フィボナッチ
チャートの機能 フィボナッチとは、罫線を見るとその動き(押しや戻し)が前の動きに対し一定の割合で動くケースが多いことに気づきます。その押しや戻しの目標(目安)を知る手段として、フィボナッチがよく使われます。その場合よく使われる数値として0.382、0.5、0.618、1.382、1.5、1.618が多く使われます。
asumiru chartでは選択した価格に対し0.382倍、0.5倍、0.618倍、1.382倍、1.5倍、1.618倍、2倍、2.382倍のラインを自動的に表示します。このラインが押しもしくは戻りの目安になります。
しかし、適当な位置でラインを表示しても意味がありません。「前の動きに対し一定の割合で動く」という一種の法則に従い、前回の天井もしくは底値の価格でラインを表示させることが大切です。

【作成方法】

最初に1を2つ並べこれを合計、その和2を右に書く。次に1と2の合計3、以下2と3の合計5、3と5の合計8というように隣り合った数字の合計を右側に書き足してゆきます。こうして表される数列がフィボナッチといわれるものです。
1 1 2 3 5 8 13 21 34 55 89 144 233 377 610 987 ・・・・・・・・・・
この隣り合った数値の比を見ると、上位(右側)に対しては
1÷1=1 1÷2=0.5 2÷3=0.67 3÷5=0.6 5÷8=0.625 8÷13=0.615 13÷21=0.619
21÷34=0.618 34÷55=0.618 55÷89=0.618 89÷144=0.618 ・・・・・・・
となり、0.618に近づきます。
同様に下位(左側)に対しては
2÷1=2 3÷2=1.5 5÷3=1.667 8÷5=1.6 13÷8=1.625 21÷13=1.615 34÷21=1.619
55÷34=1.618 89÷55=1.618 144÷89=1.618 ・・・・・・
となり、1.618に近づきます。
更に2つ上位の数値(2つ右隣)に対しては
8÷21=0.381 13÷34=0.382 21÷55=0.382 34÷89=0.382 55÷144=0.382 ・・・・
となり、0.382に近づきます。
同様に2つ下位(2つ左隣)に対しては
21÷8=2.625 34÷13=2.615 55÷21=2.619 89÷34=2.618 144÷55=2.618 ・・・・
となり、2.618に近づきます。
上記4つの数値には次の関係が成り立ちます。
2.618−1.618=1 1.618−0.618=1 1−0.618=0.382 2.618×0.382=1
2.618×0.618=1.618 1.618×0.618=1 0.618×0.168=0.382 1.618×1.618=2.618
ここに出現する0.618、1.618は黄金比率または黄金分割と呼ばれ、美術、建築等幅広く利用されています。身近なところでは、正五角形の1辺と対角線の比率が黄金比率になっています。

フィボナッチの見方

1.相場が下落の後、上昇を始めたケース
  ・ラインa:前回の底値(起点)から下落幅(基準になる値幅)の38.2%上昇した価格のライン。
  ・ラインb:前回の底値から下落幅の50%上昇した価格のライン。
  ・ラインc:前回の底値から下落幅の61.8%上昇した価格のライン。
  ・ラインd:前回の底値から下落幅の100%上昇した価格のライン。

2.相場が上昇の後、下落を始めた場合
  ・ラインa:前回の天井(起点)から上昇幅(基準になる値幅)の38.2%下落した価格のライン。
  ・ラインb:前回の天井から上昇幅の50%下落した価格のライン。
  ・ラインc:前回の天井から上昇幅の61.8%下落した価格のライン。
  ・ラインd:前回の天井から上昇幅の100%下落した価格のライン。

天井もしくは底値から価格がラインにまで達したら、押しもしくは戻りの理論価格まで達成したと考えられます。
その時点で全ての玉を決済するのか、一部を決済するのかなど、戦法を練り直すと良いでしょう。