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2026年01月15日
地政学リスクの原油高

原油相場は3ヵ月半ぶりの高値を更新している。今年は年初から、米国がベネズエラを攻撃し、イランで反政府抗議デモが広がりを見せるなど、地政学環境が急変している。特にイランの抗議デモは体制転換にもつながる可能性があるだけに、原油市場の関心は高い。米国は、デモ隊の弾圧を受けて、イランと取引している国に対して25%の関税を課す方針を示し、軍事作戦の可能性も排除していない。イラン産原油供給に混乱が生じると、60ドル水準から70ドルに迫る値動きに発展する可能性もある。地政学リスクは、あくまでも短期テーマに留まりやすいが、どこまで上値切り上げが可能かを打診する局面になろう。

【大起証券営業部チーフアドバイザー・眞田幸弘】
原油相場に関するお問い合わせは075・241・7711まで。

2026年01月14日
銀買いを継続

銀相場は改めて過去最高値を更新した。過熱感から調整売りが膨らんでいたが、年初から貴金属全体が改めて物色されている。テーマは地政学リスクとFRB独立性問題の二つだ。特に米金融政策の主導権を握って、トランプ米政権とFRBの対立が深刻化している可能性には注意が必要だ。金融政策が政治的な圧力を受ける事態になると、中央銀行や世界の投資家がドル資産からの離脱を加速させる可能性がある。銀独自の材料としては、中国の輸出規制が始まった影響も警戒される。世界の銀在庫の流動性が低下する中、需要が高まると急騰する可能性がある。80ドル台定着が進む中、90ドル、100ドルが試される。

【大起証券営業企画室・猪又敦】
貴金属相場に関するお問い合わせは03・3543・9111まで。