ上げたが、324.8円へ下げて前日比3.3円安になった。
 11月限は327.8円で始まり329.4円へ上げたが、324.2円へ急落して前日比3.9円安になった。12月限は327.3円で始まり327.6円へ上げたが、326.8円へ下げて同0.1円安になった。

 19日のRSS3号は、前日夜間取引が急落していたが、高安マチマチで始まって下値を試した。
 きょうは7月限、8月限、9月限、10月限、11月限の五限月が、9時に寄り付いた。
 7月限が夜間比0.9円高の333.9円で寄り付き、8月限が同0.4円安の330.1円で寄り付いた。9月限が同0.9円高の326.6円で寄り付き、10月限が同1.2円高の326.0円で寄り付いた。11月限が同1.9円高の326.1円で寄り付いた。
 このあと6月限が338.0円(夜間取引が出来ずのため比較なし、気配値は343.0円)で始まり、12月限は10時49分に同2.0円安の324.8円で始まった。これで6月限〜12月限に値が付いた。

 このあと7月限が331.9円へ下げて、8月限が328.3円へ下げた。9月限が325.0円へ下げて、10月限が324.2円へ下げて、11月限が323.8円へ下げた。12月限は324.8円へ下げた。
 この結果、8月限の328.3円、9月限の325.0円、10月限の324.2円、11月限の323.8円、12月限の324.8円は、5月4日、5日の安値を下回った。

 きょうの上海ゴム9月限は、買い優勢の展開が続き、引けにかけて反発して終えた。
 夜間比5元安の14,930元で始まった。直後に売り優勢になって14,880元へ反落したが、すぐに買い優勢に転じて14,920元へ反発した。しかし、また売り優勢となって14,885元へ反落したが、その後に14,970元へ反発した。また売り優勢に転じて14,910元へ反落したが、その後は買い優勢が続いてジリ高になり15,010元で午前の取引を終えた。
 午後は小安く始まり14,950元へ反落したが、その後に買いが入り15,025元まで反発した。このあと暫らく売り優勢が続き14,945元まで下落した。しかし引けにかけて買い優勢となって、前日比55元高の15,015元で終える相場になった。
 15,000元台を回復して終えたが、下げ止まったとの見方は出来ない。ここ数日、大幅に続落してきたので、目先的な値ごろ抵抗が強まって、売り控えられて下げ渋ったに過ぎない。

 その後のRSS3号は、午後に上伸した水準を維持して小幅反発で終えた。
 6月限は346.8円で終えて、前日比3.8円高になった。7月限は339.5円、同4.6円高で終えた。8月限は335.0円、同3.0円高になった。9月限は331.7円へ反発して330.7円、同1.8円高で終えた。
 10月限は332.7円へ反発して330.2円、同2.1円高で終えた。11月限は333.3円へ反発して330.5円、同2.4円高になった。12月限は330.7円、同3.8円高で終えた。

 ただ、反発して終えたが、きょうの出来高は1,186枚、うち日中取引が943枚と薄く、売り控えられたとこへ小口の買い戻しが入って反発した感じの相場だったので信用できない。
 中心限月の11月限は327.8円が始まりで、333.3円が高値、323.8円が安値で、330.5円が引け。日足チャートは上下に長いヒゲを引いた3円弱幅の陽線になったが、流れが変わりそうな時に出現する線。下げ相場が止まって、目先反発するかもしれない。
 10日の360.9円高値から、きょうの安値323.8円まで37.1円下げた。日柄にして8本目になり、ひとまず注意する場面と思う。37.1円下げに対する0.382戻しは338円前後になるが、この水準まで戻しても良いか。
 ただ、買い転換するのは避けたい。あくまでも『売り』の姿勢を堅持して、戻り切るのを待って売り直す作戦。
【オスマン】

18日(火)のRSS3号は、直近安値を更新したあと売り控えられて下げ渋る。上海ゴムは軟調。
2024/06/18
 17日(18日分)のゴムRSS3号夜間取引は、売買が控えられて小動き。
 6月限は2枚の出来高で349.0円、前日比変わらず。7月限と8月限は出来ず。9月限は3枚の出来高で327.0円、同1.7円安になった。
 10月限は9枚の出来高で、327.3円のあと326.0円下げたが、327.7円へ反発して前日比0.3円安になった。11月限は65枚の出来高で、327.1円のあと325.1円へ下げたが、327.7円へ急反発して327.3円、同0.2円安。12月限は1枚の出来高で、325.2円、同4.7円安と大きく下げた。出来高は80枚。

 17日(18日分)の上海ゴム9月限夜間取引は、軟調に推移したが下げ渋った。
 17日の日中取引の決済値は15,015元だったが、夜間取引は50元安の14,965元で始まった。直後に15,010元へ反発したが、すぐに売り直されて14,935元へ下げた。その後、買いが入り15,020元へ反発したが、また売り直されて14,965元へ下げた。その後、引けにかけてもみ合いになり、前日比25元安の14,990元で終えた。出来高は12万8,282枚。15,000元は次第に重く感じる相場になってきた…。

 18日のRSS3号は、小口の整理売りに続落したが、突っ込み警戒が台頭して買い戻された。
 きょうは6月限が9時に寄り付いた。夜間比変わらずの349.0円で寄り付いた。続いて10月限が同2.3円高の330.0円で寄り付き、11月限が同1.7円高の329.0円で寄り付いた。
 このあと9時10分に12月限が夜間比2.3円高の327.5円で始まり、9時16分に7月限が334.2円(同夜間取引が出来ずのため比較なし、気配値は336.2円)で始まり、9時36分に8月限が332.5円(同333.4円)、9月限が夜間比2.2円高の329.2円で始まった。
 6月限から12月限の各限月に値が付いたが、直後に10月限が330.1円、11月限が329.9円へ小幅高になり、そのあと9月限が330.0円、8月限が332.9円へ小幅高になり、10時を廻ってから7月限が336.0円へ小幅高になった。暫く続いた下げ相場から、反発相場に転じるかと思わせたが…。しかし、小口の買い戻しが出つくすと、売り優勢となって値を下げる展開を強いられた。

 きょうの上海ゴム9月限は、小高く始まったが直ぐに売り優勢となって下げた。日中を通じて売り優勢の展開が続いた。
 夜間比35元高の15,025元で始まったが、すぐに売り優勢となって、ズルズルと値を切り下げた。10時を廻ったころに14,925元まで突っ込んだ。その後、買い戻しが入り反発に転じたが、15,000元で止まった。そして、再び売り意優勢になってガタン、ガタンと下げて午前の取引終了前に14,900元安値を付けて、80元安の14,935元で午前の取引を終えた。
 午後は14,960元と堅調に始まったが、すぐに売り優勢になって14,905元まで下げた。その後、買い戻しが入り14,945元まで反発したが、引けにかけて売られて14,890元と14,900元台を割り込んだ。引けに戻したが結局、前日比100元安の14,915元で終えた。
 下げ止まる値ごろが見えない。14,500元前後まで下げるかも知れない。

 その後のRSS3号だが、反発場面を売り直されたが、引けには買い戻されてマチマチで引けた。
 6月限は337.4円へ売られたが343.0円へ戻して、前日比6.0円安。出来高は42枚。取組高は358枚で、前日比11枚減少。
 7月限は333.4円へ下げたが334.9円で終えて、同1.3円安。出来高は18枚。取組高は255枚で、同79枚減少した。
 8月限は331.6円へ下げて322.0円、前日比1.4円安。出来高は7枚。取組高は575枚で、同3枚増加した。
 9月限は327.8円へ下げて328.9円、同0.2円高。出来高は15枚。取組高は411枚で、同3枚減少した。

 10月限は327.0円へ下げて328.1円、同0.1円高で終えた。出来高は79枚。取組高は1,303枚で、同8枚減少した。
 11月限は326.6円へ下げて328.1円、同0.6円高になった。出来高は557枚。取組高は4,515枚で、同31枚減少した。
 12月限は326.9円へ下げて、前日比3.03円安。出来高は2枚。取組高は125枚で、同1増加した。

 中心限月ベースでみると、きょうの安値325.1円は、前々週4日に付けた328.2円を下回る直近安値になった。また10月限の326.0円も、5日の327.8円を下回る直近安値になった。
 中心限月の日足チャートは、『底割れ』が示されているので、これから先は、ガタガタと崩れていくことになりそうだ。
 下げ場面では売り警戒をして、自律戻しが入れば売り直す作戦を採っていきたい。
【オスマン】

17日(月)のゴムRSS3号は、安寄り後も売り優勢が続き、引けにかけ続落。320円台へ下げる
2024/06/17
 前週末14日(17日分)のゴムRSS3号夜間取引は、日中取引安を継続して続落。
 6月限は22枚の出来高になって353.0円から347.0円へ下げて352.0円、前日比変わらず。7月限は14枚の出来高になって339.5円から340.6円へ反発したが、引けに売り直されて338.8円、同2.7円安。8月限は17枚の出来高になって、338.5円から337.5円へ下げて、前日比3.5円安。
 9月限は35枚の出来高になって、338.4円から333.0円へ下げて、同5.8円安。10月限は108枚の出来高になって、338.4円から338.5円を付けたが、その後、売られて332.0円を付けて333.0円、同5.1円安。11月限は235枚の出来高になって、338.9円から339.2円へ小幅高になったが、332.3円へ売られて333.2円、同5.1円安になった。12月限は22枚の出来高で、337.2円のあと338.2円を付けて332.9円へ続落した。333.0円で終えたが、前日比7.0円安になった。
 出来高は453枚と、よく出来た。高値から大幅に崩れていたので、整理売りが嵩んで下げた。

 14日(17日分)の上海ゴム9月限夜間取引は、日中取引の暴落を継続して続落。
 14日の日中取引決済値は15,330元だったが、夜間取引は170元安の15,160元で始まった。暫くもみ合ったが、小口の売りが優勢になり、ジリジリと水準を切り下げる展開が続いた。22時前に、少しまとまった売りが出てガタンと下げて15,100元台を割込んだ。この動きが契機となって下げ幅を拡大することになり、22時26分に14,965元へ下げた。その後、買い戻しが入り反発したが、15,045元への反発で一杯になり、再び14,965元へ下げて、前日比290元安の15,040元で終える続落相場になった。
 15,000元台を割り込んだ。ショックを受けた買い玉整理売りが出る可能性が強まった。

 週明け17日のRSS3号は、安寄りした後も整理売りが出て続落。中心限月が320円台へ下落。
 10月限と11月限の二限月が、9時に寄り付いた。10月限は夜間比0.9円安の332.1円で寄り付き、11月限が同1.2円安の332.0円で寄り付いた。9時01分に9月限が同0.9円安の332.1円で始まり、12月限が同2.2円安の330.8円で始まった。
 9時51分に6月限が同5.7円安の346.3円で始まった。このあと新たな限月に値が付かず、11時53分に8月限が同2.2円安の335.3円で始まった。7月限は午前中に値が付かず14時36分になって夜間比2.9円安の335.9円を付ける相場になった。

 きょうの上海ゴム9月限は、日中を通じて軟調に推移した。
 夜間比40元安の15,000元で寄り付いたが、9時13分に15,060元へ反発した。しかし買いが出つくすのが早く、その後は小口の売りにジリ安商状の展開になり、10時05分に14,955元を付けた。その後、反発に転じたが14,990元への戻りで一杯になった。その後は売買がガタンと減少したが、下げた時点で小幅往来相場になり、午前の相場を前日比360元安の14,970元で終えた。
 午後の相場も低調に推移した。14,945元で始まり、直後に14,995元まで戻したが15,000元台を回復することができなかった。このあと売り優勢が続き、ジリジリ値を下げる展開で推移して引け間際に14,875元安値を付けて、前日比445元安の14,885元で引けた。
 15,000元台を割り込んだ。もはや『大天井を打った相場』と見なければいけない。ガタガタと音を立てて崩れる可能性がある。安易な値ごろ感を持つことができない。

 上海ゴム軟調を受けてRSS3号は、ガタガタに崩れた。
 6月限は14時過ぎに344.9円へ下げたが、引け前に349.0円へ戻して、前日比3円安。出来高は61枚。取組高は369枚になって、前日比4枚増加した。7月限は14時49分に335.1円まで下げたが、引け前に336.2円へ戻して前日比5.3円安。出来高は4枚。取組高は334枚で、同39枚増加した。
 8月限は14時54分に332.7円へ下げて333.4円へ戻したが、前日比7.6円の大幅安。出来高は15枚。取組高は572枚で、同1枚減少した。9月限は昼前に332.7円を付けたが、15時前に328.5円へ下げて328.7円、前日比10.3円安。出来高は39枚。取組高は414枚で、同22枚減少した。

 10月限は朝に333.0円を付けたが、15時過ぎに328.0円へ下げて、この値が引け値になって前日比10.1円安と崩れた。出来高は179枚。取組高は1,311枚で、同142枚減少した。11月限は朝方に332.8円を付けたが、引け前に327.3円と下げて327.5円、同10.8円安になった。出来高は547枚。取組高は4,546枚で、同74枚減少した。12月限は朝に332.1円を付けたが14時24分に329.9円へ下げて、前日比10.1円安になった。出来高は10枚と薄かった。取組高は124枚で、同16枚増加した。

 9月限(328.5円)、10月限(328.0円)、11月限(327.3円)、12月限(329.9円)と330円台を割り込んだ。
 中心限月としての327.3円は、6月5日の328.3円、4日の328.2円以来の330円台割れになったが、先の安値を1円余り下回っているので、『底割れした』と見なければいけない。
 一気に突っ込んだので、突っ込みの反動が出るかもしれないが、出ても『買い戻しによる自律戻し』に留まると思う。
 320円という値ごろ抵抗も考えられるが、下げ止まる水準でない。夏相場に向かってダラダラ下げる展開が予想される。
【オスマン】

14日(金)のゴムRSS3号は、寄り後に下値を試して反発したが売り直された。上海ゴムは続落
2024/06/14
 13日(14日分)のゴムRSS3号夜間取引は、売り優勢になって小幅続落。
 6月限は349.0円のあと348.0円へ下げたが、350.0円へ戻して0.1円安で終えた。7月限は342.4円で終えて、同4.4円安になった。8月限は出来ず。9月限は341.5円のあと341.8円を付けたが、340.5円へ下げて同1.8円安になった。
 10月限は342.5円のあと343.1円へ上げたが、341.5円へ売り直されて同1.7円安。11月限は342.1円のあと344.0円へ反発したが、341.5円へ売り直されて同1.5円安になった。12月限は343.5円のあと342.0円へ下げて、同1.8円安で終えた。合計出来高は217枚だった。

 13日(14日分)の上海ゴム9月限夜間取引は、安寄りした後も軟調に推移して続落した。
 13日の日中取引決済値は15,550元だったが、夜間取引は決済値比140元安の15,415元で始まった。直後に15,310元へ続落したが、買い戻しが入って15,420元へ戻した。しかし、再び売り優勢の展開になって、ジリ安になって15,310元まで下げた。ようやく売りが窄(すぼ)んだところへ買い戻しが入り、反発に転じたが大きく戻せず、前日比235元安の15,320元で終わる相場になった。値ごろ抵抗が出て15,300元台で下げ止まったが…。

 週末14日のRSS3号は、引けにかけて整理売りが出て続落した。
 6月限が夜間比4.0円安の346.0円で寄り付いた。8月限が342.0円(夜間取引が出来ずのため比較なし、気配値は344.1円)で寄り付き、9月限が同2.8円安の337.7円で寄り付いた。続いて10月限が同1.6円安の339.9円で寄り付き、11月限が同1.5円安の340.0円で寄り付いた。
 9時05分に7月限が夜間比0.4円高の342.8円で始まった。12月限は10時55分に夜間比2.0円安の340.0円で始まった。

 きょうの上海ゴム9月限は、マイナス圏での推移となって、引けにかけて整理売りに一段安になった。
 夜間比5元安の15,320元で始まり15,295元へ下げたが、その後は買い戻しが入ってジリ高になった。10時10分に15,455元まで反発したが、その後、再び売り優勢となってジリ安で推移した。午前の取引終了前に15,240元まで下げて、前日比225元安の15,330元で午前の取引を終えた。
 午後は戻り売りを浴びて軟調に始まり、その後も売り優勢で推移した。14時過ぎに15,275元へ下げて、その後はもみ合ったが、引け前に整理売りが出て急落して15,210元安値を付けて、前日比315元安の15,235元で終えた。15,210元の直近安値を付けたが、下値抵抗が強まって買い戻しが入り下げ渋った。これで下値を出し切ったとは見えない。目先15,000元台割れに対する抵抗がありそうだが、下げ止まる保証はない。安易に見てはいけない。

 その後のRSS3号は、薄い売買のなか限月ごとにマチマチの動きになった。
 6月限は寄り後に344.4円を付けて、引けに352.0円へ反発して終えたが、前日比1.9円高に留まった。出来高は21枚。取組高は365枚になり、前日比67枚減少した。
 7月限は342.8円で始まったあと、なかなか値が付かなかったが12時20分に341.5円を付けて、これが終値となり前日比5.3円安になった。出来高は4枚。取組高は295枚で、同74枚増加した。
 8月限は12時20分に付けた341.0円が終わり値となり、前日比3.1円安になった。出来高は4枚。取組高は573枚で、同2枚減少した。

 9月限は寄り後に337.0円へ下げたが、引け前に340.5円へ反発して338.8円、前日比3.5円安になった。出来高は46枚。取組高は436枚で、同27枚減少した。
 10月限は14時42分に340.9円を付けたが、15時09分に338.0円へ下げて38.1円、同5.1円安になった。出来高は244枚。取組高は1,453枚で、同108枚減少した。
 11月限は11時10分に341.7円を付けて、引け前に338.1円へ下げたが338.3円で終えて、同4.7円安になった。出来高は568枚。 取組高は4,620枚で、同37枚減少した。
 12月限は340.0円の一本値で、前日比3.8円安。出来高は11枚。取組高は108枚で、同11枚増加した。

 中心限月の11月限は342.1円が始まりで344.0円が高値、338.1円が安値で338.3円が引け。2円弱の上ヒゲを引いて、0.2円の下ヒゲを引いた3.8円幅の陰線。340円台を割り込んで引けたので、買い方陣はショックを受けていると思われる。買い方が、何時まで辛抱できるか?
 ただ、当限6月限が350円前後の高値水準を維持しているので、中心限月の330円台は割安感が働くため、新規に売ってくる動きは弱まると思う。このため一時的に『逆ザヤ売るべからず』の相場になるかも知れない。
 短期方針で売るよりも、気長に戻りを売る作戦が良いと思う。
【オスマン】

13日(木)のRSS3号は、寄り後に下げて引けに戻したが大幅安で終えた。上海ゴムは急落。
2024/06/13
 12日(13日分)のゴムRSS3号夜間取引は、買い戻しが入り堅調に引けた。
 当限6月限は出来ず。7月限は352.0円、前日比5.0円高になった。8月限は349.3円で始まり351.7円へ上伸して前日比0.7高で終えた。9月限は350.3円、同0.4円高で終えた。
 10月限は350.8円で始まり348.2円へ急落したが、買い戻しが入って352.2円、前日比1.3円高で終えた。11月限は349.5円で始まり347.7円へ下げたが、その後、買い優勢となって353.5円へ反発して351.7円、同0.8円高で終えた。12月限は351.5円で始まって352.5円へ反発して、前日比2.5円高で終えた。他の限月は出来ず。合計出来高は100枚と薄かった。

 12日(13日分)の上海ゴム9月限夜間取引は、高寄りしたあと、まとまった売りに急落した。
 12日の日中取引決済値は15,595元だったが、夜間取引は310元高の15,905元で始まった。しかし直後から売り優勢の取引になって急落相場になり、21時16分に15,750元まで下げた。小戻し入れたあと再び下げ相場になり15,645まで下げた。このあと買い戻しが入ったが、買い戻しが一巡するとまた下げて、引け前に15,575元を付けて、前日比30元高の15,625元で終えた。
 15,900元で始まった相場が15,600元台割れへ下げたが、この動きは『悪く』感じた。13日の日中取引が崩れないか、少し心配だ。

 13日のゴムRSS3号は、軟調に始まったあともみ合ったが、午後になって上海ゴム安を嫌気した売りに暴落。
 きょうは8月限と9月限、10月限、11月限、12月限の五限月が9時の寄り付きに値が付いた。
 8月限は夜間比1.1円安の350.6円で寄り付き、9月限が同0.7円安の349.6円、10月限が同0.1円安の352.1円、11月限が同1.2円高の352.9円、12月限が同1.4円安の351.1円で寄り付いた。
 遅れて10時17分に6月限が349.0円(夜間取引が出来ずのため比較なし、気配値は353.2円)で始まり、10時32分に7月限が夜間比6.1円安の345.9円で始まった。

 各限が寄り付いたあとも売り優勢の相場が続き、ジリジリと水準を切り下げた。
 9月限が340.0円まで下げて、10月限が340.9円へ下げた。11月限が340.6円へ下げて、8月限が342.9円へ下げた。6月限が347.0円へ下げて、7月限が343.5円へ続落した。これらの安値は10時17分過ぎに付けた。12月限は15時08分に343.8円安値を付けた。
 9月限、10月限、11月限の三限月が、340円割れが脅かされる水準まで下げた。割れずに踏ん張ったが、『下値を見届けた』相場ではないと思うので、安易に買いを入れないようにしたい。

 きょうの上海ゴム9月限は、安寄りしたあと暴落したが、突っ込み警戒人気が台頭して下げ渋って終えた。
 夜間比45元安の15,580元で始まり、直後に15,235元まで一気に突っ込んだ。流石に突っ込み警戒が強まり、まとまった買い戻しが入り反発に転じて、15,520元へ戻した。しかし、このあとは買いが弱くなり、小口の売りが優勢になって軟調に推移し、午前の取引を15,450元で終える相場になった。
 午後は小口の買い戻しが入り反発に転じたが15,495元で止まってしまい、直後に15,365元へ下げた。引けにかけて買い戻しが入り反発に転じた。朝方の大きく下げた値幅を縮めて、前日比110元安の15,485元で終えた。
 16,000元台への反発も…と予想したが、きょうの相場を見る限り『かなり難しい』と感じさせられた。

 その後のRSS3号だが、買い戻しが入り下げ幅を縮めて終えた。
 6月限は350.1円で終えて、前日比3.1円安。7月限は346.8円、同0.2円安。8月限は344.1円で終えて、同6.9円安で終えた。
9月限は342.3円で終えて、同7.6円安。10月限は343.2円で終えて、同7.7円安。11月限は343.0円で終えて、同7.9円安。12月限は343.8円で終えて、同6.2円安になった。

 突っ込み警戒から買い戻しが入り、反発して終えた相場。
 11月限の日足チャートは349.5円が始まりで、353.5円が高値、340.6円が安値で、343.0円が引け。4円幅の長い上ヒゲを引き、2.4円幅の下ヒゲを引いた6.5円幅の陰線を引いた。昨日に反発したチャートを包み込む陰線を引いたので、下げに拍車がかかるかも知れない。
 340円台割れに対する突っ込み警戒が出ていたが、値ごろ感が通用しない下げになる可能性がある。
 もし下げ渋る展開になるとすれば330円台割れ場面であろう。ただ今度、330円台を割り込む相場になれば、失望人気が強まって『投げ崩れ相場』になると思う。高値圏の波乱相場は、6月で終了するかもしれない
【オスマン】

12日(水)のRSS3号は、序盤に下値を試したが午後高に転じた。上海ゴムも引けにかけ上伸
2024/06/12
 11日(12日分)のゴムRSS3号夜間取引は、日中取引の暴落を受けた整理売りに小幅続落。
 6月限は出来ず。7月限は2枚の出来高で346.0円を付けて346.9円、前日比3.0円安になった。8月限は17枚の出来高で、346.2円のあと345.3円へ下げて、前日比1.4円安。
 9月限は11枚の出来高で、343.2円のあと344.5円へ反発したが、343.5円で終えて同2.4円安になった。10月限は14枚の出来高で、344.6円のあと343.4円へ下げたが、345.5円へ戻して345.2円、同1.3円安で終えた。11月限は125枚の出来高になって、346.0円のあと343.6円へ下げたが、346.9円へ戻して345.3円、同1.2円安になった。12月限は1枚の出来高で、343.1円、同2.8円安で終えた。

 11日(12日分)の上海ゴム9月限夜間取引は、安寄りのあと下値を試した。 
 日中取引の決済値は15,760元と高い水準だったので、夜間取引は285元安の15,475元で始まった。しばらくもみ合って15,520元を付ける場面もあったが、直後に売りが出て15,395元まで下げた。そのあと、安園圏でもみ合って、22時25分に15,385元を付けたあと、ようやく反発に転じた。引け前に15,455元を付けたが、大きく戻すことが出来ず、前日比325元安の15,435元で終える相場になった。
 15,300元台への下げで下値抵抗が強まったが、12日の日中取引が反発するかどうか注目したい。

 12日のゴムRSS3号は、下値を試したあと買いが入り急反発に転じた。
 きょうは8月限を除く各限が、9時の寄り付きに値が付いた。6月限は346.0円(夜間取引が出来ずのため比較なし、気配値は350.1円)で寄り付いた。
 7月限が夜間比2.4円安の344.5円で寄り付き、9月限が同2.3円安の341.2円で寄り付いた。10月限が同2.2円安の343.0円寄り付き、11月限が同2.1円安の343.2円で寄り付いた。12月限が同0.3円高の323.4円で寄り付いた。8月限は9時08分に同0.3円高の345.6円で始まった。 

 寄り付いたあと9月限が341.0円へ下げて、10月限が342.0円へ下げた。11月限も342.2円へ下げたが、売りが出つくすのが早く、すぐに下げ止まった。そして今度は買いが入り出して、ジリ高に転じる相場になった。

 きょうの上海ゴム9月限は、安く始まったあとジリ高に転じ、午後も買い優勢の展開で推移して引け高になった。
 夜間比25元高の15,460元で始まり、ジリ高で推移した。9時40分過ぎに15,640元を付ける反発相場になり、戻り売りを浴びて10時半過ぎに15,520元まで反落した。しかし、その後、再び買い優勢となって上げ幅を拡大して、11時過ぎに15,720元を付けて、小反落したあと上伸して15,740元、前日比20元安で午前の取引を終えた。
 
 午後の取引は、始まった直後に15,670元へ反落したが、すぐに買い直されて14時過ぎに15,815元まで急伸した。その後は戻り売りを浴びて反落したが、引け間際に買いが強まり急反発して前日比45元高の15,805元で終える相場になった。出来高は55万8,809枚に膨らみ、取組高は23万7,136枚で、前日比6,448枚増加した。
 15,385元の安値を試したあと、15,815元高値を付けた。430元幅の急反発になったわけだが、取組高が増えているのを見ると、『単なる自律戻しではない』と見なければいけないか。再度16,000元台に挑戦する展開が入るかも知れない。

 その後のRSS3号は、上海ゴムの急反発を受けて買いが膨らみ、高値引けになる反発相場になった。
 6月限は353.2円で引けて、前日比3.1円高になった。出来高は24枚。取組高は448枚で前日比12枚減少。
 7月限は347.0円で引けたが、前日比2.9円安になった。出来高は11枚。取組高は193枚で同5枚減少。
 8月限は351.0円で終えて、同4.3円高になった。出来高は15枚。取組高は578枚で同1枚減少した。
 9月限は349.9円、同4.0円高になった。出来高は27枚。取組高は480枚で同15枚減少した。
 10月限は350.9円で終えて、同4.4円高になった。出来高は173枚。取組高は1,760枚で同20枚減少。
 11月限は350.9円で終えて、4.4円高になった。出来高は550枚。取組高は4,449枚で同27枚減少した。
 12月限は350.0円で、同4.1円高になった。出来高は27枚。取組高は68枚で同19枚増加した。

 中心限月の11月限は、346.0円が始まりで350.9円が高値、342.2円が安値で350.9円が引け。日足チャートは4円弱の下ヒゲを引いた、5円弱の陽線坊主引け。昨日は長い陰線を引いて、天井打ちを示したと思ったが、きょうの陽線で「まだ崩れないぞ」と見せ付けた。
 しかし、もう一度360円台に乗せる展開は予想できない。むしろ、『戻り売り』場を狙っていく方針が良いのではないか?350円台を売り上がろうと思うが…。
【オスマン】

11日(火)のゴムRSS3号は、『端午節』休場明けの上海ゴム急落を嫌気した売りに暴落。
2024/06/11
 10日(11日分)のゴムRSS3号夜間取引は、手仕舞い売りに小幅安になった。
 6月限は出来ず。7月限は1枚の出来高で351.7円、前日比2.7円安になった。8月限は3枚の出来高で、353.8円のあと355.8円へ反発して354.1円、同1.1円安になった。
 9月限は4枚の出来高で、354.5円のあと352.9円へ下げたが、355.0円へ戻して同1.1円安になった。10月限は22枚の出来高で、357.0円のあと354.2円へ下げて355.3円、同1.1円安になった。11月限は87枚の出来高で、356.8円のあと354.2円へ下げたが、357.0円へ戻して354.5円、同2.0円安になった。12月限は27枚の出来高で、355.8円のあと354.9円へ下げて355.0円、同1.3円安になった。
 この軟調相場が11日の相場に、どのような影響を与えるか注目された。

 きょうのゴムRSS3号は、高く始まって続伸したが、上海ゴムが急落したのを受けて暴落した。
 きょうは8月限と9月限、10月限、11月限の四限月が9時に寄り付いた。
 8月限は夜間比1.4円高の355.5円で寄り付き、9月限が同0.8円高の355.8円で寄り付いた。10月限が同2.0円高で寄り付き、11月限が同3.5円高の358.0円で寄り付いた。
 9時台はこの四限月の取引で推移したが、10時01分に7月限が同4.9円高の356.6円で始まり、10時03分に6月限が355.0円(夜間取引は出来ずのため比較なし、気配値は354.0円)で始まった。12月限は午後になって12時19分に同5.1円安の49.9円で始まった。

 『端午節』休場明けの上海ゴム9月限は、堅調に始まったが、買いが出つくすと小口売りに急落した。
 7日の決済値は15,835元だったが、端午節休場明けとなったきょうは、決済値比70元高の15,905元で始まった。直後に15,880元へ反落したが、すぐに買い優勢になり16,070元へ急伸した、しかし、また売りが出て15,935元へ急落したが、今度も買いが入って16,085元へ反発した。このまま、上値を試す展開になるのか…と期待されたが、また売りが優勢となって急落す相場になった。10時15分に15,720元まで下げた。

 10時30分に15,700元で再開されて、10時43分に15,550元まで下げた。戻したあと10時53分に15,510元まで下げた。この下げで下値抵抗が働く相場になり、その後、買い戻しが入り11時19分に15,660元まで戻して、午前の取引を15,635元で終えた。
 午後は、もち合いで再開したが、14時過ぎに15,540元まで下げて、その後買い戻しが入り14時半過ぎに15,655元まで戻したが、引けにかけて売り直されて結局、前日比300元安の15,535元で終えた。
 15,500元を下回らないか…懸念が残る。下回れば7日に付けた16,080元が天井になってしまう!?

 その後のRSS3号は、上海ゴムが急落したのを受けた売りが出て暴落した。
 6月限が10時すぎに355.2円高値を付けたが、昼前に349.0円へ反落して350.1円、前日比3.9円安で終えた。出来高は44枚だった。取組高は460枚で前日比12枚減少した。
 7月限は356.8円を付けたあと、346.9円へ急落して349.9円、同4.5円安になった。出来高は43枚。取組高は198枚で同4枚増えた。
 8月限は357.5円を付けたあと、346.7円へ急落して、前日比8.4円安で終えた。出来高は60枚、取組高は579枚で同16枚減少した。

 9月限は357.2円高値を付けたあと、343.3円へ急落して345.9円、同10.2円安になった。出来高は136枚。取組高は495枚で同68枚減少した。
 10月限は358.8円を付けたあと、344.0円へ急落して346.5円、同9.9円安になった。出来高は332枚。取組高は1,780枚で同78枚減少した。
 11月限は359.9円を付けたあと、344.7円へ急落して346.5円、同10.0円安になった。出来高は828枚。取組高は4,476枚で同2枚減少した。
 12月限は350.8円を付けたあと、345.9円へ反落して同10.4円安になった。出来高は3枚。取組高は49枚で同20枚増えた。

 上海ゴムが崩れたので、RSS3号も崩れた―という相場だったが、前週末にかけての上海ゴムの棒上げ相場は異常だったので、きょうは調整安になったと受け止められている。しかし、このような見方は危険を伴いそうだ。
 すなわち、踊らされて、飛び付いて売り買いした取り組みが、相場の流れを変えるケースが往々にしてあるので、今回も『踊らされた反動』が出る可能性が強いとみる。
 中心限月の11月限が、340円台を維持できれば大崩れに繋がらないが、割り込むと330円台割れから320円台割れへと繋がっていく可能性がある。
 また、6月に『二番天井』、もしくは『戻り天井』を付けるケースがあるので、とくに今週の流れを注視していきたい。
【オスマン】

10日(月)のRSS3号は、高寄りしたあと上値を試したが高値警戒が強まり伸び悩んで終える。
2024/06/10
 前週末7日(10日分)のゴムRSS3号夜間取引は、日中取引の暴騰相場を受けた手仕舞い売りに反落した。
 当限の6月限は3枚の出来高になって、351.0円で始まり351.3円を付けたが、349.9円へ反落して前日比1.4円安。7月限は4枚の出来高に、353.5円のあと351.1円へ下げて351.3円、同1.2円安になった。8月限は5枚の出来高で、353.9円のあと348.5円へ下げて348.6円、同5.7円安になった。 

 9月限は8枚の出来高で、354.0円で始まり354.3円へ上伸したが、348.5円へ下げて前日比5.1円安。10月限は70枚の出来高で、356.9円で始まり357.0円へ小幅高になったが、351.4円へ反落して351.6円、同3.5円安。11月限は317枚の出来高になった、357.2円で始まり358.2円へ上伸したが、351.9円へ反落して353.0円、同4.2円安。12月限は4枚の出来高で、356.0円で始まって351.5円へ反落して、前日比2.5円安になった。日中取引の暴騰相場を受けて、利食い売りが出たようだ。

 7日(10日分)の上海ゴム夜間取引は、『端午節』のため休場。来週明け10日の上海ゴム市場も端午節による休場。
 16,000元台に乗せる暴騰相場を入れてきたが、『端午節休場』が心理的な売り材料にならないか…。
 暴騰相場過程で取組高が増えてきたので、内部要因は『高値取組』になっているはず。チョットしたキッカケで相場は急反落する可能性もあるので、何時、流れが変わるか分からない。

 週明け10日のゴムRSS3号は、前週末の夜間取引の反落を受けて買いが先行した。
 9月限が夜間比6.5円高の355.0円で寄り付いた。10月限が同6.3円高の357.9円で寄り付き、11月限が同6.3円高の359.3円で寄り付いた。夜間取引で反落した値幅を、上回る寄り付きになった。
 9時10分に8月限が夜間比8.2円高の356.8円で始まった。10時05分に6月限が同4.1円高の354.0円で始まった。7月限が11時16分に夜間比3.1円高の354.4円で始まった。
 
 9月限が寄りあと357.5円まで続伸して、10月限が359.9円まで上伸した。11月限が360.9円と360円台に乗せる続伸になった。しかし、買いが出つくすのが早く、出つくしたあとは、小口の売りが出て軟調に推移した。
 きょうは上海ゴムが『端午節』で休場となっているため、内部要因主体の取引になった。

 各限の、その後の動きを振り返ってみよう。
 9時に寄り付いた9月限は、寄り後に357.5円へ上伸したあと、売りが出て11時48分に353.0円まで4.5円反落した。10月限は寄り後に359.9円へ上伸したが、12時23分に354.7円目で5.2円反落した。11月限は寄り後に360.9円を付けたあと、11時48分に355.0円へ5.9円反落した。
 8月限が始まりの356.8円から353.7円へ3.1円反落したし、12月限も357.1円の高値から、12時26分に355.2円へ1.9円幅反落した。
 高値警戒が強まって買いが控えられたのと、直近高値を更新する水準へ上げたのを受けて、手仕舞い売りが出て反落したとみられ、売りが出つくすのも早く、その後は様子見気分が強まって、小口の売り買いに小浮動する相場になった。
 
 6月限は354.0円で終えて、前日比2.7円高。出来高は13枚。取組高は472枚で、前日比9枚減少した。
 7月限は354.4円で終えて、前日比1.9円高。出来高は3枚と薄かった。取組高は194枚で、同3枚減少した。
 8月限は355.1円で終えて、前日比0.8円高。出来高は14枚。取組高は595枚で、同9枚減少した。
 9月限は356.1円で終えて、同2.5円高になった。出来高は44枚。取組高は563枚で、同21枚減少した。
 10月限は356.4円で終えて、同1.3円高。出来高は361枚。取組高は1,858枚で、同199枚減少した。
 11月限は356,5円で終えて、同0.7円安。出来高は782枚。取組高は4,478枚で、同259枚増加した。
 12月限は356.3円で終えて、同2.3円高になった。出来高は15枚。取組高は29枚で、同11枚増加した。

 中心限月の11月限は357.2円が始まり、360.9円が高値、351.9円が安値で、356.5円下引け。3.7円幅の上ヒゲを引き、4.6円幅の下ヒゲを引いた0.7円幅の陰線。『十字線』になったが、前日の長い陽線のあとに十字線が出たことは、『目先の転機』になるかも知れないので、注意する必要がある。
 ちなみに3月18日に付けた364.0円を更新するか―との見方もあったが、360円を超えたところで止まってしまい、挑戦すらできなかった。明日にでも挑戦するのかどうか分からないが、いずれにしても、この時期としての上げ相場は、『一過性に終わるケースが多い』ことを覚えておきたい。
特に中心限月の11月限は、『売り対象限月』と見られるので、直近の値動きに連れて買いを入れるのだけは避けたい。
【オスマン】

7日(金)のゴムRSS3号は、高寄りのあと緩んだが上海ゴム続騰を受けて350円台に高騰した
2024/06/07
 6日(7日分)のゴムRSS3号夜間取引は、小口の買い戻しで続伸。
6月限は3枚の出来高で、345.0円を付けて343.5円へ反落したが、前日比0.5円高で終えた。7月限は2枚の出来高で345.5円、同3.5円高になった。8月限は出来ず。9月限は7枚の出来高で344.0円を付けて343.1円、同4.8円高になった。
 10月限は61枚の出来高で、342.8円へ下げたが345.4円へ反発して344.9円、前日比3.4円高で終えた。11月限は145枚の出来高になって、343.5円を付けたあと346.7円へ反発して345.6円、同3.9円高で終えた。12月限〜5月限は出来ず。出来高は218枚。

 6日(7日分)の上海ゴム9月限夜間取引は、大幅高で始まったあとも続騰して16,000元に接近した。
 6日の決済値は15,210元だったが、夜間取引は420元高の15,630元で始まった。その後、売りが優勢になって15,565元へ反落したが、再び買い優勢になって値を上げた。22時過ぎに15,700元台に乗せて、なお続伸して23時前に15,900元台に乗せた。そして前日比680元高の15,890元で終える暴騰相場になった。
 15,000元台の壁が厚いとみていたし、週末の7日を控えて暴騰するとは予想もしなかった。大きく曲がってしまった。出来高は25万6,622枚と膨らんだ。 

 7日の上海ゴム9月限は、続騰のあと手仕舞い売りに反落したが、引けにかけ続騰して16,000元台で終えた。
 日中取引は夜間比15元高の15,905元で始まった。売り買いが交錯して波乱展開になったが、9時24分に15,980元へ上伸して16,000元に接近した。
 さすがに高値警戒人気が強まり、売り優勢となって10時過ぎに15,735元へ反落した。その後、小口買いに小戻して15,795元で終えて午前の休憩に入った。
 取引が再開された10時半に15,825元で始まったが、買い優勢が続き午前の取引を前日比725元高の15,935元で終えた。

 午後は16,010元と16,000元台に乗せて始まったが、手仕舞い売りが出て15,920元へ反落した。しかしその後、再び買い優勢になって16,045元まで上伸した。引け前に手仕舞い売りが出て緩む場面もあったが、引けにかけて再上伸して結局、前日比810元高の16,020元で終える暴騰相場になった。
 まったく予想しなかった展開になって、16,000元台に乗せてきた。『付いた値が相場』だから素直に受け止めねばいけない。だが、昨日ときょうの二日間で1,000元以上の上げになったし、16,000元台相場という高値を受けて、やはり警戒が必要と思われる。
 市場では、『タイ・ゴム産地の天候不順により、ゴム現物需給のひっ迫懸念』が上海ゴムの暴騰に繋がっている―とする見方があるが、シンがポールゴム市場では、上海ゴムのように上げていない。上海ゴム市場に『思惑の買いが入って』、今回の暴騰相場になったとみられる。慎重にみていく必要がある。

 RSS3号は、『まさか…』の相場になった。
 6月限が352.1円で始まって349.0円へ反落した。しかし、午後に買いが強まって352.8円へ反発して351.3円、前日比8.3円高の暴騰で終えた。出来高は41枚。取組高は481枚、前日比18枚減少した。
 7月限は351.8円で始まって349.1円へ反落した。午後に353.5円を付けて352.5円、同10.5円高で終えた。出来高は16枚。取組高は197枚、同66枚減少した。
 8月限は350.0円で始まり348.0円へ下げた。午後に354.4円を付けて354.3円、同13.2円高。出来高は64枚。取組高は604枚、同36枚減少した。

 9月限は348.0円で始まり346.9円へ反落した。午後に353.6円まで暴騰して、前日比15.3円高で終えた。出来高は46枚。取組高は584枚、同71枚減少した。
 10月限は349.4円で始まって348.0円へ下げた。午後に355.8円へ暴騰して355.1円、同13.6円高で終えた。出来高は656枚。取組高は2,057枚、同428枚減少した。
 11月限は349.7円で始まって348.6円へ反落した。午後に357.8円へ暴騰して357.2円、同15.5円高で終えた。出来高は1,143枚。取組高は4,219枚になって同808枚増加した。

 まさか全限が350円台に乗せて、引けるとは…。
 上海ゴム高に煽られて、売り方が踏んできた。いわゆる『踏み上げ相場になった』とみられるところであり、きょうの相場に限っては、『特に注意しなければいけない』ことになる。
 11月限は350円台で取組高を増やした。上げ相場を続けている間は文句ないが、いったん下げ出すと、増やした取組が重荷になる。上海ゴムに踊らされた暴騰相場の反動が怖い。
 なお中心限月が戻り高値を更新したが、RSI(相体力指数)は下の水準のため『逆行現象』が発生した。売りを暗示している。
【オスマン】

6日(木)のRSS3号は、軟調のあと小幅反発したが、午後になって上海ゴム高を受けて棒上げ
2024/06/06
 5日(6日分)のゴムRSS3号夜間取引は、見送られて小動き。
 6月限は1枚の出来高で336.0円、前日比0.4円高。7月限と8月限は出来ず。9月限は1枚の出来高で331.3円、同変わらずで終えた。
 10月限は22枚の出来高で332.4円で始まり333.0円へ上伸したが、売りが出て329.9円へ急落したが、前日比0.1円高の331.9円で終えた。11月限は64枚の出来高で、333.1円で始まり333.9円へ上伸したが、売りが出て329.8円へ急落して331.7円、前日比0.4円安で終えた。出来高は88枚と薄かった。

 5日(6日分)の上海ゴム9月限夜間取引は、決済値(前日比)を挟んだもみ合いになった。
 5日の決済値は15,030元だったが、夜間取引は90元高の15,120元で始まった。その後、もみ合いで推移したが、やや売り優勢の展開になって15,080元へ下げた。その後に押し目買いが入って15,050元へ反発した。
 しかし、また売り優勢となって軟調になり14,990元へ下げる場面があった。引けにかけても、もち合いで推移して前日比25元安の15,005元で終える相場になった。出来高は14万9,514枚。

 6日のゴムRSS3号は、軟調に始まったあともみ合っていたが、上海ゴムが暴騰したのを受けて急伸して終えた。
 きょうは8月限と10月限、11月限の三限月が、9時の寄り付きに値を付けた。
 8月限は334.3円(夜間取引は出来ずのため比較なし、気配値は334.4円)で寄り付いた。10月限が同0.5円安の331.44円で寄り付き、11月限が同0.1円高の331.8円で寄り付いた。
 しばらく、この三限月の取引で推移して、10時47分に6月限が夜間比変わらずの336.0円で始まり、9月限が同0.5円高の331.8円で始まった。7月限は12時01分に337.2円(同335.0円)で始まった。

 きょうの上海ゴム9月限日中取引は、もみ合で推移していたが、午後になって突然、暴騰する相場になった。
 夜間比45元高の15,050元で始まり、買い優勢が続いて15,115元へ続伸した。その後、戻り売りを浴びて15,025元へ反落したが、売りが出つくすのが早く反発に転じた。午前の取引終了前に15,135元へ反発したあともみ合ったが、引けに急伸して前日比150元高の15,180元で終える相場になった。
 午後も買い優勢となって15,295元で始まり、直後に15,445元まで棒上げした。その後、売りが出て小安くなったが15,350元で上げ止まった。引けにかけて買い戻しが入り棒上げして結局、前日比530元高の15,560元の高値引け相場になった。
 突然の急反騰相場になったが、特別な材料が囃されていなかった。日本側相場が底堅く推移していたため買い戻しが入り、そして新規の買いが誘われたのが原因したとみられる。
 きょうは15,560元高値を付けたが5月30日に付けた15,830元を更新していない。このあとの相場で更新するかどうかを確かめたい。更新できなければ『戻り天井』となってしまう。

 その後のRSS3号は、午後遅くになって棒上げした。
 6月限は335.0円へ下げていたが、引け前に買いが膨らみ343.0円へ暴騰して前日比7.4円高で終えた。出来高は16枚と薄かった。取組高は499枚になり、前日比9枚減少した。
 7月限は342.3円へ急伸して342.0円、前日比7.0円高で終えた。出来高は86枚。取組高は263枚で、同52枚増加した。
 8月限は334.2へ下げたが、午後に341.4円へ急伸して341.1円、前日比6.7円高。出来高は34枚と薄かった。取組高は640枚で同20枚減少した。

 9月限は331.7円を付けたあと339.7円へ急伸したが、338.3円で終えて同7.0円高になった。出来高は13枚。取組高は655枚で同4枚減少した。
 10月限は330.6円を付けて342.1円へ急伸した。引けは341.5円で、同9.7円高になった。出来高は293枚。取組高は2,485枚で同43枚減少した。
 中心限月の11月限は331.0円へ下げたあと342.5円へ急伸して341.7円、同9.6円高。出来高は351枚。取組高は3,411枚で、同261枚増加した。

 まさか330円台を超える反発相場はないとみていたが、9月限を除き340円台を回復して引ける相場になった。
 中心限月で見ると4日の安値328.2円から、きょうの高値342.5円まで14.3円の戻りになった。5月30日の353.4円から、きょうの安値328.2円まで25.2円の下げだったが、14.3円の戻しは57%の反発になった。一気に戻した相場であるが、あしたは週末で、きょうの急反発を続けることができるかどうかに注目したい。まさか連騰して340円台を回復するような相場にはならないだろう。
 今回の急反発場面は、手仕舞い損ねた買い玉を処理するチャンスと受け止めたい。間違っても買いを入れてはだめだ。
【オスマン】

5日(水)のRSS3号は、軟調で推移したあと上海ゴム高を受けた買いに4日振りに反発した。
2024/06/05
 4日(5日分)のゴムRSS3号夜間取引は、小幅安になった。 
 6月限は334.4円から332.8円へ下げて、前日比0.8円安で終えた。7月限は332.8円から335.7円へ上げたが、332.8円へ売り直されて同1.2円安になった。8月限は333.3円の一本値で、同1.6円高。
 9月限は329.3円の一本値で、同0.4円安になった。10月限は331.1円から328.5円へ下げたが329.0円へ戻して、同1.4円安になった。11月限は330.8円から331.5円へ上げたが、その後に328.3円へ下げて329.4円、同1.4円安になった。
12月限〜5月限は出来ず。出来高は155枚と薄かった。

 4日(5日分)の上海ゴム9月限夜間取引は、15,000元台を回復する反発に転じた。
 4日の日中取引の決済値は14,980元だったが、夜間取引は5元高の14,985元で始まり、直後に14,950元へ下げた。このまま下値を試す動きになるのか…と思われた途端に反発に転じて15,060元と15,000元台を回復した。
しかし買いが出つくすと売り優勢になり反落して、14,990元まで下げた。だが再び買いが優勢になって反発に転じて15,055元、前日比75元高で終えた。出来高は18万8,831枚だった。

 きょうの上海ゴム9月限は、序盤は下値を試す動きになったが、午後にかけて反発したが引けに緩んだ。
 15,040元で始まり、すぐに売り優勢となって反落した。9時半過ぎに14,980元まで下げて、直後に急反発に転じて15,050元を付けた。その後は、押し目買い基調の展開が続き、午前の取引終了前に15,075元を付けて、午前の取引を15,065元で終えた。 
 午後は暫くもみ合いで推移したが、14時になって急上伸して15,115元高値を付けた。しかし、これで買いが出つくした格好となって反落して、引け前に15,005元を付けて上げ幅を縮めた。このあと前日比70元高の15,050元で終えた。
 出来高は41万0421枚。取組高は20万6,699枚位となり、前日より2,602枚減少した。
 15,000元台割れに対して下値抵抗が感じられるが、三日連続暴落に対して自律作用が働いているように見えるので、安易に『下値が堅い』と思わないようにしたい。なお、3月19日の15,780元高値と、5月30日の15,830元高値とで『ダブル・トップ』が構成された日足チャートになっている。今回の反落は押し目構成ではなさそうだ!!

 きょうRSS3号は、軟調に始まって下値を試したが、午後に買い戻しが入って反発になった。
 きょうは9月限と10月限、11月限の三限月が、9時の寄り付きに値を付けた。
 9月限は夜間比1.4円安の327.9円で寄り付いた。この値が安値となって、午後にかけて反発に転じて、15時05分に331.3円を付けた。これが引け値となって前日比1.6円高になった。出来高は30枚と薄かった。取組高は659枚になって、前日比5枚減少した。
 10月限は夜間比0.2円安の328.8円で寄り付いた。10時35分に327.8円安値を付けたが、すぐに反発に転じて、午後高相場に繋がった。15時09分に332.3円を付けて331.8円、前日比1.4円高で終えた。出来高は395枚と薄かった。取組高は2,528枚になって、前日比194枚減少した。

 11月限は夜間比1.0円安の328.4円で寄り付いた。もみ合いが続いたが10時05分に328.3円安値を付けた。このあとは買い優勢となりジリ高になり、330円台を回復して15時08分に332.4円高値を付けた。引けに緩んだが前日比1.3円高の332.1円で終えた。出来高は313枚と薄かった。取組高は3,150枚になって同96枚増加した。

 6月限は9時36分に夜間比0.5円高の333.3円で始まった。11時38分に333.0円へ下げたが、午後に買われて335.6円を付けた。これが引け値となり、前日比2.0円高になった。出来高は13枚と薄かった。取組高は508枚となり、前日比9枚増加した。高い水準を続けているため、現物手持ち筋がヘッジ売りを入れてきたかもしれない。
 7月限は9時44分に夜間比0.3円高の333.1円で始まった。10時07分に332.1円へ下げたが、その後に買い直されて14時46分に335.1円を付けた。同時刻に335.0円を付けて、これが引け値となって前日比1.0円高で終えた。出来高は12枚と薄かった。取組高は211枚となり、前日比3枚減少した。

 中心限月の11月限は、330.8円が始まりで、332.4円が高値、328.3円が安値で、332.1円が引け。4円弱の下ヒゲを引き、短い上ヒゲを引いた1円超幅の陽線となった。4日振りの陽線になったが、大幅続落のあとだったので、利食い戻しが入ったとみられる。330円台割れに、下値抵抗を見せたが、単なる値ごろ抵抗とみておきたい。330円台を超える反発相場にはならないーとみているが…。
【オスマン】

4日(火)のRSS3号は、続落で始まったあと下値を試したが買い戻しに反発。引けは小安商状
2024/06/04
 3日(4日分)のゴムRSS3号夜間取引は、買い戻しが優勢になり小高く終えた。
 6月限は76枚の出来高になって340.0円へ戻したが337.0円へ売り直されて、前日比0.1円安。7月限は5枚の出来高で334.0円へ続落したが、337.5円へ戻して同2.1円高になった。8月限は6枚の出来高で338.0円から336.5円へ下げて、同0.3円安で終えた。
 9月限は72枚の出来高になって、337.3円のあと335.0円へ下げて336.1円、前日比0.1円高で終えた。10月限は8枚の出来高で、336.6円のあと339.7円へ反発したが、338.3円へ反落して同2.2円高。11月限は26枚の出来高で337.4円のあと340.5円へ反発したが、336.9円へ急落して338.0円、同1.5円高で終えた。
 12月限〜5月限は出来ず。出来高合計は193枚だった。

 3日(4日分)の上海ゴム9月限夜間取引は、手仕舞い売りが優勢となってジリ安で推移した。
 3日の日中取引の決済値は15,215元だったが、夜間取引は65元安の15,150元で始まった。直後に15,090元へ下げて、買い戻しが入り反発したが、15,140元への戻りで一杯になった。その後はガタガタと崩れて14,920元まで下げて、やっと下げ止まった。
 その後は売り買いが交錯してもみ合ったが、22時半ごろからまた崩れて引け前に14,890元安値を付けた。引けは前日比315元安の14,900元で終える続落相場になった。出来高は25万8,215枚。取組高は21万3,110枚で、前日比472枚減少した。

 4日のゴムRSS3号は、安寄りのあと続落したが買い戻しが入って反発。
 きょうは6月限、8月限、9月限、10月限、11月限の五限月が、9時の寄り付きに値を付けた。
 6月限は夜間比2.9円安の334.1円で寄り付いた。8月限が同3.5円安の333.0円で寄り付いた。9月限が同6.1円安の330.0円で寄り付き、10月限が同8.4円安の329.9円で寄り付いた。11月限は同8.5円安の329.5円で寄り付いた。9時01分に7月限が同9.2円安の328.3円で始まった。9時06分に12月限が330.7円(夜間取引が出来ずのため比較なし、気配値は339.0円)で始まった。

 各限に値が付いた直後に、安値を付ける限月が出た。6月限が329.0円へ続落したし、8月限が328.4円、9月限が326.1円、10月限が328.0円、11月限が328.2円へ続落した。
 しかし、売りが出つくすのが早く、出つくしたあとは買い戻しが入り、下げ渋る相場になった。そして、売りが途絶えるなか、反発に転じる動きになった。低迷していた上海ゴムが、反発基調を強めたのが好感されたようだ。

 上海ゴム9月限は下値を試したあと、買い戻しが入り反発に転じた。しかし前日比プラス相場には繋がらなかった。
 14,930元で始まったあと売り優勢になって14,860元まで下げた。しかし、直ぐに買いが入る展開になって反発に転じた。ただ、薄い売買のなかの反発のため、大きくは戻せなかった。午前の取引が終了する前に14,980元へ戻したところで一杯になり、午前の取引を14,960元で終えた。
 午後は軟調に始まったが、売りが途絶えると買い戻しが入って反発幅を広げた。14時半前に415,020元まで戻したが、反落したあと再び反発に転じ15.025元へ戻した。引けにかけて売り直されたが前日比210元安の15,005元で終える相場になった。決済値(15,215元)まで戻せなかったが、下値抵抗を見せた相場だった。
 出来高は50万2,467枚。取組高は20万9,306枚で、前日比4,212枚減少した。早急に15,000元台を回復できなければ、『大きな天井を打った相場』と見なければいけなくなる。注視したい。

 その後のRSS3号は、買い戻しが入って戻したが、大幅な続落で終えた。
 6月限は337.5円へ戻したが333.6円で終えて前日比3.3円安。7月限は334.9円へ戻して334.0円、同1.4円安になった。8月限は331.7円へ反発したが、前日比5.1円安と続落した。
 9月限は331.9円へ反発して329.7円と330円台を割り込んで、前日比5.3円安と続落。10月限は333.1円へ反発して330.4円、同5.7円安と大幅安になった。11月限は333.1円へ反発したが330.8円、前日比5.7円安と続落した。12月限は331.1円で終えて、同7.9円安になった。

 夜間取引、日中取引合計の出来高は1,080枚と薄かった。取組高は7,847枚で昨日より38枚減少した。うち6月限は同46枚増えて499枚になり、9月限も同13枚増えて664枚になった。10月限は同273枚減少して2,722枚になり、11月限は同211枚増加して3,054枚になった。
 中心限月の11月限は337.4円が始まりで、340.5円が高値、328.2円が安値で、330.8円が引け。きょうも上下に長いヒゲを引いた7円弱幅の陰線。きょうで三日間陰線引けが続いたが、高値で出現した『三連続陰線』は、先行きの暴落相場を暗示する。すでに高値から25円幅下げているが、これで止まるとは思えない。
 330円台割れには下値抵抗が強まるかも知れないが、330円台を割り込んでから下げ足を強めるだろう。
 下値を追って売るのは避けて、利食い戻し場面が入れば売っておきたい。なお、買い玉手持ちは、戻りを待って処分するのが賢明と思う。
【オスマン】

3日(月)のRSS3号は、安寄りして下値を試したあと午後に急反発に転じたが軟調に引ける。
2024/06/03
 前週末5月31日(6月3日分)の上海ゴム9月限夜間取引は、日中取引安を継続することになり続落した。
 日中取引の決済値は15,455元だったが、夜間取引は95元安の15,360元で始まった。直後に15,425元へ反発したが、すぐに売り直されて15,300元まで下げた。その後、再び買い戻しが入り15,385元へ反発したが、再び売り優勢になり、引け直前に15,110元まで下げて、前日比325元安の15,130元で終える続落相場になった。
 このまま15,000元台を割り込まないか心配が強まった。

 5月31日(6月3日分)のゴムRSS3号夜間取引は、小幅高になった。
 6月限は出来ず。7月限は1枚の出来高で341.1円、前日比5.8円高。8月限も出来ず。9月限は21枚の出来高で340.5円から337.2円へ急落したが、340.0円へ反発して前日比3.4円高になった。
 10月限は136枚の出来高になって、341.5円から339.4円へ急落したが、その後に342.7円へ急反発して同1.3円高になった。11月限は73枚の出来高で341.3円のあと340.0円へ下げたが、343.9円へ急反発して同2.9円高になった。12月限〜5月限は出来ず。出来高は231枚だった。

 6月3日のゴムRSS3号は、安寄りのあと下値を試したが、午後に買い戻しが入った。
 6月相場のスタートは8月限と9月限、10月限と11月限が、9時の寄り付きに値を付けた。8月限は335.1円(夜間取引が出来ずのため比較なし、気配値は337.2円)で寄り付き、9月限が夜間比5.0円安の335.0円で寄り付いた。10月限が同4.7円安の338.0円で寄り付き、11月限が同5.8円安の338.1円で寄り付いた。
 9時15分に6月限が331.1円(同340.5円)で始まり、7月限が夜間比8.7円安の332.4円で始まった。12月限は午後になって12時28分に334.6円(同334.7円)で始まった。

 それぞれに値が付いたあとも売り優勢の相場が続き、9時20分に8月限が332.5円へ突っ込み、9月限が9時37分に332.9円へ突っ込んだ。11月限が11時28分に334.6円へ突っ込み、同28分に10月限が334.6円へ突っ込んだ。しかし薄い売買のなか売りが出つくすのが早く、出つくしたあとは買い戻しと、強気の買いが入り反発に転じる動きになった。きょうの上海ゴム9月限が、軟調展開になったが下げ渋ったため、売り警戒人気が強まったとみられる。

 上海ゴム9月限は、低調な動きになったが15,000元台割れに抵抗を見せる動きになった。
 15,125元で始まり、売り買いが交錯して上げたり、下げたりして小波乱展開で推移したが、10時前に15,230元まで戻した。しかし、戻り売りを浴びてジリ安に転じ、午前の取引終了近くに15,065元まで下げて、15,080元で午前の取引を終えた。
 午後は小口の買い戻しが優勢となり反発したが、15,155元で止まって、再び下値を試す動きを強いられた。その後、引けにかけて買い戻されたが結局、前日比310元安の15,145元で終える相場になった。
 出来高は59万5,198枚で、取組高は21万3,513枚になり、前日比308枚減少した。
 15,000元に接近する水準まで下げてきたが、15,000元台を維持できるかどうか見守りたい。

 その後のRSS3号は、買い戻しが入って反発したが、引けにまた下げて終える軟調な相場になった。
 6月限は338.0円へ戻したが336.9円、前日比3.6円安で終えた。出来高は8枚。取組高は453枚。
 7月限は337.0円へ戻したが335.4円で終えて、前日比0.1円高。出来高は7枚。取組高は241枚。
 8月限は337.7円へ戻して336.8円、同0.4円安。出来高は49枚。取組高は663枚。
 9月限は337.3円へ戻して336.0円、同0.6円安。出来高は60枚、取組高は651枚。
 10月限は340.2円へ戻して336.1円、同5.3円安。出来高は285枚。取組高は2,995枚。
 11月限は340.7円へ戻したが336.5円で終えて、同4.5円安。出来高は521枚。取組高は2,843枚。
 12月限は339.0円へ戻して、前日比4.3円高になった。出来高は4枚。取組高は12枚。

 午後の反発を維持して、終えることができなかった。それだけ『弱い相場であった』と言えるか。
 中心限月の11月限は341.3円が始まりで、343.9円が高値、334.7円が安値で、336.5円が引け。上下にヒゲを引いた5円弱幅の陰線。前日の安値332,0円を割り込まなかった。10日移動平均線が下値をサポートしている。当面は330円が下値抵抗ラインになると思うが、上海ゴムが15,000元台を維持できるかに注目したい。
【オスマン】

31日(金)のRSS3号は、上海ゴムの反落と週末事情を受けて夜間の高値から20円近く急落
2024/05/31
 30日(31日分)のゴムRSS3号夜間取引は、350円台に乗せる続騰になった。
 当限の6月限は出来ず。7月限は2枚の出来高で350.1円、前日比5.5円高。8月限は16枚の出来高で349.2円から350.8円へ上伸して、同6.0円高。9月限は6枚の出来高で349.3円のあと350.4円へ上伸、前日比4.7円高。
 10月限は39枚の出来高で348.7円のあと351.8円へ上伸して350.2円、同3.8円高。11月限は50枚の出来高で348.8円のあと352.0円へ上伸して351.4円、同5.2円高。12月限は1枚の出来高で350.9円、前日比0.8円安。6月限を除き350円台相場になった。出来高は114枚と薄かった。

 30日(31日分)の上海ゴム9月限夜間取引は、序盤が高かったが、手仕舞い売りが出て急落した。
 日中取引の決済値は15,635元だったが、夜間取引は決済値比40元高の15,675元で始まった。直後も買い優勢が続いて15,730元まで続伸したが、ここで買いが出つくし、手仕舞い売りが出てきてジリ安になった。
 決済値を割り込む場面から、まとまった売りが出て、下げ幅を拡大した。引け直前に15,350元まで下げて、前日比270元安の15,365元で終える相場になった。出来高は40万3,626枚と多かった。

 週末31日のゴムRSS3号は、上海ゴム反落を受けた売りに安く始まり、その後一段安になった。
 きょうは10月限と11月限の二限月が、9時の寄り付きに値を付けた。10月限は夜間比5.3円安の344.9円で寄り付き、11月限が同5.2円安の346.2円で寄り付いた。
 9時06分に7月限が同5.8円安の344.3円で始まり、9時18分に6月限が341.0円(夜間取引が出来ずのため比較なし、気配値は344.9円)で始まった。このあと9時19分に9月限が夜間比8.5円安の341.9円で始まり、9時32分に8月限が同9.7円安の341.1円で始まった。12月限は10時18分に同12.6円安の38.3円で始まった。

 夜間取引で大幅に続伸していたので、その反動が出たかも知れないが、上海ゴムが夜間取引で急落していたため、手仕舞い売りが誘われたとみる。ただ、出来高が薄く、買いが入らなかったことが下げ幅を大きくしたようだ。
 10月限が寄り後に346,4円へ、11月限が347.1円へ反発したが、すぐに売り直された。
 各限に値が付いたあとも売り優勢の展開が続き、午後にかけて下げ幅を拡大した。上海ゴムが午前の取引終了に向けて下げ幅を拡大したことが、RSS3号の整理売りを誘ったようだ。

 上海ゴム9月限の日中取引は、売り優勢が続いて続落。一時15,195元まで下げた。
 小高く始まったが、夜間取引の急落を受けた買い戻しが入ってのもので、買い戻しが出つくすとジリ安になった。ズルズルと下げ幅を拡大して午前の取引終了前に15,195元まで下げて、前日比370元安の15,265元で午前を終えた。
 午後は買い戻しが入る相場になり小幅反発したが、15,365元への反発で止まってしまい結局、前日比285元安の15,350元で終える相場となった。出来高は71万9,371枚と膨らみ、取組高は21万3,821枚になり前日比5,224枚減少した。月末事情などを受けて、手仕舞い売りが出たようだ。今週一週間は出来高が急増したし、15,000元台後半まで暴騰した相場からして、きょうの急落で目先のリズムに変化が生じるかもしれない。注意してみていきたい。

 RSS3号は、前日夜間取引の高値から20円近く急落して、小戻して終えた。
 6月限は日中取引の始まりの341.0円から327.3円へ13.7円幅下げて340.5円、前日比4.4円安になった。出来高は18枚。取組高は518枚で、前日比17枚減少した。 
 7月限は夜間の高値350.1円から332.0円まで下げて335.3円、同9.3円安で終えた。出来高は12枚。取組高は241枚で同変わらず。
 8月限は夜間の高値350.8円から333.3円へ下げて337.2円、同7.6円安。出来高は34枚。取組高は659枚で同27枚減少した。

 9月限は夜間の高値350.4円から331.5円へ下げて326.6円、同9.1円安。出来高は155枚。取組高は657枚で、同26枚減少した。
 10月限は夜間の高値351.8円から333.4円まで下げて341.4円、同5.0円安で終えた。出来高は526枚。取組高は3,562枚で、同865枚減少した。
 11月限は夜間の高値352.0円から332.0円まで下げて341.0円、同5.2円安になった。出来高は828枚。取組高は2,165枚で同859枚増加した。
 12月限は夜間350.9円から334.7円へ下げて、前日比17.0円安。出来高は9枚。取組高は10枚で1枚増加した。

 各限が大波乱相場になった。高値から20円近く下げて5〜8円の反発を入れて終えているが、ひとまず『高値を出した』とみられるので、この反落場面を『押し目とは見ない』ようしたい。
 6月相場は、序盤は高値波乱が予想されるが、次第に売り圧力が強まり、下げパターンになっていくとみている。どこかで、売り玉を建てようと思う。
【オスマン】

30日(木)のRSS3号は、夜間高を継続して続騰のあと上げ幅を縮める。上海ゴムは一段高。
2024/05/30
 29日(30日分)のゴムRSS3号夜間取引は、買い戻しが入って大幅高になった。
 6月限は12枚の出来高で、342.3円のあと342.2円へ反落して、前日比4.4円高。7月限は1枚の出来高で341.4円、同6.0円高。8月限は33枚の出来高で、342.4円のあと342.3円へ下げたが、344.4円で終えて同6.6円高になった。
 9月限は21枚の出来高で、341.6円のあと346.7円へ上伸して前日比6.9円高になった。10月限は159枚の出来高で、344.6円のあと342.9円へ下げたが、248.0円へ上伸して同7.5円高になった。11月限は100枚の出来高で、344.5円のあと341.5円へ下げたが、348.0円へ上伸して同8.2円高になった。12月限は1枚の出来高で341.7円、同3.7円高。月末が接近したことで、売り方の買い戻しが入ったようだ。出来高は327枚。

 29日(30日分)の上海ゴム9月限の夜間取引は、日中取引の棒上げを維持して続伸。
 日中取引の決済値は15,275元だったが、夜間取引は15,635元で始まり、直後に15,740元へ続伸した。しかし高値を受けた手仕舞い売りが出て反落した。15,255元まで下げたが、そこで買い優勢となって反発に転じた。
 上げると売りが出て反落し、反落すれば買いが入って上げるという展開で推移して、引け間際に15,820元高値を付けた。その後、手仕舞い売りが出て反落したが、引けに買い直されて前日比455元高の15,730元で終える暴騰相場になった。出来高は52万7,690枚に膨らんだ。

 きょうの上海ゴム9月限日中取引は、高値戒人気が強まって、手仕舞い売りが出る相場になった。
 始まりは夜間終値の15,730元だったが、すぐに売りが出て反落した。下げては戻し、下げては戻しの展開が続いて9時42分に15,635元まで下げた。このあと買いが優勢になって反発したが15,695元で止まってしまい、その後、また売り優勢の展開になり、11時07分に15,480元安値を付けた。このあと、買いが入って戻したが、午前の取引終了時に売り直されて15,535元、前日比260元高で午前を終えた。夜間取引の高値15,820元からだと285元下げたことになる。

 午後も売り優勢が続いて13時57分に15,460元を付けたが、このあとは買い優勢になって下げ幅を縮めた。引けにかけても買い優勢が続き結局、前日比395元高の15,670元で終える相場になった。
 きょうの出来高は、なんと90万6,122枚となり、記録的な大出来高になった。売り玉の踏み(買い戻し)や買い玉の利食い売り、高値を受けた新規の売りや、まだ高値が望めるとした新規買いが交錯したとみられる。この大出来高が、目先の相場にどのような影響を与えるか見守りたい。
取組高は21万9,045枚となって、前日より、294枚減少した。買い戻しが入ったようだ。

 上海ゴムの暴騰を受けたRSS3号も、350円台に乗せる続騰相場になった。
 きょうは6月限〜11月限が9時の寄り付きに値を付けた。
6月限は344.2円寄り付き、直後に350.2円高値を付けた。その後、売りが出て344.0円へ反落したが344.9円で引けて、前日比7.1円高になった。出来高は29枚で、取組高は535枚、前日比4枚減少した。
 7月限は348.1円で寄り付いて349.8円へ上伸した。午後になって344.6円へ反落したが、前日比9.2円高の暴騰相場になった。出来高は11枚と薄かった。取組高は241枚になり、同2枚減少した。
 8月限は348.2円で寄り付き350.5円へ続伸したが、引け前に343.6円へ反落して344.8円、同7.0円高で終えた。出来高は25枚だった。取組高は686枚、同30枚減少した。

 9月限は348.9円で寄り付き351.8円へ続伸した。午後に343.6円へ反落して345.7円、前日比5.9円高で終えた。出来高は65枚。取組高は683枚、同1枚増加した。
 10月限は349.9円で寄り付いて353.8円へ続騰した。昼過ぎに345.0円へ反落して346.4円、前日比5.9円高で終えた。出来高は453枚で、取組高は4,427枚、同26枚減少した。
 11月限は349.8円で寄り付いて353.4円へ続騰した。午後に344.3円へ反落して346.2円、同6.4円高で終えた。出来高は342枚。取組高は1,306枚、同161枚増加した。

 7月限を除く限月が350円台相場を付けた。上海ゴムが15,800元台まで暴騰していることから考えると、RSS3号は『上げ足らない』感がするところだ。相場が大きく動いたにもかかわらず出来高が薄く、投機人気が沸いた気配が見受けられない。投機人気が沸騰して350円台に乗せた相場なら、高値警戒しなければいけないだろうが、人気は以外にも冷静であるため、息の長い高騰相場が続くことになりそうだ。
 
 とはいえ、この時期としての350円台相場は、どのように考えても『高過ぎる』と思う。
 『天井を打たない相場はない』と言われるが、かなり天井にと近づいてきている相場とみておく必要がありそうだ。
 明日は5月最終取引になるが、大きく利が乗って買い玉は喜んで利食いしておくのが利巧と思うが…。
【オスマン】

29日(水)のRSS3号は、反落のあと上海ゴム高を受けて反発する。上海ゴム高値で終えた。
2024/05/29
 28日(29日分)のゴムRSS3号夜間取引は、手仕舞い売りが先行して反落。
 6月限は333.0円へ下げて、前日比5.0円安。7月限は333.2円へ下げたが335.4円へ戻して同1.6円安。8月限は333.7円まで下げて336.3円、同1.4円安になった。
 9月限は333.9円へ下げたが338.5円へ戻して、同0.4円安。10月限は335.5円まで下げたが339.6円へ戻して338.5円、同0.8円安。11月限は335.2円へ下げたが、339.7円へ戻して338.4円へ戻して同0.2円安で終えた。12月限〜5月限は出来ず。出来高は242枚。
 
 28日(29日分)の上海ゴム9月限夜間取引は、日中取引の上伸を受けた手仕舞い売りが出て軟調。
 日中取引の決済値は15,270元だったが、夜間取引は決済値比50元安の15,220元で始まったが、直後に買いが入って15,320元へ反発した。しかし高値を受けた売りが出て反落、22時過ぎに15,160元へ急落した。その後、小戻してもち合いで推移、前日比55元安の15,215元で終える相場になった。
 
 きょうのゴムRSS3号は、上海ゴム高を受けて午後高相場になった。
 きょうは、5月末が接近していることで、見送り人気が強まったが、引け高相場になった。
 6月限が夜間比3.5円高の336.5円で寄り付き、9月限が同0.8円安の337.7円で寄り付いた。10月限が夜間比0.2円高の338.7円で寄り付き、11月限も同0.2円高の338.9円で寄り付いた。
 8月限が夜間比0.4円高の336.7円で始まった。7月限と12月限、1〜4月限には値が付かなかった。

 各限に値が付いたあと小口売りが出る展開になって、9月限が寄り付き比1.9円安の335.8円へ反落して、10月限が同2.2円安の336.5円へ反落した。11月限も同3.0円安の335.9円へ反落した。
 6月限と8月限は寄り付きが安値となった。しかし、下値を試したのは一時的で、その後は戻す相場になった。

 きょうの上海ゴム9月限は、軟調のあと買い優勢になり反発。午後になって上げ幅を拡大させた。
 寄り付きは15,215元だったが、直後に15,175元へ反落した。だが、すぐに買いが入り反発に転じ、10時15分に15,290元へ上伸した。その後、反落したが再び買い優勢となって反発に転じ、午前の取引終了前に15,325元高値を付けた。
 午後はいったん15,265元へ緩む場面もあったが、14時以降は活発な買いが入ってきて15,455元まで棒上げする展開となり、前日比175元高の15,445元で終える相場になった。出来高は51万5,546枚。取組高は22万7.339枚になって、前日より2,847枚増加した。きょうの反発を受けて、上伸に勢いが付きそうだ。
 
 その後のRSS3号は、上海ゴムが午後に急騰したのを受けて棒上げして終えた。
 6月限は337.8円へ上伸したが、前日比0.2円安になった。出来高は6枚と薄かった。取組高は539枚。
 7月限は出来ず。取組高は243枚。
 8月限は337.8円へ反発して、同0.1円高になった。出来高は2枚だった。取組高は716枚。
 9月限は339.8円の高値引けになって、同0.9円高。出来高は12枚と薄かった。取組高は682枚。
 10月限は340.9円と340円台を回復して340.5円、同1.2円高。出来高は239枚と薄かった。取組高は4,453枚。
 11月限は340.5円と340円台を回復したが339.8円で終えて、同1.2円高。出来高は94枚。取組高は1,145枚。

 きょうの出来高は595枚。うち夜間取引は242枚で、日中は354枚と薄かった。取組高は7,811枚で、前日比236枚増加した。
 中心限月の11月限は334.0円が始まりで340.5円が高値、335.2円が安値で339.8円が引け。短い上ヒゲ、下ヒゲを引いた4円弱の陽線。昨日の高値343.8円を上抜けなかったが、強い線が続いているので基調の変化には心配はいらないか。
 今週は月末を迎える週のため大きく動かないと思うが、利食い意外に売らないようにしたい。基調に変化がないとみてよさそうだ。
【オスマン】

28日(火)のゴムRSS3号は、上海ゴム高を受けて340円に乗せたが手仕舞い売りに伸び悩む
2024/05/28
 27日(28日分)のゴムRSS3号夜間取引は、売り買いが交錯して高、安マチマチになった。 
 当限に出世した6月限は328.3円で始まったあと327.3へ下げたが、330.6円へ反発して329.0円、前日比1.0円安になった。7月限は330.0円で始まって329.8円へ下げて329.9円、同0.9円安になった。8月限は333.4円で始まって334.0円へ上伸したが、330.0円へ反落して332.6円、同1.6円高になった。
 9月限は331.8円で始まり330.6円へ下げたが、332.1円へ反発したあと331.0円下げて、前日比3.4円安。10月限は335.0円で始まり331.2円へ下げたが、335.8円へ急反発して、同0.9円高になった。中心限月の11月限は334.0円で始まり335.3円へ上げたが、331.1円へ反落して324.0円、同0.6円高になった。出来高は306枚と出来ていた。

 27日(28日分)の上海ゴム9月限夜間取引は、小幅高になった。
 27日に中取引の決済値は14,990元だったが、夜間取引は決済値比30元高の15,020元で始まった。直後に14,995元へ反落したが、すぐに小口買いが優勢になり、ジリ高で推移する相場になった。途中で15,090元高値を付けたが、その後は伸び悩み前日比70元高の15,060元で終えた。

 きょうのゴムRSS3号は、上海ゴム急伸を受けた買いに340円台へ続伸した。
 10月限が夜間比0.9円高の336.7円で寄り付き、11月限が同2.2円高の336.2円高で寄り付いた。9時02分に9月限が同6.1円高の337.1円で始また。暫く、この三限月の取引が続いた。
 10時34分に6月限が同4.3円高の333.3円で始まり、11時40分に8月限が同0.1円安の332.5円で始まった。活発な売買が控えられて、様子見気分が強い市場になっていた。

 9月限が、値が付いた直後に332.6円まで反落して、10月限も333.8円まで下げて、11月限が333.4円へ下げた。しかし、売りが出つくすのが早く、売り一巡後は小口買いが入り堅調に推移した。
 月末を控えているためか、売買が控えられて、小動きで推移する相場になった。

 きょうの上海ゴム9月限は、序盤は堅調に推移していたが、10時を廻って売買を伴った暴騰相場になった。
 寄り後は15,000元台で堅調に推移していたが、10時前頃から買いが活発に入る展開になり、10時を廻るとさらにまとまった買いが入り出して、一気に棒上げする相場になった。一時15,565元高値まで暴騰する相場になった。
 流石に棒上げした反動が出て、急反落する展開になったが、それでも前日比185元高の15,175元で終えた。3月19日に15,780元(当時は5月限)高値を付けていたが、この高値以来の水準へ棒上げしたことになる。
 きょうの出来高は75万3,492枚と、3月19日以来の高水準になった。取組高は22万4,492枚になり、前日比1,545枚減少した。買い戻しがかなり入ったようだ。

 上海ゴム暴騰を受けてRSS3号も、暴騰した。
 6月限が14時半に338.0円を付けて、これが終わりになり前日比8.0円高になった。7月限は340.0円を付けて337.0円、同6.2円高になった。8月限は340.4円を付けて337.7円、同6.7円高になった。
 9月限が342.3円を付けて338.9円、同4.5円高になった。10月限は343.8円を付けて339.3円、同4.4円高になった。11月限は343.6円を付けて338.6円、同5.2円高になった。

 出来高は2,412枚と急増した。うち日中は2,106枚。10月限は4,425枚になって、前日比212枚減少した。11月限は928枚になって、同411枚増加した。
 中心限月の11月限は、334.0円が始まりで、343.6円が高値、331.1円が安値で、338.6円が引け。長い上ヒゲ、長い下ヒゲを引いた4円超幅に陽線が立った。340円台に乗せて、目先的な高値警戒が強まったようだが、相場に勢いが付いているので、『踏み上げる』まで天井を打たないだろう。
 しかし、この時期としての340円台は、常識的に考えても『高すぎる』ので、用心しながらの強気姿勢で対処していきたい。
【オスマン】

27日(月)のRSS3号は、午前の終わりに下値を試した。午後に持ち直して引け高に繋がる。
2024/05/27
 前週末24日(27日分)のゴムRSS3号夜間取引は、日中取引の上伸を受けた手仕舞い売りに反落した。
 当限の5月限は出来ず。6月限は23枚の出来高で、325.6円から325.5円へ下げて、前日比3.5円安になった。7月限は28枚の出来高で、330.2円から327.2円へ下げて、同1.5円安。8月限は2枚の出来高で、330.0円から328.3円へ下げて、同1.7円安になった。
 9月限は7枚の出来高で、328.6円から328.1円へ下げて、330.6円反発したが同1.4円安。10月限は49枚の出来高で、330.円のあと328.6円へ下げたが、331.0円へ反発して同0.3円安で終えた。11月限は17枚の出来高で、330.8円から328.9円へ下げて329.0円、同1.6円安になった。
 日中取引で各限が急反発していたので、手仕舞い売りが出たとみられる。合計出来高は127枚に留まった。

 24日(27日分)の上海ゴム9月限夜間取引は、手仕舞い売りが優勢となって小安く推移した。 
 24日日中取引の決済値は15,030元だったが、夜間取引は10元安の15,010元で始まった。直後に14,995元へ続落したが、すぐに持ち直して15,030元へ反発した。しかし、反発はここまでで、その後は売り優勢の展開が続き14,980元へ下げた。その後は戻しても売られる展開が続いて結局、前日比60元安の14,970元で終えた。15,000元台が重く感じられた。来週の相場を見守りたい。
 
 週明け27日のゴムRSS3号は、夜間比小高く始まった。
 きょうは8月限と9月限、10月限と11月の四限月が、9時の寄り付きに値が付いた。
 8月限が夜間比2.3円高の330.6円で寄り付き、9月限が同0.4円高の331.0円で寄り付いた。10月限が同1.7円高の332.7円で寄り付き、11月限が同3.4円高の332.4円で寄り付いた。
 9時44分に7月限が同1.2円高の328.4円で始まった。このあと暫らく新たな限月に値が付かず10時42分に6月限が同3.6円高の329.1円で始まった。5月限は午前に値が付かず14時58分に329.5円(夜間取引で値が付かず比較なし、気配値は329.0円)で始まった。

 高く始まったのを受けて、手仕舞い売りが出る展開になり急落する動きになった。
 6月限が325.5円まで下げて、始まりから3.6円安になった。7月限が324.6円へ下げて同3.8円安になった。8月限が326.2円へ下げて、同4.4円安になった。9月限は327.3円へ下げて、同3.7円安になり、10月限が326.9円へ下げて、同5.8円安になった。11月限は326.3円へ下げて、同6.1円安になった。
 上海ゴムが反発して始まったが、10時過ぎ頃から大幅に下げたのを受けて、嫌気売りが出たようだ。

 上海ゴム9月限は、夜間比堅調に始まった直後に15,110元まで上伸したが、その後は高値もち合いになった。
 そして次第に上値が重くなり、手仕舞い売りが出てくる展開になって、11時前に14,905元まで下げた。その後、小戻しを入れて14,935元、前日比95元安で午前の取引を終えた。
 午後も、始まった直後に14,875元まで下げる相場になったが、14,900元台を割り込んだことで突っ込み警戒が台頭して、買い戻しと強気の買いが入り反発に転じた。14,985元まで戻して14,965元、前日比65元安で終える相場になった。15,000元台の重さを見せ付けられた感じだが…。だが『15,000元天井』は感じられない。

 RSS3号は、上海ゴムが軟調だったが、その動きを織り込んで、引けにかけて急反発した。
 5月限が329.5円の一本値で終わったが、前日比0.5円高。出来高は10枚。この値が納会値になり、受渡枚数は415枚と多かった。
 6月限は330.0円へ反発して、前日比1.0円高。7月限は331.6円へ反発して330.8円、同2.1円高で終えた。8月限は332.0円へ反発して331.0円、同1.0円高で終えた。
 9月限は334.4円へ反発して、同2.4円高。10月限は335.0円へ反発して、334.9円、同3.6円高で終えた。11月限は334.4円で終えて、同2.8円高になった。

 きょうの出来高は1,040枚。うち日中は913枚だった。取組高は7,915枚で、前日比17枚減少した。 
 中心限月の10月限は330.2円が始まりで、335.0円が高値、326.9円が安値で、334.9円が引け。少し長い下ヒゲを引き、短い上ヒゲを引いた5円弱幅の陽線。前週末24日の高値336.6円を抜けなかったが、長い下ヒゲを引き、ほぼ高値引けになったので強い線。
340円台に挑戦する動きになるかも知れない。弱気は出来ない。
【オスマン】

24日(金)のゴムRSS3号は、上海ゴム高を受けて続騰する。上海ゴム15,000元台で終える。
2024/05/24
 23日(24日分)のゴムRSS3号夜間取引は、買い優勢で続伸した。
 5月限は出来ず。6月限は4枚の出来高で325.1円のあと328.7円、前日比2.5円高になった。7月限は18枚の出来高で、327.1円のあと327.5円、同2.0円高になった。
 8月限は14枚の出来高で、328.1円のあと326.8円へ下げたが前日比1.9円高になった。9月限は31枚の出来高で、328.0円のあと329.1円へ上げたが、327.7円へ下げて328.4円、同0.9円高で終えた。10月限は101枚の出来高で、328.0円のあと330.3円へ上げたが、327.7円へ下げて328.6円、同0.7円高で終えた。11月限は20枚の出来高で、329.8円のあと326.9円へ下げて、前日比0.3円安。12月限〜4月限は出来ず。合計出来高は190枚。

 23日(24日分)の上海ゴム9月限夜間取引は、堅調に始まったあと上伸したが反落して、また上げて終える堅調相場。
 23日の決済値は14,925元だったが、14,970元と堅調に始まり、小幅反落したあと再び買い優勢となって上伸して15,065元高値を付けた。このあと売り優勢となって反落して14,955元を付けて、引け前に14,040元高値を付けて15,000元、前日比75元高で終えた。
 出来高は22万1,404枚と好調だった。取組高は23万4,250枚になって、前日より3,548枚増加した。

 週末24日のRSS3号は、上海ゴム高を受けた買いに続伸した。
 きょうは8月限と9月限、10月限、11月限の四限月が9時の寄り付きに値が付いた。8月限は夜間比変わらずの326.8円で寄り付いた。9月限が同0.7円安の327.7円で寄り付いた。10月限が同0.1円安の328.5円で寄り付き、11月限が同1.0円高の327.9円で寄り付いた。
 9時26分に7月限が同0.1円安の327.4円で始まった。このあと暫らく新たな限月に値が付かず、10時44分になって6月限が夜間比0.2円安の328.5円で始まった。5月限は11時54分に329.0円(夜間取引が出来ずのため比較なし、気配値は326.3円)で始まった。
 
 きょうの上海ゴム9月限は、寄りあと下値を試したが直後に上伸して15,180元高値を付けた。
 寄り付き直後に14,955元まで下げたが、その後、反発に転じて11時前に15,180元まで上伸した。しかし高値を受けた手仕舞い売りが出る展開になって反落、午前の取引を15,075元で終えた。
 午後も売り優勢が続いてズルズルと上げ幅を崩して、引け前に14,990元まで下げた。引けに買い戻されたが前日比100元高の15,025元で終える相場になった。
 やっと15,000元台で終えたが、週末事情で買い戻しが入ったためとみられる。来週も15,000元台を維持できるかどうか見守りたい。

 その後のRSS3号は、寄りあと直近高値を更新する続伸になった。午後になって伸び悩んだ。
 5月限は午後に328.9円へ反落したが329.0円で終えて、前日比2.7円高。出来高は27枚。取組高は414枚となり、前日比16枚増えた。
 6月限は331.3円を付けたあと328.5円へ反落したが329.0円、同2.8円高。出来高は41枚。取組高は575枚で、同26枚減った。
 7月限は332.1円を付けて327.4円へ反落したが、328.7円で終えて同3.2円高。出来高は17枚。取組高は247枚で同4枚減った。

 8月限は326.8円が安値になって331.9円へ上げたが330.0円、同5.1円高。出来高は80枚。取組高は790枚で同77枚減少した。
 9月限は327.7円が安値になって335.2円へ上げたが332.0円、同4.5円高。出来高は251枚。取組高は769枚で同14枚増えた。
 10月限は328.5円が安値になって336.6円へ上げたが331.3円、同3.4円高。出来高は775枚。取組高は4,5988枚で同248枚増えた。
 11月限は327.9円が安値になって335.4円へ上げたが330.6円、同3.4円高。出来高は106枚。取組高は519枚で同60枚増えた。

 各限が12時前後に高値を付けたが、5月限を除く6〜11月限が330円台の高値を付けた。4月中旬以来、約一か月ぶりの高値になるが、この勢いで340円台を目指す展開になるのかどうか見守りたい。
 中心限月の10月限は328.0円が始まりで336.6円が高値、327.7円が安値で、331.3円が引け。短い下ヒゲを引き、5円超幅の上ヒゲを引いた3円超の陽線。高値から反落して引けたが、週末事情が原因したとみられる。売り方が踏んでくれば、340円台に接近する可能性がある。
 戻りが一杯するとみていたが、上海ゴムともにスパイラルな反騰相場になっているので、なかなか戻り天井を打たない。暫く流れについていこうと思う。
【オスマン】

23日(木)のゴムRSS3号は、上伸のあと反落したが引けにかけて買い戻されて小幅高で終えた。
2024/05/23
 22日(23日分)のゴムRSS3号夜間取引は、小口買いが入り小幅高。
 5月限は出来ず。6月限は2枚の出来高に325.0円のあと325.1円、前日比1.1円高で終えた。7月限は出来ず。8月限は4枚の出来高で、324.4円のあと325.6円へ上げて、前日比1.1円高になった。
 9月限は5枚の出来高で325.4円へ下げたが327.1円へ持ち直して、同1.5円高になった。10月限は50枚の出来高で325.0円のあと328.0円へ上伸したが、327.6円で終えて同1.4円高になった。11月限は13枚の出来高で、328.4円を付けたあと327.0円へ下げて327.5円、同3.1円高になった。12月限〜4月限は出来ず。合計出来高は74枚と薄かった。

 22日(23日分)の上海ゴム9月限夜間取引は、堅調に始まり続伸したが、伸び悩んで終えた。
 22日日中取引の決済値は14,810元だったが、夜間取引は小高く始まったあと15,080元と15,000元台に乗せる相場になった。しかし買いが出つくすと、手仕舞い売りが出て14,850元へ反落した。引けにかけて戻したが、前日比180元高の14,990元で終える相場になった。出来高は30万5,226枚と膨らんだ。

 13日のRSS3号は、高く始まったあと続伸した。しかし、午後になって売られる相場になった。
 きょうは9月限と10月限、11月限の三限月が9時に寄り付いた。
 9月限は夜間比1.2円高の328.3円で寄り付いた。10月限が同0.9円高の328.5円で寄り付いた。11月限が同0.5円高の328.0円で寄り付いた。
 9時05分に6月限が夜間比2.9円高の328.0円で始まり、9時19分に8月限が同2.1円高の327.7円で始まった。このあと暫らく新たな限月に値が付かず、11時56分に7月限が324.8円(夜間取引が出来ずのため比較なし、気配値は323.2円)で始まった。 

 5月限は14時03分に324.3円(同324.9円)で始まった。直後に324.1円へ下げたが、直ぐに下げ止まり、引けにかけて買い直されて、前日比1.4円高の326.3円で終えた。出来高は8枚。取組高は398枚、前日比5枚減少した。

 寄りあと9月限が331.1円へ続伸して、10月限が332.2円へ続伸した。11月限も328.8円へ小幅高になった。しかし、買いが出つくすのが早く、出つくしたあとは小口売りが優勢となって軟調になった。
 きょうの上海ゴムが、前日夜間取引の上げ幅を削る相場になったのを受けて、RSS3号の買いが窄んだとみられる。

 上海ゴム9月限は、寄りあと小幅反発したが、すぐに売り優勢となって下げて、もみ合いで推移した。
 前日夜間取引で15,05元の高値を付けたが、引けは14,990元と反落した。きょうは続落して始まったあと戻したが、すぐに売り優勢になって急落、14,840元まで下げた。昨日の決済値は14,810元だったから、直前まで下げたことになる。その後、反発したが午前中は14,900元を中心としたもみ合いで推移した。
 午後は一転して売り優勢で始まり、ついに決済値の14,810元を割り込む相場になった。14時前に14,730元まで下げた。引けにかけて買い戻されて決済値を上回ったが、前日比55元高の14,865元で終える相場になった。
 出来高は59万7,475枚と大出来高になった。取組高は23万7,407枚になり前日より7,529枚減少した。
 15,000元台に乗せたが、14,865元で終えて、今回も高値を維持できなかった。『15,000元天井』とする見方が強まるかも知れない。

 RSS3号は、午後に反落した。引けに買い直されたが戻りが重かった。
 6月限は323.8円へ下げて326.2円、前日比2.2円高。出来高は12枚。取組高は601枚で前日比2枚増。
 7月限は324.1円へ下げて325.5円へ戻して、同2.3円高。出来高は4枚。取組高は251枚で同1枚減。
 8月限は324.4円へ下げて324.9円、同0.4円高。出来高は16枚。取組高は867枚で同8枚減。
 9月限は325.4円へ下げて327.5円、同1.9円高。出来高は115枚。取組高は755枚で同35枚減。
 10月限は325.6円へ下げて327.9円、同1.7円高。出来高は578枚。取組高は4,340枚で同85枚増。
 11月限は325.7円へ下げて327.2円、同2.8円高。出来高は33枚。取組高は459枚で同4枚増。

 中心限月の10月限は325.0円が始まりで332.2円が高値、325.00円が安値で327.9円が引け。日足チャートは長い上ヒゲを引いた3円弱幅の陽線。21日に付けた332.4円高値を上抜けなかったが、330円台で上値が閊えたのかも知れない。明日は週末、手仕舞い売り優勢で反落すかも…。
【オスマン】

22日(水)のRSS3号は、小口の売り買いで小浮動も、引けにかけて買い優勢となり小幅高。
2024/05/22
 21日(22日)のゴムRSS3号夜間取引は、売り優勢となって小安く引けた。
 当限5月限は3枚の出来高で320.0円の一本値で、前日比3.5円安。6月限は25枚の出来高になり324.6円で始まったが、320.0円へ下げて同3.2円安。7月限は30枚の出来高になり、323.2円から323.6円へ上げて、同2.0円高で終えた。
 8月限は19枚の出来高で321.8円のあと、321.9円へ上げたが321.8円で終えて、前日比1.2円安になった。9月限は48枚の出来高で、324.3円のあと321.7円へ下げて、322.8円へ戻したが同1.5円安になった。10月限は146枚の出来高で、324.1円で始まり324.8円を上げたが、322.5円へ反落して323.9円、同1.1円安で終えた。11月限は2枚の出来高で、323.8円のあと320.7円へ下げて、同2.9円安になった。12月限〜4月限は出来ず。合計出来高は273枚と高水準になった。

 21日(22日分)の上海ゴム9月限夜間取引は、安寄りのあと買い戻しが入り反発したが、前日比マイナスで終えた。
 14,760元へ安寄りして、直後に14,750元へ下げたが、その後に買い戻しが入り14,840元まで反発した。しかし、また売り優勢となって反落したが14,775元で下げ止まり、もみ合ったあと買い戻しで反発した。だが大幅に戻すことが出来ず14,845元で止まって、前日比40元安の14,830元で終えた。戻りが重く感じられた。
 
 22日のゴムRSS3号は、閑散のなか小口買いが優勢となった。
 9月限は夜間比2.8円高の325.6円で寄り付いた。10月限が同1.0円高の324.9円で寄り付いた。9時01分に11月限が同4.3円高の325.0円で始まった。他の限月に値が付かず、三限月だけの取引が続いた。
 11時06分になって6月限が同1.5円高の321.5円で始まった。8月限は14時35分に同0.3円高の322.1円で始まった。5月限は引け前まで値が付かず、15時02分に夜間比3.2円高の323.2円で始まった。

 薄い売買のなか各限は、売り買い玉の出合い次第の展開となり、マチマチの動きになった。
 9月限は寄りあと買いが優勢となり327.1円まで上伸したが、午後に売り優勢となって14時35分に323.5円へ反落した。引けにかけて買いが入って325.6円で引けて、前日比1.3円高で終えた。出来高は44枚になった。
 10月限は寄りあと327.8円へ上伸したが、午後に反落に転じて14時35分に323.0円へ下げた。引けにかけて買いが入り326.2円、前日比1.2円高で終えた。出来高は369枚と、中心限月としては薄かった。
 11月限は寄りあと326.9円へ上げたが、10時に322.3円へ反落して、その後に買い直されたが324.4円、前日比0.8円高で終えた。出来高は56枚だった。

 当限の5月限は324.9円で終えて、前日比1.4円高。出来高は8枚だった。6月限は320.9円へ下げたあと324.0円へ戻して、同0.8円高になった。出来高は10枚。7月限は321.0円へ下げたが323.2円へ戻して、同1.6円高になった。出来高は3枚。8月限は321.9円へ下げたが、324.5円へ戻して同1.5円高になった。出来高は4枚と薄かった。

 きょうの出来高は768枚と薄かった。うち日中は495枚。取組高は7,657枚で、前日比226枚減少した。中心限月の10月限は4,256枚枚で、前日より107枚減少した。
 10月限は324.1円が始まりで327.8円が高値、322.5円が安値で、326.2円が引け。上ヒゲ、下ヒゲを引いた2円幅の陽線が立ったが、力強さが感じられない。とはいえ、弱さも感じられない。気迷っているような線。
 流石に330円台の相場は、高値抵抗が強まるようだ。戻りが一杯したとみられるのだが…。

 きょうの上海ゴム9月限は、反発する場面もあったが売り直されて、引けに小戻した。
 前日夜間取引の軟調を継続して軟調相場になったが、序盤は買い戻しが優勢となって反発基調で推移した。10時前後に前日比プラス圏へ反発する場面もあった。しかし14,885元へ反発した場面で一杯になり、その後、急落して下値を試す展開になった。14,750元まで反落した。
 その後は安値もみ合いで推移したが、午後の取引になって買い戻しが優勢になり14,835元へ小戻した。前日比35元安。出来高は32万6,543枚。取組高は23万8,231枚となって、前日比2,792枚増加した。
反落した場面でもち合ったが、上昇を受けた調整場面のように見えるが、15,000元の壁を感じさせられたようにも見える。今週中に『上』か、『下』か。
【オスマン】

21日(火)のRSS3号は、続伸したあと上海ゴムが急落したのを受けた売りに急落して終える。
2024/05/21
 20日(21日分)のゴムRSS3号夜間取引は、見送らえてマチマチの動きになった。
 5月限は出来ず。6月限は1枚の出来高で322.1円、前日比2.9円安になった。7月限は出来ず。8月限は1枚の出来高で、327.5円、同変わらずで終えた。
 9月限は11枚の出来高で、327.4円で始まって328.0円、前日比変わらずで終えた。10月限は56枚の出来高で、327.5円で始まって329.5円、同0.6円高になった。11月限は14枚の出来高で、325.8円で始まって325.5円へ下げて328.0円、同0.2円高になった。
 12月限が1枚の出来高で323.5円、1月限も1枚の出来高で323.5円を付けた。合計出来高は84枚と薄かった。

 20日(21日分)の上海ゴム9月限夜間取引は、前日比40元高の14,815元で始まった。直後から買いを集めてジリ高で推移して15,045元へ続伸した。暫く高値もち合いで推移したが、引けにかけて手仕舞い売りが出て上げ幅を縮小、前日比155元高の14,930元で終えた。出来高は18万2,264枚と好調だった。

 21日のRSS3号は高く始まったあと続伸したが、高値を受けた売りと、上海ゴム反落を嫌気した売りに急反落。
 9月限が夜間比1.0円高の329.0円、10月限が同変わらずの329.5円で寄り付いた。9時05分に11月限が同1.7円高の329.7円で始まった。
 しばらく三限月の取引で推移したが、9時50分に8月限が同1.7円高の329.2円で始まった。このあと新た値限月に値が付かず、10時36分に7月限が325.0円(夜間取引が出来ずのため比較なし、気配値は324.8円)で始まった。
 5月限は12時01分になって323.0円(夜間取引が出来ずのため比較なし、気配値は325.0円)で始まり、12時10分に6月限が夜間比0.9円高の323.0円で始まった。

 それぞれの限月に値が付いたあとも小口の買いが継続して入り、9月限が331.2円と330円台に乗せる続伸となり、10月限は332.4円と戻り高値を更新する相場になった。ただ、続伸場面は直ぐに一巡して、上伸を受けた売りが出る相場になって伸び悩み、小安くなる展開になった。
 きょうの上海ゴムが、次第に水準を下げる展開になったのを受けた売りが出たためだ。
 
 上海ゴム9月限は軟調に始まったあと、ズルズルと下げて夜間取引の上げ幅を削る相場になった。
 軟調に始まったあとも売り優勢の展開が続いて、10時前(現地)に夜間取引の上げ幅155元を崩してしまった。直後に突っ込み経過人気が強まり、買いが入って戻したが、小戻しのあと再び売り優勢となり基本値の14,775元を割り込んだ。さすがに突っ込み警戒が台頭して買い戻しが入ったが、小戻し入れたに留まった。
 午後も売り優勢の展開が続いて下げ幅を拡大して、14時過ぎに14,715元まで下げた。このあと買い戻しが入り下げ渋ったが、マイナス圏を抜け出せず前日比50元安の14,725元で終える相場になった。
 大幅に下げなかったが、戻り高値の15,045元から340元急落したので、リズムが悪くなったかもしれない。

 RSS3号は、上海ゴムの動きを受けて売り優勢の相場になった。
 5月限が322.8円へ下げて323.5円へ戻したが、前日比1.5円安になった。6月限は321.4円へ下げて323.2円、同1.8円安になった。7月限は321.5円へ下げて321.6円、同3.2円安。
 8月限は323.0円の安値引けになって、前日比4.5円安になり、9月限は322.8円へ下げて324.3円、同3.7円安になった。10月限は323.4円へ下げて325.0円、同3.9円安になった。11月限は323.0円へ下げて323.6円、同4.2円安になった。

 相場変動が大きくなったが、きょうの出来高は944枚と薄かった。日中取引は860枚だった。
 取組高は7,883枚となって、前日比117枚減少した。うち9月限が891枚で、同107枚減少、10月限は4,362枚となって、同18枚増加した。
 中心限月の10月限は327,5円が始まりで、高値が332,4円、安値が323,4円で、引けは325.0円。日足チャートは短い下ヒゲを引き、7円幅の上ヒゲを引いた2円超幅の陰線。戻り高値を付けたあと急落した相場のため、目先的な上値を出し切ったーとみられなくもない。しばらく強気に手を緩めていたい。
【オスマン】

20日(月)のRSS3号は、続伸後に高値を出したあと手仕舞い売りに反落も引けに買われる。
2024/05/20
 週開け20日のゴムRSS3号は、高く始まったあと上値を試したが、売りが出て急落の波乱展開に…。
 『月曜ボケ』のように超閑散な始まりとなった。
 10月限が夜間比3.4円高の326.9円で寄り付き、11月限が同3.4円高の326.4円で寄り付いた。
 このあと9月限が9時06分に前日比6.1円高の329.4円で始まった。9時11分に8月限が327.8円(夜間取引が出来ずのため比較なし、気配値は320.7円))で始まり、9時17分に6月限が同6.0円高の325.0円で始まった。7月限は10時09分に324.1円(同319.3円)で始まった。5月限は10時21分に321.1円(同320.3円)で始まった。

 各限に値が付いたあとも買い優勢が続き、10月限が330.6円まで続伸して、9月限も330.0円と330円台に乗せる続伸になった。11月限は329.0円を付けた。
 しかし高値を付けたあとは買いが窄み、手仕舞い売りが出る展開となって波乱になった。
 6月限が325.0円の始まり値から10時11分に321.6円まで3.4円幅の反落、7月限が324.8円の始まりから322.5円へ同1.6円幅反落した。
 9月限が10時19分に330.0円の高値から323.8円へ、6.2円幅急落した。10月限は330.6円高値から324.2円へ6.4円幅急落した。11月限は329.0円から、323.8円へ5.2円幅急落した。
 
 各限が手仕舞い売りを浴びて急落したが、売りが出つくすのが早く、売りが出つくしたあとは下げ渋り、今度は小口の買いが入ってくる展開に転じた。
 きょうの上海ゴムが、寄りあと下値を試したが、売り一巡後に急反発に転じたのを受けて強気買いが入ったとみられる。

 その上海ゴム9月限は、堅調に始まったあと手仕舞い売りが出て軟調になった。一時、前日比110元安の14,575元まで下げたが、売りが一巡出つくしたあとは、再び買いが入り出して上伸に転じた。
 午前の取引終了近くに14,930元高値を付けた。いよいよ15,000元台へ乗せるかと見られたが、高値警戒が台頭して買いが窄み、手仕舞い売りが出る展開になって反落した。その後は売り買いが交錯する相場になって結局、前日比180元高の14,865元で終えた。
 きょうの出来高は50万8,377枚となり、直近の最高を記録した。取組高は24万2,507枚となり、前週末比3,262枚増加した。大出来高になって、取組高が増加したということは、『取り組んだ』ということになり、このあとの相場展開次第では『踏み上げ』、若しくは『投げ崩れ』のどちらかの動きに繋がっていくので、『流れ』を見逃さないようにしていきたい。

 さて、その後のRSS3号だが、売り優勢が短時間で一巡して、再び買いが入る展開となって、急落した値幅を取り戻す動きになり、前日比大幅高で終える相場になった。
 5月限は325.0円で終えて、前日比4.7円高になった。6月限は325.0円、同4.7円高で終えた。7月限は324.8円で終えて、前日比5.5円高になり、8月限は327.5円で終えて、同6.8円高になった。
 9月限は328.0円で終えて、同5.9円高になり、10月限は328.9円で終えて、同6.9円高になった。11月限は327.8円で終えて、同7.5円高になった。

 きょうの出来高は、相場が大きく動いた割りには1,095枚と薄かった。取組高は8,000枚になって前日比87枚増加。10月限は4,344枚となり、同443枚増加した。11月限を除く他の限月は減少した。
 現状では、相場の上昇→取組高の増加で『上昇パターン』であるが、取組高が減少しかけると上昇テンポが鈍くなり、上昇しなくなるケースが考えられる。すなわち高値取組になって、上値が重くなるケースだ。こういった相場になる可能性があるので、十分に気を付けていたい。
 中心限月の10月限は322.2円が始まりで、330.6円が高値、322.2円が安、328.9円が引け。日足チャートは、3円弱の上ヒゲを引いた7円弱幅の陽線が立って、前週末の『塔婆』線をカバーして一段と強くなった。ただ330円台で引けてないのが気がかりだし、5日、10日の移動平均線を乖離して上昇しているので注意が必要。
 買い玉手持ちの向きは、利食いする場面と思うが…。
【オスマン】

17日(金)のゴムRSS3号は、高く始まったあと続騰したが、午後は一転の売りになり急落した
2024/05/17
 16日(17日分)のRSS3号夜間取引は、小高く引けた。
 5月限は2枚の出来高で318.0円、前日比0.3円高。6月限は3枚の出来高で317.5円へ下げたあと319.1円へ戻して、前日比変わらずで終えた。7月限は10枚の出来高で321.6円を付けたあと320.3円で終えて、同0.4円高になった
 8月限は103枚の出来高で、319.3円へ下げたあと324.0円へ反発して、同4.0円高になった。9月限は72枚の出来高で、320.0円へ下げたあと323.7円へ上げて323.2円、同1.6円高になった。10月限は168枚の出来高で、320.8円へ下げたあと、324.8円へ上伸したが323.4円で終えて、同0.9円高になった。11月限は20枚の出来高で、319.5円へ下げて321.0円、同0.6円安になった。12月限〜4月限は出来ず。出来高は378枚。

 週末17日のRSS3号は、堅調に始まったあと高騰したが、高値示現を受けた売りが出て急落した。
 8月限が夜間比変わらずの324.0円で寄り付き、9月限が同1.7円高の324.9円で寄り付いた。続いて10月限が同2.1円高の325.5円で寄り付いた。
 9時21分に11月限が同5.0円高の326.0円で始まり、9時33分に7月限が同3.7円高の324.0円で始まった。9時42分に6月限が同0.9円高の320.0円で始まった。5月限は10時41分に同1.2円高の19.2円で始まった。

 各限に値が付いたあとも小口買いが優勢となり、10時半過ぎに各限が揃って上伸した。
 6月限が323.5円へ上伸して、7月限が325.6円、8月限が327.2円へ上伸した。10月限が330.0円と330円台を付ける上伸になり、11月限が327.3円へ上伸した。9月限は少し遅れた10時46分に328.3円を付ける上伸となった。
 しかし高値を付けたあとは、買いが窄(すぼ)み、高値示現を受けた手仕舞い売りが出て上げが止まった。
 きょうも続伸かと見られていた上海ゴムが上げ悶えて始まり、その後、軟調になったのを受けてRSS3号の買いが窄んだようだ。

 上海ゴム9月限は、夜間取引高を継続して始まったが、高値抵抗を受けて伸び悩み、次第に軟調展開になった。
 16日(17日分)の夜間取引は、序盤に14,675元と軟調になる場面もあったが、その後に14,735元高値を付ける相場になり、その後は伸び悩んだが前日比120元高の14,690元で終える相場になった。
 17日の日中取引は14,690元で始まり、14,715元へ上伸したが14,670元、前日比100元高で午前の取引を終えた。
 午後も上値抵抗を受けて売り優勢となり、14,625元まで下げる相場になり、引けにかけて買い直されたが前日比115元高の14,685元で終える相場になった。
 きのう14,775元高値を付けていたので、きょうは15,000元台に挑戦する展開も…と期待されたが14,715元を付けたに留まり、期待外れになってしまった。しかし、『まだ上げ余地を残している』と思われるので、先走った弱気視は、もう少し避けておきたい。

 RSS3号は、上海ゴムの伸び悩みを嫌気したのと、週末事情の手仕舞い売りが出て急落した。
 5月限が始まった直後に318.0円を付けて、午後に321.8円へ上伸して320.3円、前日比2.6円高で終えた。出来高は53枚。取組高は419枚で前日比140枚減少した。
 6月限は317.4円へ下げて320.3円、同1.2円高。出来高は39枚、取組高は604枚で同61枚増えた。
 7月限は318.0円へ下げて319.3円、同0.6円安。出来高は47枚、取組高は269枚で同7枚減少した 
 8月限は320.0円へ下げて320.7円、同0.7円高。出来高は100枚。取組高は949枚で、同106枚減少した。
 9月限は321.0円へ下げて322.1円、同0.5円高。出来高は185枚。取組高は1,203枚で、同123枚減少した。
 10月限は321.1円へ下げて322.0円、同0.5円安。出来高は1,021枚と膨らんだ。取組高は3,901枚となり同374枚増加した。
 11月限は320.3円、同1.3円安。出来高は97枚。取組高は442枚となり、同151枚増加した。

 出来高は1,924枚になった。日中は1,546枚。取組高は7,813枚で、前日より209枚増加した。
 中心限月の10月限は、322.5円が始まりで330.0円が高値、320.8円が安値になって322.0円が引け。8円幅の上ヒゲ、1.2円幅の下ヒゲを引いた0.5円幅の陰線。『塔婆(とうば)』のような線が立った。高値を出し尽くしたーと受け止められる場面だ。
 5月7日の298.8円から、きょうの高値330.0円まで31.2円幅の反発になった。反発の日柄が9日間と短いが、目先調整場面を迎えた。買い玉手持ちの向きは利食いして、次に展開に備えたい。
【オスマン】

16日(木)のゴムRSS3号は、上海ゴム高を受けた買いに続騰。上海ゴムは14,700元台に。
2024/05/16
 15日(16日分)のゴムRSS3号夜間取引は、見送られて小動き。
 5月限は3枚の出来高で316.1円、前日比0.1円高。6月限は65枚の出来高になって312.3円のあと311.5円へ下げたが、315.3円へ急反発して、前日比変わらずで終えた。7月限は出来ず。
 8月限は2枚の出来高で318.3円、同0.6円高になった。9月限は82枚の出来高で、316.0円のあと318.9円へ上伸したが317.8円へ反落して同0.9円高。10月限は33枚の出来高で318.6円へ上伸したが、317.1円で反落して終えて、同0.1円安になった。11月限〜4月限は出来ず。合計出来高は165枚。

 15日(16日分)の上海ゴム9月限夜間取引は、堅調に始まったあと反落したが、引けにかけて上伸した。
 14,440元で始まったあと、もみ合いが続いたが、22時前に手仕舞い売りが出て14,390元まで反落した。しかし、その後は小口買いが優勢となってジリ高になり、14,490元まで上伸した。その後、手仕舞い売りが出て小緩んだが、前日比90元高の14,470元で終えた。
出来高は13万1,992枚と好調だった。

 16日のゴムRSS3号は、堅調に始まったあと手仕舞い売りに反落したが、上海ゴム高を受けて急伸した。
 5月限が夜間比4.0円高の320.1円で寄り付き、9月限が同0.7円高の318.5円で寄り付いた。10月限が同1.3円高の318.4円で寄り付いた。
 9時11分に11月限が315.1円(夜間取引が出来ずのため比較なし、気配値は316.0円)で始まった。このあと暫らく新たな限月に値が付かず、11時01分に6月限が同変わらずの315.3円で始まり、続いて8月限が同0.1円高の318.4円で始まった。11時59分に7月限が317.3円(同314.1円)で始まった。
 
 9時に寄り付いた5月限が11時すぎに316.0円へ反落したし、9月限も314.7円へ反落、10月限も314.5円へ反落した。9時11分に値が付いた11月限も314.0円へ反落した。
 しかし、反落は長く続かず、売り一巡になるのが早く、その後は再び買いが入る展開になり、下げ幅を縮める相場になった。そして上海ゴムが、ジリジリと水準を上げる展開になったのを受けて、RSS3号にまとまった買いが入ってきだした。

 きょうの上海ゴム9月限は、14,470元で始まり、徐々に水準を切り上げて、午前の取引を14,600元、前日比220元高で終えた。
 午後になると、さらに活発な買いが入り急騰する展開になり、14時前に14,775元まで棒上げした。さすがに買いが窄み、手仕舞い売りが出る相場になって14,640元まで下げた。しかし、引けにかけて買い直されて、前日比330元高の14,710元で終える相場になった。
 出来高は45万4,984枚と盛況になって、取組高は24万1,048枚となり、前日比584枚減少した。少し踏みが出たようだ。

 上海ゴム高を受けたRSS3号は、買い戻しと強気の買いに急伸した。
 5月限は317.7円で終えて、前日比1.7円高。出来高は16枚。取組高は559枚で、前日比2枚増加した。
 6月限は319.1円で終えて、同3.8円高。出来高は26枚。取組高は543枚で同73枚減少した。 
 7月限は319.9円で終えて、同5.8円高になった。出来高は16枚と薄かった。取組高は276枚で同8枚減少。
 8月限は322.0円高値を付けて320.0円、同2.3円高。出来高は69枚。取組高は1,055枚で同18枚増加した。
 9月限は324.8円高値を付けて321.6円、同4.7円高。出来高は154枚。取組高は1,326枚で同10枚減少した。
 10月限は325.0円高値を付けて322.5円、同5.3円高になった。出来高は814枚。取組高は3,527枚で同262枚増加した。
 11月限は323.0円高値を付けて321.6円、同5.6円高。出来高は82枚。取組高は291枚で同67枚増加した。

 中心限月の10月限は318.4円が始まりで、325.0円が高値、314.5円が安値で、322.5円が引け。2円強の上ヒゲを引き、4円弱の下ヒゲを引いた4円幅の陽線が立った。14日、15日、16日と三日連続して陽線を立てたが、戻りを警戒しながら上げているので、もう少し上げ(戻り)余地が残されているように思う。
 しかし、320〜330円のゾーンで戻り抵抗を受けそうだ。5月7日の298.8円から26.2円幅の反発になっているので、目先的には戻り抵抗が強まるかも知れない。手放しの強気は警戒したい。
【オスマン】

15日(水)のゴムRSS3号は、高く始まったあと反落したが、午後に買い直されて続伸で終える
2024/05/15
 14日(15日分)のゴムRSS3号夜間取引は、見送り人気が強まって小動き。
 5月限は出来ず。6月限は1枚の出来高で310.8円、前日比0.9円安。7月限も1枚の出来高で311.7円、同0.1円安。8月限は2枚の出来高で313.7円、同0.2円高になった。
 9月限は10枚の出来高で313.9円を付けて313.8円、同変わらず。10月限は24枚の出来高で313.9円を付けて313.2円へ下げたが、313.5円で引けて同0.2円高。11月限〜4月限は出来ず。

 15日のゴムRSS3号は、出来高が薄いが、買い優勢となって続伸した。
 きょうは8月限と9月限、10月限の三限月が9時の寄り付きに値を付けた。8月限が夜間比0.8円高の314.5円で寄り付き、9月限が同0.6円高の314.4円で寄り付いた。10月限は同1.3円高の314.8円で寄り付いた。
 9時01分に11月限が314.0円(夜間が出来ずのため比較なし、気配値は311.8円)で始まり、9時03分に7月限が同3.3円高の315.0円で始まった。9時35分に6月限が同4.6円高の315.4円で始まった。5月限は10時03分に314.5円(同313.5円)で始まった。

 それぞれに値が付いたあとは、限月ごと別々の動きになった。8月限が9時35分に313.7円へ下げたが、他の限月はやや売り優勢の展開になった.
 11時台になって売りが優勢となり、7月限が311.7円へ反落して、6月限が310.8円へ、8月限が313.7円へ、10月限が310.0円へ、9月限が310.5円へ反落する場面があった。
 しかし、売りが出つくすのが早く、出つくしたあとは小口の買いが入り、反発する動きになった。

 きょうの上海ゴム中心限月9月限は、軟調に始まったあと買いが入り上伸したが、手仕舞い売りが出て反落した。
 14日の夜間取引は高値が14,390元で、安値が14,300元で終値は14,385元、前日比80元安だった。
 日中取引は14,405元と反発して始まって、14,455元まで上伸する場面があったが、その後に14,295元へ下げて、午後はもみ合いになったが、やや売り優勢となり前日比35元安の14,430元で終える相場になった。
 前日に14,500元台まで上伸して、反発に勢いが付いたかに見えたが、きょうは伸び悩んだので『戻りが重いのか…』と感じさせられた。

 その後のRSS3号は、小口の買いが優勢となって上伸を強め、きょうの高値圏で引ける相場になった。
 5月限は316.4円を付けて316.0円、前日比2.5円高になった。出来高は33枚。取組高は557枚で、前日比30枚減少した。
 6月限は始まりが高値になって315.3円、同3.6円高になった。出来高は14枚。取組高は616枚。同3枚減少した。
 7月限は316.1円を付けて314.1円、同2.3円高になった。出来高は24枚。取組高は284枚で同10枚減少した。
 8月限は318.1円を付けて317.7円、同4.2円高になった。出来高は17枚。取組高は1,037枚で同8枚減少した。
 9月限は318.5円を付けて316.9円、同3.1円高になった。出来高は300枚。取組高は1,428枚で同164枚減少した。
 10月限は318.8円を付けて317.2円、同3.9円高になった、出来高は937枚と膨らんだ。取組高は3,265枚で、同293枚増加した。
 11月限は317.0円を付けて316.0円、同4.2円高で終えた。出来高は118枚と増えてきた、取組高は224枚で同91枚増加した。

 中心限月の10月限は313.9円が始まりで318.8円が高値、310.0円が安値で、引けは317.2円。長い下ヒゲを引き、短い上ヒゲを引いた3円強の陽線。4月30日の317.6円を上抜き、4月22日の318.0円をも上抜く戻り高値を付けた。『なべ底』のようなチャートを書いたが、320円台に乗せるか、どうかがカギになる。
 ただ、日足チャートが良くなってきたので、もう少し弱気にならないようにしようと思っている。しかし、夏場から年末までのゴム相場は例年『下げ相場』のパターンが多いので、何時、弱気に変わるか分からない…。
【オスマン】

14日(火)のRSS3号は、買い戻しと強気の買いに続伸したが、上海ゴムは高値のあと下げる
2024/05/14
 13日(14日分)のゴムRSS3号夜間取引は、小口買いが優勢となって小幅高。
 5月限は3枚の出来高で310.2円、前日比1.2円高。6月限は2枚の出来高で309.9円のあと308.5円へ反落して同0.8円安。7月限は1枚の出来高で310.0円、同1.1円高になった。
 8月限は値が付かなかった。9月限は91枚の出来高で、309.3円で始まり311.5円へ上伸して311.3円、同2.6円高になった。10月限は30枚の出来高で、308.2円で始まって310.9円へ上伸して、同2.9円高。11月限〜4月限は出来ず。合計出来高は127枚と薄かった。

 13日(14日分)の上海ゴム9月限夜間取引は、日中取引高を受けた買いに続伸した。
 14,480元で始まったあと14,595元へ続騰した。その後14,430元へ反落したが14,510元へ戻して、前日比255元高で終える相場となった。4月22日の14,615元以来の高値を付けたことになる。
 この動きを見る限り、15,000元台を目指す展開が予想される。

 14日のゴムRSS3号は、上海ゴム夜間高を受けた買いが先行して高く始まった。
 7月限が夜間比3.0円高の313.0円で寄り付いた。8月限が314.1円(夜間取引が出来ずのため比較なし、気配値は309.3円)で寄り付き、9月限が同1.1円高の312.4円で寄り付いた。このあと10月限が夜間比1.0円高の311.9円で寄り付き、11月限が310.6円(夜間取引が出来ずのため比較なし、気配値は306.0円)で寄り付いた。
 9時18分に5月限が夜間比3.7円高の313.9円で始まり、6月限が10時34分に同3.1円高の311.6円で始まった。

 各限に値が付いたあとも小口買い優勢が続き、7月限が315.8円へ上伸して、8月限が316.8円へ、9月限が315.5円へ上伸して、10月限が314.9円へ上伸した。少し遅れて5月限が315.0円へ上げて、6月限が314.1円へ上伸した。 
 しかし、上値を追っかけて買う動きが弱まり、戻り売りも出てきて伸び悩む相場になった。
 
 きょうの上海ゴム9月限は、14,485元で始まり14,535元まで続伸したが、手仕舞い売りが出てきて14,510元へ反落する動きになった。  しかし、その後に押し目買いが入って14,585元へ急伸した。だが、この場面でも手仕舞い売りが呼び込まれて、反落する相場になった。
 午後は14,400元を中心としたもみ合い、小波乱展開を繰り広げたが、引けにかけて手仕舞い売りが優勢となり、前日比65元高の14,310元で終える相場になった。
 夜間取引の上げ幅を削ることになったが、14,500元台という久し振りの高値を付けたことによる反動で反落したとみておきたい。反発相場が一巡したとは見えない。

 その後のRSS3号は、高値示現を受けた手仕舞い売りが出て小安くなった。
 5月限は313.5円で終えたが、前日比4.5円高。出来高は15枚。取組高は587枚で前日比15枚減少した。
 6月限は311.7円で終えて、同2.4円高。出来高は10枚。取組高は619枚、同6枚減少した。
 7月限は311.5円へ反落して311.8円、同2.9円高。出来高は15枚。取組高は294枚で同4枚減少した。
 8月限は313.2円安値を付けて313.5円、同4.2円高。出来高は47枚。取組高は1,045枚で同3枚増加。
 9月限は312.2円安値を付けて313.8円、同5.1円高。出来高は206枚。取組高は1,592枚で、同415枚減少した。
 10月限は310.8円安値を付けたが313.3円へ戻して、同5.3円高で終えた。出来高は429枚。取組高は2,972枚で、同367枚増加した。
 11月限は309.8円と310円台を割り込んだが311.8円へ戻して、同5.8円高。出来高は27枚と薄かった。取組高は133枚で、同24枚増加した。

 中心限月の10月限は308.2円が始まりで、高値が314.9円、安値が308.2円、引けが313.3円。少し長い上ヒゲを引いた5円幅の陽線が立った。昨日の時点で、『きょうの相場で、急反発しなければ下抜ける』との見方もしていたが、5円幅の陽線が立ったことで、『上伸力が付いた』とみられるところである。314.9円高値を付けていたので、この調子で310円台回復が見通せる相場になった。
 目先は、安易に弱気にならないようにしたい。
【オスマン】

13日(月)のゴムRSS3号は、反落したあと上海高を受けて反発。上海ゴムは14,400元へ。
2024/05/13
 前週末10日(13日分)のゴムRSS3号夜間取引は、手仕舞い売りに小安く終えた。
 当限5月限は出来ず。6月限は1枚の出来高で305.8円、前日比3.2円安で終えた。7月限は出来ず。8月限は2枚の出来高で、307.4円で始まって309.3円へ上げたが、前日比0.2円安で終えた。
 9月限は15枚の出来高になり、306.5円で始まり306.3円へ下げたが、307.7円へ戻して306.4円、前日比0.8円安。10月限は46枚の出来高で、308.6円で始まり304.6円へ下げたが、305.5円で終えて同0.7円安。11月限は2枚の出来高で、305.2円で始まって304.5円、前日比1.3円安になった。

 10日(13日分)の上海ゴム9月限夜間取引は、軟調に終えた。
 14,140元で始まって、直後に14,130元へ下げた。しかし、すぐに買い優勢となって21時46分に14,185元を付ける反発になった。このあと小幅反落したが、再び買い優勢になって14,200元まで上伸した。しかし、その後、引けにかけて売り優勢となって反落して結局、前日比60元安の14,145元で終える相場になった。 

 週開け13日のゴムRSS3号は、下値を試したあと買いが入り反発。その後もみ合った。
 きょうは9月限と10月限が、9時に値を付けた。9月限は夜間比0.4円安の306.0円、10月限は同0.6円安の304.9円で寄り付いた。
 9時05分に7月限が307.2円(夜間が出来ずのため比較なし、気配値は309.0円)で始まり、9時06分に8月限が夜間比1.5円安の307.8円で始まった。9時29分に6月限が同1.5円高の307.3円で始まった。10時05分に11月限が同変わらずの304.5円で始まり、最後に5月限が310.0円(同308.8円)で始まった。

 それぞれの限月に値が付いたあと、下値を試す動きが見られた。
 9月限が305.0円へ下げて、10月限も303.9円へ下げた。7月限が306.9円へ下げて、6月限が306.6円へ下げた。しかし、売りが出つくすのが早く、売り一巡後は、小口買いが入るようになって下げ止まった。
 その後、買いが入る限月が出て、7月限が310.4円へ急反発して、8月限が311.3円へ、9月限が311.2円へ、10月限が309.9円と、あと一歩で310円台を回復する水準まで反発に転じた。だが、買いが出つくすのも早く、その後は売買が薄くなり、小幅往来で推移する相場になった。

 きょうの上海ゴム9月限は、14,170元で始まり、直後に14,320元まで上伸したが、ここで上げが止まってしまった。その後、14,200元へ反落して、14,300元、前日比215元高で午前の取引を終えた。
 午後は14,300元で始まって14,285元へ反落した。その後、買いが優勢になって14,410元まで急伸したが14,050元へ反落して、前日比200元高で終える相場になった。
 出来高は42万5,872枚と盛況だった。取組高は24万7,336枚となり前日比1,430枚増加した。依然として取組高の増加が続いている。14,400元と、戻り高値を付けてきたので、再び出直り色が強まった感じだが…。

 その後のRSS3号は、もみ合い相場になった。
 5月限は311.1円を付けたが309.0円へ反落して、前日比0.2円高。出来高は26枚。取組高は602枚で前日比20枚減少した。
 6月限は306.6円を付けたあと309.3円へ反発して、前日比0.3円高。出来高は10枚。取組高は625枚で、同2枚減少した。
 7月限は310.4円のあと308.9円、同0.1円安。出来高は10枚。取組高は298枚、同5枚減少した。
 8月限は311.3円のあと309.3円、同0.2円安。出来高は7枚。取組高は1.042枚、同2枚増加した。
 9月限は311.2円のあと308.7円、同1.5円高。出来高は153枚。取組高は2,007枚、同8枚増加した。
 10月限は309.0円のあと308.0円、同1.8円高で終えた。出来高は482枚。取組高は2,605枚、同53枚減少した。
 11月限は3098.0円のあと306.0円、同0.2円高。出来高は17枚。取組高は109枚、同5枚増加した。

 中心限月10月限は308.6円が始まりで309.9円が高値、303.9円が安値で、308.0円が引け。日足チャートは短い上ヒゲ、長い下ヒゲを引いた小幅の陰線。『下げ渋った相場』を見せたが、303.9円は7日に付けた302.0円以来の安値になり、明日にでも急反発に転じなければ、下値を試す動きが強まりそうだ。
 300円台が維持されているのが救いだが…。上値も次第に重くなってきたようにも見えるのだが…。
 近い将来に、300〜310円のもみ合いゾーンから離れるだろうが…。
【オスマン】

10日(金)のRSS3号は、上値を試したあと引けにかけて整理売りに続落。上海ゴムは続落。
2024/05/10
 9日(10日分)のゴムRSS3号夜間取引は、薄い売買のなか小幅高安マチマチ。
 5月限は4枚の出来高に313.3円、前日比0.2円高。6月限は1枚の出来高に309.5円、同0.5円安。7月限と8月限は値が付かなかった。9月限は1枚の出来高で309.6円、前日比0.8円安。10月限は8枚の出来高で309.5円のあと309.8円を付けて、同0.5円高。11月限〜4月限は出来ず。合計の出来高は14枚で、記録的な薄い売買高になった。

 9日(10日分)の上海ゴム9月限夜間取引は、反発のあと伸び悩んだ。
 9日の日中取引の決済値は14,185元だったが、夜間取引は決済値比65元高の14,250元で始まった。直後に買いが入り14,280元へ続伸したが、すぐに売り優勢となって14,215元へ反落した。その後、再び買い優勢となって反発したが14,280元で止まってしまい、売買が低調になってジリ安で推移した。引けにかけても上げ幅を削り結局、前日比20元高の14,205元で終えた。出来高は10万6,715枚だった。

 週末10日のゴムRSS3号は、小高く始まって続伸したが、買いが途絶えるとジリ安になった。
 きょうは9月限と10月限が、寄り付きに値が付いた。9月限は夜間比1.9円高の311.5円で寄り付き、10月限が同0.7円高の310.5円で寄り付いた。
 9時07分に8月限が313.0円(夜間取引が出来ずのため比較なし、気配値は311.1円)で始まり、9時08分に11月限が309.8円(同308.0円)で始まった。このあと10時11分に5月限が夜間比0.3円高の313.6円で始まり、10時19分に6月限が同1.0円高の310.5円で始まった。7月限が10時23分に310.1円(同310.0円)で始まった。

 値が付いたあと小口買いが入り、小幅上伸する動きになった。
 8月限が313.9円へ上伸して、9月限は312.2円へ上伸した。11月限は309.9円へ小幅高になって、10月限が311.8円へ上伸した。遅くに値が付いた7月限も311.8円へ上伸した。しかし、買いが出つくしたあと、小口の戻り売りを浴びて、ジリ安展開になった。

 きょうの上海ゴム9月限が、軟調に推移した。
 始まりは夜間比20元高の14,225元だったが、すぐに買いが入り14,260元まで上伸した。買いが出つくすと反落して、その反落を嫌気した売りが出てガタガタと崩れた。10時前に決済値(前日比)を割り込み、10時10分過ぎには前日比60元安となる14,125元まで下げた。10時半を廻って買い戻しが入り、11時前にまとまった買いが入り14,250元まで反発したあと波乱になったが、前日比30元高の14,215元で午前を終えた。
 午後は14,225元で始まり、直後に14,230元を付けたが、その後は売り優勢の展開が続き、再び前日比マイナス圏へ下げた。引けまえに買い戻しが入りプラス圏へ浮上したが、引けは再び売り優勢になり結局、前日比55元安の14,130元で終える相場になった。
 
 きょうの上海ゴム9月限の出来高は35万8,289枚となり、前日より6万0066枚増加した。取組高は24万5,906枚になり、前日比149枚増加した。
 大きく崩れないうちに売っておこうとする動きが強まっているのか、14,000元台を割り込まないとみて新規の買いが入っているのか…。現状では、決め手に欠けるので、強気視すべきか、弱気視すべきかの判断に迷わせられる。

 その後のRSS3号は、上海ゴム午後安を嫌気した売りに反落した。
 5月限は308.8円、前日比4.3円安と下げた。出来高は58枚。取組高は622枚で前日比47枚減少した。
 6月限は309.0円で、同1.0円安。出来高は10枚。取組高は627枚で、同1枚減少した。
 7月限は309.0円で、同1.0円安。出来高は24枚。取組高は303枚で、同9枚減少した。
 8月限は309.5円で、同1.6円安。出来高は24枚。取組高は1,040枚、同3枚増加した。
 9月限は307.2円で、同3.2円安。出来高は122枚。取組高は1,999枚、同100枚減少した。
 10月限は306.2伝で、同3.1円安。出来高は378枚、取組高は2,658枚、同156枚増加した。
 11月限は305.8円で、同2.2円安。出来高は14枚。取組高は104枚、同2枚増加した。

 中心限月の10月限は309.6円が始まりで、311.8円が高値、306.2円の安値引けになった。311.8円と戻り高値を付けたが、引け安になっているので、一気に弱くなったとみるべきだろう。
 来週は、再び300円台割れが試される場面がありそうだ。
【オスマン】

9日(木)のRSS3号は、見送り人気が強いなか上海ゴム安を受けて下げたが引けは下げ渋る
2024/05/09
 8日(9日分)のゴムRSS3号夜間取引は、玉の出合い次第の相場になって高安マチマチ。
 5月限は出来ず。6月限は1枚の出来高で309.7円、前日比0.4円安。7月限は15枚の出来高で311.0円のあと310.0円、同1.4円高になった。8月限は9枚の出来高で311.4円のあと310.2円へ下げて310.4円、同0.4円高。
 9月限は29枚の出来高になり、309.8円のあと308.5円、同2.9円安になった。10月限は22枚の出来高になって、309.7円のあと307.7円へ下げて308.0円、同1.8円安で終えた。11月限〜4月限は出来ず。合計出来高は76枚と薄かった。

 8日の上海ゴム9月限夜間取引は、下値を試す動きになったが、下げ渋って終えた。
 8日の日中取引の決済値は14,320元だった。夜間取引は決済値比85元安の14,235元で始まったが、直後も売り優勢が続いて14,120元まで下落した。そこで買いが入って反発に転じたが、14,175元への戻りで一杯になってもみ合って引けた。引けは14,165元で、前日比155元安。出来高は14万7,281枚。

 9日のゴムRSS3号は、始まったあと下値を試したが、売り警戒が強まり、買い戻されてマチマチ。
 きょうは6月限と9月限、10月限、11月の四限月が9時に寄り付いた。6月限は夜間比0.3円高の310.0円で寄り付いた。9月限が同0.4円高の308.9円で寄り付き、10月限が同0.3円安の307.7円で寄り付いた。11月限が305.9円(夜間取引が出来ずのため比較なし、気配値は308.0円)で寄り付いた。
 9時11分に7月限が同1.9円安の308.1円で始まって、9時12分に8月限が同0.9円安の309.5円で始まった。当限の5月限は9時59分に313,3円(同313.7円)で始まった。

 値を付けたあと9月限が307.3円へ下げたし、10月限も306.5円へ下げた。11月限も305.2円へ下げた。8月限が309.3円へ小安くなった。
 しかし売りが出つくすのが早く、早い時期に下げ止まり、反発に転じる動きになった。ただ、活発な買いが入ってきたわけでなく、買いの多くは『買い戻し』によるものだった。このため反発すると買いが窄み、もち合い相場になった。

 きょうの上海ゴム9月限は、夜間比15元高で始まったが、売りが出て10時前に14,145元へ下げた。しかし下値を追っかけて売る動きも弱く、売りが出つくすと小口の買い戻しが入る展開になって反発に転じた。10時過ぎに14,235元へ戻し、その後は小口の売り買いにもみ合いで推移して、前日比85元安の14,235元で午前の取引を終えた。
 午後は買い優勢で始まり14,255元まで反発した。しかし買いが出つくすと軟化して、14,155元へ下げた。その後に買い戻しが入り反発したが、引け直前に売り直されて結局、前日比80元安の14,240元で終えた。
 出来高は29万8,223枚になり、取組高は24万5,757枚になって、前日比331枚増加した。この取組増加は『吉(上げ相場)』に繋がるか『凶(下げ相場)』となるか、もう少し状況を見極めたい。

 RSS3号は、下値を試したあと買い戻しが入り、反発に転じた。
 5月限は12時11分に付けた313.1円が引け値となって、前日比0.6円安。出来高は8枚で、取組高は669枚、前日比1枚増加した。
 6月限は309.0円へ下げたあと、買い戻しが入って310.0円で終えた。前日比0.1円安。出来高は58枚で、取組高は628枚になり、同53枚減少した。
 7月限は310.0円へ反発して引けた。前日比1.4円高。出来高は36枚。取組高は312枚となり、同73枚減少した。
8月限は311.1円へ反発して、引け値となった。前日比1.1円高で、出来高は43枚で、取組高は1,037枚になり、同37枚減少した。
 9月限は310.4円へ反発して、この値が引け値となり前日比1.0円安。出来高は120枚で、取組高は2,099枚、前日比96枚減少した。 
 10月限は309.9円へ反発して309.3円、前日比0.5円安。出来高は320枚と薄かった、取組高は2,502枚となって208枚増加した。
 11月限は308.0円へ反発して、前日比変わらず。出来高が27枚。取組高は102枚で、同23枚増加した。

 中心限月の10月限は、309.1円が始まりで、高値が309.9円、安値が306.5円、引けが309.3円。日足チャートは短い上ヒゲを引き、長い下ヒゲを引いた小幅の陽線。一応、三連続陽線だが、近い強さに欠ける。
 出来高が薄かったこともあるが、きょうの各限の変動幅が2〜3円幅と小さくなった。これでは売買高が増えないのは仕方のないところか?
 目先的には反発の余地を残しているようだが、中〜長期的には下値指向の相場を見通しておきたい。
【オスマン】

8日(水)のRSS3号は、軟調のあと買い優勢に転じて小幅続伸で終えた。上海ゴムは引け安。
2024/05/08
 7日(8日分)のゴムRSS3号夜間取引は、日中取引の反発を受けた売りに小安く終えた。
 当限5月限は312.7円で終えて、前日比0.7円高になった。6月限は310.9円を付けたが307.2円へ反落して、同2.8円安。7月限は304.2円のあと306.0円を付けたが、305.8円へ下げて同0.9円安で終えた。
 8月限は308.1円、同1.3円安で終えた。9月限は306.3円へ下げたが、308.1円へ戻して同0.4円で終えた。10月限は307.0円のあと305.0円へ下げたが、306.4円へ戻して同1.5円安で終えた。11月限〜4月限は出来ず。出来高は155枚に留まった。

 7日の上海ゴム9月限夜間取引は、安く始まったが、売り一巡後に買い優勢となって小高く終えた。
 7日の日中取引決済値は14,300元だったが、夜間取引は決済値比30元安の14,270元で始まった。このあとも売り優勢が続いて14,240元まで続落した。しかし売りが出つくしたあと、小口買い優勢となって反発に転じ、前日比プラス圏へ浮上した。14,345元まで上伸したが、戻り売りを浴びて反落して14,310元まで下げた。引けにかけて買いが入り反発、前日比45元高の145,345元で終えた。出来高は11万8,782枚だった。

 8日のゴムRSS3号は、寄りあと軟調になったが、その後に買い優勢になって反発に転じた。
 きょうは5月限を除く6月限〜11月限が9時に寄り付いた。6月限は夜間比4.4円高の311.6円、7月限が同3.3円高の309.1円で寄り付いた。8月限が同1.8円高の309.9円で寄り付いた。
続いて9月限が同0.4円高の308.5円で寄り付き、10月限が同1.1円高の307.6円で寄り付いた。11月限が306.0円(夜間取引が出来ずのため比較なし、気配値は305.0円)で寄り付いた。当限の5月限は11時04分に夜間比0.2円高の312.9円で始まった。

 6月限が寄り付いたあと312.2円へ上伸したが、すぐに売りが出て308.3円へ反落した。
 7月限が寄り付いたあと軟調となって308.2円へ下げて、8月限が308.6円へ、9月限が306.6円へ、10月限が306.1円へ下げた。しかし、売りが出つくすのが早く、売り一巡のあとは下げ止まり、もみ合いで推移する相場になった。

 きょうの上海ゴム9月限は、午前中は反発基調で推移したが、午後は売り優勢が続き急落して終えた。
 夜間比変わらずの14,345元で始まり、直後に14,375元へ上伸したが、買いが出つくしたところへ小口の売りが嵩み14,315元へ反落した。しかし売りが出つくすのが早く、買い優勢となって11時ごろに14,410元まで上伸した。このあと売り優勢となって上げ幅を削り、前日比55元高の14,355元で午前の取引を終えた。
 午後は一転して売り優勢となりズルズル下げて、14時半ごろにマイナス圏へ落ち込み、その後も売り優勢が続いて結局、前日比45元安の14,255元で終える相場になった。
 出来高は34万7,774枚に達した。取組高は24万5,424枚となって、前日比5,055枚増加した。きょうの相場で取組高が増えたということは、戻り切らない相場を嫌気して、新規に売ってきたとみられる。せっかく良いリズムで反発基調に転じていたのに、きょうの相場を見る限り『やはり戻せないのか…』と思わせた。

 その後のRSS3号は、買い戻しが入り反発した。
 5月限は313.7円で終えて、前日比1.7円高になった。6月限は312.2円へ反発して310.1円、同0.1円高。7月限は309.4円へ反発して308.6円、同1.9円高になった。
 8月限は310.2円へ反発して310.0円、同0.6円高。9月限は311.4円へ反発して、同2.9円高で終えた。10月限は309.8円で終えて、同1.9円高になった。11月限は308.0円で終えて、同3.0円高になった。 
 
 ただ、相場が変動した割りには出来高が薄かった。各限の出来高は5月限が9枚、6月限が7枚、8月限が6枚、8月限が40枚、9月限が266枚、10月限が363枚、11月限が10枚で、合計では702枚に留まった。夜間取引155枚との合計では757枚と薄かった。
 取組高は7,403枚となって、前日比75枚減少した。9月限が2,195枚で、前日比271枚減少した。10月限が2,294枚で、同135枚増加した。

 中心限月の10月限は306.9円が始まりで、高値が309.8円、安値が305.0円、引けが309.8円。日足チャートは2円弱の下ヒゲを引いた3円弱の陽線が立った。前日に続き陽線が立ったので、もう一段高がありそうだが…。戻りを追って、買い上がるのは避けておきたい。
【オスマン】

7日(火)のゴムRSS3号は、上海高を受けた買いが入って反発。上海ゴムは155元高で終える
2024/05/07
 『労働節』休暇明けの上海ゴム9月限は、買い優勢となって反発基調。
 週明け6日の上海ゴム中心限月9月限は、14,020元で始まって14,190元まで上伸したが、反発を受けた戻り売りが出て14,075元へ急落した。その後、買い直されて14,170元を付けたが14,150元、前日比変わらずで引けた。
 日本のゴム相場が大型連休中だったことで、売買が通常よりも薄くなり、出来高は19万6,644枚に留まった。しかし、前日比で変わらずで終えたが、取引途中に急反発した動きを見直したい。労働節休暇前は軟調な展開が続いていただけに、休暇明けも軟調に推移する可能性が強いと見られていた。

 7日のゴムRSS3号は、堅調に始まったあと続伸したが、戻り売りを浴びて反落も、引けにかけて買い直された。
 きょうは5月限と8月限、9月限、10月限、11月限の五限月が9時の寄り付きに値を付けた。
 5月限は309.8円(2日の夜間取引が出来ずのため比較なし、気配値は313.0円)で寄り付いて、8月限が307.0円(同306.3円)で寄り付いた。9月限が夜間比2.0円高の306.5円で寄り付き、10月限が夜間比1.9円高の305.5円、11月限が301.2円(同302.0円)で寄り付いた。7月限は9時46分に305.4円(同305.0円)で始まり、6月限は10時20分に306.8円(同306.3円)で始まった。
  
 寄り付きは、様子見人気が強く、僅かの売買で値を付けた。値が付いたあとも、売買が盛り上がってこなかった。
 ただ、8月限が寄り後に310.5円へ上伸して、9月限も同309.2円へ上伸した。10月限は少しまとまった買いが入り309.4円へ上伸した。
 しかし、買いが出つくすのが早く、出つくしたあとは様子見人気が強まり、小口の売買で小動きになった。

 ただ、売買が控えられたなか、小口の売りが優勢となって、上げ幅を削る展開に転じた。
 7月限が307.0円へ反落して、9月限も305.9円へ反落、10月限も305.1円へ反落した。だが、今度は売りが出つくすのも早く、様子見人気が強まったため、値が付かない限月が多くなった。 

 きょうの上海ゴム9月限は、見送り人気が強まったが、前半は買い優勢、後半は売り優勢で推移した。
 前日6日(7日分)のの決済値は14,130元だったが、夜間取引は夜間取引比35元高の14,165元で始まった。その後も買い優勢が続いて22時ごろに14,360元まで続伸した。買いが出つくしたところへ、戻り売りが出る展開となって伸び悩み、上げ幅を削る展開になって結局、前日比180元高の14,310元で終える相場になった。

 7日の日中取引は、薄い売買のなか14,325元で始まり、直後に14,355元へ続伸したが、その後は小口の売り買いが交錯する展開となってもみ合いで推移した。10時半過ぎに、もう一度、高値を試す展開になったが14,360元で止まってしまった。夜間取引の高値に顔合わせしたに留まった。このあと軟調になって前日比205元高の14,335元で午前の取引を終えた。
 午後は14,320元を挟んだ波乱展開になったが、14,360元を超えることが出来ず、引け前に14,265元まで反落する展開になり、その後、買い直されたが結局、前日比155元高の14,285元で終える相場になった。
 上伸相場で終わったことに対しては好感視したいところだが、高値から反落したのが不安を残す。あと2〜3日の相場を見極めたいところだ。

 その後のRSS3号は、昼前後の水準から買い直されて、前日比プラスで終えた。
 5月限は312.0円で終えて、前日比1円安になったが、6月限は310.0円で終えて、同3.7円高で終えた。7月限は306.7円で終えて、同1.7円高。8月限は309.4円、同3.7円高で終えた。
 9月限は308.5円で終えて、同4.8円高と急反発。10月限も307.9円で終えて、同5.2円高の急反発になった。11月限は305.0円の一本値で、同3.0円高になった。

 大型連休明けということで、もう一つ積極的な動きが見られなかった。
 上海ゴムは、ひとまず反発したので、あと2〜3日反発相場が続けば、出直り相場に繋がる可能性が強まる。
 これからのタイ・ゴム産地は、徐々に増産期に入っていくため例年、夏場を控えた6月ごろから次第に上値が重くなるケースが多い。このため夏場を控えたRS3号は、長期的な観点に立って『戻り売り』展開を見通すのが無難と思うが…。 
【オスマン】

2日(木)のRSS3号は連休の谷間で見送り人気が強まって、玉の出合い次第で高安マチマチ
2024/05/02
 1日(2日分)のゴムRSS3号夜間取引は見送られて、9月限と10月眼以外に値が付かなかった。
 9月限が1枚の出来高で304.8円、前日比1.8円高になった。10月限も1枚の出来高になって303.4円、前日比変わらず終えた。5月限〜8月限と、11月限〜4月限は値が付かなかった。
 夜間取引の出来高が2枚となり、二限月だけに値が付くという相場になったが、この状況では強弱感を見通せない。連休の谷間であるし、中国の休日(労働節)が続いていることで、投機人気が離散してしまっている。

 2日のゴムRSS3号は、見送り人気が強いなか、小口の売り買いに高安マチマチになった。
 9時の寄り付きに値が付いたのは9月限と、10月限の二限月になり、9月限は夜間比0.8円安の304.0円で寄り付いた。10月限は同変わらずの303.4円で寄り付いた。 
 9時19分に7月限が304.7円(夜間取引が出来ずのため比較なし、気配値は304.5円)で始まり、9時20分に8月限が305.7円(同305.9円)で始まった。このあと値が付く限月がなく、10時24分に6月限が305.2円(同304.2円)で始まった。11月限は午後になった13時06分に302.0円(同303.0円)で始まった。

 当限の5月限は、引け前の15時04分に311.7円(同311.9円)で始まった。このあと買いが入り313.0円へ上伸して、前日比1.1円高で終えた。出来高は5枚だったが、取組高は656枚で、前日比変わらず。この時点で656枚の取組高を擁しているということは、5月27日の納会に向けて、どのように整理されて行くか注目したい。

 6月限は始まったあと長い間、値が付かなかったが、15時04分になって306.3円を付けて、前日比2.1円高で終えた。出来高は4枚と薄く、取組高は626枚になり、前日比2枚減少した。
 7月限は304.7円で始まった直後に305.3円へ上伸したが、このあとなかなか値が付かず13時09分に305.0円を付けた。その後、値が付かず結局、前日比0.5円高で終える相場になった。出来高は6枚で、取組高は379枚となり、前日と変わらなかった。

 8月限は始まったあと304.9円へ下げたが、午後になって反発して305.9円を付けた。しかし、このあと値が付かず14時14分に305.7円を付けて、前日比0.2円安になった。出来高は10枚になり、取組高は1,130枚で、前日比変わらず。
 9月限は寄りあと売り優勢になって10時に303.0円へ下げた。しかし、この値で下げ止まって、午後にかけて反発した。13時20分に304.5円を付けて、引けに軟調になったが303.7円で終えて、前日比0.7円高。出来高は141枚と他限月に比べて多くなったが、満足な出来高ではなかった。取組高は2,499枚になって、同109枚減少した。

 10月限は寄り付き直後に304.3円へ上伸したが、すぐに売り優勢となって10時50分に302.3円へ下げた。その後モタモタした動きで推移して302.7円、前日比0.7円安で引けた。出来高は122枚で、取組高は2,099枚となり、前日比154枚増加した。低調な投機人気が続いており、なかなか出来高、取組高が増えてこない。来週以降の人気復活に期待したい。
 11月限は302.0円の一本値で、前日比1,0円安。出来高は1枚で、取組高は69枚で、前日比変わらず。
 きょうの出来高は291枚。うち夜間は2枚。取組高は7,485枚になり、前日比43枚増加した。

 以上のように閑散相場となった。中心限月の10月限は303.4円で始まり304.3円が高値、302.3円が安値で、302.7円が引け。日足チャートは短い上、下ヒゲを引いた0.7円幅の陰線。勢いが感じられない。
 300円という値ごろに下値抵抗が感じられるが、割り込めば『ショック投げ』が出てきそうだ。
 『労働節』休暇明けの上海ゴムが、どのような展開を見せるか注目したい。
 連休明け2〜3日の展開を見て、次の見通しを立てるようにしようと思っている。
【オスマン】

1日(水)のRSS3号は、連休の谷間になって売買が低調のなか、急落したあと買い戻される。
2024/05/01
 30日(1日分)のゴムRSS3号夜間取引は、手仕舞い売り優勢となって小安く終えた。
 当限5月限は314.1円、前日比1.0円高で終えた。出来高は月末事情もあって30枚に達した。6月限は305.4円から305.2円へ下げて、同3.1円安になった。出来高は31枚に達した。
 7月限が304.2円、前日比0.8円安。出来高は11枚。8月限は307.1円から307.6円へ上げたが、307.5円で終えて同1.0円安。出来高は17枚。
 9月眼は307.1円から305.1円へ下げたが、306.1円へ戻して同1.9円安で終えた。出来高は19枚と薄かった。10月限は304.0円から305.0円へ上げたが、前日比2.0円安になった。出来高は6枚と薄かった。
 11月限〜4月限は、値が付かなかった。合計出来高は114枚に留まった。

 5月1日のゴムRSS3号は、連休の谷間のため見送り人気が強まったが、小口売り優勢の相場になり急落した。
 7月限が夜間比1.9円安の302.3円で寄り付いた。8月限が同2.9円安の304.6円で寄り付いた。9月限が同1.7円安の304.4円で寄り付き、10月限が同2.4円安の302.6円で寄り付いた。
 このあと9時09分に6月限が同0.6円安の304.6円で始まり、9時40分に11月限が300.4円(夜間取引が出来ずのため比較なし、気配値は305.0円)で始まった。
 当限5月限は、午前中に値が付かず、引け近くになった15時09分に311.6円を付けた。

 きょう、あした、明後日の三日間、中国では『労働節』の祝日で、上海ゴムは休場になる。
 このため手掛かり要因を失ったRSS3号は、月の始めということだが、大型連休の谷間ということから見送り人気が強く、積極的な売買が控えられた。薄い売買のなか売り優勢となって、下値を試す相場になった。

 当限の5月限は引け前に付けた311.6円のあと311.9円へ戻して、前日比1.2円安で終えた。出来高は4枚と薄かった。
 6月限は304.6円のあと303.9円へ下げて、304.2円へ戻したが、前日比4.1円安になった。出来高は5枚と薄かった。
 7月限は302.3円のあと305.5円へ反発したが、304.5円へ反落して同0.5円安で終えた。出来高は9枚。
 8月限は303.6円へ下げたあと305.9円へ反発したが、前日比2.6円安になった。出来高は26枚。
 9月限は301.8円へ急落したあと306.6円へ戻したが、303.0円へ反落して前日比5.0円安になった。出来高は198枚に留まった。
 10月限は300.9円まで下げたが、引け前に304.8円へ反発して303.4円で引けて、同3.6円安になった。出来高は165枚に留まった。
 11月限は299.9円と300円台割れへ突っ込んだが、303.0円へ戻して同2.0円安になった。出来高は10枚。

 各限が、薄い売買のなか小波乱展開になった。もう少し出来高が増えても良さそうなものだが、やはり連休の谷間、中国の祝日、上海ゴムの休場から、投機意欲が控え気味になっている。
 日中取引の出来高は417枚に留まった。夜間取引との合計出来高は561枚と薄かった。
 取組高が7,442枚になって、前日比809枚減少した。5月限が656枚で同7枚減少。6月限が628枚で同35枚減少。7月限が379枚で同11枚減少。8月限が1,130枚で同208枚減少。9月限が2,608枚で同492枚減少。10月限が1,945枚で同58枚減少。11月限が69枚で同3枚増加。ほぼ全限の取組高が減少した。この場面で減少すると、反発エネルギーが失せることにならないか…。
 中心限月の10月限は、304.0円が始まりで305.0円が高値、300.9円が安値で303.4円が引け。短い上ヒゲ、長い下ヒゲを引いた小幅陽線が立った。流れに変化を与えそうな線でない。引き続きもみ合いが続きそうだ。
【オスマン】









※不定期で寄稿しています。
※オスマン氏は、業界紙の元役員です。