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2026年03月31日
メキシコペソの買い
メキシコ中央銀行は、3月26日の金融政策会合で政策金利を0.25%引き下げ、6.75%とした。インフレと景気減速が同時進行する中で、利下げは賛成が3人、反対が2人と僅差の決定であり、当局者間で意見の分裂が拡大していることが確認された。ただし、事前の市場予想も割れていたため、ペソ相場に対する影響は限定されている。高値ボックス相場が継続中であり、イラン戦争が終結した際に改めて高金利狙いの投機資金流入がみられるのかが焦点になろう。新興国通貨全体が、イラン戦争とエネルギー価格環境の先行き不透明感から、様子見に転じている。戦争終結後に向けて押し目買いを検討したい。
【大起証券営業部チーフパートナー・篠田和彦】
為替相場に関するお問い合わせは03・3543・9111まで。 |
2026年03月27日
銀の押し目買い
銀相場は1月の121ドル台をピークに、70ドル水準まで軟化している。イラン戦争で金融市場が不安定化する中、貴金属市場は流動性の供給源として機能している。流動性が高く、多くの投資家が含み益を抱えていたことで、貴金属市場は持高調整の対象になっている。一方、地政学リスクが高まり、インフレやスタグフレーションへの警戒が求められる投資環境は、貴金属にはポジティブである。流動性環境さえ改善すれば、貴金属相場全体の上昇が再開される見通しであり、特に需給が引き締まっている銀相場の先高観は強い。イラン戦争による金融市場の混乱が終息に向かうと、100ドル回復が狙える見通し。
【大起証券営業部チーフパートナー・佐藤規子】
貴金属相場に関するお問い合わせは03・3543・9111まで。 |
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