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2026年01月27日
原油は65ドル試す
原油相場は60ドル水準で底固く推移している。地政学環境の不安定化を受けて、供給リスクのプレミアムが加算されている。年初から米国のベネズエラ攻撃、イランの反政府デモ、ウクライナ和平協議の難航など、産油国を取り巻く厳しい環境が警戒されている。さらにウズベキスタンでは世界最大級のテンギズ油田で火災が発生し、2月まで生産障害が続く見通しになっている。需給に著しいひっ迫感が浮上しているわけではないが、地政学リスクの高まりは貴金属や工業用金属なども押し上げており、原油相場も短期的には上値追いの展開が続きやすい。特にドル安の支援も得られると、65ドル突破の可能性もあろう。
【大起証券営業部チーフアドバイザー・眞田幸弘】
原油相場に関するお問い合わせは075・241・7711まで。 |
2026年01月23日
銀は100ドル台へ
銀相場は過去最高値更新が続いている。地政学環境が不安定化していることで、金と同様に銀に対して、安全資産としての退避ニーズが拡大している。NY銀先物相場は90ドル台に乗せたが、上海先物相場のドル建て換算は既に100ドルに到達しており、中国国内の銀需要の強さが窺える。トランプ米大統領がデンマーク自治領グリーンランド領有の意向を示していることは、国際政治経済環境に大きな不確実性をもたらしている。同盟国に対して領土割譲を迫る動きを受けて、米中関係にも何が起きるのか予見可能性が乏しくなっている。貴金属でリスクをヘッジしたいとのニーズが強く、100ドル突破を試すとみる。
【大起証券営業企画室・猪又敦】
貴金属相場に関するお問い合わせは03・3543・9111まで。 |
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