白金・パラジウム

強材料
 JMの供給不足見通し
 米経済への先行き不安
 中長期的上昇トレンド継続
 自動車触媒の需要増加
 南アの供給不安
 地政学的リスク
 
弱材料
 NY市場で買い越し残高高水準
 高値警戒感の台頭
 円高
 南アの供給不安の後退
 
注目事項
 5月9日 CFTC建玉明細
 5月9日 3月米貿易収支
 5月12日 4月米財政収支
 5月13日 4月米小売売上高

5月12日〜5月14日の焦点

白金
 東京白金市場は上値を試す展開となるか。東京白金先限は先週末2日に6000円の節目を割り込み、5955円まで下落したが、連休明けからは急反発の展開となり、6500円の水準も突破した。目先は4月の高値6687円が上値目標となる。ニューヨーク白金は、ユーロ安一服や原油高に加え、ニューヨーク証券取引所でプラチナETNが上場されるとの報から急伸し、2000ドルの節目を回復した。今後、ニューヨーク市場での上場で投資需要が急増する可能性が出てきた。東京市場で4月高値の6687円を突破できれば、今年2月以来の7000円大台を再び目指すことになるとみている。世界需給ひっ迫懸念も根強く、基調は上向きとみる。


パラジウム
 東京パラジウムはレンジを上抜けるか。東京パラジウム先限は先週末の下落で1400円台を割り込み、さらに下値追いの展開になると思われたが、連休明けは白金の反発に追随して上昇した。ただ、白金に比べると上伸力は弱く、上値の重さは拭えない。今後も1500円が上値抵抗となるが、ここを突破できればテクニカル面から上向き基調になるとみている。まずは1400円台半ばの水準で値固めとみる。



(S.T)