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2026年03月13日
地政学リスクの金買い
金相場は5000ドル台で底堅く推移している。イラン情勢の緊迫化を手掛かりに急伸するような展開は見送られているが、過去最高値圏での取引が続いている。地政学リスクの高まり、原油高によるインフレ懸念は金相場に対してポジティブである。しかし、今回は同時に「有事のドル買い」が発生していることもあり、金相場は大きな値動きを見せていない。ただし、地政学環境の不安定化は、安全資産に対する投資ニーズを着実に高めることになる。不確実性の大きい投資環境にあって、ドルの急伸傾向が一服すれば、改めて押し目買い優勢の展開になろう。まだ先高観の強い地合を想定し、押し目買い方針で臨みたい。
【大起証券営業部チーフアドバイザー・平戸隆司】
金相場に関するお問い合わせは052・201・6321まで。 |
2026年03月12日
原油は高止まりへ
原油相場の値位置が切り上がっている。米国とイランの間で軍事衝突が発生し、世界の原油供給の約2割が通過するホルムズ海峡が封鎖されている。トランプ米大統領が戦闘の早期終結を示唆する発言を行うと、高値119.48ドルから一時70ドル台まで急反落した。しかし、ホルムズ海峡ではイラン軍が機雷を設定したとの報道もあり、先行き不透明感は強い。また、イランの攻撃によってサウジアラビアなど湾岸諸国の石油生産・輸出関連施設が被害を受けており、仮に戦闘が終結しても生産体制の正常化には時間が必要とみられる。今回の軍事紛争によって、原油価格の値位置は切り上がった可能性が高いとみる。
【大起証券営業部チーフアドバイザー・眞田幸弘】
原油相場に関するお問い合わせは075・241・7711まで。 |
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